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画廊編:4人での日々
血のつながりのない家族
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慌てふためき必死にごまかそうとしているモニカとウィルクに、ジュリアが呆れてはぁ…とため息をついた。頬をカリカリと掻き、目を泳がせていたかと思えば、急にしかめっ面になりウィルクの頭をはたく。ウィルクはムッとした顔をして文句を言おうとしたが、それをジュリアが遮った。
「ばかじゃないの。アーサー様とあなたが似ているわけがないでしょう。アーサー様はあなたのようにツリ目でもなければふくれっ面もしていないし。自惚れるんじゃありません」
「なぁっ…」
「私とモニカ様だって似ても似つきませんわ。私はモニカ様のようにぷっくり唇ではありませんし、髪もふわふわのくせっ毛ではありません」
「くせっ毛…」
「それにただの冒険者であるお二人と私たちに血のつながりがあるわけがないでしょう。まったくばかばかしい」
「……」
「……」
モニカとウィルクが目を見合わせた。彼女の言い方は気に食わないが、そう勘違いしたままなのであれば都合がいい。二人はコクリと頷きへらっと笑った。
「そ、そうよねぇ~!まったくポロとイチってば、なにを勘違いしたんだか!あは、あははは!」
「お姉さまのおっしゃる通りですねー!ぼ、僕たちがキョウダイなんて、そ、そんなわけないのにー!」
(誰もキョウダイなんて言ってないわよ。このバカ)
これ以上話させたら余計ボロを出すと思いジュリアはその場を離れた。女の子たちの元へ戻り、また髪を編み始める。女の子たちは大喜びで、「ジュリー!わたしも!」「次はわたしー!!」と長い列ができていた。
「…なんとかごまかせたみたい」
「良かったです…」
「ありがとう、ウィルク。約束を守ってくれてるのね」
「もちろんです。お姉さまとお兄さまのことは誰にも明かしておりません。約束は守ります」
「助かるわ。…あと、子どもたちと遊んでくれてありがとう。大変でしょう?」
「はい。庶民はあんな汚らしいものをおもちゃとして持っているのですね。はじめはゴミかと思いました」
「この町はまだまだ貧しいから。贅沢をさせてあげられなくてかわいそうだけど…。それでもみんな、楽しそうでしょ?」
「…はい。とても」
ゴミのようなおもちゃを大切そうに握りしめ、くだらない話をして笑っている子どもたち。彼らは何も考えなくていい。ただ生きているだけで、愛されている。
「……」
「どうしたの、ウィルク?」
黙り込んでしまったウィルクにモニカが声をかけた。ウィルクはぼーっと子どもたちを眺めながら、ぼそっと呟く。
「あの子たちはなにを考えて生きているんだろう」
「え?」
「…お姉さま。ここは児童養護施設、なのですよね?」
「うん」
「彼らの両親はいないのですか?」
「…そうね。ここに暮らしてる子たちに両親はいないわ」
「じゃあ、ここにいる大人たちは?」
「家族がいない人たちよ」
「では血のつながりは全くないのですね」
「うん」
「それなのにどうして、家族のように見えるのですか?」
「大人は子どもたちのことが大好きだし、子どもは大人たちのことが大好きだからかも。彼らにとってはこの場所で暮らしてる人たち全員が家族のようなものだし」
「血が繋がっていないのに?」
「うーん。あのね、ここに暮らしてる子たちって、物心ついたときから独りぼっちだったの。だから血のつながりってあまり感じることができないのかも」
「……」
「アヴルで引き取った子たちもいるけどね。いじめられなくなって喜んでる子もいたし、両親と離れ離れになって泣いちゃう子もいたわ。でも今は楽しそうに過ごしてる子が多いかな」
モニカの話を聞いて、またウィルクが黙り込んだ。わーわーとはしゃいでいる子どもたちを叱っている大人がいたり、笑いながら頭を撫でる大人もいる。赤の他人とは思えないほど、彼らに愛情を感じた。
「…お姉さま」
「なあに、ウィルク」
「僕とジュリアお姉さまは、家族に見えますか」
「見えるわ。一年前はちょっと…アレだったけど、今は見えるよ」
「僕とお母さまは、家族に見えますか」
「そ、れは……」
思いがけない質問にモニカは口ごもってしまった。それをごまかすように、早口で続きを話した。
「わ、わたしはあなたのお母さまのことをよく知らないし、あなたとお母さまがどのようなお話をしてるのかも分からないからなんとも言えないかなっ」
「お姉さまの母親でもあるのに?」
「っ……」
「ご自身の母親のことをよく知らないのですか?」
「…う、ん…」
「どうして?6歳まではお城にいたのでしょう?」
「あ…えっと…その…」
「お母さまとお話はしたことがないのですか?第一子なのに」
「何度かはあるはずけど…」
何度かはあるが、罵詈雑言を浴びせられ、暴力を振るわれただけだった。自分を守るために牢獄時代の辛い記憶が曖昧になっているモニカは、母親の言葉をほとんど覚えていなかった。
(覚えてるのは…死ね、って言われたことくらいかな…)
「お姉さま」
「あ、うん」
ウィルクはモニカの手を握った。
「実は僕も、お母さまと言葉を交わしたことがほとんどありません」
「え!?」
「ジュリアお姉さまもです。僕たちはお父さま、お母さまと一緒に食事をしたことすらありません」
「え…ど、どうして…」
「お父さまとお母さまが大切なのは、ヴィクスお兄さまだけだから」
「そんな…」
「お姉さま。それでも僕は、お父さまやお母さまと家族に見えますか?」
「……」
モニカは答えられなかった。その代わりに弟をぎゅっと抱きしめる。
「ウィルクはお母さまとお父さまのことが好きなの?」
「好き…なのだと思います。たった二人の両親ですし」
「そう。ちなみにわたしは、好きでもきらいでもないわ。興味がないの」
「血が繋がっているのに…?」
「ええ。血なんてあまり関係な…」
「おやめください。それ以上言わないでください。お願いします」
「え?どうして…」
「僕と両親を結ぶのは、血の繋がりだけだから…」
「あ…」
そこでモニカははじめて気づいた。学院時代も一年経った今でも、ウィルクは異様に「王族の血」を重んじていた。彼自身に自覚はないのかもしれないが、それは両親を自分とつなぎ合わせる唯一のものだったからなのだろう。愛情を注がれない寂しさを、血の濃さを掲げて必死に紛らわせていたのかもしれない。
(ああ。もうこのままウィルクをポントワーズに連れて帰りたい。そしたらわたしとアーサーが、めいいっぱい愛情を注いであげられるのに。なんて寂しい子。それなのに両親をきらいになれない優しい子)
「お姉さま。どうして泣いてるのですか?」
「ううん。ごめんね。なんでもないよ」
「…僕は少し、ここの子どもたちが羨ましいと思いました。なにも考えずにただ生きているだけで良くて、それだけで我が子のように愛してくれる大人たちに囲まれ、その上定期的にお兄さまとお姉さまが訪れに来てくれる。…僕は」
ウィルクは続く言葉をぐっと飲みこんだ。これを言ってしまえば、今まで生きてきた意味を、そしてこれから生きる意味を見失いそうだったから。
(…何のために、王位なんかにこだわっているんだろう)
「ばかじゃないの。アーサー様とあなたが似ているわけがないでしょう。アーサー様はあなたのようにツリ目でもなければふくれっ面もしていないし。自惚れるんじゃありません」
「なぁっ…」
「私とモニカ様だって似ても似つきませんわ。私はモニカ様のようにぷっくり唇ではありませんし、髪もふわふわのくせっ毛ではありません」
「くせっ毛…」
「それにただの冒険者であるお二人と私たちに血のつながりがあるわけがないでしょう。まったくばかばかしい」
「……」
「……」
モニカとウィルクが目を見合わせた。彼女の言い方は気に食わないが、そう勘違いしたままなのであれば都合がいい。二人はコクリと頷きへらっと笑った。
「そ、そうよねぇ~!まったくポロとイチってば、なにを勘違いしたんだか!あは、あははは!」
「お姉さまのおっしゃる通りですねー!ぼ、僕たちがキョウダイなんて、そ、そんなわけないのにー!」
(誰もキョウダイなんて言ってないわよ。このバカ)
これ以上話させたら余計ボロを出すと思いジュリアはその場を離れた。女の子たちの元へ戻り、また髪を編み始める。女の子たちは大喜びで、「ジュリー!わたしも!」「次はわたしー!!」と長い列ができていた。
「…なんとかごまかせたみたい」
「良かったです…」
「ありがとう、ウィルク。約束を守ってくれてるのね」
「もちろんです。お姉さまとお兄さまのことは誰にも明かしておりません。約束は守ります」
「助かるわ。…あと、子どもたちと遊んでくれてありがとう。大変でしょう?」
「はい。庶民はあんな汚らしいものをおもちゃとして持っているのですね。はじめはゴミかと思いました」
「この町はまだまだ貧しいから。贅沢をさせてあげられなくてかわいそうだけど…。それでもみんな、楽しそうでしょ?」
「…はい。とても」
ゴミのようなおもちゃを大切そうに握りしめ、くだらない話をして笑っている子どもたち。彼らは何も考えなくていい。ただ生きているだけで、愛されている。
「……」
「どうしたの、ウィルク?」
黙り込んでしまったウィルクにモニカが声をかけた。ウィルクはぼーっと子どもたちを眺めながら、ぼそっと呟く。
「あの子たちはなにを考えて生きているんだろう」
「え?」
「…お姉さま。ここは児童養護施設、なのですよね?」
「うん」
「彼らの両親はいないのですか?」
「…そうね。ここに暮らしてる子たちに両親はいないわ」
「じゃあ、ここにいる大人たちは?」
「家族がいない人たちよ」
「では血のつながりは全くないのですね」
「うん」
「それなのにどうして、家族のように見えるのですか?」
「大人は子どもたちのことが大好きだし、子どもは大人たちのことが大好きだからかも。彼らにとってはこの場所で暮らしてる人たち全員が家族のようなものだし」
「血が繋がっていないのに?」
「うーん。あのね、ここに暮らしてる子たちって、物心ついたときから独りぼっちだったの。だから血のつながりってあまり感じることができないのかも」
「……」
「アヴルで引き取った子たちもいるけどね。いじめられなくなって喜んでる子もいたし、両親と離れ離れになって泣いちゃう子もいたわ。でも今は楽しそうに過ごしてる子が多いかな」
モニカの話を聞いて、またウィルクが黙り込んだ。わーわーとはしゃいでいる子どもたちを叱っている大人がいたり、笑いながら頭を撫でる大人もいる。赤の他人とは思えないほど、彼らに愛情を感じた。
「…お姉さま」
「なあに、ウィルク」
「僕とジュリアお姉さまは、家族に見えますか」
「見えるわ。一年前はちょっと…アレだったけど、今は見えるよ」
「僕とお母さまは、家族に見えますか」
「そ、れは……」
思いがけない質問にモニカは口ごもってしまった。それをごまかすように、早口で続きを話した。
「わ、わたしはあなたのお母さまのことをよく知らないし、あなたとお母さまがどのようなお話をしてるのかも分からないからなんとも言えないかなっ」
「お姉さまの母親でもあるのに?」
「っ……」
「ご自身の母親のことをよく知らないのですか?」
「…う、ん…」
「どうして?6歳まではお城にいたのでしょう?」
「あ…えっと…その…」
「お母さまとお話はしたことがないのですか?第一子なのに」
「何度かはあるはずけど…」
何度かはあるが、罵詈雑言を浴びせられ、暴力を振るわれただけだった。自分を守るために牢獄時代の辛い記憶が曖昧になっているモニカは、母親の言葉をほとんど覚えていなかった。
(覚えてるのは…死ね、って言われたことくらいかな…)
「お姉さま」
「あ、うん」
ウィルクはモニカの手を握った。
「実は僕も、お母さまと言葉を交わしたことがほとんどありません」
「え!?」
「ジュリアお姉さまもです。僕たちはお父さま、お母さまと一緒に食事をしたことすらありません」
「え…ど、どうして…」
「お父さまとお母さまが大切なのは、ヴィクスお兄さまだけだから」
「そんな…」
「お姉さま。それでも僕は、お父さまやお母さまと家族に見えますか?」
「……」
モニカは答えられなかった。その代わりに弟をぎゅっと抱きしめる。
「ウィルクはお母さまとお父さまのことが好きなの?」
「好き…なのだと思います。たった二人の両親ですし」
「そう。ちなみにわたしは、好きでもきらいでもないわ。興味がないの」
「血が繋がっているのに…?」
「ええ。血なんてあまり関係な…」
「おやめください。それ以上言わないでください。お願いします」
「え?どうして…」
「僕と両親を結ぶのは、血の繋がりだけだから…」
「あ…」
そこでモニカははじめて気づいた。学院時代も一年経った今でも、ウィルクは異様に「王族の血」を重んじていた。彼自身に自覚はないのかもしれないが、それは両親を自分とつなぎ合わせる唯一のものだったからなのだろう。愛情を注がれない寂しさを、血の濃さを掲げて必死に紛らわせていたのかもしれない。
(ああ。もうこのままウィルクをポントワーズに連れて帰りたい。そしたらわたしとアーサーが、めいいっぱい愛情を注いであげられるのに。なんて寂しい子。それなのに両親をきらいになれない優しい子)
「お姉さま。どうして泣いてるのですか?」
「ううん。ごめんね。なんでもないよ」
「…僕は少し、ここの子どもたちが羨ましいと思いました。なにも考えずにただ生きているだけで良くて、それだけで我が子のように愛してくれる大人たちに囲まれ、その上定期的にお兄さまとお姉さまが訪れに来てくれる。…僕は」
ウィルクは続く言葉をぐっと飲みこんだ。これを言ってしまえば、今まで生きてきた意味を、そしてこれから生きる意味を見失いそうだったから。
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