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イベントストーリー:太陽が昇らない日
チックチックティックティック
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「ん~!!我ながら良い出来だわァ~!!」
1時間後、良い汗をかいたカトリナが満足げに化粧道具をテーブルに置いた。差し出された手鏡を覗き込み、アーサーとモニカは「わぁぁぁ!」と歓声をあげる。
セルジュに仮装したアーサーは、いつもふわふわの髪がストレートになっており、前髪は2:8に分けられている。顔は青白く、目の下には大げさな黒く広いクマがある。唇は薄紫色の紅を塗り、口を開くとちらりと偽物の尖った歯が覗く。口元には赤い血が流れているように見える化粧を施されていた。(本人の希望により本物の血を使用した)
服装は、薄汚れた白衣を身に付けており、首元には聴診器がかけられている。最後に薄い銀色の淵の眼鏡をかけてアーサー版セルジュの完成だ。用意した白衣がアーサーにとっては少し大きかったのがカトリナの心残りだったが、アーサー自身は大変満足した様子だった。
「わーーーー!!!わー!!すごいーーー!!!わーーー!!!」
「あらあらァ。喜びすぎて語彙力を喪失しているわァ」
「セルジュ先生見てっ!ほら、僕、セルジュ先生の真似してみたよっ!」
アーサーは小さな声でそう言ってペンダントを鏡に向けた。ペンダントはなんの反応も示さなかったが、アーサーはそれを頬に当ててにっこり笑った。
「えへへー。でもやっぱりセルジュ先生の方がかっこいいなあ。僕には先生の大人っぽさはないから」
ロイに仮装したモニカは、男性用のカツラを被り分厚い眼鏡をかけた。いつもロイは前髪で瞳を隠していたのでそれも忠実に再現している。顔の化粧はアーサーとほとんど一緒だったが、カトリナが気まぐれに頬に小さな涙の形をした宝石を貼り付けた。服装は学院の制服に似たシャツとズボン、破れたマントを身に付けている。胸もしっかり布でおさえつけたので、パッと見ただけでは女の子には見えないほど完璧な仮装だった。
「うわああ!すごいねカトリナ!ほんとにロイみたい!!」
「ふふ。ロイがどんな子か私あんまり知らないけど満足してもらえて嬉しいわァ」
「モ、モニカ、その仮装…」
双子の仮装が仕上がったことに気付きそばに来たライラは、モニカの装いに戸惑いを隠しきれいていない様子だった。モニカはハッとして顔を青ざめさせる。ロイはライラにとてもひどいことをしたことをモニカは忘れてしまっていた。
「あ…!ライラごめんなさい!!わ、わたしやっぱりこの仮装やめる…!」
「え?!ううん!!いいんだよ!!…でもやっぱり彼の仮装だったのね」
「ご、ごめんライラ…」
「謝らないで!彼は私にひどいことをしたけど、それまでずっと優しかったもん。あんな1日の記憶より、3年間の思い出の方が強いよ」
「ライラ…」
「裏で彼はたくさんひどいことをしてたわ。でも彼は優しい人だった。とっても優しい人だったの。だから、モニカも彼を憎まずにいてくれてることが嬉しかったの。ありがとう、モニカ」
「ライラぁ!!」
ライラの優しい言葉にモニカは涙を滲ませて抱きついた。ライラは微かに微笑み彼女の頭を撫でる。
「今日は楽しもうね、モニカ」
「うん…!」
◇◇◇
黒ずくめの服を着た大人たちと、仮装をした生徒たちは馬車を走らせ一番近い町へ訪れた。町はカボチャで作ったランタンが並べられ、どこからか不気味な音楽が流れている。仮装した人たちが行き交い、出店では袋詰めされたお菓子、小さなカボチャのランタン、魔物の形をした焼き菓子やキャンディ、ワインなどが売られていた。
「わあ…すごい…」
「ちょ、ちょっとこわい…」
初めて"太陽が昇らない日"のイベントに参加したアーサーとモニカは、まるで異世界のような雰囲気に身じろぎをしていた。特にモニカは不気味な音楽や仮装人たちが怖いようでずっと兄の腕にしがみついている。ジルはモニカの肩にそっと手に置き、優しい声で落ち着かせた。
「モニカ、大丈夫。ここにいる人たちは怖くないよ。試しに大人の人にこう言ってごらん。"チックチックティックティック"」
「チックチックティックティック?」
「魔物の言葉を模した合言葉みたいなものだよ。"チックチック"はお菓子、"ティックティック"はイタズラ(本当は惨殺って意味だけど)」
「お菓子とイタズラ!どっちがいいってこと?!」
「そういうこと。さあ行ってごらん。お菓子をもらえるよ」
「行ってみようよモニカ!」
「うん!!」
アーサーはモニカの手を握り、グループから離れて話しかけやすそうな大人を探した。全員マントを着ているので優しそうな人を探すのは難しい。しばらく歩いていると、ベンチに腰かけてワインを飲んでいる恰幅の良い女の人を見つけた。恰幅の良いおばさんに悪い人はいないという勝手な持論のもと、アーサーは意を決して彼女に声をかけた。
「チックチックティックティック!」
「チ、チックチクティックテェク!あ、噛んじゃった…!」
「ふふ。おやおや、これまたかわいらしい男の子。おばさんの答えはもちろん、チックチックだよ」
おばさんはにっこり笑ってアイテムボックスから袋詰めのお菓子をふたつ取り出し双子に手渡した。アーサーとモニカはそれを受け取り、嬉しそうに顔を合わせてぴょんぴょんと飛び跳ねた。
「やったモニカ!お菓子もらったよー!」
「きゃー!ほんとにもらっちゃったー!おばさん、ありがとうー!」
「いいよいいよ~。楽しい"太陽が昇らない日"を過ごしてね。…ってあんたもしかして、女の子かい?!」
「はい!今日は男の子の仮装をしてるの!」
「へぇ~!!分からなかったよ!!すごい本格的だねえ!!」
「えへへ!やったー!」
「じゃあ、たくさんお菓子をもらってきな。でも一気に食べちゃいけないよ。おばさんみたいになっちゃうからね。あっはっは!」
「ありがとうおばさん!おばさんのぷにぷに僕だいすきだよ!やさしさがいっぱい!」
「あはは!あんた、大人になったらとんでもない女ったらしになるだろうね~!おばさんあんたのこと好きになりかけたよ~!あっはっは!冗談冗談!」
(アーサーはもうすでに天然女たらしなの、おばさん…)
内心そう思いながらモニカは苦笑いを浮かべた。最後にもういちどおばさんにお礼を言い、双子は町を歩く人たちにお菓子をもらってまわる。声をかけた人たちはみんな気さくな人たちばかりで、あっという間にアイテムボックスの中がお菓子でいっぱいになった。
1時間後、良い汗をかいたカトリナが満足げに化粧道具をテーブルに置いた。差し出された手鏡を覗き込み、アーサーとモニカは「わぁぁぁ!」と歓声をあげる。
セルジュに仮装したアーサーは、いつもふわふわの髪がストレートになっており、前髪は2:8に分けられている。顔は青白く、目の下には大げさな黒く広いクマがある。唇は薄紫色の紅を塗り、口を開くとちらりと偽物の尖った歯が覗く。口元には赤い血が流れているように見える化粧を施されていた。(本人の希望により本物の血を使用した)
服装は、薄汚れた白衣を身に付けており、首元には聴診器がかけられている。最後に薄い銀色の淵の眼鏡をかけてアーサー版セルジュの完成だ。用意した白衣がアーサーにとっては少し大きかったのがカトリナの心残りだったが、アーサー自身は大変満足した様子だった。
「わーーーー!!!わー!!すごいーーー!!!わーーー!!!」
「あらあらァ。喜びすぎて語彙力を喪失しているわァ」
「セルジュ先生見てっ!ほら、僕、セルジュ先生の真似してみたよっ!」
アーサーは小さな声でそう言ってペンダントを鏡に向けた。ペンダントはなんの反応も示さなかったが、アーサーはそれを頬に当ててにっこり笑った。
「えへへー。でもやっぱりセルジュ先生の方がかっこいいなあ。僕には先生の大人っぽさはないから」
ロイに仮装したモニカは、男性用のカツラを被り分厚い眼鏡をかけた。いつもロイは前髪で瞳を隠していたのでそれも忠実に再現している。顔の化粧はアーサーとほとんど一緒だったが、カトリナが気まぐれに頬に小さな涙の形をした宝石を貼り付けた。服装は学院の制服に似たシャツとズボン、破れたマントを身に付けている。胸もしっかり布でおさえつけたので、パッと見ただけでは女の子には見えないほど完璧な仮装だった。
「うわああ!すごいねカトリナ!ほんとにロイみたい!!」
「ふふ。ロイがどんな子か私あんまり知らないけど満足してもらえて嬉しいわァ」
「モ、モニカ、その仮装…」
双子の仮装が仕上がったことに気付きそばに来たライラは、モニカの装いに戸惑いを隠しきれいていない様子だった。モニカはハッとして顔を青ざめさせる。ロイはライラにとてもひどいことをしたことをモニカは忘れてしまっていた。
「あ…!ライラごめんなさい!!わ、わたしやっぱりこの仮装やめる…!」
「え?!ううん!!いいんだよ!!…でもやっぱり彼の仮装だったのね」
「ご、ごめんライラ…」
「謝らないで!彼は私にひどいことをしたけど、それまでずっと優しかったもん。あんな1日の記憶より、3年間の思い出の方が強いよ」
「ライラ…」
「裏で彼はたくさんひどいことをしてたわ。でも彼は優しい人だった。とっても優しい人だったの。だから、モニカも彼を憎まずにいてくれてることが嬉しかったの。ありがとう、モニカ」
「ライラぁ!!」
ライラの優しい言葉にモニカは涙を滲ませて抱きついた。ライラは微かに微笑み彼女の頭を撫でる。
「今日は楽しもうね、モニカ」
「うん…!」
◇◇◇
黒ずくめの服を着た大人たちと、仮装をした生徒たちは馬車を走らせ一番近い町へ訪れた。町はカボチャで作ったランタンが並べられ、どこからか不気味な音楽が流れている。仮装した人たちが行き交い、出店では袋詰めされたお菓子、小さなカボチャのランタン、魔物の形をした焼き菓子やキャンディ、ワインなどが売られていた。
「わあ…すごい…」
「ちょ、ちょっとこわい…」
初めて"太陽が昇らない日"のイベントに参加したアーサーとモニカは、まるで異世界のような雰囲気に身じろぎをしていた。特にモニカは不気味な音楽や仮装人たちが怖いようでずっと兄の腕にしがみついている。ジルはモニカの肩にそっと手に置き、優しい声で落ち着かせた。
「モニカ、大丈夫。ここにいる人たちは怖くないよ。試しに大人の人にこう言ってごらん。"チックチックティックティック"」
「チックチックティックティック?」
「魔物の言葉を模した合言葉みたいなものだよ。"チックチック"はお菓子、"ティックティック"はイタズラ(本当は惨殺って意味だけど)」
「お菓子とイタズラ!どっちがいいってこと?!」
「そういうこと。さあ行ってごらん。お菓子をもらえるよ」
「行ってみようよモニカ!」
「うん!!」
アーサーはモニカの手を握り、グループから離れて話しかけやすそうな大人を探した。全員マントを着ているので優しそうな人を探すのは難しい。しばらく歩いていると、ベンチに腰かけてワインを飲んでいる恰幅の良い女の人を見つけた。恰幅の良いおばさんに悪い人はいないという勝手な持論のもと、アーサーは意を決して彼女に声をかけた。
「チックチックティックティック!」
「チ、チックチクティックテェク!あ、噛んじゃった…!」
「ふふ。おやおや、これまたかわいらしい男の子。おばさんの答えはもちろん、チックチックだよ」
おばさんはにっこり笑ってアイテムボックスから袋詰めのお菓子をふたつ取り出し双子に手渡した。アーサーとモニカはそれを受け取り、嬉しそうに顔を合わせてぴょんぴょんと飛び跳ねた。
「やったモニカ!お菓子もらったよー!」
「きゃー!ほんとにもらっちゃったー!おばさん、ありがとうー!」
「いいよいいよ~。楽しい"太陽が昇らない日"を過ごしてね。…ってあんたもしかして、女の子かい?!」
「はい!今日は男の子の仮装をしてるの!」
「へぇ~!!分からなかったよ!!すごい本格的だねえ!!」
「えへへ!やったー!」
「じゃあ、たくさんお菓子をもらってきな。でも一気に食べちゃいけないよ。おばさんみたいになっちゃうからね。あっはっは!」
「ありがとうおばさん!おばさんのぷにぷに僕だいすきだよ!やさしさがいっぱい!」
「あはは!あんた、大人になったらとんでもない女ったらしになるだろうね~!おばさんあんたのこと好きになりかけたよ~!あっはっは!冗談冗談!」
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内心そう思いながらモニカは苦笑いを浮かべた。最後にもういちどおばさんにお礼を言い、双子は町を歩く人たちにお菓子をもらってまわる。声をかけた人たちはみんな気さくな人たちばかりで、あっという間にアイテムボックスの中がお菓子でいっぱいになった。
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