364 / 718
初夏編:一家でトロワ訪問
【383話】おまつり
しおりを挟む
トロワ滞在4日目。トロワの住民たちは外から聴こえてくる軽快な音楽で目を覚ました。アーサーとモニカも「なんだろう?」と首を傾げながら窓から外を覗き込む。
「わー!!」
「えー?!」
装飾された建物や木々。昨日までなかった屋台が並び、どこから来たのか音楽家が演奏をしている。双子は一瞬ここがルアンかと錯覚してしまうほど、貧困層が華やかに飾り付けられていた。施設内でも子どもたちの歓声や大人たちがザワザワしているのが聞こえてくる。アーサーとモニカは寝衣のまま部屋を出て食堂へ向かった。
「おはよう。アビー、モニカ」
「アーサー、アビーの恰好じゃないけど大丈夫なの?」
「大丈夫!ここの人たちはみんな僕が男だって知ってるから」
「それより外がいつもと全然違うよ!」
「ふふふ」
双子のうろたえっぷりにカトリナがクスクス笑った。それでアーサーがピンとくる。
「あ!もしかして行く前に言ってたの、このこと!?これ、カトリナの仕業でしょ!」
「あら、もうバレちゃったわァ」
「えー!そうなのぉ?!すごーい!!」
「がんばっているアーサーとモニカ、それにトロワの人たちに楽しい思いをしてほしくって。お父様にお願いして、音楽家や屋台の人たちを派遣してもらったのォ。あと、町の装飾もね」
カトリナはそう言ってウィンクをした。ジルも今日知ったのか、ため息をつきながらも口元が緩むのを抑えられていない。
「一流の音楽家に、おいしい軽食。町を飾る品のある装飾品。さすがオーヴェルニュ家が手配したものだけあるね。はあ、僕にくらい教えてくれたってよかったじゃないかカトリナ。少しくらい手伝ったのに」
「手伝わせたくなかったから言わなかったのよ。あなたにだって少しは息抜きしてほしくてねェ」
「それを言ったら君こそ少しは息抜きをしたらどう?」
「これは趣味。してて楽しいことはすべて趣味よォ」
外の様子が気になってか、施設に住んでいる人たちがいつもより早い時間に食堂へ入って来る。リングイール一家を見つけると、大人も子どもも外の様子について尋ねてきた。
「今日はみなさん仕事をおやすみしてちょうだい。そして外で心行くまま楽しんでほしいですわ。音楽に合わせて踊ったり、屋台でおいしいものを食べたり。屋台の商品はとっても安くしていますから、これを期に北部の料理や商品を手に取ってみてくださいな」
「わーーーーい!!」
双子から初任給をもらい手持ちがホクホクの子どもたちは、大喜びで外へ出た。さっそく屋台でアツアツのパイを購入し、笑い声をあげながら食べている。大人たちもソワソワと手持ちのお金を麻袋に入れて施設を出た。ホットワインを飲みながら音楽を聴いたり、上質な服を格安で買えて喜んでいる。
「アビー!わたしたちも着替えて外へいきましょ!」
「うん!!」
双子は階段を駆け上がり、バタバタと支度をした。ポントワーブで揃えた真新しい服に身を包み廊下を走る。そこでアーサーとモニカは、調合器具を持ってイチの部屋に入ろうとしているイチとポルと鉢合わせした。
「あ!」
「げっ」
双子に見つかりイチはあからさまに嫌な顔をした。気付かないふりをして部屋に入りドアを閉めようとするが、怪力のアーサーにこじ開けられる。アーサーはニッコニッコ笑いながらイチの手を掴んだ。
「イチ!なにしてるのー?!」
「見て分かんない?仕事するんだよ」
「イチもおまつり行こう!」
「行かない」
「どうしてさ!行こうよー!」
「行かない」
「どうしてさ!行こうよー!」
「いかない」
「どうしてさ!行こ…」
「なに?!俺がハイって言うまで同じセリフ延々言い続けんの?!」
「うん!」
「こわー…」
イチは、屈託のない笑顔をまき散らしながら有無を言わさずまつりに連れて行こうとするアーサーに「はぁぁぁ…」と長いため息をついた。
「お前って害がないようにみえて結構こわいよな?」
「こわくないよ!害もないよー!だからおまつり行こ!」
「そういうとこだよ!…たく、俺とポルはああいううるさいの好きじゃないから行かない。な、ポル」
「……」
返事が返ってこなかったのでイチがポルに目をやると、ポルは頷きながらも行きたそうにウズウズしている。
(あー…。まつりは好きじゃないけどアーサーと出かけたいのか)
「ポル、行ってこい」
「え?」
「アーサーがせっかく誘ってんだから、遊んでもらいな」
「……」
イチがポルの背中を押すと、ポルはアーサーの差し出された手を握った。イチはふっと笑い一人で部屋に戻ろうとしたが、クンとなにかに引っ張られる。
「ん?」
「……」
振り返ると、ポルはイチの裾を握っていた。
「…イチとも行きたい」
ポルは小さな声でそう言った。イチは「あ"ー…」と呻きながら頭を掻き、またため息をついてポルの手を離させた。部屋に入ったイチはバタンとドアを閉じ、調合器具を机に並べている音が聞こえた。
「……」
ポルは寂しそうに閉じられたドアを見ていた。アーサーとモニカは目を見合わせたあと、しゃがんでポルの頭を撫でる。
「イチは忙しいみたい。今日は僕たちとおまつり楽しもうね」
「うん…」
「じゃ、行こっか」
双子が立ちあがりポルの手を引いて歩き出したとき、キィ…と音がしてドアが開いた。驚いた3人が振り返ると、白金貨が入った麻袋を腰に巻いたイチがそっぽを向いて立っている。
「なんだよ、置いて行こうとしてたのか?」
「だってイチ…行かないのかと」
「調合器具を置きに行っただけ。ほら行くぞポル。好きなもの買ってやる」
ずかずかと双子たちを追い抜かして歩くイチを呆然と眺めたあと、嬉しさがじわじわと湧き上がってきて双子は「わーーーーい!!!」と奇声を発しながらイチに抱きついた。勢い余って床に倒れこんだイチはガバっと起き上がり双子にげんこつをくらわせる。
「いたっ」
「きゃんっ」
「突然飛びつくなばか!」
「ごめんなさぁい…」
「まったく!しっかりしてくれよ最年長。行くぞポル」
「うんっ」
ポルはしりもちをついている双子の手を引いて起こし、二人の手を握りながらパタパタと走ってイチに追いつく。モニカがイチの腕に抱きつくと、イチは顔を真っ赤にしてその腕を振り払った。
「わー!!」
「えー?!」
装飾された建物や木々。昨日までなかった屋台が並び、どこから来たのか音楽家が演奏をしている。双子は一瞬ここがルアンかと錯覚してしまうほど、貧困層が華やかに飾り付けられていた。施設内でも子どもたちの歓声や大人たちがザワザワしているのが聞こえてくる。アーサーとモニカは寝衣のまま部屋を出て食堂へ向かった。
「おはよう。アビー、モニカ」
「アーサー、アビーの恰好じゃないけど大丈夫なの?」
「大丈夫!ここの人たちはみんな僕が男だって知ってるから」
「それより外がいつもと全然違うよ!」
「ふふふ」
双子のうろたえっぷりにカトリナがクスクス笑った。それでアーサーがピンとくる。
「あ!もしかして行く前に言ってたの、このこと!?これ、カトリナの仕業でしょ!」
「あら、もうバレちゃったわァ」
「えー!そうなのぉ?!すごーい!!」
「がんばっているアーサーとモニカ、それにトロワの人たちに楽しい思いをしてほしくって。お父様にお願いして、音楽家や屋台の人たちを派遣してもらったのォ。あと、町の装飾もね」
カトリナはそう言ってウィンクをした。ジルも今日知ったのか、ため息をつきながらも口元が緩むのを抑えられていない。
「一流の音楽家に、おいしい軽食。町を飾る品のある装飾品。さすがオーヴェルニュ家が手配したものだけあるね。はあ、僕にくらい教えてくれたってよかったじゃないかカトリナ。少しくらい手伝ったのに」
「手伝わせたくなかったから言わなかったのよ。あなたにだって少しは息抜きしてほしくてねェ」
「それを言ったら君こそ少しは息抜きをしたらどう?」
「これは趣味。してて楽しいことはすべて趣味よォ」
外の様子が気になってか、施設に住んでいる人たちがいつもより早い時間に食堂へ入って来る。リングイール一家を見つけると、大人も子どもも外の様子について尋ねてきた。
「今日はみなさん仕事をおやすみしてちょうだい。そして外で心行くまま楽しんでほしいですわ。音楽に合わせて踊ったり、屋台でおいしいものを食べたり。屋台の商品はとっても安くしていますから、これを期に北部の料理や商品を手に取ってみてくださいな」
「わーーーーい!!」
双子から初任給をもらい手持ちがホクホクの子どもたちは、大喜びで外へ出た。さっそく屋台でアツアツのパイを購入し、笑い声をあげながら食べている。大人たちもソワソワと手持ちのお金を麻袋に入れて施設を出た。ホットワインを飲みながら音楽を聴いたり、上質な服を格安で買えて喜んでいる。
「アビー!わたしたちも着替えて外へいきましょ!」
「うん!!」
双子は階段を駆け上がり、バタバタと支度をした。ポントワーブで揃えた真新しい服に身を包み廊下を走る。そこでアーサーとモニカは、調合器具を持ってイチの部屋に入ろうとしているイチとポルと鉢合わせした。
「あ!」
「げっ」
双子に見つかりイチはあからさまに嫌な顔をした。気付かないふりをして部屋に入りドアを閉めようとするが、怪力のアーサーにこじ開けられる。アーサーはニッコニッコ笑いながらイチの手を掴んだ。
「イチ!なにしてるのー?!」
「見て分かんない?仕事するんだよ」
「イチもおまつり行こう!」
「行かない」
「どうしてさ!行こうよー!」
「行かない」
「どうしてさ!行こうよー!」
「いかない」
「どうしてさ!行こ…」
「なに?!俺がハイって言うまで同じセリフ延々言い続けんの?!」
「うん!」
「こわー…」
イチは、屈託のない笑顔をまき散らしながら有無を言わさずまつりに連れて行こうとするアーサーに「はぁぁぁ…」と長いため息をついた。
「お前って害がないようにみえて結構こわいよな?」
「こわくないよ!害もないよー!だからおまつり行こ!」
「そういうとこだよ!…たく、俺とポルはああいううるさいの好きじゃないから行かない。な、ポル」
「……」
返事が返ってこなかったのでイチがポルに目をやると、ポルは頷きながらも行きたそうにウズウズしている。
(あー…。まつりは好きじゃないけどアーサーと出かけたいのか)
「ポル、行ってこい」
「え?」
「アーサーがせっかく誘ってんだから、遊んでもらいな」
「……」
イチがポルの背中を押すと、ポルはアーサーの差し出された手を握った。イチはふっと笑い一人で部屋に戻ろうとしたが、クンとなにかに引っ張られる。
「ん?」
「……」
振り返ると、ポルはイチの裾を握っていた。
「…イチとも行きたい」
ポルは小さな声でそう言った。イチは「あ"ー…」と呻きながら頭を掻き、またため息をついてポルの手を離させた。部屋に入ったイチはバタンとドアを閉じ、調合器具を机に並べている音が聞こえた。
「……」
ポルは寂しそうに閉じられたドアを見ていた。アーサーとモニカは目を見合わせたあと、しゃがんでポルの頭を撫でる。
「イチは忙しいみたい。今日は僕たちとおまつり楽しもうね」
「うん…」
「じゃ、行こっか」
双子が立ちあがりポルの手を引いて歩き出したとき、キィ…と音がしてドアが開いた。驚いた3人が振り返ると、白金貨が入った麻袋を腰に巻いたイチがそっぽを向いて立っている。
「なんだよ、置いて行こうとしてたのか?」
「だってイチ…行かないのかと」
「調合器具を置きに行っただけ。ほら行くぞポル。好きなもの買ってやる」
ずかずかと双子たちを追い抜かして歩くイチを呆然と眺めたあと、嬉しさがじわじわと湧き上がってきて双子は「わーーーーい!!!」と奇声を発しながらイチに抱きついた。勢い余って床に倒れこんだイチはガバっと起き上がり双子にげんこつをくらわせる。
「いたっ」
「きゃんっ」
「突然飛びつくなばか!」
「ごめんなさぁい…」
「まったく!しっかりしてくれよ最年長。行くぞポル」
「うんっ」
ポルはしりもちをついている双子の手を引いて起こし、二人の手を握りながらパタパタと走ってイチに追いつく。モニカがイチの腕に抱きつくと、イチは顔を真っ赤にしてその腕を振り払った。
13
お気に入りに追加
4,342
あなたにおすすめの小説
超時空スキルを貰って、幼馴染の女の子と一緒に冒険者します。
烏帽子 博
ファンタジー
クリスは、孤児院で同い年のララと、院長のシスター メリジェーンと祝福の儀に臨んだ。
その瞬間クリスは、真っ白な空間に召喚されていた。
「クリス、あなたに超時空スキルを授けます。
あなたの思うように過ごしていいのよ」
真っ白なベールを纏って後光に包まれたその人は、それだけ言って消えていった。
その日クリスに司祭から告げられたスキルは「マジックポーチ」だった。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
ぬいぐるみばかり作っていたら実家を追い出された件〜だけど作ったぬいぐるみが意志を持ったので何も不自由してません〜
望月かれん
ファンタジー
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。