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魔女編:Fクラスクエスト旅
【73話】S級冒険者vs魔女3
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「カミーユ?!」
「どうした?!」
「魔女はまだ死んでねえ…!心臓の一部を呪われた」
「なっ…?!聖魔法武器で即死攻撃をしているのにどうしてェ?!」
魔女は立ち止まり激しく痙攣し始めた。おぞましい音を立てながら首と腕が再生する。
「こんのォ…!あたしを傷付けたねぇ?!」
「なに?!聖魔法で傷つけられた箇所を再生しただと?!」
「回復魔法だわ…!」
「はぁ?!こんな魔女見たことねえ!!」
「ヒャヒャヒャ!!そこのお嬢ちゃんからもらった回復魔法力のおかげでねえええ!!こぉんな傷一瞬で治せるよぉぉ!!この魔力があれば聖魔法だって効かないねぇ!!すぅぐ体が再生できちまうんだから!!ああ…気分が良いねえ。もう十分楽しんだよぉ…。お遊びはおしまいにしようかねえ…あんたら全員殺してやるぅ!!死ねぇぇ!!」
山が震えた。突風が吹き荒れ山に雷が落ちる。魔女は両手を冒険者たちに向けた。即死級の魔法が来る。カミーユ、カトリナ、ジルは双子に覆いかぶさった。
「リアーナ!まだか?!」
「…エファシマ」
「う?!」
リアーナの詠唱が終わった。その途端、魔女が動きを止めてうずくまる。
「すまねえ!あの魔女の叫び声がうるさすぎて全然集中できなかった!詠唱何回も間違っちまってなかなか発動しなくってさあ。あはは!さっきあいつ死んだと思って詠唱止めちまったし!!出番ねえかと思ったわー!!」
「リアーナァァ…てめぇなぁ…」
てへ、と舌を出しているリアーナにカミーユは青筋を立てた。カトリナとジルはほっと胸を撫でおろしている。
「死ぬかと思った」
「もう、リアーナったらァ。ドキドキしたわァ」
魔女は信じられない、という顔でリアーナを見た。
「反魔法だって…?反魔法は魔物しか使えない魔法だっ!!なぜ人間の小娘が使える?!…ん?あんた本当に人間かい?!」
「そんなこと、魔女のあんたに説明する必要あんのか?」
「チッ!」
《これで魔女は魔法を使えなくなった。回復魔法ももちろんな。畳みかけてくれ》
《よくやってくれたリアーナ。…あとで説教な》
魔法が使えなくなった魔女に、カミーユ、カトリナ、リアーナで追い打ちをかけた(ジルは少し離れた場所で双子の盾になっている)。致命傷は与えられていないものの、間違いなく魔女は弱ってきている。魔女は瞬間移動で逃げ回りながら、リアーナの魔力を狙って彼女の体にしつこく手を伸ばした。
「欲しい!ほしい!あんたのその魔力!!」
「欲しがりすぎなんだよババァ!!」
5度目に魔女がリアーナに襲い掛かってきた時、リアーナが魔女の両手を聖魔法で切り落とすことができた。魔女は汚い叫び声をあげながら、次はアーサーを狙った。アーサーの背後に移動し、腕を首に回した。
「あんたを食べればあたしはもっと強くなれるぅ!おくれぇ!あんたの血肉ゥゥ!!」
「うぅっ!」
「アーサーに触れるなテメェェェ!!お前のきたねえ血でアーサーの服が汚れるだろうがボケがァァァ!!」
ブチギレしたジルが槍で魔女を地面に打ち付けアーサーを奪い返した。
「ヒギャアアアア!!!」
「あらァ。ジルのそんな大声初めてきいたわァ」
カミーユ、リアーナ、カトリナ、双子がジルの大声にポカンと口を開けた。ジルは魔女の顔面を踏みつける。
「僕のアーサーとモニカにひどい目遭わせやがってよぉ。誰がそんなことしていいっつった?あ?」
「ジ…ジル…?」
アーサーはおろおろとジルを見上げたが、怒りで血が上ったジルに彼の声は届いていない。
「お前はすぐには殺さない。痛めつけて痛めつけて、生まれてきたことを後悔させてやる」
「アギャアアア!」
「痛いか?あぁ?お前はアーサーとモニカにもっと痛いことをしたんだ。分かってんのか?おぉ?」
「カトリナ…あれ、だぁれ…?」
「ジルのはずだけど…え、ジルよねェ?」
「さ…さぁ…そうだと思うが…」
「ジルは絶対怒らせちゃだめだな…こっえー…」
ジルはこめかみに青筋を立てながら、ぐりぐりと刺した槍を動かす。人格が変わってしまったジルを見て、アーサーは震えあがっている。
「ジル、落ち着いてェ。アーサーとモニカがびっくりして縮み上がちゃってるわよォ」
「あっ…」
「さて、ジル。そのまま魔女を捕まえててねェ。浄化するから」
カトリナがそう言って、額、首、心臓、臍、両膝、両足首に正確に矢を射た。ジュワァァと音を立てながら、蒸気となった魔物の心が体から抜けていく。魔女は痛みで絶叫している。
魔女の浄化を待っている間にカミーユが一本の葉巻を吸った。葉巻を吸い終えたカミーユは、「そろそろいいか?」と魔女の様子を見る。
「うん。良い感じに浄化できて来たな。とどめ刺すぞ」
「はーい」
「よろしくぅ」
カミーユが再び、魔女の首をはね心臓を貫いた。
「キェェェェ…」
魔女は息絶えた。肉が剥がれ落ち、骨だけになる。魔女から無数の光が飛び出し、そのうちの6つがカトリナ、ジル、カミーユ、そしてモニカとアーサーに戻った。
呪いが解けたS級冒険者たちは安堵のため息をついて呪われていた箇所をさすった。
「何度されても気分のいいものではないわねェ」
「ああ。心臓を呪われたのは初めてでビビったぜ…」
「カミーユ心臓呪われてたのか?!よく動けてたな!」
「完全に呪われたわけじゃなかったからな。ちと動きが鈍くなったくらいで助かった」
「心臓を呪われてあの速さで動けるの、もはや人間じゃないと思う。カトリナもだけど」
話している4人の前を柔らかい風が通り過ぎる。風下に目を向けると、モニカのまわりを風が包み込んでいた。膨大な魔力とその器が、元の場所へ戻っていく。カミーユたちは風として可視化されたモニカの魔力を見て唖然とした。
「ありえねえ…なんだこの魔力量は…!」
「こんな量が、この小さい体におさまっているの…?」
「すげえとは思ってたが、ここまでとは」
風が止むと、モニカは地面に倒れこんだ。ジルが気を失ったモニカを抱きかかえる。
「そりゃこんだけの魔力が一気に体に入って来たら気も失うわな」
リアーナが呟く。他のメンバーも頷いてモニカを眺めた。
「っと、アーサーはどうだ?」
カミーユは振り返ったが、アーサーの様子をみて顔を真っ青にして駆け寄った。泡を吹いて痙攣している。
「アーサー!!大丈夫か?!アーサー!!」
「あ…あ…」
「アーサー!」
肩を揺らすと、ビクっと体がこわばりガタガタと震えながら頭を抱えた。
「ごめんなさいお父上!!水に沈めないで!苦しい…苦しいです…。やめてくださいお母上…僕たちをそんな目で見ないで…双子と言うだけで…僕たちがそんなに憎いですか…?
…ヴィクス…ごめんね…泣かないで…君は悪くないから…。僕が生まれて来たのが悪いんだから…。
もう殺してください…殺してください…モリアにひどいことしないで…僕が死にますから…どうか、モリアだけは、お助け下さい…」
「っ!」
「カミーユ…これ…」
リアーナはアーサーのうわ言に涙を浮かべた。カトリナは眉間に手を当て目を瞑っており、ジルは唇を噛みすぎて血を滲ませている。
「…目の記憶が戻ってるんだ…」
カミーユはアーサーを強く抱きしめた。
「モニカが気を失ってて良かった。こんなこと、聞かせらんねえ」
4人が見守る中、アーサーはうわ言を呟き続けた。断片的なうわ言だけでも、聞いているだけで気分が悪くなるほどの拷問を、生まれて来てから森へ捨てられるまで受け続けていたことが分かった。数分に渡りうわ言を呟き、涙を流しながら記憶を取り戻していく。しばらくして、ふとアーサーに笑みがこぼれた。
「モニカ見て、町が見えてきたよ…もうすぐ会えるよ…カミーユたちに…早く会いたいね…ふふ…帰ったら、きっと喜んでくれるよ…このフルーツパイ…」
それからのうわ言は、とても幸せそうだった。ほとんどがモニカ、カミーユ、カトリナ、リアーナ、ジルと一緒にいるときのことだった。アーサーは最後に「ま…魔女…」と呟き、がくりと気を失った。
「…目の記憶が全部戻ったのね…」
「モニカが言ってた。アーサーは目の記憶を失いたくなかったと。幸せな記憶もあるからって。……聞いたかお前ら?こいつらにとっちゃあ、あんな些細な日常が、忘れたくねえほど幸せなことなんだ…」
カミーユの肩が震える。アーサーの頬に数滴の涙が落ちた。
「これからもずっと俺たちがいるぞアーサー。いらねえってくらい、お前の言う幸せをくれてやる。これからはずっと、幸せな記憶しか刻ませねえって約束する。だから…そんなクソみてえな記憶、忘れてくれ…頼む…」
「どうした?!」
「魔女はまだ死んでねえ…!心臓の一部を呪われた」
「なっ…?!聖魔法武器で即死攻撃をしているのにどうしてェ?!」
魔女は立ち止まり激しく痙攣し始めた。おぞましい音を立てながら首と腕が再生する。
「こんのォ…!あたしを傷付けたねぇ?!」
「なに?!聖魔法で傷つけられた箇所を再生しただと?!」
「回復魔法だわ…!」
「はぁ?!こんな魔女見たことねえ!!」
「ヒャヒャヒャ!!そこのお嬢ちゃんからもらった回復魔法力のおかげでねえええ!!こぉんな傷一瞬で治せるよぉぉ!!この魔力があれば聖魔法だって効かないねぇ!!すぅぐ体が再生できちまうんだから!!ああ…気分が良いねえ。もう十分楽しんだよぉ…。お遊びはおしまいにしようかねえ…あんたら全員殺してやるぅ!!死ねぇぇ!!」
山が震えた。突風が吹き荒れ山に雷が落ちる。魔女は両手を冒険者たちに向けた。即死級の魔法が来る。カミーユ、カトリナ、ジルは双子に覆いかぶさった。
「リアーナ!まだか?!」
「…エファシマ」
「う?!」
リアーナの詠唱が終わった。その途端、魔女が動きを止めてうずくまる。
「すまねえ!あの魔女の叫び声がうるさすぎて全然集中できなかった!詠唱何回も間違っちまってなかなか発動しなくってさあ。あはは!さっきあいつ死んだと思って詠唱止めちまったし!!出番ねえかと思ったわー!!」
「リアーナァァ…てめぇなぁ…」
てへ、と舌を出しているリアーナにカミーユは青筋を立てた。カトリナとジルはほっと胸を撫でおろしている。
「死ぬかと思った」
「もう、リアーナったらァ。ドキドキしたわァ」
魔女は信じられない、という顔でリアーナを見た。
「反魔法だって…?反魔法は魔物しか使えない魔法だっ!!なぜ人間の小娘が使える?!…ん?あんた本当に人間かい?!」
「そんなこと、魔女のあんたに説明する必要あんのか?」
「チッ!」
《これで魔女は魔法を使えなくなった。回復魔法ももちろんな。畳みかけてくれ》
《よくやってくれたリアーナ。…あとで説教な》
魔法が使えなくなった魔女に、カミーユ、カトリナ、リアーナで追い打ちをかけた(ジルは少し離れた場所で双子の盾になっている)。致命傷は与えられていないものの、間違いなく魔女は弱ってきている。魔女は瞬間移動で逃げ回りながら、リアーナの魔力を狙って彼女の体にしつこく手を伸ばした。
「欲しい!ほしい!あんたのその魔力!!」
「欲しがりすぎなんだよババァ!!」
5度目に魔女がリアーナに襲い掛かってきた時、リアーナが魔女の両手を聖魔法で切り落とすことができた。魔女は汚い叫び声をあげながら、次はアーサーを狙った。アーサーの背後に移動し、腕を首に回した。
「あんたを食べればあたしはもっと強くなれるぅ!おくれぇ!あんたの血肉ゥゥ!!」
「うぅっ!」
「アーサーに触れるなテメェェェ!!お前のきたねえ血でアーサーの服が汚れるだろうがボケがァァァ!!」
ブチギレしたジルが槍で魔女を地面に打ち付けアーサーを奪い返した。
「ヒギャアアアア!!!」
「あらァ。ジルのそんな大声初めてきいたわァ」
カミーユ、リアーナ、カトリナ、双子がジルの大声にポカンと口を開けた。ジルは魔女の顔面を踏みつける。
「僕のアーサーとモニカにひどい目遭わせやがってよぉ。誰がそんなことしていいっつった?あ?」
「ジ…ジル…?」
アーサーはおろおろとジルを見上げたが、怒りで血が上ったジルに彼の声は届いていない。
「お前はすぐには殺さない。痛めつけて痛めつけて、生まれてきたことを後悔させてやる」
「アギャアアア!」
「痛いか?あぁ?お前はアーサーとモニカにもっと痛いことをしたんだ。分かってんのか?おぉ?」
「カトリナ…あれ、だぁれ…?」
「ジルのはずだけど…え、ジルよねェ?」
「さ…さぁ…そうだと思うが…」
「ジルは絶対怒らせちゃだめだな…こっえー…」
ジルはこめかみに青筋を立てながら、ぐりぐりと刺した槍を動かす。人格が変わってしまったジルを見て、アーサーは震えあがっている。
「ジル、落ち着いてェ。アーサーとモニカがびっくりして縮み上がちゃってるわよォ」
「あっ…」
「さて、ジル。そのまま魔女を捕まえててねェ。浄化するから」
カトリナがそう言って、額、首、心臓、臍、両膝、両足首に正確に矢を射た。ジュワァァと音を立てながら、蒸気となった魔物の心が体から抜けていく。魔女は痛みで絶叫している。
魔女の浄化を待っている間にカミーユが一本の葉巻を吸った。葉巻を吸い終えたカミーユは、「そろそろいいか?」と魔女の様子を見る。
「うん。良い感じに浄化できて来たな。とどめ刺すぞ」
「はーい」
「よろしくぅ」
カミーユが再び、魔女の首をはね心臓を貫いた。
「キェェェェ…」
魔女は息絶えた。肉が剥がれ落ち、骨だけになる。魔女から無数の光が飛び出し、そのうちの6つがカトリナ、ジル、カミーユ、そしてモニカとアーサーに戻った。
呪いが解けたS級冒険者たちは安堵のため息をついて呪われていた箇所をさすった。
「何度されても気分のいいものではないわねェ」
「ああ。心臓を呪われたのは初めてでビビったぜ…」
「カミーユ心臓呪われてたのか?!よく動けてたな!」
「完全に呪われたわけじゃなかったからな。ちと動きが鈍くなったくらいで助かった」
「心臓を呪われてあの速さで動けるの、もはや人間じゃないと思う。カトリナもだけど」
話している4人の前を柔らかい風が通り過ぎる。風下に目を向けると、モニカのまわりを風が包み込んでいた。膨大な魔力とその器が、元の場所へ戻っていく。カミーユたちは風として可視化されたモニカの魔力を見て唖然とした。
「ありえねえ…なんだこの魔力量は…!」
「こんな量が、この小さい体におさまっているの…?」
「すげえとは思ってたが、ここまでとは」
風が止むと、モニカは地面に倒れこんだ。ジルが気を失ったモニカを抱きかかえる。
「そりゃこんだけの魔力が一気に体に入って来たら気も失うわな」
リアーナが呟く。他のメンバーも頷いてモニカを眺めた。
「っと、アーサーはどうだ?」
カミーユは振り返ったが、アーサーの様子をみて顔を真っ青にして駆け寄った。泡を吹いて痙攣している。
「アーサー!!大丈夫か?!アーサー!!」
「あ…あ…」
「アーサー!」
肩を揺らすと、ビクっと体がこわばりガタガタと震えながら頭を抱えた。
「ごめんなさいお父上!!水に沈めないで!苦しい…苦しいです…。やめてくださいお母上…僕たちをそんな目で見ないで…双子と言うだけで…僕たちがそんなに憎いですか…?
…ヴィクス…ごめんね…泣かないで…君は悪くないから…。僕が生まれて来たのが悪いんだから…。
もう殺してください…殺してください…モリアにひどいことしないで…僕が死にますから…どうか、モリアだけは、お助け下さい…」
「っ!」
「カミーユ…これ…」
リアーナはアーサーのうわ言に涙を浮かべた。カトリナは眉間に手を当て目を瞑っており、ジルは唇を噛みすぎて血を滲ませている。
「…目の記憶が戻ってるんだ…」
カミーユはアーサーを強く抱きしめた。
「モニカが気を失ってて良かった。こんなこと、聞かせらんねえ」
4人が見守る中、アーサーはうわ言を呟き続けた。断片的なうわ言だけでも、聞いているだけで気分が悪くなるほどの拷問を、生まれて来てから森へ捨てられるまで受け続けていたことが分かった。数分に渡りうわ言を呟き、涙を流しながら記憶を取り戻していく。しばらくして、ふとアーサーに笑みがこぼれた。
「モニカ見て、町が見えてきたよ…もうすぐ会えるよ…カミーユたちに…早く会いたいね…ふふ…帰ったら、きっと喜んでくれるよ…このフルーツパイ…」
それからのうわ言は、とても幸せそうだった。ほとんどがモニカ、カミーユ、カトリナ、リアーナ、ジルと一緒にいるときのことだった。アーサーは最後に「ま…魔女…」と呟き、がくりと気を失った。
「…目の記憶が全部戻ったのね…」
「モニカが言ってた。アーサーは目の記憶を失いたくなかったと。幸せな記憶もあるからって。……聞いたかお前ら?こいつらにとっちゃあ、あんな些細な日常が、忘れたくねえほど幸せなことなんだ…」
カミーユの肩が震える。アーサーの頬に数滴の涙が落ちた。
「これからもずっと俺たちがいるぞアーサー。いらねえってくらい、お前の言う幸せをくれてやる。これからはずっと、幸せな記憶しか刻ませねえって約束する。だから…そんなクソみてえな記憶、忘れてくれ…頼む…」
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