【完結】ぽっちゃり好きの望まない青春

◆◆◆第6回ライト文芸大賞 奨励賞受賞作◆◆◆

人ってさ、テンプレから外れた人を仕分けるのが好きだよね。
イケメンとか、金持ちとか、デブとか、なんとかかんとか。
そんなものに俺はもう振り回されたくないから、友だちなんかいらないって思ってる。
俺じゃなくて俺の顔と財布ばっかり見て喋るヤツらと話してると虚しくなってくるんだもん。
誰もほんとの俺のことなんか見てないんだから。
どうせみんな、俺がぽっちゃり好きの陰キャだって知ったら離れていくに決まってる。

そう思ってたのに……
どうしてみんな俺を放っておいてくれないんだよ!

※ラブコメ風ですがこの小説は友情物語です※
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