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第一章 ミズガルズの層
第十八話 70層フロアボスを撃破しよう ~最強の剣が想像と違った件~
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ロキの工房で俺専用の武器を打つことになった。
俺がRPを素材へ注ぎ込み続け、その素材はロキがハンマーで打って形にしていく。
まるで刀を打つようだ。
素材は俺がイメージして生み出した物を使う。
やはり異世界中世と言えば刀だろう。
俺もエクスカリバーやマサムネなど最高峰の武器の知識だけは豊富だ。
もちろんゲームで得た知識なのだが。
「おい! 集中しろ! いくぞ!」
ロキの声で改めて気を引き締める。
俺がイメージした素材は真っ黒な何かとして具現化した。
ロキは、その黒い何かにハンマーを振り下ろす。
俺がイメージした素材を青い光を放ちながら成形してゆく。
「お前、バケモノかよ。」
突然、ロキが話かけてきた。
「え? 俺がですか?」
「そうだ。今までこれほどRPのある奴の武器を打ったことが無い。
我もイズンと同じぐらいのRPはあるんだがな。
世の中は広いものだな」
「俺なんてRPあるだけの無職ですし、まだまだです」
---
俺の生み出した素材を、ロキはどれぐらい打っただろうか?
俺のRPも尽きかけている。
素材は何となく刀の柄の形を帯びてきている。
刃の部分ではなく握る部分の形が出来ているのは俺のイメージが悪いんだろうか?
「これで仕上げだ!」
ロキが思いっきりハンマーを持ち上げると、一気に振り下ろした。
あたりを強烈な青い閃光が包んだ。
「できたぞ。これがお前専用の武器だ」
「こ、これがですか?」
立派な黒い刀身に似つかわしくない細い刃渡り10センチほどの刀だ。
刀というよりナイフが近いかもしれない。
「俺のほぼ全てのRPを使ってこれじゃあ、何かやり方悪かったんでしょうか?」
「何を言っているんだ? 俺の生涯最高傑作だ」
---
およそ二ヶ月ぶりになるだろうか?
70層フロアボス『アブラクサス』には「懐かしさ」さえ感じる。
頭部がニワトリ、ムチと盾を持っている。
緑色の両足は蛇で、何度見ても気持ち悪い。
前回と違うのは、既にアブラクサスが他の者と戦闘していることだった。
二ヶ月の間に追いついてきたのかクロダのカンパニーだ。
ヒムロ、ゴウリキ、ホソカワ達も居る。
70層でキャンプを張りアブラクサスと戦っている。
たしかにアブラクサスは攻撃力は低いため長期戦はアリかもしれない。
そして、もう1つ前回と違うことがある。
パーティーにロキが同行している。
俺がこの武器を使う所をぜひとも見たいとのことだった。
ノル、フレイヤ、アイラの武器についても確認したいらしい。
購入者の使用を見届けることが職人としての責任らしい。
「ロキさん大きいニャ! 登るニャ!」
ノルも懐いている。
猫の高い所に登る習性がうずくのか、ロキの背中に飛びついてる。
「ノルよ。我は大木では無いぞ」
堅物のロキが困った顔をするのが面白い。
アイラやフレイヤも堅物で口数の少ないロキに悪いイメージは持っていないようだった。
「さあ。楽しいピクニックの時間は終わりだわさ。全員行くわよ!」
イズン師匠は、クロダ達が戦う最前線へと足を進めた。
「クロダさん! 交代よ!」
イズン師匠が最前線に居たクロダへ大きな声で張り上げた。
「イズン殿か。あと少しという所で、おいしい所だけ持っていこうと言うんですか?」
「あなた達ボロボロじゃない? あなたは良くても周りは休みたいみたいよ?」
イズン師匠が、そう言うとヒムロが助け舟だとばかりに声を発した。
「助かります。もう2週間ほど交代で戦いづめです。クロダさん。お言葉に甘えて休みましょう」
ヒムロの言葉に周りの150名を越える兵士も全員が安堵しているようだった。
「よかろう。ちょうど休憩する予定だ。全員退避!」
クロダは周りに押されて悔しそうに指示した。
イズン師匠はクロダを見送るとさっそく指示してきた。
「この二ヶ月でみんな相当強くなったしRPも上がってるわさ。
交互にアブラクサスに攻撃を加えて。
最後はアルス。
あなたがトドメをさすのよ」
「わかりました!」
いよいよアブラクサスとの再戦だ。
イズン師匠によるとそれぞれのRPは以前より大幅に上がっている。
アルス 800万以上
イズン師匠 54万
アイラ 18000
フレイヤ 9800
ノル 6300
「それじゃあ、まず、ノル!
いきなさい!
一撃加えたら交代よ」
「はいニャ!」
ノルは飛び出すと黒いナイフを取り出すとアブラクサスへ特攻をしかけた。
アブラクサスの盾に一線の傷が入った。
クロダとカンパニーの連中もアブラクサスの盾にキズが入ったのを初めてみたのか歓声が上がった。
「ノルちゃん上出来よ! 次はフレイヤ!」
「はい!」
フレイヤは中距離から槍でアブラクサスへ鋭い突きをくり出した。
アブラクサスの盾の左端を貫通して本体へとダメージを与えた。
クロダとカンパニーの視線が集中する。驚いているようだ。
「次! アイラ! スイッチ!」
「たあああああああ!」
フレイヤがアブラクサスから離れるか、離れないか、その瞬間。
アイラの拳がアブラクサスの盾に炸裂した。
爆発と共にアブラクサスの盾を持った手が上に跳ね上がった。
そして次の瞬間、遅れて追加の爆撃がアブラクサスを襲った。
アイラの新しい武器は炎の魔法がこだまのようにもう一度帰ってくるようだ。
アブラクサスは怯んで後退した。
「うおおおおおおお」
「行けるぞおおおおお」
クロダのカンパニーから歓声があがった。
「お前ら! 他のパーティーに勝利を持っていかれていいのか!」
クロダだけが必死にまわりをいさめる。
「アルス! 今よ!」
鞘から抜いた刀はナイフのように小さい。
しかし、やるしかない。
「アルス! 刀身にRPを集中しろ!」
ロキが俺に向かって叫んだ。
「うおおおおおおお」
「チャンスだ!」
クロダのパーティーから大歓声があがる。
「ボウズいけえええええ!」
クロダも興奮のあまり俺に声援を送ってきた。
ここまでみんなが繋いでくれた連携。
俺が引くわけにはいかない。
「いくぞおおおおおおおおお!」
刀身にRPが集中する。
振りかぶった剣は刀身が青い光につつまれた。
ナイフほどの大きさだった剣は、青い光の刃を持つ長剣に変化した。
そのまま一気にアブラクサスへ向けて振り下ろす。
瞬間、剣影にそって盾が両断された。
そして、アブラクサス本体も綺麗に真っ二つになった。
「アルスよ! それは汝のRPで変化する形の無い武器『レーヴァテイン』である!」
ロキの叫びが、まるで勝利を宣言するように響いた。
俺がRPを素材へ注ぎ込み続け、その素材はロキがハンマーで打って形にしていく。
まるで刀を打つようだ。
素材は俺がイメージして生み出した物を使う。
やはり異世界中世と言えば刀だろう。
俺もエクスカリバーやマサムネなど最高峰の武器の知識だけは豊富だ。
もちろんゲームで得た知識なのだが。
「おい! 集中しろ! いくぞ!」
ロキの声で改めて気を引き締める。
俺がイメージした素材は真っ黒な何かとして具現化した。
ロキは、その黒い何かにハンマーを振り下ろす。
俺がイメージした素材を青い光を放ちながら成形してゆく。
「お前、バケモノかよ。」
突然、ロキが話かけてきた。
「え? 俺がですか?」
「そうだ。今までこれほどRPのある奴の武器を打ったことが無い。
我もイズンと同じぐらいのRPはあるんだがな。
世の中は広いものだな」
「俺なんてRPあるだけの無職ですし、まだまだです」
---
俺の生み出した素材を、ロキはどれぐらい打っただろうか?
俺のRPも尽きかけている。
素材は何となく刀の柄の形を帯びてきている。
刃の部分ではなく握る部分の形が出来ているのは俺のイメージが悪いんだろうか?
「これで仕上げだ!」
ロキが思いっきりハンマーを持ち上げると、一気に振り下ろした。
あたりを強烈な青い閃光が包んだ。
「できたぞ。これがお前専用の武器だ」
「こ、これがですか?」
立派な黒い刀身に似つかわしくない細い刃渡り10センチほどの刀だ。
刀というよりナイフが近いかもしれない。
「俺のほぼ全てのRPを使ってこれじゃあ、何かやり方悪かったんでしょうか?」
「何を言っているんだ? 俺の生涯最高傑作だ」
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およそ二ヶ月ぶりになるだろうか?
70層フロアボス『アブラクサス』には「懐かしさ」さえ感じる。
頭部がニワトリ、ムチと盾を持っている。
緑色の両足は蛇で、何度見ても気持ち悪い。
前回と違うのは、既にアブラクサスが他の者と戦闘していることだった。
二ヶ月の間に追いついてきたのかクロダのカンパニーだ。
ヒムロ、ゴウリキ、ホソカワ達も居る。
70層でキャンプを張りアブラクサスと戦っている。
たしかにアブラクサスは攻撃力は低いため長期戦はアリかもしれない。
そして、もう1つ前回と違うことがある。
パーティーにロキが同行している。
俺がこの武器を使う所をぜひとも見たいとのことだった。
ノル、フレイヤ、アイラの武器についても確認したいらしい。
購入者の使用を見届けることが職人としての責任らしい。
「ロキさん大きいニャ! 登るニャ!」
ノルも懐いている。
猫の高い所に登る習性がうずくのか、ロキの背中に飛びついてる。
「ノルよ。我は大木では無いぞ」
堅物のロキが困った顔をするのが面白い。
アイラやフレイヤも堅物で口数の少ないロキに悪いイメージは持っていないようだった。
「さあ。楽しいピクニックの時間は終わりだわさ。全員行くわよ!」
イズン師匠は、クロダ達が戦う最前線へと足を進めた。
「クロダさん! 交代よ!」
イズン師匠が最前線に居たクロダへ大きな声で張り上げた。
「イズン殿か。あと少しという所で、おいしい所だけ持っていこうと言うんですか?」
「あなた達ボロボロじゃない? あなたは良くても周りは休みたいみたいよ?」
イズン師匠が、そう言うとヒムロが助け舟だとばかりに声を発した。
「助かります。もう2週間ほど交代で戦いづめです。クロダさん。お言葉に甘えて休みましょう」
ヒムロの言葉に周りの150名を越える兵士も全員が安堵しているようだった。
「よかろう。ちょうど休憩する予定だ。全員退避!」
クロダは周りに押されて悔しそうに指示した。
イズン師匠はクロダを見送るとさっそく指示してきた。
「この二ヶ月でみんな相当強くなったしRPも上がってるわさ。
交互にアブラクサスに攻撃を加えて。
最後はアルス。
あなたがトドメをさすのよ」
「わかりました!」
いよいよアブラクサスとの再戦だ。
イズン師匠によるとそれぞれのRPは以前より大幅に上がっている。
アルス 800万以上
イズン師匠 54万
アイラ 18000
フレイヤ 9800
ノル 6300
「それじゃあ、まず、ノル!
いきなさい!
一撃加えたら交代よ」
「はいニャ!」
ノルは飛び出すと黒いナイフを取り出すとアブラクサスへ特攻をしかけた。
アブラクサスの盾に一線の傷が入った。
クロダとカンパニーの連中もアブラクサスの盾にキズが入ったのを初めてみたのか歓声が上がった。
「ノルちゃん上出来よ! 次はフレイヤ!」
「はい!」
フレイヤは中距離から槍でアブラクサスへ鋭い突きをくり出した。
アブラクサスの盾の左端を貫通して本体へとダメージを与えた。
クロダとカンパニーの視線が集中する。驚いているようだ。
「次! アイラ! スイッチ!」
「たあああああああ!」
フレイヤがアブラクサスから離れるか、離れないか、その瞬間。
アイラの拳がアブラクサスの盾に炸裂した。
爆発と共にアブラクサスの盾を持った手が上に跳ね上がった。
そして次の瞬間、遅れて追加の爆撃がアブラクサスを襲った。
アイラの新しい武器は炎の魔法がこだまのようにもう一度帰ってくるようだ。
アブラクサスは怯んで後退した。
「うおおおおおおお」
「行けるぞおおおおお」
クロダのカンパニーから歓声があがった。
「お前ら! 他のパーティーに勝利を持っていかれていいのか!」
クロダだけが必死にまわりをいさめる。
「アルス! 今よ!」
鞘から抜いた刀はナイフのように小さい。
しかし、やるしかない。
「アルス! 刀身にRPを集中しろ!」
ロキが俺に向かって叫んだ。
「うおおおおおおお」
「チャンスだ!」
クロダのパーティーから大歓声があがる。
「ボウズいけえええええ!」
クロダも興奮のあまり俺に声援を送ってきた。
ここまでみんなが繋いでくれた連携。
俺が引くわけにはいかない。
「いくぞおおおおおおおおお!」
刀身にRPが集中する。
振りかぶった剣は刀身が青い光につつまれた。
ナイフほどの大きさだった剣は、青い光の刃を持つ長剣に変化した。
そのまま一気にアブラクサスへ向けて振り下ろす。
瞬間、剣影にそって盾が両断された。
そして、アブラクサス本体も綺麗に真っ二つになった。
「アルスよ! それは汝のRPで変化する形の無い武器『レーヴァテイン』である!」
ロキの叫びが、まるで勝利を宣言するように響いた。
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