15 / 46
第一章 ミズガルズの層
第十五話 ディシデリーズの塔30層を攻略しよう 後半 ~フレイヤと共闘した件~
しおりを挟む
フロア中央へ到着すると
クロダのカンパニー200名が戦闘態勢でフロアボスの出現を待っていた。
俺たちが到着するや否やフロア中央が青く光りフロアボスが出現した。
『ウィル・オ・ザ・ウィスプ』
大きさはバスケットボールほど。
空中に浮かび青い炎が揺らめいている。
よく見ると炎は苦しんでいる人の表情にも見える。
「あああああああああああああ」
低く不気味な声を発している。
「ガーハッハッハ! なんと脆弱な魔物。たたんじまえ!」
クロダの号令でカンパニー200名が一斉に飛びかかる。
これじゃあ、いくら相手が魔物とは言えリンチだ。
しかし、クロダの斧はウィル・オ・ザ・ウィスプに当たっても空を切るだけ。
他の者の剣や槍の攻撃も通用しない。
「私の死神(ゴースト)で攻撃します」
ヒムロがそう言って攻撃をしかけたがやはり効果は無い。
炎系や氷系の魔法で攻撃する者も居たがまったく通じていないようだ。
「あああああああああああああ」
ウィル・オ・ザ・ウィスプが叫ぶと、その数は一気に200体以上に増えた。
そのうちの一体がヒムロの体に吸収されたかと思うと、ヒムロが苦しみだした。
「うわああああああああああ」
あたりをのたうちまわる。
「ヒムロさん! キュア!」
フレイヤがまっさきに駆け寄ると精神的回復呪文(キュア)をかけた。
ウィル・オ・ザ・ウィスプがヒムロの体から断末魔をあげながら蒸発した。
「あ、ありがとう。フレイヤ」
ヒムロはフレイヤに手をかしてもらい起き上がると礼を言った。
フレイヤ? だって? アイツ普段は様をつけていたはずだ。
やっぱり、フレイヤと何か関係あったのか?
「アルス! RPの補充をお願い!」
「あ、ああ……」
フレイヤにRPを催促されたが、いまいち乗り気になれない。
(そうだ! ノルの時みたいにフレイヤの記憶も探れるかもしれない)
どうしても気になる。
本来であればやってはいけないだろう。
あえてノルの時と同じような一体化するイメージはしない。
しかし、もし、それでやりすぎてしまって記憶の断片が見えたなら不可抗力だ。
自分の中で色々言い訳が脳裏に浮かぶが、フレイヤの記憶を見ることが出来る。
という誘惑が頭から離れない。
「アルス! お願い!」
フレイヤは次々とキュアでウィル・オ・ザ・ウィスプを浄化している。
だ、だめだ。
急がないと!
「わ、わかった!」
---
「ヒムロさん! あれはどういうことですか?」
「ん? あれとは?」
こ、これはフレイヤの記憶?
「あの方を派遣元にクレームをつけて帰した件です」
「ああ…、あの派遣されてきた社員ですか、剛力(ゴウリキ)部長からも強い要望ありましたし、それにパフォーマンスも悪いようでしたから帰して当然でしょう」
「あの方は何も文句言わず一生懸命に荷物も運んでいましたよ。
ああいった方こそ今この会社に必要な人材じゃないんですか?」
「あーあれですか。あんな仕事、断るべきですよ。そういう所がパフォーマンス出ない原因でしょうね」
フレイヤは俺の事をかばってくれていたのか。
俺に嫌がらせで荷物移動をさせた剛力(ゴウリキ)部長は、フレイヤから父親である社長に報告され始末書を書かされた。
その後、剛力(ゴウリキ)部長はヒムロと組んで俺を会社から追い出した。
そのせいで派遣会社からもクビにされて無職になったんだ。
フレイヤはその事でヒムロに抗議してたのか。
「お嬢様が、どうしてもと言うなら私と付き合ってくれたら考えてあげますよ」
「な、何を言ってるんですか!」
「冗談ですよ。本気にならないで下さい。私もさすがに社長の娘に手を出さないですよ。父上様は怖いですからね。」
「とにかく、派遣元へのクレームを撤回して下さい!」
---
俺は何てことをしてしまったんだ。
フレイヤの記憶を盗み見るような事をして。
しかも、俺が勝手に作り上げた妄想で嫉妬していただけでフレイヤはこんな俺の事でさえ救おうとしてくれていたんだ。
「アルス! もう限界です!」
「ご、ごめん! フレイヤ!」
本当にごめん。
今は言えないけど、いつか必ず自分のことを正直に話して今日の事も謝りたい。
俺にもほんの少しでいい。
フレイヤみたいに他の人々を救う気持ちを持ちたい。
自分のRPをフレイヤへ供給するイメージをフレイヤへの感謝と共に念じた。
「ありがとう!」
フレイヤが笑顔と共に俺に感謝の気持ちを投げかける。
次々と浄化するが、浄化のスピードよりウィル・オ・ザ・ウィスプの発生が上回る。
フレイヤの浄化、俺からフレイヤへのRPの供給、フレイヤの浄化。
繰り返すが徐々にウィル・オ・ザ・ウィスプの数が増加していく。
もっと早くRPを供給出来ないか?
ウィル・オ・ザ・ウィスプの数は、数百体にも膨らんでいる。
あたりには取り憑かれ発狂するクロダのカンパニーの人間たちで溢れかえっている。
クロダ、ヒムロ、ゴウダ、ホソカワも発狂している。
正気を保っているのは俺とフレイヤ。
少し離れた場所に居るイズン師匠、ノル、アイラしか居ない。
「アルス! ごめん!」
フレイヤが突然抱きついて来た。
フレイヤは目を閉じて言った。
「私と一体になるイメージして。
私にアルスと同じRPがあればもっとキュアできると思うの」
「わ、わかった」
フレイヤを抱き寄せて一体となるイメージで。
その瞬間、俺とフレイヤを中心に温かい光の球体が周囲を包み込みながら広がって行くのを感じた。
光の球体はフロア全体にまで広がった。
光に包まれたウィル・オ・ザ・ウィスプは、次々と蒸発していった。
---
クロダのカンパニーはフロアで野営しながらディシデリーズの塔を攻略していた。
次のフロアへ進みそこで一度休憩し体制を整えるとのことだ。
別れて俺たちはいつものように青い扉でホームへと戻ってきた。
「アルス、フレイヤ、よくやったわさ」
「ありがとうございます!」
俺とフレイヤは息もピッタリにお礼を言った。
「しかしねぇ。最後、抱き合う必要はあったのかしら?」
イズン師匠がジト目で俺を見てくる。
「いや、あれは一体化をイメージするには必要なことで……」
俺はとっさに言い訳をした。
「うーん。フレイヤから抱きついたようにも見えたけども?」
イズン師匠のジト目がフレイヤをターゲットにした。
「ご、ごめんなさい。あれは、つい勢いで……」
「いや、フレイヤじゃなくて俺が悪いんです!」
「おや、おや、仲いいこと」
イズン師匠が攻め寄ってくる。
「ノルも抱きつくニャ! 一体化ニャ!」
ノルが飛びついてきた。
「ちょっと、ノル! あれは必要だから仕方無かったんだよ」
「ノルも必要ニャ!」
「ちょっと、離れなさい!」
イズン師匠とフレイヤが見事に一体化して叫んできた。
「うおおおお! アタシもいいですか!」
「ちょっと。アイラまで! うっぷ。おっぴぁい! おっぴゃいが!」
左にノル。
右にフレイヤ。
後ろにイズン師匠。
前には、おっぱい。いや、アイラ。
これってハーレム? 異世界生活最高?
クロダのカンパニー200名が戦闘態勢でフロアボスの出現を待っていた。
俺たちが到着するや否やフロア中央が青く光りフロアボスが出現した。
『ウィル・オ・ザ・ウィスプ』
大きさはバスケットボールほど。
空中に浮かび青い炎が揺らめいている。
よく見ると炎は苦しんでいる人の表情にも見える。
「あああああああああああああ」
低く不気味な声を発している。
「ガーハッハッハ! なんと脆弱な魔物。たたんじまえ!」
クロダの号令でカンパニー200名が一斉に飛びかかる。
これじゃあ、いくら相手が魔物とは言えリンチだ。
しかし、クロダの斧はウィル・オ・ザ・ウィスプに当たっても空を切るだけ。
他の者の剣や槍の攻撃も通用しない。
「私の死神(ゴースト)で攻撃します」
ヒムロがそう言って攻撃をしかけたがやはり効果は無い。
炎系や氷系の魔法で攻撃する者も居たがまったく通じていないようだ。
「あああああああああああああ」
ウィル・オ・ザ・ウィスプが叫ぶと、その数は一気に200体以上に増えた。
そのうちの一体がヒムロの体に吸収されたかと思うと、ヒムロが苦しみだした。
「うわああああああああああ」
あたりをのたうちまわる。
「ヒムロさん! キュア!」
フレイヤがまっさきに駆け寄ると精神的回復呪文(キュア)をかけた。
ウィル・オ・ザ・ウィスプがヒムロの体から断末魔をあげながら蒸発した。
「あ、ありがとう。フレイヤ」
ヒムロはフレイヤに手をかしてもらい起き上がると礼を言った。
フレイヤ? だって? アイツ普段は様をつけていたはずだ。
やっぱり、フレイヤと何か関係あったのか?
「アルス! RPの補充をお願い!」
「あ、ああ……」
フレイヤにRPを催促されたが、いまいち乗り気になれない。
(そうだ! ノルの時みたいにフレイヤの記憶も探れるかもしれない)
どうしても気になる。
本来であればやってはいけないだろう。
あえてノルの時と同じような一体化するイメージはしない。
しかし、もし、それでやりすぎてしまって記憶の断片が見えたなら不可抗力だ。
自分の中で色々言い訳が脳裏に浮かぶが、フレイヤの記憶を見ることが出来る。
という誘惑が頭から離れない。
「アルス! お願い!」
フレイヤは次々とキュアでウィル・オ・ザ・ウィスプを浄化している。
だ、だめだ。
急がないと!
「わ、わかった!」
---
「ヒムロさん! あれはどういうことですか?」
「ん? あれとは?」
こ、これはフレイヤの記憶?
「あの方を派遣元にクレームをつけて帰した件です」
「ああ…、あの派遣されてきた社員ですか、剛力(ゴウリキ)部長からも強い要望ありましたし、それにパフォーマンスも悪いようでしたから帰して当然でしょう」
「あの方は何も文句言わず一生懸命に荷物も運んでいましたよ。
ああいった方こそ今この会社に必要な人材じゃないんですか?」
「あーあれですか。あんな仕事、断るべきですよ。そういう所がパフォーマンス出ない原因でしょうね」
フレイヤは俺の事をかばってくれていたのか。
俺に嫌がらせで荷物移動をさせた剛力(ゴウリキ)部長は、フレイヤから父親である社長に報告され始末書を書かされた。
その後、剛力(ゴウリキ)部長はヒムロと組んで俺を会社から追い出した。
そのせいで派遣会社からもクビにされて無職になったんだ。
フレイヤはその事でヒムロに抗議してたのか。
「お嬢様が、どうしてもと言うなら私と付き合ってくれたら考えてあげますよ」
「な、何を言ってるんですか!」
「冗談ですよ。本気にならないで下さい。私もさすがに社長の娘に手を出さないですよ。父上様は怖いですからね。」
「とにかく、派遣元へのクレームを撤回して下さい!」
---
俺は何てことをしてしまったんだ。
フレイヤの記憶を盗み見るような事をして。
しかも、俺が勝手に作り上げた妄想で嫉妬していただけでフレイヤはこんな俺の事でさえ救おうとしてくれていたんだ。
「アルス! もう限界です!」
「ご、ごめん! フレイヤ!」
本当にごめん。
今は言えないけど、いつか必ず自分のことを正直に話して今日の事も謝りたい。
俺にもほんの少しでいい。
フレイヤみたいに他の人々を救う気持ちを持ちたい。
自分のRPをフレイヤへ供給するイメージをフレイヤへの感謝と共に念じた。
「ありがとう!」
フレイヤが笑顔と共に俺に感謝の気持ちを投げかける。
次々と浄化するが、浄化のスピードよりウィル・オ・ザ・ウィスプの発生が上回る。
フレイヤの浄化、俺からフレイヤへのRPの供給、フレイヤの浄化。
繰り返すが徐々にウィル・オ・ザ・ウィスプの数が増加していく。
もっと早くRPを供給出来ないか?
ウィル・オ・ザ・ウィスプの数は、数百体にも膨らんでいる。
あたりには取り憑かれ発狂するクロダのカンパニーの人間たちで溢れかえっている。
クロダ、ヒムロ、ゴウダ、ホソカワも発狂している。
正気を保っているのは俺とフレイヤ。
少し離れた場所に居るイズン師匠、ノル、アイラしか居ない。
「アルス! ごめん!」
フレイヤが突然抱きついて来た。
フレイヤは目を閉じて言った。
「私と一体になるイメージして。
私にアルスと同じRPがあればもっとキュアできると思うの」
「わ、わかった」
フレイヤを抱き寄せて一体となるイメージで。
その瞬間、俺とフレイヤを中心に温かい光の球体が周囲を包み込みながら広がって行くのを感じた。
光の球体はフロア全体にまで広がった。
光に包まれたウィル・オ・ザ・ウィスプは、次々と蒸発していった。
---
クロダのカンパニーはフロアで野営しながらディシデリーズの塔を攻略していた。
次のフロアへ進みそこで一度休憩し体制を整えるとのことだ。
別れて俺たちはいつものように青い扉でホームへと戻ってきた。
「アルス、フレイヤ、よくやったわさ」
「ありがとうございます!」
俺とフレイヤは息もピッタリにお礼を言った。
「しかしねぇ。最後、抱き合う必要はあったのかしら?」
イズン師匠がジト目で俺を見てくる。
「いや、あれは一体化をイメージするには必要なことで……」
俺はとっさに言い訳をした。
「うーん。フレイヤから抱きついたようにも見えたけども?」
イズン師匠のジト目がフレイヤをターゲットにした。
「ご、ごめんなさい。あれは、つい勢いで……」
「いや、フレイヤじゃなくて俺が悪いんです!」
「おや、おや、仲いいこと」
イズン師匠が攻め寄ってくる。
「ノルも抱きつくニャ! 一体化ニャ!」
ノルが飛びついてきた。
「ちょっと、ノル! あれは必要だから仕方無かったんだよ」
「ノルも必要ニャ!」
「ちょっと、離れなさい!」
イズン師匠とフレイヤが見事に一体化して叫んできた。
「うおおおお! アタシもいいですか!」
「ちょっと。アイラまで! うっぷ。おっぴぁい! おっぴゃいが!」
左にノル。
右にフレイヤ。
後ろにイズン師匠。
前には、おっぱい。いや、アイラ。
これってハーレム? 異世界生活最高?
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生先が森って神様そりゃないよ~チート使ってほのぼの生活目指します~
紫紺
ファンタジー
前世社畜のOLは死後いきなり現れた神様に異世界に飛ばされる。ここでへこたれないのが社畜OL!森の中でも何のそのチートと知識で乗り越えます!
「っていうか、体小さくね?」
あらあら~頑張れ~
ちょっ!仕事してください!!
やるぶんはしっかりやってるわよ~
そういうことじゃないっ!!
「騒がしいなもう。って、誰だよっ」
そのチート幼女はのんびりライフをおくることはできるのか
無理じゃない?
無理だと思う。
無理でしょw
あーもう!締まらないなあ
この幼女のは無自覚に無双する!!
周りを巻き込み、困難も何のその!!かなりのお人よしで自覚なし!!ドタバタファンタジーをお楽しみくださいな♪
転生したら、犬だったらよかったのに……9割は人間でした。
真白 悟
ファンタジー
なんかよくわからないけど、神さまの不手際で転生する世界を間違えられてしまった僕は、好きなものに生まれ変われることになった。
そのついでに、さまざまなチート能力を提示されるが、どれもチートすぎて、人生が面白く無くなりそうだ。そもそも、人間であることには先の人生で飽きている。
だから、僕は神さまに願った。犬になりたいと。犬になって、犬達と楽しい暮らしをしたい。
チート能力を無理やり授けられ、犬(獣人)になった僕は、世界の運命に、飲み込まれていく。
犬も人間もいない世界で、僕はどうすればいいのだろう……まあ、なんとかなるか……犬がいないのは残念極まりないけど
チート転生~チートって本当にあるものですね~
水魔沙希
ファンタジー
死んでしまった片瀬彼方は、突然異世界に転生してしまう。しかも、赤ちゃん時代からやり直せと!?何げにステータスを見ていたら、何やら面白そうなユニークスキルがあった!!
そのスキルが、随分チートな事に気付くのは神の加護を得てからだった。
亀更新で気が向いたら、随時更新しようと思います。ご了承お願いいたします。
ざまあ~が終ったその後で BY王子 (俺たちの戦いはこれからだ)
mizumori
ファンタジー
転移したのはざまあ~された後にあぽ~んした王子のなか、神様ひどくない「君が気の毒だから」って転移させてくれたんだよね、今の俺も気の毒だと思う。どうせなら村人Aがよかったよ。
王子はこの世界でどのようにして幸せを掴むのか?
元28歳、財閥の御曹司の古代と中世の入り混じった異世界での物語り。
これはピカレスク小説、主人公が悪漢です。苦手な方はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる