日々是好日

登場人物紹介

黒亮

・黒亮(コクリョウ)

狼国ロウコク西部の都市(単箕ミコウ・周里シュウリ・莨都ロウト)を治めている王様。

姓せい：黒(こく)。
諱いみな：雹(はく)。
字あざな：亮(りょう)。

猫妖族と人族の血を引く混血獣人。二十四歳。
弟が二名いたが、幼少期に流行った疫病にて亡くしている。

側近や臣下達と、とても仲が良い。
前王である父を亡くし、その後を継ぎ王となったが、側近や臣下に対して「本来ならば陛下と呼ばれるのが正しいんだろうが、俺とお前達の位置は前とそんなに変わっていない。
「陛下」でも「殿下」でも好きに呼んでくれて構わない」と話している。

得意な武器は槍。
黒い猫耳と結い上げた黒髪。燃えるような赤い瞳が印象的なお兄さん。
ふらりとやってきた絽枇リョヒと何故か仲良くなった。
気性は荒いが心は優しい。

人使い、妖怪使いの荒さから遠雷と昂遠から「あのタヌキ」「腐れ外道」と呼ばれているらしい。
大の酒好きで、特にすることがあってもなくても常に飲んでおり、毎夜毎朝二日酔い状態なので臣下達は常に頭を抱えている。
領内を視察中に、翠スイと水スイを保護し養子にした。

（※残月記独自の設定で『公』を王の血を引いている一族を第三者からみて『公』と呼ぶ。としています。正しい意味の使い方ではないのですが、作品独自の設定として温かい目で見てやって頂けると助かります）