黒羽織

四宮

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黒羽織其の六 妖刀さがし

あとがき

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はい。終わりましたー。お疲れさまでございました。

このお話は・・いつ頃になりますか・・。無配本の発行が2012年だそうですから、もともとのお話はそれまでに書いていたってことになりますね。(記憶に無いデス)
2020年3月の現在で今まで書いた1話から6話のうち、一番時間がかかりそうなこの『妖刀さがし』から順番に加筆修正を行っております。この『黒羽織』というお話。

以前から読んで下さっている方も、今回ナニコレ?と見て下さったあなた様にも楽しんで頂けたらありがたいなぁと思いましてですね。
6話の前に序章である1話を最初に投稿しました。
1話がないと、やっぱり分からないですよね・・・(汗)
2話から5話は順番に、これから修正していきます。ハイ・・・。

さて。『妖刀さがし』いかがでしたでしょうか・・?

兆斎の過去のある部分の表現をどうしようか、どうすれば響くのか、より強烈に、鮮明に、兆斎が見た光景を相手様にお届けするにはどうすれば良いのだろうか・・?
そう悩みに悩んで、あのシーンはあんな風になりました。

『六王記』シリーズに比べますと、濡れ場をかなり抑えて書いてしまったので、肝心な場面から生々しさが消えてしまい、文章を前にして暫く唸っていたのですが、これはこれで良かったのかなぁって今は思います。
表現という分野に関して、大変良い勉強をさせて頂きました。

読んで下さったあなた様にも、ありがとうの言葉を言わせてください。
ただ、ほんっとに方言は難しいです。わけわからんです(汗)
薩摩の言葉にワタワタするうちに、田中新兵衛さんの言葉遣いが果たしてこれで良かったのだろうか・・・?
どこかの文献の逸話で『拙者』と使用していたような・・・?と後から、もの凄く不安になりました。
でもって、義兄弟となって後に以蔵さんと共に行動することになるということは・・と思ったので、普段は別の人達と行動を共にしているけれど、武市さんからの呼び出しがあったら
駆けつける・・ではなくて、寓居にて過ごす時間が多い。という設定にしました。

ちなみにこのお話はです。
オリジナル要素の強い創作話なのですが、こんな架空の幕末があっても良いかも。違和感ないかも?って、皆様に思って頂けるような、そんな作品に仕上がっていたら、すごく嬉しいです。

まだまだ学ばなければならないことが沢山ある今に、幸せと感謝を感じつつ・・。
次のこの話の加筆修正は、数年後になるかと思います。それまでに腕を上げなくては。

この後『初恋』『壬生狼』『深夜の襲撃(仮題)』と続きますが、六王記が終わるまで、まずはここまで。
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