16 / 29
反魂
13
しおりを挟む
その後、小屋の中で見つけた衣服を身に纏い、自分たちの服は室内に干すことにした。
「これで良し。明日は無理だろうが、明後日には乾いて着られるようになるだろう」
昂遠の声に遠雷も「そうだな」と呟いたきり、何も話そうとしなかった。
その日の夕食は非常に豪勢なものとなった。
小屋の厨房に残されたままの食材をふんだんに使い、昂遠が肉料理を作ったのだ。
数羽あるうちの鶏を一匹丸々使ってもまだまだ余裕があると見た二名は此処に数日間滞在するのも悪くはないと思った。
大きな酒壺には大量の酒が手つかずに残されているのを確認すると、二名はこぞってそれを飲み、やがて机に突っ伏したまま酔いつぶれて眠ってしまった。
深夜、ジジジと部屋のロウソクが揺れる風に混ざる様に、黒い影がふと揺らぐ。
酒の入った小さな壺を手に、のっそりのっそりと歩くのは遠雷だ。
彼はグビグビと酒を飲むと袖で口元を拭いながらフラフラと扉に手をかけていたが、ふと振り返ると落ちていた衣を手に取った。
「・・・・・・・・・・」
昂遠は酔いつぶれて目を覚ましそうにない。
目が覚めてしまった遠雷は、落ちていた瓢箪に酒を注ぎ、適当な上衣を彼の肩にかけると、夜風にでも当たろうかと、外に出ることにしたのである。
先ほどまで激しく降っていた雨は止み、空には灰色の雲が浮かんでいる。
『・・・俺の妖力も強くなったものだ。以前は一刻ほどで見えなくなっていたが、何とか夜までもってくれた』
そう呟いて遠雷は二、三度瞬きを繰り返した。すると水滴のように美しかった瞳が濁り、闇が全てを覆っていく。
「・・・完全に見えるようになれば、それが一番良いのだろうが・・見えなくとも感じられるものは数多くある。虫の音や風の揺らめきという名の美しい旋律だって酒を手にすれば立派な酒宴に変わるだけさ。この独特な薄闇も慣れてしまえば問題ない」
残るのは寂しさだけか・・とポツリと呟きながら、彼は昼間に見かけてそのままとなっていた場所へと向かうことにした。
土がこんもりと盛られた地へ近づけば、未だ絶えず赤紫色の煙がシュウシュウと吹き出しているらしく、微かに音が聞こえてくる。
『禍々しい光を放っているはずなのに臭気は感じない。けれど香気でもない。この妙な気配は何だ?』
遠雷はもしやこれは蟲毒ではないのか?と、一瞬背筋を凍らせたが
『いや、待てよ。煙も盛った土の中から噴き出しているようだし、その煙は俺たちがこの地に足を踏み入れた時から既に広がっていた。蟲毒と一口にいっても数多くの種類があるし、造り方も皆違う。いきなり決めつけるのは良くないな』
と思い直し、瓢箪の酒を三口飲んだ。
『この周辺に倒れていた者は皆、俺と昂が残らず見つけて埋葬した。本来であれば燃やすのが通例だが煙は出せぬし、かといってあれだけ大勢の棺桶を用意するのは時間がかかる。
だが・・・あの煙、何処かで・・?』
「!?」
瓢箪に口を付けたまま、ぼんやりと佇む遠雷の前を突如鋭い風が吹き抜けた。
ひんやりと伝う風が遠雷の頬を撫で、切られて落ちた前髪が数本、土へと吸い込まれていく。
「・・・・・・・・・・・・・・」
遠雷は微動だにせず、眼を閉じたまま瓢箪の酒をごくごくと浴びるように飲んでいる。
やがて、瓢箪の酒が尽きるとそれを後方に投げ捨てた。
「・・・さて。今日の俺はすこぶる機嫌が悪い。最悪と言ってもいい」
遠雷の髪を落した者からは何の反応も返って来ない。
遠雷は右耳を下方に向けて俯くと音を拾うように耳を澄ましてみたが、気配があるだけで音を拾うことが出来なかった。
「俺だけならば、まだ良い。だがな、あいつを悲しませたことは到底許せるものじゃない」
遠雷の声が、少しずつ低くなっていく。彼の背後をザワザワと黒い影が這い出している。
遠雷は目を閉じたまま、右耳を下方に向けると深く息を吸い吐いた。
ふうと一息ついたかと思えば、彼はバッと踵を返し、黒い影に向かって指を上下に動かした。
筆で字を書く仕草を繰り返し、やがて文字の最後を記すようにヒュゥと横一文字に指を滑らせると、黒い影にキラキラと淡く光る文字が浮かび上がった。
黒い墨字が一瞬にして青白い光を放ちながら鎖のような形に変わり、影を封じていく。すると、封じられた側からギチギチと身を捩る様に黒い影が揺らいだ。
「おいおい、つれねえなぁ。逃げるんじゃねえよ」
ハッと乾いた笑いを噛み殺しながら、遠雷が黒い影に向かって腕を伸ばすと、封じた鎖文字の隙間を縫うように黒い影がビュンと伸び、針のように尖っていく。
針のように伸びたその腕は、迷うことなく遠雷の首へと飛び掛かった。
「上等」
遠雷の指が琴を奏でるような仕草へと変わり、ピンと弦を弾くような滑らかな動きが空を裂く度に影の針が避けていく。
相手と剣先を交わし、薙ぎ払う一連の動作を彷彿とさせるその動きは速く、彼の銀色の髪がさらりと揺れた。
遠雷が触れる度に、ピチピチと細かい粒子が逃げるように避けていく。
「・・・運が悪かったよなぁ・・そんじゃそこらの僧だったら気が付かなかったかもしれねえが、生憎、俺にはもう一つ、眼があってな」
そう呟くと、眼を見開いた遠雷の額からグググと二本の角が生えていく。角が生えた瞬間、彼を包み込むように青白い炎が現れ、黒い影へと襲い掛かった。
「ギィ・・ガァアアァ!!」
青白い炎が影の腕を伝い、進む度にガチガチと影の口が大きく動いた。何とかして逃れようと遠雷の腕に噛みつくも青い炎が邪魔をして噛みつくことが出来ない。
「・・・熱いか?たんと喰え」
ブスブスと粒子が燃える度に、生き物特有の生臭い臭気が鼻を突く。
焦げた臭いが充満し、赤黒い煙を吐き出しながら、黒い人影がもがき苦しんでいる。どうにかしてここを離れようと身を捩るものの、遠雷の書いた文字が影の全身を封じている為、上手く逃げることが出来ない。
「・・・・・・・・・・・」
けれど、遠雷の表情は変わらず、何処か冷めたような目線で相手を眺めている。
「・・ギ・・!」
最初は黒く固まった粒子であったが、よく見るとそれは口を大きく開けて藻掻く、焼け爛れた人間の顔に見えた。
「ギ・・ガ・・・ダズ・・」
ガラガラとしわがれた声が聞こえる。
「ふうん?」
「ガ・・・」
「ここで死んでた奴らも、みぃんな同じ事思って逝っただろうよ」
「・・・ガ・・・」
黒い影がもがき苦しむ人間の形へと変化を遂げていく。眼球はくり抜かれその闇からは蟻や百足と言った数多くの蟲たちが、青い炎から逃れようと這い出している。
蜘蛛や蟻といった虫が少しずつ黒い粒子を作りだし、やがて腕の形に変化を遂げると遠雷に向かって我先にと飛び出した。
「ギ・・ガァアアァアア!」
遠雷の表情は変わらない。直立不動の姿勢で攻撃を待っている。
彼は埋葬した人間たちの事を深く想い、ゆっくりと目を閉じると影の心臓部に向かって腕を差し込んでいった。差し込む度に細かな粒子がピチピチと肌を刺しながら避けていく。
「悪いな」
ビリビリと緊張が増す最中、遠雷は閉じていた眼を大きく見開くとグッと唇を強く噛み、勢いよく差し込んでいた腕をズブッと引き抜いた。
途端に、黒い影が金切り声を上げながらジュウジュウと溶けていく。
影が膝から崩れ、顔を覆うような仕草をしていたが、やがて炭となって灰色の空へと溶けるように消えて行ってしまった。
「これで良し。明日は無理だろうが、明後日には乾いて着られるようになるだろう」
昂遠の声に遠雷も「そうだな」と呟いたきり、何も話そうとしなかった。
その日の夕食は非常に豪勢なものとなった。
小屋の厨房に残されたままの食材をふんだんに使い、昂遠が肉料理を作ったのだ。
数羽あるうちの鶏を一匹丸々使ってもまだまだ余裕があると見た二名は此処に数日間滞在するのも悪くはないと思った。
大きな酒壺には大量の酒が手つかずに残されているのを確認すると、二名はこぞってそれを飲み、やがて机に突っ伏したまま酔いつぶれて眠ってしまった。
深夜、ジジジと部屋のロウソクが揺れる風に混ざる様に、黒い影がふと揺らぐ。
酒の入った小さな壺を手に、のっそりのっそりと歩くのは遠雷だ。
彼はグビグビと酒を飲むと袖で口元を拭いながらフラフラと扉に手をかけていたが、ふと振り返ると落ちていた衣を手に取った。
「・・・・・・・・・・」
昂遠は酔いつぶれて目を覚ましそうにない。
目が覚めてしまった遠雷は、落ちていた瓢箪に酒を注ぎ、適当な上衣を彼の肩にかけると、夜風にでも当たろうかと、外に出ることにしたのである。
先ほどまで激しく降っていた雨は止み、空には灰色の雲が浮かんでいる。
『・・・俺の妖力も強くなったものだ。以前は一刻ほどで見えなくなっていたが、何とか夜までもってくれた』
そう呟いて遠雷は二、三度瞬きを繰り返した。すると水滴のように美しかった瞳が濁り、闇が全てを覆っていく。
「・・・完全に見えるようになれば、それが一番良いのだろうが・・見えなくとも感じられるものは数多くある。虫の音や風の揺らめきという名の美しい旋律だって酒を手にすれば立派な酒宴に変わるだけさ。この独特な薄闇も慣れてしまえば問題ない」
残るのは寂しさだけか・・とポツリと呟きながら、彼は昼間に見かけてそのままとなっていた場所へと向かうことにした。
土がこんもりと盛られた地へ近づけば、未だ絶えず赤紫色の煙がシュウシュウと吹き出しているらしく、微かに音が聞こえてくる。
『禍々しい光を放っているはずなのに臭気は感じない。けれど香気でもない。この妙な気配は何だ?』
遠雷はもしやこれは蟲毒ではないのか?と、一瞬背筋を凍らせたが
『いや、待てよ。煙も盛った土の中から噴き出しているようだし、その煙は俺たちがこの地に足を踏み入れた時から既に広がっていた。蟲毒と一口にいっても数多くの種類があるし、造り方も皆違う。いきなり決めつけるのは良くないな』
と思い直し、瓢箪の酒を三口飲んだ。
『この周辺に倒れていた者は皆、俺と昂が残らず見つけて埋葬した。本来であれば燃やすのが通例だが煙は出せぬし、かといってあれだけ大勢の棺桶を用意するのは時間がかかる。
だが・・・あの煙、何処かで・・?』
「!?」
瓢箪に口を付けたまま、ぼんやりと佇む遠雷の前を突如鋭い風が吹き抜けた。
ひんやりと伝う風が遠雷の頬を撫で、切られて落ちた前髪が数本、土へと吸い込まれていく。
「・・・・・・・・・・・・・・」
遠雷は微動だにせず、眼を閉じたまま瓢箪の酒をごくごくと浴びるように飲んでいる。
やがて、瓢箪の酒が尽きるとそれを後方に投げ捨てた。
「・・・さて。今日の俺はすこぶる機嫌が悪い。最悪と言ってもいい」
遠雷の髪を落した者からは何の反応も返って来ない。
遠雷は右耳を下方に向けて俯くと音を拾うように耳を澄ましてみたが、気配があるだけで音を拾うことが出来なかった。
「俺だけならば、まだ良い。だがな、あいつを悲しませたことは到底許せるものじゃない」
遠雷の声が、少しずつ低くなっていく。彼の背後をザワザワと黒い影が這い出している。
遠雷は目を閉じたまま、右耳を下方に向けると深く息を吸い吐いた。
ふうと一息ついたかと思えば、彼はバッと踵を返し、黒い影に向かって指を上下に動かした。
筆で字を書く仕草を繰り返し、やがて文字の最後を記すようにヒュゥと横一文字に指を滑らせると、黒い影にキラキラと淡く光る文字が浮かび上がった。
黒い墨字が一瞬にして青白い光を放ちながら鎖のような形に変わり、影を封じていく。すると、封じられた側からギチギチと身を捩る様に黒い影が揺らいだ。
「おいおい、つれねえなぁ。逃げるんじゃねえよ」
ハッと乾いた笑いを噛み殺しながら、遠雷が黒い影に向かって腕を伸ばすと、封じた鎖文字の隙間を縫うように黒い影がビュンと伸び、針のように尖っていく。
針のように伸びたその腕は、迷うことなく遠雷の首へと飛び掛かった。
「上等」
遠雷の指が琴を奏でるような仕草へと変わり、ピンと弦を弾くような滑らかな動きが空を裂く度に影の針が避けていく。
相手と剣先を交わし、薙ぎ払う一連の動作を彷彿とさせるその動きは速く、彼の銀色の髪がさらりと揺れた。
遠雷が触れる度に、ピチピチと細かい粒子が逃げるように避けていく。
「・・・運が悪かったよなぁ・・そんじゃそこらの僧だったら気が付かなかったかもしれねえが、生憎、俺にはもう一つ、眼があってな」
そう呟くと、眼を見開いた遠雷の額からグググと二本の角が生えていく。角が生えた瞬間、彼を包み込むように青白い炎が現れ、黒い影へと襲い掛かった。
「ギィ・・ガァアアァ!!」
青白い炎が影の腕を伝い、進む度にガチガチと影の口が大きく動いた。何とかして逃れようと遠雷の腕に噛みつくも青い炎が邪魔をして噛みつくことが出来ない。
「・・・熱いか?たんと喰え」
ブスブスと粒子が燃える度に、生き物特有の生臭い臭気が鼻を突く。
焦げた臭いが充満し、赤黒い煙を吐き出しながら、黒い人影がもがき苦しんでいる。どうにかしてここを離れようと身を捩るものの、遠雷の書いた文字が影の全身を封じている為、上手く逃げることが出来ない。
「・・・・・・・・・・・」
けれど、遠雷の表情は変わらず、何処か冷めたような目線で相手を眺めている。
「・・ギ・・!」
最初は黒く固まった粒子であったが、よく見るとそれは口を大きく開けて藻掻く、焼け爛れた人間の顔に見えた。
「ギ・・ガ・・・ダズ・・」
ガラガラとしわがれた声が聞こえる。
「ふうん?」
「ガ・・・」
「ここで死んでた奴らも、みぃんな同じ事思って逝っただろうよ」
「・・・ガ・・・」
黒い影がもがき苦しむ人間の形へと変化を遂げていく。眼球はくり抜かれその闇からは蟻や百足と言った数多くの蟲たちが、青い炎から逃れようと這い出している。
蜘蛛や蟻といった虫が少しずつ黒い粒子を作りだし、やがて腕の形に変化を遂げると遠雷に向かって我先にと飛び出した。
「ギ・・ガァアアァアア!」
遠雷の表情は変わらない。直立不動の姿勢で攻撃を待っている。
彼は埋葬した人間たちの事を深く想い、ゆっくりと目を閉じると影の心臓部に向かって腕を差し込んでいった。差し込む度に細かな粒子がピチピチと肌を刺しながら避けていく。
「悪いな」
ビリビリと緊張が増す最中、遠雷は閉じていた眼を大きく見開くとグッと唇を強く噛み、勢いよく差し込んでいた腕をズブッと引き抜いた。
途端に、黒い影が金切り声を上げながらジュウジュウと溶けていく。
影が膝から崩れ、顔を覆うような仕草をしていたが、やがて炭となって灰色の空へと溶けるように消えて行ってしまった。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
餅太郎の恐怖箱
坂本餅太郎
ホラー
坂本餅太郎が贈る、掌編ホラーの珠玉の詰め合わせ――。
不意に開かれた扉の向こうには、日常が反転する恐怖の世界が待っています。
見知らぬ町に迷い込んだ男が遭遇する不可解な住人たち。
古びた鏡に映る自分ではない“何か”。
誰もいないはずの家から聞こえる足音の正体……。
「餅太郎の恐怖箱」には、短いながらも心に深く爪痕を残す物語が詰め込まれています。
あなたの隣にも潜むかもしれない“日常の中の異界”を、ぜひその目で確かめてください。
一度開いたら、二度と元には戻れない――これは、あなたに向けた恐怖の招待状です。
---
読み切りホラー掌編集です。
毎晩21:00更新!(予定)
ヶケッ
ほづみエイサク
ホラー
ある森の深い場所に、老人介護施設がある
そこに勤める主人公は、夜間の見回り中に、猟奇的な化け物に出会ってしまった
次の日、目が覚めると、いなくなったはずの猫と寝ていて――
徐々に認識が壊れていく、サイコホラー
※カクヨムでも同時連載中
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
村の籤屋さん
呉万層
ホラー
小笠原諸島に属するある島に、子宇女村はある。
子宇女村は小さく、特徴のない田舎の村のようでいて、その実大きな特徴があった。
籤屋が出没するのだ。
ただの籤屋ではない。賭けたモノに応じて、様々な利を得ることができる籤を轢かせる、不可思議な存在だ。
籤屋は禁忌とされており、村で引く者は少なかった。
村役場に努める青年・伊藤健太郎は、村における数少な例外だった。
賭ける物は、僅か百円だったが、健太郎が毎日くじを引くことで、島は大きな変化にさらされるのだった。
クリア─或る日、或る人─
駄犬
ホラー
全ての事象に愛と後悔と僅かばかりの祝福を。
▼Twitterとなります。更新情報など諸々呟いております。
https://twitter.com/@pZhmAcmachODbbO
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2024/12/11:『めがさめる』の章を追加。2024/12/18の朝4時頃より公開開始予定。
2024/12/10:『しらないこ』の章を追加。2024/12/17の朝4時頃より公開開始予定。
2024/12/9:『むすめのぬいぐるみ』の章を追加。2024/12/16の朝4時頃より公開開始予定。
2024/12/8:『うどん』の章を追加。2024/12/15の朝8時頃より公開開始予定。
2024/12/7:『おちてくる』の章を追加。2024/12/14の朝8時頃より公開開始予定。
2024/12/6:『よりそう』の章を追加。2024/12/13の朝4時頃より公開開始予定。
2024/12/5:『かぜ』の章を追加。2024/12/12の朝4時頃より公開開始予定。
没考
黒咲ユーリ
ホラー
これはあるフリーライターの手記である。
日頃、オカルト雑誌などに記事を寄稿して生計を立てている無名ライターの彼だが、ありふれた都市伝説、怪談などに辟易していた。
彼独自の奇妙な話、世界を模索し取材、考えを巡らせていくのだが…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる