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16 誰かの代わりでかまわない※
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「初めてなのに中で気持ちよくなれて、恭弥くんはえらいなぁ」
褒められている悦びと、快楽のおそろしさとで、恭弥は混乱していく。やめてくれと言いたい気持ちが摘み取られ、どうしていいかわからなくなる。
「ああ、ぅ、んぁああ」
「気持ちいいね。えらい、えらい」
もっと褒めてほしい。もっと認めてほしい。でも、お尻が気持ちいいのはこわい。
「このへん、かな? ちょっとぽこっとしてる……」
探るように動くアランの指が、どこかのふくらみをとん、と軽く押した。
「んぁあああぁあ!!」
まるでスイッチみたいだった。口から勝手に、女のような嬌声が溢れだした。
生まれてはじめて感じる、強烈な快感が恭弥の脳を焼いた。
(なに、これ)
「はは、恭弥くんの弱いとこ、発見」
アランは楽しそうに、その場所を優しく捏ねている。
「ああ、はあぁあああ、ぁああぁあ」
(こんなの、しらねえ)
こんな快楽を知ったら、おかしくなる。男ではなくなってしまう。
「ぐず、あ、ぐっす」
とうとう恭弥は顔を押さえ、しゃくりあげた。
「気持ちよすぎて泣いちゃった? ごめんごめん」
アランはちゅっと恭弥の口にキスした。
「じゃあそろそろ、ごほうびあげようか。レストランの時間もあるしねぇ」
アランの指が恭弥の前をつまんで、皮を優しくしごいた。
「あ……」
恭弥は目を見開いた。目の前が真っ白になり、ぱたぱた、と白濁が仰向けの腹に散っていく。
死ぬほど気持ちよかった。だがなぜか、まったくすっきりしなかった。射精したあとの、あの気だるい虚脱感が来ない。
腹の中にはいったままの指が邪魔をして、快楽がちゃんと終わってくれない。
「気持ちよかったね。ごはん終わったら、また遊んであげるよ」
ずるりと指が身体から出ていく。
「んっ……!」
はいっていたものが抜かれた強い刺激で、達したばかりの恭弥の視界がぱちぱちと光る。恭弥の胸がマットレスから浮いて、がくんと沈んだ。
「ちょっと待ってて。ぼくも抜いとくわ。こんなおっきくしてちゃ、人権ないもん」
アランはおどけて言った。闇の向こうで、下着を脱ぐ気配がする。
恭弥は少し首を浮かせた。目は暗闇に慣れて、うっすらとアランの白い影がみえる。
アランは恭弥に覆いかぶさってきた。濡れたおおきなものが、恭弥の腹をたたく。
恭弥は息を詰める。アランのものだ。
(この人、ほんとに俺で興奮して……)
ずしりとした雄の重みを感じて、恭弥は身体がじくじくと熱くなるのを感じる。
恭弥がこの男に必要とされている、その証だ。
「嫌じゃなかったら、脚、貸して」
アランのものが恭弥の太ももの間に差し込まれる。
「太もも、締めて……そう」
上向きの先端が、恭弥の尻を撫でる。射精したばかりなのに、ぞわぞわとした感覚が肌を駆け上る。
恭弥は言われるまま、膝を合わせて内ももに力を入れた。
男のもの特有の熱と弾力を、ももの肌に感じる。
(でっか)
標準的な恭弥のものよりアランのそれは大きくて、脚で挟んでも長さが余った。亀頭の張りが、恭弥の尻の溝にぴったりと沿っている。
「おりこうさん」
アランは性交に似た動きで、恭弥の痩せた太ももに、自分のものを擦りつけはじめた。
甘い吐息を漏らし、恭弥の横に手をついて、男は雄の動きをしている。
(俺のこと、こうやって、抱きたいんだ)
太くてかたいものが、尻の溝や太ももをこすりあげていく。
(これでさっきみたいに、中を擦られたら)
覚えたての快楽を思い出して、恭弥の中がちりちりと疼く。
「恭弥、くん」
甘ったるく名前を呼ばれ、恭弥はぞくぞくと背筋を震わせた。
「これ、やばいねぇ。いれたくてたまんないよ」
闇の中で、アランの目だけがきわだって光っていた。何も逃さないというように、恭弥をじっと見つめている。
(いや、俺じゃないんだっけ)
恭弥はふいに寂しくなる。
(ほんとは俺じゃなくて、昔の恋人のこと、抱きたいんだ)
アランの動きが激しくなってくる。
「ん、……んん、あ」
かたい雄で尻をめちゃくちゃに擦られて、恭弥も思わず鼻声を漏らす。
「かわいい声。ね、ぼくのこと、呼んで」
「あ、亜蘭、さ……」
アランは勢いのまま、恭弥を抱きしめた。
強く抱きすくめられて、恭弥の心臓がどくりと脈打つ。
「……っ」
小さく息を詰めて、アランは腰を震わせた。精液が勢いよく噴き出して、恭弥の尻や、下敷きになっていたバスローブをどろどろにした。
アランはゆっくりと動きを遅くしていく。
「ふう、気持ちよかったよ。ありがと」
アランの手が優しく恭弥の髪を撫でた。恭弥はうっとりと目を閉じた。
(いいや、誰かの代わりだって)
このあたたかい手さえあれば、細かいことはもうどうだっていい。誰かの代わりをすれば居場所をもらえるのなら、そうしてやる。
(俺が払える対価なんて、そんなもんだろ)
「ごめん、汚しちゃったね。シャワー浴びといで。服はせっかくだから、さっき買ったやつ着て」
恭弥はよろよろと立ち上がった。まだ生温かいアランの精がべっとりと身体にまとわりついている。恭弥は赤面した。
(俺でいけたの、すげえな)
部屋の隅に置いてあったデパートの紙袋を掴んで、シャワールームに向かう。
十分ほど経って、恭弥は下着にシャツだけ羽織った姿で浴室から飛び出した。がさがさと開封済みの紙袋を振っている。
「亜蘭さん! 服! 増えてる! いつの間に!」
「そうそう、洗い替え」
「俺が試着室にいたときだろ!?」
部屋はもう電気がついていた。アランはもう着替えてしまって、ソファで優雅に足を組んでいる。さっきまでセックス未満のことをしていたとはとても思えない。
「っていうかこれ、いちばん最初に高いって却下したやつじゃないですか」
「そうだっけ?」
アランはとぼけた。
「ダメですよこんな……」
「それよりちゃんと服着て? もう部屋の電気つけたから、外から見えちゃう」
「あ」
恭弥はあわててシャツの前をとめ始めた。アランはおおげさにため息をついてみせた。
「寮でもそんな無防備にしてたの? お兄さんジェラっちゃうなぁ」
「俺の裸でどうこう思うのなんて、亜蘭さんぐらいの変人ですから」
ジーンズは裾上げの都合で、古いものを履くしかなかった。恭弥は少しよろけながら足を通していく。
「はあ。もっと早く拾ってあげたかった。こんなエッチな子を相部屋に置いとくなんて、やばすぎるでしょ」
「俺は、エッチでは、ないです」
「エッチだよ。だってさぁ、初めてであーんな……」
「わあああ! その先は勘弁」
レストランの営業時間にはぎりぎり間に合った。夜景を一望するテーブルで、恭弥はアランと向かい合っている。アランは細長い指でコース料理のパンをちぎり、口に運んでいる。
(俺、この人とさっき、あんなことしたんだよな)
考えないようにしていても、恭弥はつい数十分前のできごとを思い出してしまう。
あの指が自分の胸に触れた。うしろをひらいた。
(それに、このあと……)
太ももの隙間を孔の代わりにして犯した、アランの雄くさい動きがよみがえる。
(ダメだ、考えるな)
テーブルクロスの下で、恭弥の身体は意思と無関係に熱くなっていく。
「恭弥くん、エッチな顔してる」
見透かしたように、アランはにやにや笑いした。
「そ、んなわけ」
「あとで、ね。今はちゃんと食べな?」
恭弥はあわててパンを口に押し込んだが、味なんてろくにしなかった。
褒められている悦びと、快楽のおそろしさとで、恭弥は混乱していく。やめてくれと言いたい気持ちが摘み取られ、どうしていいかわからなくなる。
「ああ、ぅ、んぁああ」
「気持ちいいね。えらい、えらい」
もっと褒めてほしい。もっと認めてほしい。でも、お尻が気持ちいいのはこわい。
「このへん、かな? ちょっとぽこっとしてる……」
探るように動くアランの指が、どこかのふくらみをとん、と軽く押した。
「んぁあああぁあ!!」
まるでスイッチみたいだった。口から勝手に、女のような嬌声が溢れだした。
生まれてはじめて感じる、強烈な快感が恭弥の脳を焼いた。
(なに、これ)
「はは、恭弥くんの弱いとこ、発見」
アランは楽しそうに、その場所を優しく捏ねている。
「ああ、はあぁあああ、ぁああぁあ」
(こんなの、しらねえ)
こんな快楽を知ったら、おかしくなる。男ではなくなってしまう。
「ぐず、あ、ぐっす」
とうとう恭弥は顔を押さえ、しゃくりあげた。
「気持ちよすぎて泣いちゃった? ごめんごめん」
アランはちゅっと恭弥の口にキスした。
「じゃあそろそろ、ごほうびあげようか。レストランの時間もあるしねぇ」
アランの指が恭弥の前をつまんで、皮を優しくしごいた。
「あ……」
恭弥は目を見開いた。目の前が真っ白になり、ぱたぱた、と白濁が仰向けの腹に散っていく。
死ぬほど気持ちよかった。だがなぜか、まったくすっきりしなかった。射精したあとの、あの気だるい虚脱感が来ない。
腹の中にはいったままの指が邪魔をして、快楽がちゃんと終わってくれない。
「気持ちよかったね。ごはん終わったら、また遊んであげるよ」
ずるりと指が身体から出ていく。
「んっ……!」
はいっていたものが抜かれた強い刺激で、達したばかりの恭弥の視界がぱちぱちと光る。恭弥の胸がマットレスから浮いて、がくんと沈んだ。
「ちょっと待ってて。ぼくも抜いとくわ。こんなおっきくしてちゃ、人権ないもん」
アランはおどけて言った。闇の向こうで、下着を脱ぐ気配がする。
恭弥は少し首を浮かせた。目は暗闇に慣れて、うっすらとアランの白い影がみえる。
アランは恭弥に覆いかぶさってきた。濡れたおおきなものが、恭弥の腹をたたく。
恭弥は息を詰める。アランのものだ。
(この人、ほんとに俺で興奮して……)
ずしりとした雄の重みを感じて、恭弥は身体がじくじくと熱くなるのを感じる。
恭弥がこの男に必要とされている、その証だ。
「嫌じゃなかったら、脚、貸して」
アランのものが恭弥の太ももの間に差し込まれる。
「太もも、締めて……そう」
上向きの先端が、恭弥の尻を撫でる。射精したばかりなのに、ぞわぞわとした感覚が肌を駆け上る。
恭弥は言われるまま、膝を合わせて内ももに力を入れた。
男のもの特有の熱と弾力を、ももの肌に感じる。
(でっか)
標準的な恭弥のものよりアランのそれは大きくて、脚で挟んでも長さが余った。亀頭の張りが、恭弥の尻の溝にぴったりと沿っている。
「おりこうさん」
アランは性交に似た動きで、恭弥の痩せた太ももに、自分のものを擦りつけはじめた。
甘い吐息を漏らし、恭弥の横に手をついて、男は雄の動きをしている。
(俺のこと、こうやって、抱きたいんだ)
太くてかたいものが、尻の溝や太ももをこすりあげていく。
(これでさっきみたいに、中を擦られたら)
覚えたての快楽を思い出して、恭弥の中がちりちりと疼く。
「恭弥、くん」
甘ったるく名前を呼ばれ、恭弥はぞくぞくと背筋を震わせた。
「これ、やばいねぇ。いれたくてたまんないよ」
闇の中で、アランの目だけがきわだって光っていた。何も逃さないというように、恭弥をじっと見つめている。
(いや、俺じゃないんだっけ)
恭弥はふいに寂しくなる。
(ほんとは俺じゃなくて、昔の恋人のこと、抱きたいんだ)
アランの動きが激しくなってくる。
「ん、……んん、あ」
かたい雄で尻をめちゃくちゃに擦られて、恭弥も思わず鼻声を漏らす。
「かわいい声。ね、ぼくのこと、呼んで」
「あ、亜蘭、さ……」
アランは勢いのまま、恭弥を抱きしめた。
強く抱きすくめられて、恭弥の心臓がどくりと脈打つ。
「……っ」
小さく息を詰めて、アランは腰を震わせた。精液が勢いよく噴き出して、恭弥の尻や、下敷きになっていたバスローブをどろどろにした。
アランはゆっくりと動きを遅くしていく。
「ふう、気持ちよかったよ。ありがと」
アランの手が優しく恭弥の髪を撫でた。恭弥はうっとりと目を閉じた。
(いいや、誰かの代わりだって)
このあたたかい手さえあれば、細かいことはもうどうだっていい。誰かの代わりをすれば居場所をもらえるのなら、そうしてやる。
(俺が払える対価なんて、そんなもんだろ)
「ごめん、汚しちゃったね。シャワー浴びといで。服はせっかくだから、さっき買ったやつ着て」
恭弥はよろよろと立ち上がった。まだ生温かいアランの精がべっとりと身体にまとわりついている。恭弥は赤面した。
(俺でいけたの、すげえな)
部屋の隅に置いてあったデパートの紙袋を掴んで、シャワールームに向かう。
十分ほど経って、恭弥は下着にシャツだけ羽織った姿で浴室から飛び出した。がさがさと開封済みの紙袋を振っている。
「亜蘭さん! 服! 増えてる! いつの間に!」
「そうそう、洗い替え」
「俺が試着室にいたときだろ!?」
部屋はもう電気がついていた。アランはもう着替えてしまって、ソファで優雅に足を組んでいる。さっきまでセックス未満のことをしていたとはとても思えない。
「っていうかこれ、いちばん最初に高いって却下したやつじゃないですか」
「そうだっけ?」
アランはとぼけた。
「ダメですよこんな……」
「それよりちゃんと服着て? もう部屋の電気つけたから、外から見えちゃう」
「あ」
恭弥はあわててシャツの前をとめ始めた。アランはおおげさにため息をついてみせた。
「寮でもそんな無防備にしてたの? お兄さんジェラっちゃうなぁ」
「俺の裸でどうこう思うのなんて、亜蘭さんぐらいの変人ですから」
ジーンズは裾上げの都合で、古いものを履くしかなかった。恭弥は少しよろけながら足を通していく。
「はあ。もっと早く拾ってあげたかった。こんなエッチな子を相部屋に置いとくなんて、やばすぎるでしょ」
「俺は、エッチでは、ないです」
「エッチだよ。だってさぁ、初めてであーんな……」
「わあああ! その先は勘弁」
レストランの営業時間にはぎりぎり間に合った。夜景を一望するテーブルで、恭弥はアランと向かい合っている。アランは細長い指でコース料理のパンをちぎり、口に運んでいる。
(俺、この人とさっき、あんなことしたんだよな)
考えないようにしていても、恭弥はつい数十分前のできごとを思い出してしまう。
あの指が自分の胸に触れた。うしろをひらいた。
(それに、このあと……)
太ももの隙間を孔の代わりにして犯した、アランの雄くさい動きがよみがえる。
(ダメだ、考えるな)
テーブルクロスの下で、恭弥の身体は意思と無関係に熱くなっていく。
「恭弥くん、エッチな顔してる」
見透かしたように、アランはにやにや笑いした。
「そ、んなわけ」
「あとで、ね。今はちゃんと食べな?」
恭弥はあわててパンを口に押し込んだが、味なんてろくにしなかった。
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