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10 接客業と金融業
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「家政婦さんがやってくれるからいいよ」
というアランの声を無視して、恭弥は皿の後片付けをした。
「何かしてないと不安なんですよ。社会は即、戦力外通告出してくるんで」
「労働フリークだね」
「亜蘭さんは不安にならないんすか。将来とか」
「ならない」
アランはきっぱりと答えた。
「へえ……」
貯金があると悠然としていられるんだろうか。
「恭弥くんも、休み方を覚えた方がいいぞ」
「亜蘭さん並みになったら社会に戻れそうにないんですけど」
「いーじゃん。お兄さんちにいれば。ダメになっちゃえ」
アランの手が、恭弥のそばの流し台になにげなく置かれている。
「また寮のある職場、探さないと。あまり長くご迷惑もかけられないですし」
アランの顔の近さを気にしないようにしながら、恭弥は皿を拭いた。顔が赤くなりそうでこわかった。
アランはくるんと身体を返し、流しにもたれた。
「じゃあ、譲歩。ぼくの友だちが、この近所にカフェ持っててさ。いいお店だし、しばらくそこで働けばいい。ちなみに、さっきのコーヒー豆もそこで買ったやつ」
「俺、接客業やったことないですよ」
「学生でもバイトしてるから大丈夫だって。向かなければ辞めればいいよ」
「えっ……でも」
「心配ない心配ない、ここから通うのにも便利だし。わあ、ぼく、天才」
カフェで働くには、恭弥の見た目はあまりに貧乏くさくないだろうか。断ろうと、恭弥は口を開きかけた。
が、そこで玄関のチャイムが鳴った。
「はい」
アランはインターフォンで応対した。恭弥がちらりと画面を見ると、カメラには金髪をつんつんに立てた、若い男が映っている。真っ赤なジャンパーには刺繍の龍が二匹踊っている。
恭弥はぎょっとした。
「朝いちばん、失礼します! お車引き取りにまいりました」
昨夜のやくざの下っ端らしかった。恭弥たちが乗ってきた、会社のワゴンを回収にきたようだ。
「ああ、ごめん、忘れてた。裏庭の駐車場に置いてあるから勝手に持ってっていいよ」
「えっと、佐島さんが霜山さんとお話したいそうでして!」
よく見ると、つんつん頭の奥に、男がたばこを咥えてたたずんでいる。
いいスーツを着た、ぱっと見俳優のような雰囲気の中年男だ。金のネクタイピンや腕時計、それに異様に鋭い目つきが、かたぎでないことを物語っている。
(この人が猫友……)
ほんとうにこのこわそうな人が、猫がいなくなっただけで真っ青になるんだろうか。
「あ、じゃあ今出ます。ちょっと待っててね」
アランは玄関に向かった。恭弥も手を拭いて、あとをこわごわとついていった。
恭弥が使っていた車なのだし、何かトラブルになったら責任をとらなくてはならない。
「朝早く、すみませんね」
渋い声で、佐島は言った。画面越しで感じたよりも、ずっとすごみがある。
「どうもー。今日はあがっていかれます?」
「そうですね、あんまり立ち話に向かない話題だから、お邪魔しようかな」
恭弥は戦慄した。なんの話だろう。もしかして自分が何かしてしまったのだろうか。車を持ってきてしまったから?
自分が死体役のニュースが、ふたたび恭弥の脳内を流れた。
「お前は外で待機してろ」
「はいっ」
佐島の命を受け、ちんぴらは頭を下げた。
玄関の戸が静かに閉まる。佐島が悠然とアランに向き直った。
恭弥は動けない。このやくざなら、命令ひとつで恭弥を死体にして海に放り投げられる。
「なーん」
恭弥の緊張をよそに、ルディが現れた。
ルディは恐れる様子もなく佐島に近づいた。佐島の足を前足で踏んづけてさえいる。
「ルーディー」
甲高くかすれた猫なで声が聞こえた。アランの声ではなかったし、もちろん恭弥の声でもない。
(何、今の)
誰の声かと恭弥は思わず見回したが、該当しそうな人間は佐島以外にいなかった。
(嘘)
佐島は屈んで、ルディをしきりに撫でている。ルディもうれしそうにまとわりついて、高そうなスーツの脚を毛まみれにしている。
「今日もかわいいな、ルディは」
今度ははっきりと、佐島の渋い顔からかわいらしい声が出るのを目撃できた。
(……この人なら、猫の家出で真っ青になるわ)
恭弥は深く納得した。ルディの懐きっぷりも相当なものだ。
「コーヒー淹れてくるんで、先に上がっててください」
アランは慣れっこらしく、佐島の豹変に驚きもしない。
「そんなに長居はしませんよ、お構いなく。世間話をしに来ただけだからね」
名残惜しそうにひと撫でし、ルディに向かって小首をかしげてから、佐島は立ち上がった。
「逃げた社長さんの行方、霜山さんも知りたいかと思いましてね」
佐島は渋い声に戻っている。
「うちの若いのから聞きましたよ。そこのお友だちが、あの工場で働いていたと」
「実はそうなんですよ。ほんと、困った社長さん」
「うちとしても、担保財産の持ち逃げは困るんでね。昨夜うちの者が捕まえました。海外に飛ぼうとしてたが、そうはいかない。今はうちの事務所で話を聞いてます」
元社長が現在、どんな目にあわされているのか想像しかけて、恭弥はあわててやめた。
「だって。よかったね恭弥くん」
「立ち退きのとき、うちの若いもんが脅かして悪かったね。一応法律どおり、給与債権は先に払わせるから、君たちの最後のお給料はちゃんと振り込まれるはずだよ」
話が自分に向かってきて、恭弥は硬直した。
「は、はい、ありがとう、ございます……」
「へへ、話はこんだけなのに、ルディの顔が見たくて上がりこんじゃった。またね、ばいばい」
ルディをもう一度撫でてから、佐島は出て行った。
「ほんとに猫が好きな人なんですね……」
「ねー」
適当に相槌をうちながら、アランはスマートフォンを尻ポケットから取り出した。
「じゃあ、電話するよ」
「どこに、です?」
「さっき言ったでしょ、恭弥くんがこれから働くとこ」
このときまで、恭弥はカフェのことをすっかり忘れていた。
「でも俺、見た目が」
「かわいいから、変なお客さんに絡まれる?」
アランは恭弥を遮って、見当違いに言葉を継いだ。
「たしかにそれはあるかも。困ったな」
「からかわないでくださいよ。こんな貧乏くさいやつ、来られても向こうが困るでしょうが」
「そう? じゃ、あとで服、買いにいこうね」
「そういう問題じゃ! こう、滲み出てる体臭とか」
「ん?」
アランは顔を近づけ、すん、と恭弥の匂いを嗅いだ。
「ぼくんちのせっけんのにおい」
恭弥は赤くなった。
「異論はそれだけ?」
「えっと、はい……」
もっとほかにあったはずだが、考えがまとまらない。
セクハラだ。なのに、なんで嫌じゃないんだ。恭弥の中で、そんな別の葛藤が生じている。
「じゃ、いいね。……あ、もしもし。あのさぁ、急で悪いんだけど、ひとり雇ってもらいたい子がいるんだ。榛名恭弥くん。ぼくの友だちで、働いてた会社がつぶれちゃって……接客は得意じゃないらしいんだけど……」
気づけばアランは電話をかけている。
「あ、大丈夫? わかった。じゃあいつ面接? 明日の午後がいいな。それでいい? はい、オーケー、ありがとう」
恭弥はなすすべもなく、まとまっていく話を横で聞いていた。
というアランの声を無視して、恭弥は皿の後片付けをした。
「何かしてないと不安なんですよ。社会は即、戦力外通告出してくるんで」
「労働フリークだね」
「亜蘭さんは不安にならないんすか。将来とか」
「ならない」
アランはきっぱりと答えた。
「へえ……」
貯金があると悠然としていられるんだろうか。
「恭弥くんも、休み方を覚えた方がいいぞ」
「亜蘭さん並みになったら社会に戻れそうにないんですけど」
「いーじゃん。お兄さんちにいれば。ダメになっちゃえ」
アランの手が、恭弥のそばの流し台になにげなく置かれている。
「また寮のある職場、探さないと。あまり長くご迷惑もかけられないですし」
アランの顔の近さを気にしないようにしながら、恭弥は皿を拭いた。顔が赤くなりそうでこわかった。
アランはくるんと身体を返し、流しにもたれた。
「じゃあ、譲歩。ぼくの友だちが、この近所にカフェ持っててさ。いいお店だし、しばらくそこで働けばいい。ちなみに、さっきのコーヒー豆もそこで買ったやつ」
「俺、接客業やったことないですよ」
「学生でもバイトしてるから大丈夫だって。向かなければ辞めればいいよ」
「えっ……でも」
「心配ない心配ない、ここから通うのにも便利だし。わあ、ぼく、天才」
カフェで働くには、恭弥の見た目はあまりに貧乏くさくないだろうか。断ろうと、恭弥は口を開きかけた。
が、そこで玄関のチャイムが鳴った。
「はい」
アランはインターフォンで応対した。恭弥がちらりと画面を見ると、カメラには金髪をつんつんに立てた、若い男が映っている。真っ赤なジャンパーには刺繍の龍が二匹踊っている。
恭弥はぎょっとした。
「朝いちばん、失礼します! お車引き取りにまいりました」
昨夜のやくざの下っ端らしかった。恭弥たちが乗ってきた、会社のワゴンを回収にきたようだ。
「ああ、ごめん、忘れてた。裏庭の駐車場に置いてあるから勝手に持ってっていいよ」
「えっと、佐島さんが霜山さんとお話したいそうでして!」
よく見ると、つんつん頭の奥に、男がたばこを咥えてたたずんでいる。
いいスーツを着た、ぱっと見俳優のような雰囲気の中年男だ。金のネクタイピンや腕時計、それに異様に鋭い目つきが、かたぎでないことを物語っている。
(この人が猫友……)
ほんとうにこのこわそうな人が、猫がいなくなっただけで真っ青になるんだろうか。
「あ、じゃあ今出ます。ちょっと待っててね」
アランは玄関に向かった。恭弥も手を拭いて、あとをこわごわとついていった。
恭弥が使っていた車なのだし、何かトラブルになったら責任をとらなくてはならない。
「朝早く、すみませんね」
渋い声で、佐島は言った。画面越しで感じたよりも、ずっとすごみがある。
「どうもー。今日はあがっていかれます?」
「そうですね、あんまり立ち話に向かない話題だから、お邪魔しようかな」
恭弥は戦慄した。なんの話だろう。もしかして自分が何かしてしまったのだろうか。車を持ってきてしまったから?
自分が死体役のニュースが、ふたたび恭弥の脳内を流れた。
「お前は外で待機してろ」
「はいっ」
佐島の命を受け、ちんぴらは頭を下げた。
玄関の戸が静かに閉まる。佐島が悠然とアランに向き直った。
恭弥は動けない。このやくざなら、命令ひとつで恭弥を死体にして海に放り投げられる。
「なーん」
恭弥の緊張をよそに、ルディが現れた。
ルディは恐れる様子もなく佐島に近づいた。佐島の足を前足で踏んづけてさえいる。
「ルーディー」
甲高くかすれた猫なで声が聞こえた。アランの声ではなかったし、もちろん恭弥の声でもない。
(何、今の)
誰の声かと恭弥は思わず見回したが、該当しそうな人間は佐島以外にいなかった。
(嘘)
佐島は屈んで、ルディをしきりに撫でている。ルディもうれしそうにまとわりついて、高そうなスーツの脚を毛まみれにしている。
「今日もかわいいな、ルディは」
今度ははっきりと、佐島の渋い顔からかわいらしい声が出るのを目撃できた。
(……この人なら、猫の家出で真っ青になるわ)
恭弥は深く納得した。ルディの懐きっぷりも相当なものだ。
「コーヒー淹れてくるんで、先に上がっててください」
アランは慣れっこらしく、佐島の豹変に驚きもしない。
「そんなに長居はしませんよ、お構いなく。世間話をしに来ただけだからね」
名残惜しそうにひと撫でし、ルディに向かって小首をかしげてから、佐島は立ち上がった。
「逃げた社長さんの行方、霜山さんも知りたいかと思いましてね」
佐島は渋い声に戻っている。
「うちの若いのから聞きましたよ。そこのお友だちが、あの工場で働いていたと」
「実はそうなんですよ。ほんと、困った社長さん」
「うちとしても、担保財産の持ち逃げは困るんでね。昨夜うちの者が捕まえました。海外に飛ぼうとしてたが、そうはいかない。今はうちの事務所で話を聞いてます」
元社長が現在、どんな目にあわされているのか想像しかけて、恭弥はあわててやめた。
「だって。よかったね恭弥くん」
「立ち退きのとき、うちの若いもんが脅かして悪かったね。一応法律どおり、給与債権は先に払わせるから、君たちの最後のお給料はちゃんと振り込まれるはずだよ」
話が自分に向かってきて、恭弥は硬直した。
「は、はい、ありがとう、ございます……」
「へへ、話はこんだけなのに、ルディの顔が見たくて上がりこんじゃった。またね、ばいばい」
ルディをもう一度撫でてから、佐島は出て行った。
「ほんとに猫が好きな人なんですね……」
「ねー」
適当に相槌をうちながら、アランはスマートフォンを尻ポケットから取り出した。
「じゃあ、電話するよ」
「どこに、です?」
「さっき言ったでしょ、恭弥くんがこれから働くとこ」
このときまで、恭弥はカフェのことをすっかり忘れていた。
「でも俺、見た目が」
「かわいいから、変なお客さんに絡まれる?」
アランは恭弥を遮って、見当違いに言葉を継いだ。
「たしかにそれはあるかも。困ったな」
「からかわないでくださいよ。こんな貧乏くさいやつ、来られても向こうが困るでしょうが」
「そう? じゃ、あとで服、買いにいこうね」
「そういう問題じゃ! こう、滲み出てる体臭とか」
「ん?」
アランは顔を近づけ、すん、と恭弥の匂いを嗅いだ。
「ぼくんちのせっけんのにおい」
恭弥は赤くなった。
「異論はそれだけ?」
「えっと、はい……」
もっとほかにあったはずだが、考えがまとまらない。
セクハラだ。なのに、なんで嫌じゃないんだ。恭弥の中で、そんな別の葛藤が生じている。
「じゃ、いいね。……あ、もしもし。あのさぁ、急で悪いんだけど、ひとり雇ってもらいたい子がいるんだ。榛名恭弥くん。ぼくの友だちで、働いてた会社がつぶれちゃって……接客は得意じゃないらしいんだけど……」
気づけばアランは電話をかけている。
「あ、大丈夫? わかった。じゃあいつ面接? 明日の午後がいいな。それでいい? はい、オーケー、ありがとう」
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