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【主要登場人物】

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【ジェスター・ディグ(名を棄てた者)】
 朱き獅子(アーシェ)一族の末裔であり、妖剣アクトレイドス(告死の剣)を持つ
 若き魔法剣士。
 不死の呪いを受けている。
 最強とされる戦人で、その身の上には様々謎がある。
 異形と呼ばれる緑玉の瞳を持つ精悍な青年。
 
【リーヤティア】
 リタ・メタリカ王国の第一王女で、馬術と剣技に長けた気強い美姫。
 スターレットを慕い、彼を探すためにジェスターと行動を共にする。
 [破滅の鍵]と呼ばれその糧である[無の三日月(マハ・ディーティア)]を与えられる。

【スターレット】
 蒼き狼(ロータス)一族の若き大魔法使いでリタ・メタリカの王宮魔法使いの長。
 魔法を使うと両目が深紅に変化する。
 その容姿は、見る者に美しいと形容される程の美青年。
 復活した古の魔法使いゼラキエルが連れ去った、ラレンシェイを奪還するべく
 単独でゼラキエルを追う。

【シルバ・ガイ】
 銀の森の守り手であり、聖剣銀竜の角(ジェン・ドラグナ)を持つ隻眼の魔法剣士。
 竜狩人(ドラグン・モルデ)と呼ばれる呪文を使いこなす強者。 
 ジェスター、スターレットとは旧知の友であり、ジェスターとは兄弟同然に育った。

【ラグナ・ゼラキエル】
 古の呪いに従い、闇から蘇った強大な魔力を持つ魔法使い。
 400年前同族であるアーシェ一族を窮地に追いやり、リタ・メタリカ王宮に反旗 を翻した。
 魔王と呼ばれ恐れられているが、その容姿はジェスターと瓜二つである。
 
【レダ・アイリアス】
 青珠の森の守り手で、水の弓(アビ・ローラン)を授けられた美しき弓士。
 青珠の森から強奪された【息吹(アビ・リクォト)】を探して魔物を追っていた。 
 シルバを父の仇として憎んでいるが、ひょんなことから行動を共にすることになる。

【リューインダイル】
 青珠の守り手であり、その齢数百年を生きる青き魔豹。
 心に深き傷を追っているレダをいつも気にかけている。

【アノストラール】
 白銀の守り手でシルバの良き理解者。銀竜の長の子であるらしいが、一族から離れ銀の森で守り手を生業としている。
 人の姿を取ると麗しい美青年であるが、やけにのんびりとしておっとりした性格している。だが、彼が持つ魔力は膨大である。

【ラレンシェイ・ラージェ】
 島国エストラルダ帝国からリタ・メタリカに密偵として来た美女。
 エストラルダが誇る女人部隊アストラの四番隊隊長。
 その美しさと気強さをゼラキエルに見染められ、不本意に拉致されてしまう。
 邪眼のレイノーラの憑として用いられる。

【ウィルタール・グレイ】
 幼い頃にロータス 家に拾われた奴隷の子供。
 スターレットを師と仰ぎ、心から慕っている見習い魔法使いの少年。
 魔物のとの争乱に駆り出されるが・・・

【邪眼のレイノーラ】
 400年前、ゼラキエルの妻になるはずたった魔女。
 邪眼を持ち、人の心を読む性悪な女妖魔。
 ゼラキエルを心から愛している。

【サリオ・リリス】
 白銀の森の女王の娘で、無邪気な美少女。
 シルバを慕っている。

【オルトラン】
 400年前、魔王を封じたアーシェ一族の大魔法使い。
 時折、リーヤの夢に現れる。


【悲哀の墓守】
 ゼラキエルに使える魔物の一人で、常にその傍らにいる。
 常に頭からローブをかぶっていて、その容姿も能力も不明であり、正体の知れない不気味な男。
 

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