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3話.カルーセルエルドラド
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(場面転換)
染毬:「じゃじゃーーーーん」
ダン:「こ……これは何ですか?」
マイ:「新しい特訓用マシンとか?」
ダーウィン:「物理的に大丈夫なヤツですか?」
染毬:「君たちって……ジェットコースターも知らないんだね」
コロロ:「じぇっとこぉすたぁー?」
染毬:「乗ってみれば分かるよ」
(全員コースターに乗り込む)
ダン:「!?」
ダーウィン:「!?」
マイ:「え……どうなるんですか?」
コロロ:「ワクワク!」
染毬:「『私』の知識という人類最高の宝を結集させたモンスターマシンさ!」
(ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ)
ダン:「人類最高の宝の無駄遣いが過ぎるだろ……」
ダーウィン:「……右に……同じッ!」
ダン:「おい、ダーウィン。もしかして怖いのか?足が震えてるぞ?」
ダーウィン:「まさかァ!冷え性なだけさ」
ダーウィン:「ダンこそ、その瞼を開けたらどうだい?」
ダン:「は?開けてるし!第3の瞳を開眼してるんだよ!今ならニンゲンの輪廻の理だって見えるわ!」
ダーウィン:「僕も見えてきた……かも。アレが……天国?」
マイ:「2人とも陰気臭い!意地張って乗っちゃうからだよ!」
コロロ:「あ!!頂上まで上がった!!」
ダン:「…………ぐ」
ダーウィン:「…………う」
マイ:「…………すごい景色だね」
コロロ:「…………楽しッッッッ」
(ガタン……ズシャアアアアアアアアアア)
染毬:「おーー、叫んでるねぇ。普段、ワイヤーアクションさながらの激戦を繰り広げてるのにね……ちょっと意外だなぁ」
(8分後)
ダン:「う……そだろ。俺たち……8分間も乗ってたのか」
ダーウィン:「半分くらい……記憶ないよ」
マイ:「凄かったね!」
コロロ:「もう1回乗りたーい!」
ダン:(M)「嘘だろッ!」
ダーウィン:(M)「コロロちゃん……三半規管強すぎでしょ」
染毬:「次の乗り物もあるよ」
マイ:「何の乗り物なんですか??」
染毬:「メリーゴーランドだよ」
ダン:(小声)「メリーゴーランドって、魔改造された暴れ馬に……しがみついて」
ダーウィン:(小声)「それ……ロデオマシーンってやつだ」
ダン:(小声)「俺、生きて帰れる気しないかも」
ダーウィン:(小声)「想像したら……負けな気がする」
ダン:(小声)「次は」
ダーウィン:(小声)「ゼッタイ」
ダン:(小声)「素直に」
ダーウィン:(小声)「無理な時は」
ダン:(小声)「無理って言おう」
マイ:「2人とも、変なの」
染毬:「……これだよ」
コロロ:「あ………………コレって、動くんですか?」
マイ:「アンティークでオシャレなメリーゴーランドですね!」
ダン:「オブジェじゃないんですか?」
染毬:「1度は動かなくなっちゃったんだけど……ポチ!!」
ダーウィン:「……光った」
コロロ:「わ~~!動き始めたぁ!!!」
染毬:「せっかくだし、乗ろうか」
(全員、メリーゴーランドに乗り込んだ)
ダン:「博士、突然……加速したりしませんよね?」
染毬:「まさかァーー。…………できるけど」
ダーウィン:「え」
染毬:「信用ないね。そんなことしたら、お馬さん達が可愛いそうだろ!何を言うんだ、2人ともぉ~~ぷんぷん」
マイ:「ちょっと男子~!野蛮人!」
コロロ:「男子~~!!」
マイ:「キラキラして楽しいね♪」
コロロ:「…………うん」
染毬:(M)「他の子達と……乗せてあげられなくてゴメンね」
コロロ:「めりーごーらんど、楽しい!!!」
(少しの間)
ダン:(M)「一定のリズムをゆっくり刻みながら」
ダーウィン:(M)「もう1つの鼓動を弾ませて」
マイ:(M)「少し高い位置で」
コロロ:(M)「いつも隣にはお友達がいてくれる!」
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染毬:「じゃじゃーーーーん」
ダン:「こ……これは何ですか?」
マイ:「新しい特訓用マシンとか?」
ダーウィン:「物理的に大丈夫なヤツですか?」
染毬:「君たちって……ジェットコースターも知らないんだね」
コロロ:「じぇっとこぉすたぁー?」
染毬:「乗ってみれば分かるよ」
(全員コースターに乗り込む)
ダン:「!?」
ダーウィン:「!?」
マイ:「え……どうなるんですか?」
コロロ:「ワクワク!」
染毬:「『私』の知識という人類最高の宝を結集させたモンスターマシンさ!」
(ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ)
ダン:「人類最高の宝の無駄遣いが過ぎるだろ……」
ダーウィン:「……右に……同じッ!」
ダン:「おい、ダーウィン。もしかして怖いのか?足が震えてるぞ?」
ダーウィン:「まさかァ!冷え性なだけさ」
ダーウィン:「ダンこそ、その瞼を開けたらどうだい?」
ダン:「は?開けてるし!第3の瞳を開眼してるんだよ!今ならニンゲンの輪廻の理だって見えるわ!」
ダーウィン:「僕も見えてきた……かも。アレが……天国?」
マイ:「2人とも陰気臭い!意地張って乗っちゃうからだよ!」
コロロ:「あ!!頂上まで上がった!!」
ダン:「…………ぐ」
ダーウィン:「…………う」
マイ:「…………すごい景色だね」
コロロ:「…………楽しッッッッ」
(ガタン……ズシャアアアアアアアアアア)
染毬:「おーー、叫んでるねぇ。普段、ワイヤーアクションさながらの激戦を繰り広げてるのにね……ちょっと意外だなぁ」
(8分後)
ダン:「う……そだろ。俺たち……8分間も乗ってたのか」
ダーウィン:「半分くらい……記憶ないよ」
マイ:「凄かったね!」
コロロ:「もう1回乗りたーい!」
ダン:(M)「嘘だろッ!」
ダーウィン:(M)「コロロちゃん……三半規管強すぎでしょ」
染毬:「次の乗り物もあるよ」
マイ:「何の乗り物なんですか??」
染毬:「メリーゴーランドだよ」
ダン:(小声)「メリーゴーランドって、魔改造された暴れ馬に……しがみついて」
ダーウィン:(小声)「それ……ロデオマシーンってやつだ」
ダン:(小声)「俺、生きて帰れる気しないかも」
ダーウィン:(小声)「想像したら……負けな気がする」
ダン:(小声)「次は」
ダーウィン:(小声)「ゼッタイ」
ダン:(小声)「素直に」
ダーウィン:(小声)「無理な時は」
ダン:(小声)「無理って言おう」
マイ:「2人とも、変なの」
染毬:「……これだよ」
コロロ:「あ………………コレって、動くんですか?」
マイ:「アンティークでオシャレなメリーゴーランドですね!」
ダン:「オブジェじゃないんですか?」
染毬:「1度は動かなくなっちゃったんだけど……ポチ!!」
ダーウィン:「……光った」
コロロ:「わ~~!動き始めたぁ!!!」
染毬:「せっかくだし、乗ろうか」
(全員、メリーゴーランドに乗り込んだ)
ダン:「博士、突然……加速したりしませんよね?」
染毬:「まさかァーー。…………できるけど」
ダーウィン:「え」
染毬:「信用ないね。そんなことしたら、お馬さん達が可愛いそうだろ!何を言うんだ、2人ともぉ~~ぷんぷん」
マイ:「ちょっと男子~!野蛮人!」
コロロ:「男子~~!!」
マイ:「キラキラして楽しいね♪」
コロロ:「…………うん」
染毬:(M)「他の子達と……乗せてあげられなくてゴメンね」
コロロ:「めりーごーらんど、楽しい!!!」
(少しの間)
ダン:(M)「一定のリズムをゆっくり刻みながら」
ダーウィン:(M)「もう1つの鼓動を弾ませて」
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コロロ:(M)「いつも隣にはお友達がいてくれる!」
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