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ああ僕と彼が矢面に立つなんて
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要が泉と共にアパートのセットが用意された一室に戻ると、カメラの向こうで深刻な表情を浮かべた月島がいた。
不安げに親指の爪を噛む彼女と、腕組みして難しい顔をした監督の五条を取り巻くように照明係やメイク係が成り行きを見守っている。
中でも一番不穏な空気を放っているのは竜胆だった。スタジオの外から響く雷鳴と同じくらいの低音で、竜胆は月島に突っかかる。
「ちょっと月島、ビジネスなのよこれは! プロならプロらしくしてちょうだい!」
二言目にはビジネス、という言葉が出るほど、竜胆は仕事に厳しい。それは重々承知していたが、新人女優に怒鳴り散らすほど厳格だとは思わず、要は面食らった。
「一体何が……?」
「戻ったか泉。撮影、始められるか」
竜胆が月島を突き飛ばす横で、もそもそ、と籠った声で監督が言う。委縮しているわけではなく、蚊の鳴くような声が五条監督の全力の声量だ。どもり気味の要でさえ監督ほど小声ではない。
「いつでもいいですよ、監督」
そう言った泉の横顔は、自信に満ち満ちている。さっきまでの出来事が嘘のように役に入りこむ彼の切り替えの早さに、要は舌を巻いた。
「いい? 次にひどい演技を見せたら承知しないわよ月島! 緊張してるなんて言い訳にならないんだから。ちゃんと演じなさい!」
竜胆が月島へ吐き捨てるように言ったのを合図に、撮影が始まった。用意されたパイプ椅子に竜胆と奥宮夫人が座るのを視界の端に捉えてから、要は頭にタオルを被ったまま撮影を見守った。
現実世界から切りとられたような灰色のアパートにずぶ濡れで入ってきた泉と月島は、雨が吹きこむ玄関の薄いドアを背に抱き合う。
ぐっしょりと濡れた泉の髪の先から零れた水滴が、月島の鎖骨を滑り落ちる。荒い息遣いが響くアパートで、互いの形を確かめるように抱き合い、唇を合わせようとする二人――――……。
濡れて青ざめた月島の唇と、泉の薄い唇が触れそうになった瞬間、鮮やかな痛みが要の胸を突いた。鮮烈に走ったのは、嫌だという感情だ。
(妬けるな……って、何で妬いてるんだオレ……!?)
泉のラブシーンなど、慣れているはずなのに。つい先日にミュージックビデオのコンセプトを聞いた時さえ何とも思わなかったはずなのに、どうして胸が軋むのか。
自身の感情の変化に追いつけず困惑していると、監督から鋭い声がかかった。
「カット! 月島、固い。それで演技をしているつもりか?」
カメラが止まると、月島は「す、すみません」と泣きそうな声で謝った。緊張で手足が震えているのが遠目でもよく分かる。
「……もう一度やり直し」
今度は要も冷静に撮影を見ることができた。たしかに相手役の月島の動きが、ロボットのようにぎこちないのだ。湿っぽくかび臭いアパートで熱に浮かされたように愛を求める女の動きというよりは、生娘のように固い。これでは竜胆の新曲のイメージにそぐわない。
「これは……」
「呑まれたな」
「わあっ!? 監督?」
いつの間にか背後霊のように要の近くにいた監督が、トンボのようなサングラス越しに渋い表情で言った。
声だけでなく存在感まで最小限に留めることができるのか、と要が明後日なことを考えていると、監督は丸めた台本で苛立ったように手を打った。
「完全に泉に呑まれている」
「へ……」
「今まで、泉の共演者に新人俳優や女優はいたのか?」
「い、いえ、どちらかというと泉が新人でしたし……名前を売るためにビッグネームの方たちとの仕事を取るようにしてましたから……」
「だろうな。大御所たちなら、泉のオーラに気圧されない」
「というと……?」
月島のせいで何度撮影が中断されても、泉の集中力は切れていないように見える。それどころか、役にずっと入りこんでいる。
若くて金のない男が、壁の薄いアパートに女を上げ情事にもつれこもうとしている余裕のなさが彼の荒い息遣いから伝わってくるし、薄暗い部屋の中爛々と光る目は恋人に飢えた獰猛さを隠しきれていない。女に触れる武骨な手も、寄せられた眉も、すべてが竜胆の曲のためだけに作り上げられたキャラクターとマッチしている。
これが、一泉だ。他者を跪かせたくなるほどの美貌を持った彼の、演技の才能。
しかし月島は、それに気圧されたのだろう。
「月島は圧倒的な泉のオーラに呑まれてしまった。もうダメだ、これじゃ月島は使い物にならない」
「え……じゃあどうすれば……」
泉は多忙な身だ。夜には別の仕事が控えている。スケジュールが気になり始めた要の後ろで、竜胆が耐えかねたように怒鳴った。
「やめよ、やめ! 月島! あんた私の新曲を台無しにするつもり!? 役を降りなさい!」
「そ、そんな……っ私、これに賭けてるんです……!」
月島は子供のようにボロボロと泣きだしながら訴えた。化粧が落ち、いよいよ撮影どころではない。月島の気持ちは重々分かるが、彼女がこれ以上やれるとは現場の人間は誰も思えなかった。
「代理を立てるわ。誰か別の女優を呼んでちょうだい!」
「そんな……竜胆さん……!」
月島は火がついたように泣きだす。要は何とかしたいと一歩前に踏みだしたが、監督は首を横に振って要を止めた。
マネージャーに支えられながら、月島がスタジオから出ていく。
「しかし代理がすぐに見つかるかどうか……泉くんに似合う相手なんて……時間も限られてるっていうのに……」
若手のスタッフが頭を抱えた。被っていたタオルを剥ぎ取り、要は余裕のない表情で竜胆と監督に声をかける。
「あ、あの……もしよければ、うちの事務所の女優を当たってみましょう、か……?」
同じ事務所の者ならば、泉にも慣れているだろうからオーラに呑まれることもないはずだ。スマホを手にそう打診してみたところ、二人は要の顔を見るなりピタリと固まってしまった。
(もしかして、失言だった……?)
「あ、ああああああの、すみません、羽虫みたいなオレが出すぎた真似を……」
「違うわ、ああ、もう、何で思い至らなかったのかしら――――いるじゃない! 適任が!」
竜胆はカモシカのような手でガッと要の肩を掴み揺さぶった。彼女の大振りの金のピアスがユラユラと揺れ、そのピアスに反射して映った要は、困惑を浮かべていた。
「え、あ、あの……?」
「アンタ、アンタが泉の相手役の代理を務めなさい!」
「…………っはい!?」
日本語が理解できず、要は素っ頓狂な声を上げた。
「な、何言って……オレ、男ですよ! それに今はもう……」
「こりゃ驚いた。美形だな、君」
サングラスを押しあげた監督が、一重瞼の涼やかな目でまじまじと要を観察した。
「い、今まで話してたのに……お、オレの顔見てなかったんですか?」
「レンズ越しの人間にしか興味ないんでね。今までタオルを被っていたから、君のことは声で泉のマネージャーだと判断していたが、うん。悪くない。レンズ越しに見たい顔をしている」
「そうでしょう? 代わりの女優なんて必要ないわ。元々この曲は禁じられた愛をテーマに書いた曲だもの。同性同士の禁断の愛をミュージックビデオで描いたってなにも問題はないわ。それに」
興奮を抑えられないのか、竜胆は鼻の頭を膨らませて言った。
「美形の男同士のベッドシーンなんて、話題性バツグンじゃない。いいビジネスの匂いがするわよ」
「なん……っ」
要が二の句が継げずにいると、背後から手が回った。泉が要の肩に手をかけ、頭に顎を置いている。
「い、泉……?」
「俺はいいですよ。要なら詳細を説明する手間も省けるし、俺の演技についてこられる」
「何言って……冗談だろ……?」
弱りきった声で要が訴えるが、残念ながらスタジオにいる人間は要以外、相当乗り気のようだった。
不安げに親指の爪を噛む彼女と、腕組みして難しい顔をした監督の五条を取り巻くように照明係やメイク係が成り行きを見守っている。
中でも一番不穏な空気を放っているのは竜胆だった。スタジオの外から響く雷鳴と同じくらいの低音で、竜胆は月島に突っかかる。
「ちょっと月島、ビジネスなのよこれは! プロならプロらしくしてちょうだい!」
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竜胆が月島を突き飛ばす横で、もそもそ、と籠った声で監督が言う。委縮しているわけではなく、蚊の鳴くような声が五条監督の全力の声量だ。どもり気味の要でさえ監督ほど小声ではない。
「いつでもいいですよ、監督」
そう言った泉の横顔は、自信に満ち満ちている。さっきまでの出来事が嘘のように役に入りこむ彼の切り替えの早さに、要は舌を巻いた。
「いい? 次にひどい演技を見せたら承知しないわよ月島! 緊張してるなんて言い訳にならないんだから。ちゃんと演じなさい!」
竜胆が月島へ吐き捨てるように言ったのを合図に、撮影が始まった。用意されたパイプ椅子に竜胆と奥宮夫人が座るのを視界の端に捉えてから、要は頭にタオルを被ったまま撮影を見守った。
現実世界から切りとられたような灰色のアパートにずぶ濡れで入ってきた泉と月島は、雨が吹きこむ玄関の薄いドアを背に抱き合う。
ぐっしょりと濡れた泉の髪の先から零れた水滴が、月島の鎖骨を滑り落ちる。荒い息遣いが響くアパートで、互いの形を確かめるように抱き合い、唇を合わせようとする二人――――……。
濡れて青ざめた月島の唇と、泉の薄い唇が触れそうになった瞬間、鮮やかな痛みが要の胸を突いた。鮮烈に走ったのは、嫌だという感情だ。
(妬けるな……って、何で妬いてるんだオレ……!?)
泉のラブシーンなど、慣れているはずなのに。つい先日にミュージックビデオのコンセプトを聞いた時さえ何とも思わなかったはずなのに、どうして胸が軋むのか。
自身の感情の変化に追いつけず困惑していると、監督から鋭い声がかかった。
「カット! 月島、固い。それで演技をしているつもりか?」
カメラが止まると、月島は「す、すみません」と泣きそうな声で謝った。緊張で手足が震えているのが遠目でもよく分かる。
「……もう一度やり直し」
今度は要も冷静に撮影を見ることができた。たしかに相手役の月島の動きが、ロボットのようにぎこちないのだ。湿っぽくかび臭いアパートで熱に浮かされたように愛を求める女の動きというよりは、生娘のように固い。これでは竜胆の新曲のイメージにそぐわない。
「これは……」
「呑まれたな」
「わあっ!? 監督?」
いつの間にか背後霊のように要の近くにいた監督が、トンボのようなサングラス越しに渋い表情で言った。
声だけでなく存在感まで最小限に留めることができるのか、と要が明後日なことを考えていると、監督は丸めた台本で苛立ったように手を打った。
「完全に泉に呑まれている」
「へ……」
「今まで、泉の共演者に新人俳優や女優はいたのか?」
「い、いえ、どちらかというと泉が新人でしたし……名前を売るためにビッグネームの方たちとの仕事を取るようにしてましたから……」
「だろうな。大御所たちなら、泉のオーラに気圧されない」
「というと……?」
月島のせいで何度撮影が中断されても、泉の集中力は切れていないように見える。それどころか、役にずっと入りこんでいる。
若くて金のない男が、壁の薄いアパートに女を上げ情事にもつれこもうとしている余裕のなさが彼の荒い息遣いから伝わってくるし、薄暗い部屋の中爛々と光る目は恋人に飢えた獰猛さを隠しきれていない。女に触れる武骨な手も、寄せられた眉も、すべてが竜胆の曲のためだけに作り上げられたキャラクターとマッチしている。
これが、一泉だ。他者を跪かせたくなるほどの美貌を持った彼の、演技の才能。
しかし月島は、それに気圧されたのだろう。
「月島は圧倒的な泉のオーラに呑まれてしまった。もうダメだ、これじゃ月島は使い物にならない」
「え……じゃあどうすれば……」
泉は多忙な身だ。夜には別の仕事が控えている。スケジュールが気になり始めた要の後ろで、竜胆が耐えかねたように怒鳴った。
「やめよ、やめ! 月島! あんた私の新曲を台無しにするつもり!? 役を降りなさい!」
「そ、そんな……っ私、これに賭けてるんです……!」
月島は子供のようにボロボロと泣きだしながら訴えた。化粧が落ち、いよいよ撮影どころではない。月島の気持ちは重々分かるが、彼女がこれ以上やれるとは現場の人間は誰も思えなかった。
「代理を立てるわ。誰か別の女優を呼んでちょうだい!」
「そんな……竜胆さん……!」
月島は火がついたように泣きだす。要は何とかしたいと一歩前に踏みだしたが、監督は首を横に振って要を止めた。
マネージャーに支えられながら、月島がスタジオから出ていく。
「しかし代理がすぐに見つかるかどうか……泉くんに似合う相手なんて……時間も限られてるっていうのに……」
若手のスタッフが頭を抱えた。被っていたタオルを剥ぎ取り、要は余裕のない表情で竜胆と監督に声をかける。
「あ、あの……もしよければ、うちの事務所の女優を当たってみましょう、か……?」
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「あ、ああああああの、すみません、羽虫みたいなオレが出すぎた真似を……」
「違うわ、ああ、もう、何で思い至らなかったのかしら――――いるじゃない! 適任が!」
竜胆はカモシカのような手でガッと要の肩を掴み揺さぶった。彼女の大振りの金のピアスがユラユラと揺れ、そのピアスに反射して映った要は、困惑を浮かべていた。
「え、あ、あの……?」
「アンタ、アンタが泉の相手役の代理を務めなさい!」
「…………っはい!?」
日本語が理解できず、要は素っ頓狂な声を上げた。
「な、何言って……オレ、男ですよ! それに今はもう……」
「こりゃ驚いた。美形だな、君」
サングラスを押しあげた監督が、一重瞼の涼やかな目でまじまじと要を観察した。
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「レンズ越しの人間にしか興味ないんでね。今までタオルを被っていたから、君のことは声で泉のマネージャーだと判断していたが、うん。悪くない。レンズ越しに見たい顔をしている」
「そうでしょう? 代わりの女優なんて必要ないわ。元々この曲は禁じられた愛をテーマに書いた曲だもの。同性同士の禁断の愛をミュージックビデオで描いたってなにも問題はないわ。それに」
興奮を抑えられないのか、竜胆は鼻の頭を膨らませて言った。
「美形の男同士のベッドシーンなんて、話題性バツグンじゃない。いいビジネスの匂いがするわよ」
「なん……っ」
要が二の句が継げずにいると、背後から手が回った。泉が要の肩に手をかけ、頭に顎を置いている。
「い、泉……?」
「俺はいいですよ。要なら詳細を説明する手間も省けるし、俺の演技についてこられる」
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