【R18作品】善悪虐殺伝「ミサキ」

蛾脳シンコ

文字の大きさ
上 下
32 / 45
第5章 十三番街は聖杯の手中篇

第32話 琴歌酒賦

しおりを挟む
私の名はミサキ、満を持して世界最強と名乗れる女の子よ。
昨日、私は街を荒らす4人組の残りであるフォッスとウーランを殺した。
だが…奴等にはもっと上の存在、ドトキが居ることが分かった…奴を探したいが…一体どうやって…

「ミサキ、そのドトキって奴ならそのうち来るんじゃない?」
「そうかしら…」
「部下をやられて黙ってるわけ無いしね。」
「そうよね…まぁトロイダの部下ならそうかもね。」

トロイダはふざけているように見えて、舐められるのを嫌っているだろう。
なので部下に命令して私を消すように嗾けて来るだろう…あくまで予想に過ぎないが。
ともかく…明後日までに来なかったら本気で探しに行こう。
来ないのなら今日も今日とで患者の世話だ。

「ゲッホ!!ぐあああ!!」
「マジコ、こっちの患者、もうすぐヤバいわよ。」
「分かった。感染予防のためにマットとかシーツは捨てといて。」
「ええ。」

私も慣れたものだ…いや、こんな事になれてどうするんだ…
それはともかく、私が見切りを付けたのは今朝、運び込まれた患者だ…重症になってから24時間も経たないうちに瀕死なのだから恐ろしい。
私やマジコはともかく、一般人は容赦なく感染する…そう思うと病気は怖いな。

「………死んだわね。」
「じゃ、遺体を包んで破棄ね。」
「解剖とかしなくて良いのかしら?」
「ンなもの、解剖なんてしたら感染しちまうだろ。」

この患者の症状は嘔吐、吐血、激しい呼吸困難であった。
マスクを被りながら書類にチェックを入れると、納体袋へ入れ、裏の方から外へ出て死体置き場に置いておいた…この死体たちは何処かにある火葬場で焼かれるらしい。
ま、私には関係ない話だ、どうでも良いかな。
マジコの元へ戻ると、私がその後も患者たちの世話を続けた…

「ふぅ…やっぱり外の空気は美味しいわね。」
「まったくもってその通り…ミサキ、茶屋にでも行かない?」
「アンタ、フケる気?」
「そんな人聞きの悪い事は止してくれ。休憩だよ。」
「休憩ね…ふぅん…まぁ良いわ。行きましょうか。」

私達は休憩がてら、茶屋へ逃げることにした…たまには良い景色を見て、良いものを食べたいのだ。
マジコと共に茶屋まで飛んで行った。
・・・

「此処かぁ…行ったこと無いんだよね。」
「そうなの。」

此処の茶屋はいつ来ても落ち着いた雰囲気と自然の空気で非常に良い。
こういう静かな所は大好きだ…騒がしいのも嫌いでは無いが、落ち着いている方が自分好みだ…日陰や草原とか落ち着いて休める所はね。
店内に入ると、この前と同じように2階の席へ案内された。

「店員さん、綺麗だねぇ?いくつなの?」
【嫌ですね…私は今年で67です。】
「ピッチピチだね!君さ、宗教に興味とか無い?」
【ないです。】

早速、勧誘に失敗したマジコであったが、気を取り直してメニューに視線を移そう、この前はオムライスとクリームソーダだったので今日は何にしようか?
この決断をするのに私は何年に使う事になるだろうか…

「アタシは蟹のパオズと烏龍茶くれよ。」
「んじゃ私はホットケーキとイチゴ牛乳を貰うわ。」
【お承りました。少々お待ちを…】

店員は注文を取ると、下の階へ行き、この前と同じようによく分からない言語で厨房へ伝える…アレは悪魔語なのだろうか?それは本人達のみぞ知る。
しかし、この店は本当に良い…吹く風も涼しく、仕事が終わったら通おうか迷うぐらいだ。
飛べるし、特に距離も離れていない。

【あら、可愛いお嬢ちゃん…何処から来たのかしら?】
「ぶふッ!げっほ!ゴホッ!だ、誰?」
【大丈夫?】

後ろから急に話しかけられた私はお冷で咽てしまった。
私に話しかけて来たのは…なんとも奇妙な悪魔…?魔族…?両腕が無く、スラッと長い足をした女だ…背も高い、明らかに240以上はある。
化け蛇なので腕が無いのだろうか…

「ミサキ、もしかしてコイツがそうなんじゃない?」
「そうって……まさか!?お前が…ドトキか!」
【ご名答!街に行っても留守だったから来ちゃった!】
「舐めた真似をしやがって…ぶっ殺されに来たのか!」

しかし、ドトキはススス…と独特な笑い方をすると、戦いに来たのではない言う。
ある意味…戦うのだが、それは暴力では無い…と。

【ミサキちゃんの年齢はいくつかな?】
「分からないわ…15以上だとは思うけど…」
【なら平気ね。ミサキ、貴方に飲み比べの勝負を挑むわ。】
「飲み比べ?」

飲み比べと言うのは…お酒を数種類飲んで美味しいのを決める……のでは無くて、どっちかが酔いつぶれるまでお互いに飲んで行くというものだ。
ふざけてんのかと思ったが…これはトロイダの許可も貰っているらしい。
一応、私に勝つことが大切なのだとか…

「ミサキ、受けてやれよ。」
「えぇ…私…お酒とかそんなに好きじゃ無いのよ…」
【じゃ、2対1でも構わないわ。私って化け蛇でしょ?だから蟒蛇ってね!】
「………マジコ、やってやりなさい。」

斯くして、2対1でドトキと飲み比べをする事となった…場所はお店に許可を貰い、2階を使わせてもらい…肝心のお酒はドトキの持参…市販の物なので安心。
彼女は勝負には真剣に取り組み、ズルはしない主義と言っている。
本当かどうかは分からないが、見上げた根性である。

「酒は神聖なもの…だったら負けるなんて出来ないよね。」
【よく言うじゃない。今のうちに肝臓のドナーを探す事ね。】

勝負のルールは単純、お互いの盃に酒を注ぎ、同時に飲む…それを繰り返して先に潰れた方が負け…ちなみにマジコが負けた場合はお咎め無しだが、私の場合【一筆貰いたい】と言っているので…何かヤバそうな契約をされるに違いない…もちろん!お受けしたけど。
頑張れマジコ、負けるなマジコ…アンタに全てが掛かっている。

「ところで、アンタはどうやって飲むの?腕が無いじゃない。」
【それなら安心よ…ヴェェ…】
「うげ!?口から蛇を出しやがった!」
「気持ちの悪い奴ね…」

ドトキは口から2匹の蛇を這いださせると、1匹は爬虫類のような腕へと変わり、ドトキの方へ纏わり付く…もう1匹は真っ白な道士へと姿を変えた。
この道士は勝負の手伝い…まぁ酒を注いだりと雑用をこなす様だ。
非常に礼儀正しいのか、店員に1回お辞儀をした…主人より礼儀の良い奴じゃないか。

『マジコ様、ドトキ様、準備は宜しくて?』
【ええ、もちろんよ。】「こっちも何時でも良いぞ。」
『それでは1杯目、どうぞ。』

使われる盃は10寸(30㎝)の大きなもの…そして酒は清酒…ブランドは知らない。
盃に並々と注がれた冷たい清酒…それをドトキとマジコは同時に飲み始めた…

【ふぅ…やはり酒は美味しいわね。勝負となれば猶更ね。】
「一杯目は余裕だな。まだまだ行けるぞ。」
『それじゃ次ですね…少々お待ちを…』
「マジコ、私お酒苦手だからアンタにかかってるわよ。」
「ちょっとプレッシャーかも…」

勝負は続いて行く!!
・・・

『現在、15杯目です。ドトキ様、如何でしょう?』
【余裕よ余裕…ようやく、モツが動き出した感じね。】
『マジコ様の方は?』
「こ、こっちも…ノッテ来たところ…」

現在15杯目…ドトキの顔はほんの少し赤みがかっており、マジコの目つきは少し怪しい…顔もかなり出来上がっている様だ。

『では16杯目をどうぞ。』
【…ぶっはぁ!やっぱり何度飲んでも飽きないわね。】
「うぅ…ヒッ!うぅ…あ、ヤバいかも…」
「えぇ…しっかりしてよ…」
【吐かない内に降参しとく事ね。酒が不味くなるわ。】

16杯目を飲み終わったところで…マジコは泥酔状態だ…訳の分からないことを良い出し、道士へ話しかけて1人で笑っている…神の威厳もクソも無い。
このままでは私が飲むことになってしまう…どうすれば……そうだ!
マジコは火廼禽!神の力を悪用すれば!!

「マジコ!本来の力を使うのよ!体内の酒、全部蒸発させちゃって!」
「おし来た!!アタシぁ頑張っちゃうよ?うぅ…ハァアアァアアア!!」
【まぁ…綺麗だこと…】

マジコは神の力を開放させ!本来の姿へと変わった!!だが髪の毛は真っ赤では無く、青と赤のツートンカラーだ…フランベでもされているのだろうか…
けど、神の力と言うか…正体を現しただけなのでこれはセーフ?
どっちでもいい!!イケる!イケイケマジコ!!

「……やっぱ無理かも…げっふ…」
「そんなぁ…酒は神の力すらも凌駕するのかぁ…」
【スーッスッス!やはり酒は偉大ね。さぁミサキ、アンタの番よ。盃を取りなさい。】

しょうがない…良いだろう!!酒は味が気に喰わないが…受けて立とう。
私はドトキの向かい側へ座り、自分の盃に酒を注いで貰った。
自分の番になったので一旦ここで数字はリセット…また最初から。

『ミサキ様も加わったので仕切り直しで…まずは1杯目です。』
「んっく……まぁ好きな味では無いわね。」
【いつまで持つかしら?】

『では2杯目です。』
「まだまだイケるわね。」
【ようやく折り返しって感じよ。】

時は過ぎ…

『それで…えーっと…現在は17杯目です。』
【うっ…はぁ…はぁ…まだ…飲めるわ…】
「嘘つけ!顔が真っ赤よ、もう殆どアウトじゃない。」
【こんなに強いとは…】

私は17杯目、ドトキは32杯目…まだまだ余裕…と言いたいところだけど…ちょっとお腹が苦しくなってきた…酔わなくても苦しいとは…奇怪な…
ドトキの顔は真っ赤で目も虚ろである…お腹もポッコリしている。
それにしても…案外、酒は続けて飲むと美味く感じる。

『あの…ドトキ様、大丈夫ですか?』
【らいじょーぶ!私ゃ無敵のドトキ様よぉ!!】
「ねぇ、アンタのボス…マズいんじゃない?」
『マズいと思います…今日は満月で無いので余計酔いが早いかと…』

トロイダの部下は満月の光に当たる事で何やら力を発揮するんだな。
それはともかく…今回の勝負は私の勝ちとなった…お腹が苦しいがやっぱり最強。
(注文した料理は道士が全ておいしく頂きました)

【負けたぁ~好きにしろー!】
「…アンタって…暗示を持ってるの?」
【暗示ぃ?あぁ…トロイダの言ってたアレかぁ…持って無いよ…】
「ならアンタを殺したりはしないわ。アンタは危害を加えて無いからね。」

あくまでも自分は私に対して悪意持って攻撃してくる奴を殺すのみである。
コイツは直接自分に攻撃することは無かった…それにややこちらの有利であったが真剣勝負を持ちかけた…だったら…まぁ良いかな、見逃そう。
まだ情報を持っているかもしれないし。

「アンタさ、暗示を持ってる奴を知らない?」
【トロイダがそうだなぁ…】
「やっぱりアイツもそうなのね……それ以外は?」
【えぇーっと…道士ぃ?お前なんか知ってるでしょ?】

ドトキがそう言うと、道士は『承知しております』と答えた。

『街にいらっしゃる、リンケル様がそうだと承知しておりますが。』
「うっそでしょ…アイツがそうだったなんて…恩に着るわ。」
『いえ、主人の命令ですので。』

私は蛇女と蛇2匹、そして神を1匹此処に残すと、直ぐに十三番街へ飛んで向かった!!
ちなみに、会計はドトキが奢りである…金持ってんなぁ…
・・・

「オラァ!!リンケル!!」
【うぉお!?どうかしたんですか?ミサキさん。】
「なぁにがミサキさんだ!テメェ!暗示を持ってやがったな!」
【な!?何故それを…まさか人探しって!?】

リンケルのオフィスの扉を蹴破ると、事情を説明して彼女の眉間へ銃口を突きつけた。
だが抵抗する気は無く、むしろ受け入れている様だ。
コイツ…気でも狂ったのか?

【その前に…せめて真相だけでも…聞いてくれません?】
「真相?まぁ聞いてあげるわ。アンタには宿の恩があるし。」

そのくらい聞いてやろう…もしかしたらトロイダの事が何かしら分かるかもしれない…銃を仕舞い、オフィスのドアの鍵を閉めると、私は床へ、リンケルは椅子に座って離し始めた。

【アメリカって…知ってますか?】
「ええ。国の事でしょ?そのくらいは知ってるわよ。」
【あっしは元々…アメリカのボルチモアという所に住んでまして…その、人間なんですよ…信じてくれないと思いますが…】

アメリカのメリーランド州、ボルチモアという街にリンケルは住んでおり、元々は人間でワクチン研究所にて働いていたらしい…その研究所ではかつてドイツ軍が開発しようとしていた、確認された全ての病気に対する免疫を持つウイルスを開発していた。
その研究の第一責任者であるリンケルはラットでテストしたのち、自らにそのウイルスを投与…そして…
実験は成功、彼女は確認された全ての病気に対する完全なる免疫を手に入れたのだ。


【ですけど…投与から3日目…とある異変が起きたんです。】
「どんな異変が?」
【まずは網膜の変色でした…目は黒く染まりました…そして次に全身の皮膚に緑色の斑点が出来始め…投与から1ヶ月経つ頃には…】

今の姿になっていたと…声も元々は少し低かったらしい。
背丈も味の好みも、全てが変わっていた…そうまるで化け物のように…
当然、この事態を研究所は重く捉えた…もしもこんな事を外部に漏らせば大事になる…世間からは批判の嵐、悪い奴には利用されるかもしれない…
そうして実験内容とウイルスは完全にこの世から抹消され、リンケルは研究施設に監禁された。

【あのウイルスの作り方を知っているのはあっし1人です…】
「なるほど…それを嗅ぎつけたのがトロイダってワケね。」
【はい…暗示の事も…】

ある日、リンケルはいつもの様に与えられた部屋で横になっていると、自分の背後に誰かが立っているのを感じた…振り返ってみれば立っていたのは女…トロイダ。
トロイダはリンケルに「貴方は素晴らしい知識と暗示を持っている」と伝え、自分の部下にならないかと持ち掛けられた…もし部下になれば此処から出られる上に居場所と仕事もくれるとも。

「じゃあ元々、暗示はアンタが持ってたの?」
【はい…多分ですけど、生まれた時に持たされるのでしょう…】
「アンタの能力は?」
【あっしの能力は…不老です…なんか、地味ですよね。】

そう言って笑うリンケル…コイツが不老不死じゃなくて良かった…もしそうだったら首を破壊できない。
話を戻すが、トロイダに亡国まで連れて来られたリンケルは此処で副院長の名を貰った…元々の知識が高いので、病院の仕事は完ぺきにこなせた…しかし、患者が多すぎる!
次第に捌き切れなくなり、仕事を抱え、薬用のタバコを吸う事になったのだ。

【もう…それも終わるんですね…自殺は決心が出来ませんでした…】
「アンタを殺すことになって残念よ。本当にね…」
【見逃してはくれないのでしょう?最期に一服だけ…良いですか?】
「………良いわよ。」

リンケルは箱から震える手つきで3本のタバコを取り出し、咥えると火を点け…これでもか!!と吸った…この世を去ると決めた人間は強い。
私は銃を再度抜くと、奴の後頭部へ突き付けた…

「あばよリンケル。」
【ぐぅ…ううぅ…ぐぅ………ッ!!………】

引き金を引けば………リンケルは死んだ、魂はもうこの世には無い…
私は銃口に付着した諸々を拭き取ると、その場を後にしようとした。
彼女を始末したと知られたら面倒くさいことになるだろう…今のうちに教会へ行こう。

「その心配は必要無くてよ?ミサキ。」
「出たわね!このクソ野郎!」
「クソ野郎なんてしっつれいな子ね…また会えて嬉しいわ。」

扉を開けるとトロイダはそこに居た…ズカズカと私を部屋へ押し戻すようにこちらへ近付く…勝てるだろうか…此処で戦ったとして…

「変な事は考えない方が良いわ。貴女じゃワタシに勝てないもの。」
「なんですって?もっかい言ってみなさい。」
「何度でも!無理無理!ワタシに勝てるワ」

私は奴が挑発している最中に顔面へ拳をぶち込んだ!!
ドガッ…と良い音がすると、トロイダは顔を抑えて後ずさる…え?効いたの?
もしかしたら…勝てるかも…

「んもう…何すんのよ…折角お迎えに来たのに…」
「お迎え?アンタが?私を?何処に連れて行く気なの?」
「あら知ってるハズよ。ケイオプレイス…素晴らしきカオスの世界…」

ケイオプレイス…確かウーランが言っていた場所だ…コイツ、私が勝負に勝ったのに無理やり連れて行く気か?
そこで何をする気なんだ…なぜ私をそんな所に連れて行く?
部下にするためか?だったら無理やりハズだ。
ちくしょう…この女の考える事は何もかもが分からない…

「ねぇ?ケイオプレイスに行・き・ま・しょ?」
「死んでも嫌よ。」
「フン、だったらもう良いわ。無理やり連れて行くから。」
「は?何を……ッ!?」

突如として私の足元には大きめの穴が出現した!直ぐに対応できずに数メートル落ちたが…このまま飛べば出られるだろう…バカめ、私が飛べることを知らないのか?

「………あれ?」

おかしい…さっきからあの出口を求めて飛んでいるのに…距離が変わらない!!
なんだこれは!!ケイオプレイスになんか行ってたまるか!!私は亡国に戻る!絶対にだ!!うぉおおおおおお!!
だが…私の熱意とは裏腹に…出口は狭まって行き…遂に閉じてしまい…
その瞬間、身体中へ重い何かがのしかかると、そのまま下へ落ちてしまった…

『本日の死亡者』
プレイグ(人間) 症状:肺炎、吐血、頭痛 死因:病死
リキセイ(悪魔) 症状:寒気、高熱、血を含む下痢 死因:病死
ラ・コール(人間) 症状:腎不全、脱水症状、下痢 死因:病死
マーラ(悪魔) 症状:悪心、倦怠感、腹痛 死因:知らぬ間に死亡
クロブン(悪魔) 症状:不明 死因:行方不明

つづく
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

処理中です...