【R18作品】善悪虐殺伝「ミサキ」

蛾脳シンコ

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第4章 ブレドキャニオンを漂う十字架篇

第20話 乾いた荒野に冷たく眠る者達

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私の名はミサキ、何処の誰かは知れないけれど、誰もが皆知っている通り、世界最強の力を持った女の子だ。
いきなりだけど祭事道具、聖書の暗示を持つ者を私は始末した。
病伝キジハラと名乗っていた…タダのタヌキだったが…此処の仕事は終わり。
バーへ戻った私とマジコはそれぞれで旅立ちの準備をしている。

「アンタどうするの?」
「うーん…パパの所に行こうかな。」
「それが良いわ。そのうち…また会いましょ。」
「そうだね。次は100年後かも!」

どうやらマジコはこの街の事はどうでも良くなったらしい。
父親にこの事を報告して、信用を取り戻すと…私は生首を持って教会へ向かう。
私達は外へ出ると…各々の行く場所へ飛び立った。
少し空は明るくなってきている…キンと冷たい風が顔を吹き付ける…

「次は何処かしら…」

ロボットに天使、タヌキを相手にしたんだ…もう何が来てもおかしくない。
次は…巨大な怪獣とか……縁起でも無い事は考えないようにしよう…
私は全速力で教会までぶっ飛んで行った。
・・・

「もうすっかり早朝ね…起きてるかしら?」

街から飛び立ち、休憩を挟みつつも教会へ着いた頃にはもう陽は出切っていた。
こんな早い時間からアイツ等は起きているのかどうか不安だったが…
取り越し苦労だった様だ。
ギサキは外で庭掃除に励んでいた。

「おーっい!!ギサキ!!」
「うん?あぁ!!ミサキ!戻って来たんだね。」
「ええ。はいコレ、お土産。」

キュブーゲの生首をポイッとギサキの方へ投げた。
彼女は「おっとと…」言いながらも地面に落とさずキャッチし…生首を見つめる…

「わぁぁ!!コレ、生きてる!」
「もちろんよ、喋るわよ。」
「どれどれ…」
【ぎ、ぎもぢわりぃ…吐きたいけど…胃が無い…】
「変な声!けどありがとう!!」

気に入ってくれた様だ…良かった良かった。
シスターも起きているとの事で、私は彼女の元へ行き、話を聞いた。
次の標的は…

「十字架よ、奴からは得体の知れないオーラを感じるわ。」
「十字架ねぇ…まぁ良いわ。何処に居るの?」
「ブレドキャニオンと呼ばれる谷ね。幽霊が出るって噂の…」
「ちょ、ちょっとやめてよ…」

ブレドキャニオンは亡国の西側に位置する荒れ地だ。
幽霊、部族、住人が住んでいるくらいしか知らないのだが…幽霊は怖くは無いが、驚かされると心臓に悪い。
アイツ等は罪なき者を驚かせるのが好きなのだ。

「怖いでちゅね?お化けさん怖いでちゅね?」
「怖か無いわよ!ンなもの!!」
「だったら頼んだよ。きっとと会う事になるだろうから…」
「同業者?」

その同業者が誰なのかが気になったが…シスターは教えてくれなかった。
そして彼女は私へ鉢巻を渡した。(ギャグでは無い)

「何よコレ。」
「魔法アイテム。姿替えの鉢巻よ。巻いてる間は姿が変わるわ。」
「ふーん…じゃちょっと試しに…」

長い鉢巻を手伝ってもらいながら頭に巻くと…頭皮がぞわぞわするのを感じた…
何事かと思ったが…髪が伸びたようだ…背も高くなっている?
シスターより低いが…少し高くなった気分だ。

「ねぇ…なんか私…どんどん巫女に近付いてない?」
「気のせいよ。さぁ行ってらっしゃい!先客もお待ちよ!
「え、ええ…分かったわ、じゃあ行って来るから。」

にしても…なんだか…うっとおしい!!何よこの髪!!
いつもは面倒くさいから短くしてるけど…長いと邪魔で仕方ないわ。

「~♪…わぁぁ!?ど、どちら様…」
「私よ。ミサキよ。」
「えぇ……確かに顔は…うん、怖いからミサキだ。」
「いてこますぞ。」

ギサキは元々、私と同じ背丈だが…今は私の方が追い抜いている。
なのでタッパは高くなっている…フン♪なんだか気分が良いわね。
背が高いってこんなに自信が持てるものなのね。
私は髪の毛がうっとおしい事も教えると…ギサキは束ね方を教えてくれた。

「これでだな……ツインテール!!」
「殺すぞ。」
「冗談冗談…巫女服なんだし………俗っぽい髪型が良いよね!!」
「もう…好きにして…」

一般的な髪形の整え方を教えてもらうと、別れを言って飛び立った。
今は鉢巻きは…ポーチに押し込んでおこう、必要ない。
ブレドキャニオンは…結構遠いわね…不眠不休で飛べば…今日中には着くかもね…
・・・

「結構飛んだけど…お、見えて来たわね。」

もう陽が傾き、沈んでしまう夕方の空を…キャニオンは映していた。
此処がブレドキャニオン…中々の広さを誇る荒野…まずは町を見つけて宿を確保しよう…流石に荒野で野宿するほどタフじゃない。

「あったあった……着地っと…」

見つけた町は…西部劇に出て来そうな街並みの……古臭いものだ。
町の名前はニーシスか…宿くらいはありそうね。

「お宿発見…寂れてるわね…本当に人が居るのかしら。」
「ちゃんと居ますよ、此処に。」
「うわぁあ!!び、びっくりした…」

私の背後ににじり寄って来ていたのは、この街の住人…なんか怖い。
人間なんだろうけど…顔色が悪いし、元気が無さそうだ。
一瞬、幽霊かと思った…コイツはこの宿の主人らしい。

「お客様ですね?最近、誰も来なくて…」
「ええ…まぁ泊るけど…」
「紹介が遅れました、私の名はチリトと申します…お客様のお名前は?」
「ミサキ、姓は無いわ。」

チリトにお金を払うと、通常料金で良い部屋に案内してくれた。
この街は幽霊は出るし…場所が荒野の真ん中で分かりにくいため、滅多に人が来ないらしい。
肝心の部屋は普通の快適な感じなので言う事無しね。
しばらく泊まるとだけ伝えておいた。

「ああそうだ…くれぐれも…夜のお散歩はお控えください。」
「幽霊が出るからかしら?」
「それもありますけどね。」

チリトはそう言って部屋から出て行った…幽霊は大して珍しいモノでは無いのだが…普通の人間からしたら恐ろしいのだろう。
だがしかし、やっぱり私はあまり怖いとは思わない。
同じ生きていた者だ、姿形が変わったくらいだろう…驚かしたり、覗き見するヤツは遠慮なしにやるけど。
とにかく今日は寝てしまおう…明日から聞き込みだ…
・・・

「今回はやけにカットが多いわね…まぁ良いけど…」

今日はとっても…嫌になる程晴れている…気を取り直して聞き込みだ。
確か同業者が来ているとシスターは言っていた、なので…それっぽい人を探してから…

「あ、ミサキ!!」
「……はぁ?リンヤ?」
「やっぱりミサキだ!本物だ!!」

街に出てみると、一風変わった者…と言うかリンヤに出会った。
なして此処に?まさか同業者と言うのはリンヤの事か?

「なんでリンヤが此処に?」
「いやさぁ、それがね…ミサキみたいな名前の人に出会ってね。」
「それってギサキのこと?」
「…そんな名前だったかな?違うような…まぁそうかも。」

とりあえず、リンヤの話を聞いた感じだと…
私みたいな名前の奴に出会い、世にも珍しいキョンシーの生首が取れると聞いてわざわざここまでやって来たらしい…そうか、前に狩りへ行くと言っていたな…
此処に向かっていたのか。

「ミサキは何で此処に居るの?」
「私も首探しよ。どうやら狙いは同じらしいわね。」
「そうなんだ…じゃあさ、一緒に探さない?」
「………良いわよ。」

少し迷ったが、リンヤと一緒に行動することに。
彼女に危険が迫れば真っ先に守れるからだ、そのくらいの強さは持ち合わせている。
リンヤも聞き込みや調査をしており、現在集めた情報では…幽霊のランパと言う奴が怪しいが、怖くて近付けない…なら私の出番。
恐喝や脅迫は得意中の得意だ。

「それなら任せてほしいわ。」
「やったぁ!!ミサキが居ると百人力だよ!!」
「百人じゃ済まないわよ。」

幽霊が活発になるのは夜…それまで、別の人間に聞いてみよう。
まずはあそこで暇そうに空を見上げているウエスタンガール…痛みすらも感じていなさそうな程…無気力だ。

「そこのガール、ちょっと良いかしら?」
「……なに?」
「ここら辺でさぁ、怪しい人とか見なかったかな?」
「…今、私の目の前に居るけど。」

なんだとこの野郎!!と言いながら殴りかかる……のはダメだ。
相手は私達と同じくらいに見えるが、多分下だろう。
そんなにむやみやたらと喧嘩を始めるほど私は莫迦じゃない。

「やぁね、冗談が上手いじゃない。」
「私達が知りたいのはキョンシーとか…そんなお話。」
「キョンシー…?何それ…」
「困ったわね…そこからか…」

私はこの女の子…もといリジナへキョンシーの事を教えた。
自分も詳しくないので曖昧だが、キョンシーと言うのはゾンビの中国版で基本は同じだが、身体が硬くて臭い、基本的に何かしらの目的を持っている、知能は低いが温めれば賢くなる。
あとは…日の光が苦手でもち米を嫌う、人間の生き血を啜ると…

「こ、こわい…」
「私も説明してて気持ち悪いって思ったわ。」
「とりあえずさ、そんなの知らない?」
「……知ってるかも。」
「だったら教えてくれるかしら?お小遣いあげるわよ。」

こりゃ幸先が良い、いきなり情報を持っている子と出会うなんて…
財布には金が結構入っているので、お駄賃ぐらいなら出せる。

「お金いらない、暇だから遊んで。」
「そんな事なら良いわよ、何して遊ぶ?」
「脱衣麻雀?それとも眼球を賭けてポーカーでも…」
「リンヤ…お願いだからもうちょっと可愛い遊びを提案して…」

リジナの要求した遊びは…おままごとだ…わぁ、普通。
変な遊びじゃなくて本当に良かった…もしエグい遊びでも提案されたらどうしようかと…
地面にブルーシートを敷き、真ん中に箱を置けば、あっという間にマイホーム。

「うちがお母さん役で…ミサキがお父さん役ね。」
「ねーねー私は?」
「リンヤは……近所のチャラ男でうちの不倫相手。」
「わー燃える!頑張ろうねミサキ!」
「うん………は?え?不倫…?」

私の疑問はすっ飛ばされ、地獄のおままごとが始まってしまった。
設定としてはごく普通の中流階級の夫妻である私とリジナの元へリンヤがやって来て不倫でリジナを寝取ると言う…とてもじゃないが子供がする様には思えない、ドロドロのもの。

「………えーっと…何をすれば良いのかしら…?」
「もう…仕事から帰って来たところね。」
「そうなの……えーっと…ただいま!今、帰ったわよ。」
「言葉遣いもちゃんとして、おかまの夫なんてマニアックすぎる。」

もう…最近の子供はなんにでもリアルを求めるんだから…

「じゃあ…今帰ったぞ…」
「おかえりなさい!ねぇご飯にする?お風呂にする?」
「私の家庭は新婚かい。(新婚で不倫って…)」
「それとも…お、め、こ?」
「最悪だ…意味は同じでも…最悪だ…」

分かっていたが…如何せん、もうちょっと言い方があるだろうに…
お○こって!!そこまで言うならSEXで良いでしょ…なんで卑猥な言い方に…コイツ、本当に子供なのかしら…それとも…最近の子供って…進んでる?

「……わた…俺は飯食って寝る。」
「もう…どうしてシてくれないの?子供欲しく無いの?」
「家計が苦しいんだよ、子供なんて育てられっか。それより今日の晩飯は?」
「…今日の晩御飯はコオロギの活け造りと雑草のサラダです。」
「そこまで苦しかったの…ってか本物用意するの!?」
「はい、あーん♡」
「誰が食うか!!」

なんとリジナはお皿に足を捥いだコオロギと、雑草の盛り合わせを出した。
そして躊躇なく、コオロギを手で掴むと、私の口元へ運ぶ…や、やだ!!
いくら私でもそれを食うほど落ちぶれて無いわ!!ましてやコオロギなんて!!
だが…リジナは「キョンシー…」と言って私を脅した…こ、この私とあろうものが…脅されている!こんな子供に!!
舐めやがって!!良いぞ!そこまで言うなら…本気を見せてやる!!

「あ、あー…ん…うぐぐ…ぎぎぎ…」
「どう?おいしい?」
「お、お前が…作ったんだから…当たり前…だろ?」
「やーん!嬉しい!!大好き!!」

「(暇だなぁ…私の出番まだかなぁ…)」

口内をトゲトゲした物体が蠢く…噛もうにも勇気が出ずに…下の上で転がす。
鼻で息をすれば…苦みが広がり…気持ちが悪い!!もうやるしかない!!
思い切って噛むと、ジャリィ…と嫌な食感と共に、生臭い何かがドロッと出て来た…
私は何も考えずに食し…雑草のサラダも食した。

「(口の中が草原味で気持ちが悪い…)それじゃ…寝ようかな!」
「そ、そうなの…」
「(とりあえず寝たフリでもしとくか…)」

シートの隅っこで寝そべって、ままごとが続くのを待った。
寝そべると言っても…頬杖ついてリンヤとリジナのやり取りを見るだけだ。
いよいよリンヤの登場だ。

「奥さーん…旦那が居るのに俺を呼ぶなんて…物好きだねぇ?」
「(気合入ってんな…)」
「このスケベめ!」
「もう…貴方がそうさせたのでしょ…」

何が悲しくて幼女と少女のイチャイチャを見なくてはいけないのだろうか。
リンヤはリジナを犬のようにペロペロ舐める…顔面が唾液まみれだ。
怖いなぁ…南米のキスって怖いなぁ…

「それじゃあ旦那さんの方も。」
「うわぁぁあ!!止めろ!!俺はホモじゃねぇ!!」
「なるほど…新展開だ…これは今度使おう…」
「メモを取らないで…助けて!!」

必死の抵抗虚しく、私の顔面もベトベトにされてしまった。
しかし…私の中で何かが目覚めた様な…気がしなくもない…まだ私は普通…ノーマルだ…何もおかしくない。
そう自分に言い聞かせ続けるのであった。
・・・

「ふぅ…遊んだ遊んだ…こんなに楽しいのは久しぶり…」
「ほら満足?ちゃんと言ってもらうからね。」
「良いよ。この谷には部族が居るでしょ?」
「それなら私も知ってるよ。何処に居るかは知らないけれど。」
「それでね…その部族の人が…」

リジナ曰く、部族の偉そうな人が町へ来たとき、ゾンビが何とかと言っていたらしい。
もしそのゾンビと言うのがキョンシーなら、大当たりだ。
だが…部族の集落の位置は誰も知らず、たまに町へ来るときしか見ないと…
どうやら私達の今日は無駄ではなかった様だ…良い情報をゲットできた。

「ありがとうね…これ、取っときなさい。」
「良いの?遊んでくれたのに…」
「貴方の情報…対価には見合わないほど大きいもの。」
「ありがとう。」
「ミサキも太っ腹だね。」

リジナへお小遣いを渡すと、リンヤは町に残り聞き込み、私は上空から集落を探すことに。
探し物は高い所から見上げるに限る。
こんな荒れ果てた荒野なんだ…きっと直ぐに見つかるだろう……にしても広い。
何かおかしい気がしないか?見渡す限りの荒野だ…こんなに広かっただろうか…しかし、亡国はあり得る事は全てあり得る世界…今更過ぎる。

【お嬢さん、こんな所で一体何を?】
「うげっ…悪霊…なんでこんな昼間っから…」
【悪霊とは失礼な。それに霊がこんな真昼間から飛んでたら怪しいか?】
「まぁそりゃ…柳に幽霊なんて言葉があるし。」

ツイてないなぁ…お天道様も真上に輝く時間帯に幽霊と鉢合わせとは…
相手は悪霊に見えるが…敵意は無さそうだ、邪魔だし適当にあしらおう。

「私は急いでるの。お暇させてもらうわよ。」
【ちょっと待った!この先は俺達幽霊の縄張りだ、巫女は帰れ。】
「あのね…縄張りとか言うけど…誰が決めたの?地球?」
【お前はその質問を野生の動物にも言えるのかよ?あぁ??】
「問いに問いで返すなんておバカね。脳みそ冷えてんじゃない?」

どうやら…この幽霊とは穏やかに出来ない様ね…生き物の素晴らしさを教えてあげようじゃ無いの。
武器は効かないので、空中にて素手で構えると…

「貴様等!!何をやっている!!」
【うげ!?コッドローだ!チクショウ!!】
「は?誰よアイツ……って逃げやがったわね…」

下の方から誰かが怒号を上げると、幽霊は何処かへ逃げ去った。
私は地面へ降りるとその者へ寄った…ソイツは独特な衣装を着た男で…もしかしたら部族の人物かもしれない。

「おい外人、こんな神聖な地で何をやっている。早く立ち去れ。」
「ちょっと待ちなって…私は部族の人間を探してるのよ。」
「なんだ観光客か…それならワタシがそうだ。いや…ワタシもそうだ。」

私は部族の男、コッドローに付いて行き、集落へ向かうことにした。
目的の情報が手に入れば良いけど…

つづく
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