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★Episode22・馬車の中で①
しおりを挟む沢山のドレスを馬車に積み込んでもらい、ご主人様とボクは、お店を後にした。
試着した姿をご主人様に見てもらい、選んで頂くようなショッピングを想像していたボクだけど、まさかの大人買いで試着する必要すら無かったのは、予想外だった。
荷台に積みきれない分のドレスを席に置いた為、帰りの馬車の中は、少し窮屈になってしまった。
ご主人様は、横に座っていたボクをひょいっと掴み、ご自分の膝の上に乗せると後ろからボクのウエストに腕を回す。
「ひゃっ、ご主人様……」
「馬車が狭いからな、暫く此処に座っていなさい」
「は、はい、ご主人様…申し訳ありません」
◇
ご主人様は、ボクのウエストをぎゅと押さえてくれていた。
何だか子供扱いされているみたいで恥ずかしかったけど、ご主人様にくっついていられるのは、嬉しかった。
帰りの道は、結構凸凹していたのか、激しく馬車が揺れる。
もちろんご主人様がしっかりと押さえてくださってるから、ボクが落ちたりする事は、無いんだけど。
ガタン、ガタンッ…
馬車が揺れる度に、ボクは、ご主人様の上で大きく揺れてしまった。
ご主人様がしっかりと押さえてくださると、丁度ボクのお尻がご主人様の御立派な部分に当たってしまう。
それに揺れが激しいと、ボクがお尻で擦ってしまっている様な感じさえする。
ごめんなさい、ご主人様……
ガタン、ガタンッ…
ズルッズルッ…
や、やっぱり擦れちゃう……
さっき迄何も気にならなかったのに、ボクは、お尻の辺りに少し違和感を感じていた。
そして、その違和感は、少しづつ大きくなっていく……
「すまんな、ゆうと。不快であろう…」
「そ、その様な事は……」
その後、暫く沈黙が続いた。
ご主人様の御立派な物は、ボクのお尻の下で更に硬くなっていった。
もう形すら分かる程に……
此方の世界に来てから、ボクは、リズさんのちんちんしか見た事無いけど……
ご主人様のは、とても大きい気がする。
「ご、ご主人様、降りた方がよろしいでしょうか?」
「このままでかまわん……」
「で、でも、ご不快では?」
「フフ……不快では、ない。寧ろ気持ちが良いくらいだ」
カァァァァ…
「そ、その様な……」
顔を赤らめてうつむいたボクを、
ご主人様は、後ろから強く抱きしめてくれた。
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