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本編4話(修学旅行編 一日目)
高瀬くんの修学旅行②
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「たーかーせ、生麩串専門店だって。お前、白味噌好きじゃなかったっけ?柏木くんが買ったげよーか?」
「…………あられつきのやつがいい」
「高瀬様、抹茶のソフトクリームもありますよ!」
「…………たべる。かってこい」
僕は怒っています。そういう体裁を保つために、わざとむくれたそぶりで見え見えのご機嫌取りに応じる。
あの後、結局しごできの柏木がしっかり時間を巻いてくれやがったお陰で僕は四人全員に回されて、満身創痍の状態で京都へ到着した。今は、京都駅からバスで数十分移動したホテルの近くで絶賛観光中である。
「はい、高瀬。持てる?落とすなよー」
「分かってるよ……」
「高瀬様、お待たせしました、どうぞ♡」
「うん、ご苦労……」
僕、ほんとにちゃんと怒ってる風にできてるのかな。もう疾っくにちんぽは居ないはずなのに、散々使われ倒した穴がずうっとヒクヒクして止まらない。意識して後ろを締めるように力を入れていても、歩くたび、たっぷり中出しされたザーメンがとぷとぷと奥から溢れてきて、パンツどころかズボンにまでシミを作ってしまうんじゃないかと、さっきから気が気でない。
「っ、う……♡」
代わりばんこに二本ずつちんぽが挿入ってきたときの感覚をおまんこが思い出してしまい、身震いする。あんな、人を人とも思わないような、血も涙もないことをされたのに、嫌じゃなかったどころか少しだけ気持ちがよかっただなんて絶対に悟られるわけにはいかない。もうお前らなんて懲り懲りだ、という表向きの顔を作りながら、柏木と西田から献上された罪滅ぼしの貢ぎ物を両手に持って頬張る。できたてほやほやのモチモチとした生麩串と、京都ならではの濃厚な抹茶ソフトクリームとを交互に頬張ると、脳内にどぱっ♡どぱっ♡とドーパミンが放出されるのが分かった。
「あ……うまい……♡」
滅多に味わえないご当地グルメに幸せを感じながら、無心で食べ進める。すると程なく、肩が急に重たくなった気がして、どうやら気のせいなんかじゃないと分かる。失礼にも肘置きにされてしまったみたいだ。じと、と見上げるも当然肘がどかされることはない。
「なんらよ……」
「ほんと上の口も下の口も食いしん坊だな、瑞葵は」
「っ、む……うるひゃいっ……ひじどけろっ……」
「気持ちいい思いしたあとは美味しい思いして、嬉しいばっかの修学旅行だねぇ、高瀬くん」
「っ、ぜんぜんっ、そんなことないっ……」
子どもの頃ぷくぷくしていたのを今でも気にして間食を控えている尾形と、普段は甘いものばっかり食べているくせに夕飯に備えてか珍しくミネラルウォーターを飲んでいる丹羽から、厭に核心を突かれる。僕は、ほんのり赤らんだ顔をふいっと逸らして誤魔化した。
ふと、思い出したかのように尾形が言う。
「そういや、宿の部屋割りってどうなってんの?」
「ツインだから、こっちで割り振ってあるけど」
「割り振りってどうやって?」
「不平不満が出ないように出席番号順だよ」
「はぁ?出席番号順だと、瑞葵とお前が同室じゃん」
「だから何?お前は柏木となんだからいいだろ」
「やだ、そんなの納得いかない。ずるい……」
「なになに、まーたおがちゃんは駄々っ子ですか?」
「はぁ、こいつのこと放し飼いにすんなよ、柏木。大体、出席番号順の何がずるいわけ?公平ですけど?」
「だって、出席番号順を盾にしてお前、なんでも瑞葵とペア組み放題じゃん。たまたま丹羽って名字なだけで……俺だって好きで尾形なんて名字に生まれたわけじゃないし、何なら高橋とかがよかったし……とにかくずるいから、俺と結と瑞葵とお前でグッパしよ」
「はぁ~~~!?そんなことするわけ……」
「あ、そのグッパには俺も賛成。このままだと、毎晩おがちゃんからあの部屋割りはずるだったとか延々と聞かされそうだもん。四泊だよ?さすがにだるい」
「なに、柏木もそっち側なの?高瀬くんは?」
「んむ……?」
「高瀬はどっちでもいいよな?」
「ん……ろっひれもひい……」
どうせまた丹羽と尾形がいつもやっているくだらない小競り合いだろうと思い、あまり聞いていなかったので、生麩をモチモチと頬張りながら生返事をする。
「あれ、もしかして丹羽さん、グッパに自信ない感じですか?二分の一を引く自信すらないから委員長権限濫用して同室にするしかないと。はーん、成る程?」
「……尾形の分際で煽りやがって。やってやんよ」
「高瀬、今から四人でグッパするから、チョキ以外の手出すんだぞ。じゃあいくよー」
なんだ、グッパージャスするのか。
一体何をするのかも聞いていなかったが、間一髪で柏木に助けられた僕は、そのまま素直にグーを出した。
「「「「…………」」」」
パーが二人とグーが二人で一瞬にして決着が着く。と同時に、観光客で賑わう京都の風情ある街並みには余りにも不似合いな断末魔が、辺り一帯に響き渡った。
「「なんっで俺がお前と同室なんだよ!!!!」」
ピンクベージュの猫みたいなやつとブルーアッシュの犬みたいなやつが、パーの形にした手をワナワナと震わせながら崩れ落ちる。そんな光景をポカンと見下ろしたあと、僕は隣で同じく二人を高みの見物している男に目を遣った。柏木のほうは随分と愉しげだ。
「ウケるなー、あいつら。見てて飽きないわ……」
「これって夜の部屋割り決めるやつだったのか」
「そうそう。高瀬、全然話聞いてなかっただろ?」
「全然聞いてなかった。僕は柏木と、ってこと?」
「そだよ、高瀬と一緒なのレアだから楽しみ。せっかくの修学旅行だし色々話そ?四日間よろしくなー」
「うん、こちらこそ、よろしく……」
溶けそうになっているアイスをペロペロと急いで食べながら、同室の相手が柏木になったことに密かに胸を撫で下ろす。柏木となら喋りやすいし、比較的常識もあるやつだから、もし、万が一、夜そういう雰囲気になったとしても、次の日のスケジュールも気にせずに朝までコース……ということにはならないだろう。
「結の裏切り者……」
「グッパに裏切りもなにもないでしょーが」
「はあ……終わった……俺の最後の修学旅行……」
「くそが……それはこっちの台詞だっつの……」
「丹羽くんと尾形くん、この四泊をきっかけに少しでも仲良くなれるといいんですけどね」
「「こいつとだけは絶っっっっ対に無理!!!」」
「息は合ってんだけどね、馬が合わないんだろうね」
柏木の冷静な所感にただ頷いて、僕はアイスのコーンの最後の一口を大きく開いた口の中に放り込んだ。
「…………あられつきのやつがいい」
「高瀬様、抹茶のソフトクリームもありますよ!」
「…………たべる。かってこい」
僕は怒っています。そういう体裁を保つために、わざとむくれたそぶりで見え見えのご機嫌取りに応じる。
あの後、結局しごできの柏木がしっかり時間を巻いてくれやがったお陰で僕は四人全員に回されて、満身創痍の状態で京都へ到着した。今は、京都駅からバスで数十分移動したホテルの近くで絶賛観光中である。
「はい、高瀬。持てる?落とすなよー」
「分かってるよ……」
「高瀬様、お待たせしました、どうぞ♡」
「うん、ご苦労……」
僕、ほんとにちゃんと怒ってる風にできてるのかな。もう疾っくにちんぽは居ないはずなのに、散々使われ倒した穴がずうっとヒクヒクして止まらない。意識して後ろを締めるように力を入れていても、歩くたび、たっぷり中出しされたザーメンがとぷとぷと奥から溢れてきて、パンツどころかズボンにまでシミを作ってしまうんじゃないかと、さっきから気が気でない。
「っ、う……♡」
代わりばんこに二本ずつちんぽが挿入ってきたときの感覚をおまんこが思い出してしまい、身震いする。あんな、人を人とも思わないような、血も涙もないことをされたのに、嫌じゃなかったどころか少しだけ気持ちがよかっただなんて絶対に悟られるわけにはいかない。もうお前らなんて懲り懲りだ、という表向きの顔を作りながら、柏木と西田から献上された罪滅ぼしの貢ぎ物を両手に持って頬張る。できたてほやほやのモチモチとした生麩串と、京都ならではの濃厚な抹茶ソフトクリームとを交互に頬張ると、脳内にどぱっ♡どぱっ♡とドーパミンが放出されるのが分かった。
「あ……うまい……♡」
滅多に味わえないご当地グルメに幸せを感じながら、無心で食べ進める。すると程なく、肩が急に重たくなった気がして、どうやら気のせいなんかじゃないと分かる。失礼にも肘置きにされてしまったみたいだ。じと、と見上げるも当然肘がどかされることはない。
「なんらよ……」
「ほんと上の口も下の口も食いしん坊だな、瑞葵は」
「っ、む……うるひゃいっ……ひじどけろっ……」
「気持ちいい思いしたあとは美味しい思いして、嬉しいばっかの修学旅行だねぇ、高瀬くん」
「っ、ぜんぜんっ、そんなことないっ……」
子どもの頃ぷくぷくしていたのを今でも気にして間食を控えている尾形と、普段は甘いものばっかり食べているくせに夕飯に備えてか珍しくミネラルウォーターを飲んでいる丹羽から、厭に核心を突かれる。僕は、ほんのり赤らんだ顔をふいっと逸らして誤魔化した。
ふと、思い出したかのように尾形が言う。
「そういや、宿の部屋割りってどうなってんの?」
「ツインだから、こっちで割り振ってあるけど」
「割り振りってどうやって?」
「不平不満が出ないように出席番号順だよ」
「はぁ?出席番号順だと、瑞葵とお前が同室じゃん」
「だから何?お前は柏木となんだからいいだろ」
「やだ、そんなの納得いかない。ずるい……」
「なになに、まーたおがちゃんは駄々っ子ですか?」
「はぁ、こいつのこと放し飼いにすんなよ、柏木。大体、出席番号順の何がずるいわけ?公平ですけど?」
「だって、出席番号順を盾にしてお前、なんでも瑞葵とペア組み放題じゃん。たまたま丹羽って名字なだけで……俺だって好きで尾形なんて名字に生まれたわけじゃないし、何なら高橋とかがよかったし……とにかくずるいから、俺と結と瑞葵とお前でグッパしよ」
「はぁ~~~!?そんなことするわけ……」
「あ、そのグッパには俺も賛成。このままだと、毎晩おがちゃんからあの部屋割りはずるだったとか延々と聞かされそうだもん。四泊だよ?さすがにだるい」
「なに、柏木もそっち側なの?高瀬くんは?」
「んむ……?」
「高瀬はどっちでもいいよな?」
「ん……ろっひれもひい……」
どうせまた丹羽と尾形がいつもやっているくだらない小競り合いだろうと思い、あまり聞いていなかったので、生麩をモチモチと頬張りながら生返事をする。
「あれ、もしかして丹羽さん、グッパに自信ない感じですか?二分の一を引く自信すらないから委員長権限濫用して同室にするしかないと。はーん、成る程?」
「……尾形の分際で煽りやがって。やってやんよ」
「高瀬、今から四人でグッパするから、チョキ以外の手出すんだぞ。じゃあいくよー」
なんだ、グッパージャスするのか。
一体何をするのかも聞いていなかったが、間一髪で柏木に助けられた僕は、そのまま素直にグーを出した。
「「「「…………」」」」
パーが二人とグーが二人で一瞬にして決着が着く。と同時に、観光客で賑わう京都の風情ある街並みには余りにも不似合いな断末魔が、辺り一帯に響き渡った。
「「なんっで俺がお前と同室なんだよ!!!!」」
ピンクベージュの猫みたいなやつとブルーアッシュの犬みたいなやつが、パーの形にした手をワナワナと震わせながら崩れ落ちる。そんな光景をポカンと見下ろしたあと、僕は隣で同じく二人を高みの見物している男に目を遣った。柏木のほうは随分と愉しげだ。
「ウケるなー、あいつら。見てて飽きないわ……」
「これって夜の部屋割り決めるやつだったのか」
「そうそう。高瀬、全然話聞いてなかっただろ?」
「全然聞いてなかった。僕は柏木と、ってこと?」
「そだよ、高瀬と一緒なのレアだから楽しみ。せっかくの修学旅行だし色々話そ?四日間よろしくなー」
「うん、こちらこそ、よろしく……」
溶けそうになっているアイスをペロペロと急いで食べながら、同室の相手が柏木になったことに密かに胸を撫で下ろす。柏木となら喋りやすいし、比較的常識もあるやつだから、もし、万が一、夜そういう雰囲気になったとしても、次の日のスケジュールも気にせずに朝までコース……ということにはならないだろう。
「結の裏切り者……」
「グッパに裏切りもなにもないでしょーが」
「はあ……終わった……俺の最後の修学旅行……」
「くそが……それはこっちの台詞だっつの……」
「丹羽くんと尾形くん、この四泊をきっかけに少しでも仲良くなれるといいんですけどね」
「「こいつとだけは絶っっっっ対に無理!!!」」
「息は合ってんだけどね、馬が合わないんだろうね」
柏木の冷静な所感にただ頷いて、僕はアイスのコーンの最後の一口を大きく開いた口の中に放り込んだ。
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