学級委員長だったのにクラスのおまんこ係にされて人権がなくなりました

ごみでこくん

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本編2話(非日常編)

高瀬くんの非日常①

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某日。放課後、俺の部屋まで来てほしい、と柏木からこっそりスペアキーを渡された僕は、何の疑いも抵抗感もなく、言われるままに柏木の部屋を訪れた。丹羽が新たに制定した校則ならぬ級則により、原則として教室以外の場所でのおまんこ係の使用は禁じられているが、日直が僕の部屋に来るか、または事前に丹羽に話を通している場合はその限りではない。僕は安心しきっていた。ああ見えて要領の良い柏木のこと、聞くまでもなく丹羽には既に話を通しているものだと思っていた。だから僕は丸腰で行ったのだ。なのに──。

「今日はもう帰らせていただきます!!!」
「いやでーす。帰しませーん」
「っ、離せ、この馬鹿力っ……僕は柏木に呼ばれて来たのに、なんっでお前が柏木の部屋にっ……!」
「だって瑞葵、俺の部屋は出禁なんだろ?」
「誰かさんが丹羽の地雷を踏みまくったせいでな!」
「あいつはカリカリしすぎ。生理前の女子かって」
「せっ……」

丹羽相手に減らず口をきくのもこいつくらいだろう。柏木の部屋の玄関口で、即帰ろうと踵を返した僕を後ろから羽交い絞めにしたまま、尾形は相変わらずデリカシーの欠片もないことを宣う。僕は柏木に呼ばれた筈だが、部屋を訪ねた僕を出迎えてきたのは何故だか尾形だった。てっきり柏木一人だとばかり思っていたのに、こんなの騙し討ちもいいところだ。柏木と尾形が親友かつ悪友であることをすっかり忘れていた。

「柏木はどこにいるんだよっ!文句言ってやる!」
「結ならバスケの遠征で一泊してくるから今日は帰ってこないよ。部屋は一晩中、好きに使っていいって」
「なっ……あいつ……騙したなっ…!?」
「騙した?結は部屋まで来いって言っただけで、誰が居るとも何するとも言ってなかっただろ。自分の迂闊さを人のせいにするのはどうかと思うけど?」
「っ、~~っ、大体っ、なんでこんなこと……!」
「だから、さっきも言ったじゃん。俺の部屋は出禁みたいだから、しょうがなく結に頼んだんだよ。欲しがってた新作のバッシュ買ってやるって交換条件で」
「柏木め、バッシュ一つで買収されやがって……!」
「妹二人の誕生日ラッシュで金欠だからなー、結」
「っ、そんないいお兄ちゃんを私利私欲のために金で釣って恥ずかしくないのかよ、お前はっ……!」
「全然?利害の一致だし、日直は月一しか回ってこないし、瑞葵のこと足りなくてやってらんねぇから」
「うぅ……♡」

きつく抱きしめられていることで、尻の付け根にカタくて熱いのがダイレクトに当たって、思わず声が上擦る。この圧倒的質量でナカをミチミチぎゅうぎゅうといっぱいにされて、好きなところをずりずりぃ♡ってしつこく擦られまくって、奥にあつあつのザーメンを喰らったら、まともなことは何も考えられなくなるほど気持ちいいのを知っているだけに、絶対こいつにだけは流されちゃだめだ、と脳内で警鐘が鳴り響く。先っぽだけでも挿入を許すと、ちんぽに負けて一晩中言いなりになってしまうからだ。いつかのように丹羽にバレて、お仕置きされるのだって二度と御免だ。

「っ、やだ、尾形とは絶対しない……♡」
「声あまあまですけど。丹羽に叱られるから?」
「わかってるんだったらさっさとどけよっ……♡」
「大丈夫だって。バレるわけないし、万が一バレたとしても、丹羽に叱られるときは俺も一緒にいて瑞葵が酷い目に遭わないようにちゃんと守ってやるから」
「っ、いらない!お前と一緒にいると余計に丹羽が面倒くさい感じになるんだよっ!お前もちょっとは柏木の立回りを見習って丹羽と上手いことやれよ……」
「なんで?あいつが俺を大目に見ればいいだけだろ。それにせっかく二人きりなのに丹羽丹羽って、もう名前も聞きたくない。あいつが俺のこと嫌いなのはわかったけど、瑞葵の意思は?瑞葵も俺のこと嫌い?」

甘えるように言ったかと思えば、尾形は臍の下辺り、いつもちんぽがちょうど届く最奥付近を指で静かに圧しながら、尻には勃起ちんぽを擦り付けてきた。前後から厭らしく圧をかけられると、どんどん追い詰められていくような気がして、大したことをされているわけじゃないのに、身体が火照って息が上がってくる。

「あ……♡やぁ、なんかヘン……♡」
「みーずーき。なあって。俺のこと嫌いなの?」
「っ、きら、いっ……♡」
「…………」
「ああ言えばこう言うし、勝手なことばっかするし、無駄にデカくて力じゃ勝てないし、すぐっ、気持ちよくして全部有耶無耶にしようとしてくるのも卑怯だから、おがたなんかっ、だいっきらっ……んんぅ♡♡」

勢いで零れた、可愛げのない僕の言葉ごと喰らい尽くすように、唇を塞がれた。手で顔を固定されたまま、じゅっぱ♡じゅっぱ♡と分厚い舌が渦のように僕の舌を絡めとって離してくれない。咥内を蹂躙されて、全身が一瞬で溶けるような感覚に白旗を上げてしまう。

「んぶ♡んう♡ふぅう♡っちゅぱ♡んっ♡んう♡♡」

やだ♡こいつ、なんでこんなキスうま♡きもちぃ♡♡これだめ、スイッチ入っちゃう……♡ヘンな気分になってきてもっとエッチなことシてほしくなる♡♡♡

「はあ♡んっ♡ぷあ……♡♡」
「は……俺のこーいうとこが嫌いって?」
「っ、は♡そのとーりだよっ♡死ねっ……♡」
「知らなかった。瑞葵は嫌いなやつに無理やりキスされたらとろんとろんになって勃起しちゃうんだ?」
「ふぁ……♡や、これは、ちがっ……んう♡」
「ふ、怒りながら感じてんのかわいー。他は?どんなことされるのがやだ?俺の嫌いなとこ他にも言えよ。今日はそれぜーんぶしてやるから♡」
「さいっあくっ♡もっ、やだぁっ♡やっ♡触んなっ♡離せぇっ♡きらいっ♡だいっっきらいっ♡♡」
「はいはい、きらいだねぇ、暴れない暴れない」

抵抗も虚しく、いとも簡単に姫抱きされた僕は、柏木が普段寝ているベッドまで連行された。押し倒されて極上のベロチューを喰らっていると、身体がベッドの沼にずぶずぶと沈むように動けなくなって、頭も働かなくなってきて、もう好きにしてくれ……だなんて思えてきてしまう。先っぽを挿入れられたら終わり、と先には言ったけれど、キスされただけで既に終わっているなんてあまりに僕に分が悪すぎないだろうか。

「はあ……♡はあ……♡♡」
「ほら、俺、今なーんも力入れてないから、逃げるなら今だよ?ビクンビクンしてるだけでいいの?」

すっかり抵抗する気をなくした僕を満足げに見下ろして煽りながら、尾形は服を脱ぎ始める。ちなみに僕は今日、胸元に大きな穴の空いたピチピチノーパンチャイナの制服を着ているから、脱がされるまでもない。

「瑞葵、俯せなって、尻突き出して」
「………ん♡」

こいつ本当バック好きだよな、と思いながら、ベッドの上でゴロンと仰向けから俯せに体勢を変えたそのとき、ピンポーン、と間の悪いチャイムの音が鳴った。
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