学級委員長だったのにクラスのおまんこ係にされて人権がなくなりました

ごみでこくん

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学級委員長だったのにクラスのおまんこ係にされて人権がなくなりました

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日本国憲法によって基本的人権が保障されていたのは遠い遠い昔の話。学校教育推進法4545条の追加により、クラスごとに一人おまんこ係を置くことが義務化されて、早一年が経った。

学級委員長の朝は早い。
それもこれも、前任のおまんこ係がセックス依存症を患って精神病棟へ入院、休学することになったのが悪い。そのせいでこんな朝早くから僕は、代わりのおまんこ係へ支給する制服や薬、手枷足枷、貞操帯、椅子にくっつける用の極太つぶつぶディルド等、諸々の準備に明け暮れていた。せっかくいい感じに仕上がってきていたというのに、前任の飯田ときたら、はた迷惑なやつだ。セックス依存症なんて浅はかなもの、心の弱い人間のなるものだ。これだから低所得者は、とため息が出る。必ずしも所得の低い家の子供がおまんこ係になることは法律上明文化されていないが、納税額も社会的地位も低い奴らだから、そうなることが暗黙の了解となっていた。格下が格上に奉仕するのは当然のこと。異論などあるはずもない。
僕が委員長を務める二年三組の次のおまんこ係は、西田に任せることが先週の金曜日に決まった。週明けである今日、朝の会で、新任おまんこ係の就任式を執り行うこととなっている。土日で式の一連の流れを頭に入れてくるよう、プログラムを事前に渡したときの西田の表情といったら。土壇場でやっぱりやりたくないなどと言い出しかねない様子だったので、念のため、初週に飲ませる薬は用量の倍を用意しておこう。

「高瀬、おはよう。もう登校してたのか」
「あ、おはようございます、先生。色々と準備してました。おまんこ係の調教も委員長の務めなので」
「……そのことなんだが、ちょっといいか?」
「……はい?」

担任の横山に声を掛けられ、教室から連れ出される。職員室へでも向かうのだろうか。ひとまず大人しく後ろをついて歩いていると、隣のクラスのおまんこ係らしき生徒とすれ違った。僕と目が合うなり、ばつの悪そうな顔をして、伏し目がちに頭を垂れる。彼の丸出しにしているぷっくり膨らんだ乳輪や男性器、無駄にデカいケツへ冷めた目を遣って、僕も顔を逸らした。あんな下品な制服、よく着ていられるものだと思う。おまんこ係は粘膜を極力外へ晒しておくことが好ましいとされているので、乳首や陰茎、肛門などに穴の空いた、制服とも呼び難いような布きれを身に纏っているのだ。クラスによっては、改造したスクール水着やメイド服、巫女にバニーに囚人服等、おまんこ係の制服はバラエティに富んでいて、校内の風紀を乱す一因ともなっている。まったく、困った奴らだ。
そんなことを考えながら歩いていると、着いた先は校長室だった。なんで僕がこんなところに、と怪訝に思うのもそこそこに、前を歩いていた横山がドアを開ける。其処にいたのは校長ではなく、見たこともない生徒だった。

高校生にしては明るめのピンクがかったミルクベージュの髪色。窓から差し込む光に透けてきらきらと輝くふわふわの髪に、一瞬だけ、僕は見惚れた。品と清潔感に溢れる何処ぞのアイドル然とした顔立ちのせいもあってか、どこか気後れする僕を見るなり、にこりと微笑んだ男の口には小さく尖った八重歯が覗ける。

「先生、こいつが元・学級委員長くん?」
「あ、ああ……」
「は?元・学級委員長……?」

どういうことだ、と睨みをきかせる僕に、至極言い出しづらそうにしながら、横山は言葉を絞りだした。

「実は、今日から二年三組に転校生が入ることになって、……学級委員長も交替、することになった」
「は?委員長が交替?なんでそんなことに……?」
「高瀬……気持ちは分かるが、ここは……」

僕は煮え切らない態度の横山を何とか問い詰めようとした。が、先の男が間に入ってくる。

「へえ、お前、高瀬くんっていうんだ?」
「っ、なんだよ……」

僕よりもりんご二つ分ほど背の高いその男を上目で睨むと、細めた猫目で愉快そうに僕を見下ろしながら、そいつは挨拶をしてきた。

「はじめまして、今日付けで高瀬くんと同じクラスに転校してきた丹羽湊です。たかせとたんばだから、もしかしたら出席番号も前後かな?俺が今日から新しい学級委員長なんだけど、前任の高瀬くんには色々教わることもあるだろうから、どーぞよろしくね♡」
「はぁ?お前が、新しい学級委員長……!?なんでっ……」
「さぁ?俺だって委員長なんかどーだっていいけど、決めたのはじーちゃんみたいだから。ほら、握手しよーよ♡てか下の名前は?高瀬元・学級委員長くん♡」

じーちゃんだの何だの訳の分からないことを言いながら、へらへらと地雷を踏みまくってくる不躾な男に、僕の苛々はいよいよピークだ。

「っ、今もこれからも委員長の、高瀬瑞葵だっ!」
「…………」
「僕はお前と宜しくすることなんて何もないっ!」

バシッ。
僕は、丹羽とやらから差し出された手を思いきり払ってみせた。このくらいのこと、クラスでも、とりわけおまんこ係などを相手によくやっていたことなのに、横山が矢鱈と焦った様子で止めに入ってくるのが理解できない。手を払われた丹羽が呆気にとられたように目を丸めたのはほんの一瞬で、次の瞬間には、にやにやと人の悪そうな笑顔に変わっていた。

「ふーん……♡先生、例のあの係さ、西田くんとかいう子にするって話でまとまってたと思うんだけど、やっぱり、俺、この高瀬瑞葵くんって子がいい♡」
「いや……丹羽くん、それは……」
「例のあの係?」

訝しんで僕は尋ねたが、丹羽はどこ吹く風である。右手の親指と人差し指で作った輪っかを左手でずぼずぼと貫くような品の無いジェスチャーを取って言った。

「えー、係っつったら一つでしょ、おまんこ係♡」
「はぁ……!?僕が、おまんこ係に……!?」
「そう。俺、高瀬くんのこと気に入っちゃったから。高瀬くんじゃなきゃやだ♡いいよな、横山先生?」
「ふざけんなっ、係は、もう西田がやるって、」
「……し、しかし、丹羽くんが言うなら……」
「はぁ!?冗談じゃない、この僕がおまんこ係なんてっ……そもそも僕の家はそんな所得じゃないっ!」
「ほーん?どれどれ……」

荒唐無稽な話を着々と進めようとする男は、僕が横山に制止されているのをいいことに、泰然とタブレットの操作を始めると、はいはい、貧民にマウント取ってイキってるタイプの平民くんね♡、とのたまった。

「高瀬瑞葵。家族構成は両親、姉一人、弟一人。ご実家は一軒家、家業やってて、タカセブレーキ、ね……事業内容は自動車用ブレーキの製造販売かあ。じゃあ例えば、下請けから部品が一切入らなくなるとか、客先の自動車メーカーが同業他社の製品に総鞍替えするとか、あとはー、従業員全員引き抜かれでもしたら、高瀬くんの家族はみんなおしまいってことだ?」
「はぁ……?何、訳の分からないことを……」
「高瀬、悪いことは言わないから、これ以上の抵抗はやめなさい……丹羽くんの家系は代々政治家で、お祖父様は、現財務大臣の丹羽慶一郎氏なんだ……」
「丹羽、財務大臣……?」

ニュース番組などでよく見かける男の顔が、ふと脳裏に浮かぶ。あの、いつも物腰柔らかそうに答弁している、現戸田内閣の要人。

「え、丹羽って、あの丹羽……?」
「そうそう、あの丹羽で~す♡」

言われてみれば、目の前で暢気にルダハートを作ってふざけている男の目元は丹羽財務大臣の面影がなくも無い。いや、だから、なんだ。

「っ、孫だから何だって言うんだ、いくら政府の関係者だからって、僕の家をどうこうできるわけっ」

僕が噛みつくと、丹羽はつかつかとこちらへ歩いてきて、タブレット用のタッチペンで僕の顎を掬い、頬を緩めた。金星より明るい一等星の笑顔に息が止まる。

「本当にどうこうできるわけないか試してやろーか♡正直、そこら辺のコバエを払って潰すよりも易いよ?ああ、なんて、可哀想な高瀬家のみなさん。おバカな勘違い長男をもったばかりに、せっかくの家業は首回んなくなって倒産して、一家は露頭に迷い、地べたに這いつくばって土食いながら一生底辺暮らしするハメになるなんて。まあそれもこれもみんな、クソバカな長男を野放しにした高瀬家が悪いんだから、連帯責任取って叱るべきか。ねー、横山先生はどう思う?」
「っ、……」

僕ですら呼吸を忘れていたのに、初めから丹羽の言いなりだった横山が使い物になどなるわけがない。

「……飯田の代わりの、二年三組のおまんこ係は、今日付けで、高瀬瑞葵に、任せることとする、」
「横山ぁっ、てめぇ……」
「高瀬くんとは違って、懸命だね、横山先生は。娘さん、中学受験の年だもんな。あそこの私立も政府とずぶずぶ、支援金で運営成り立ってるから、先生がヘマさえしなければ、きっとお受験も上手くいくよ♡」
「っ、……すまない、高瀬、」

顔を伏せる横山に、僕はかける言葉もなかった。
今や、信じがたい事実だけがそこにある。僕が、この僕が、今日から、二年三組のおまんこ係だという。

「つーか、なに堂々と校則違反してんの、高瀬くん。みんな様と同じ制服なんて着ちゃってさあ、」
「っ、んぐぅっ!」

とんでもない力でネクタイを思いきり引っ張られる。よろけて首を吊られたような格好になった僕に、わざと、鼻先がくっつくほど顔を近づけた丹羽は、きらきらの瞳で意地悪く僕のことを覗き込みながら言う。

「おまんこ係はおまんこ係用のステキなやつがあるだろーがよ♡見ててやるから、ここで着替えろよ♡」
「っ、……う、」

つい先ほど廊下ですれ違った、隣のクラスのおまんこ係の姿が頭に浮かんだ。みすぼらしい貧民のくせに、男の劣情を誑かすような、厭らしい、いっそ全裸より恥ずかしい布切れみたいな制服。あんな、あんなものをこの僕が着るだなんて、あまりの屈辱に涙がこみ上げてくる。ぽたぽた、と僕の目に雨が降るほど、丹羽の目は爛々と歓喜に満ち溢れて、ぴかぴかに輝く。

「えーっ!もう泣いちゃうの!?つまんねー♡♡」
「っ、う、うるせっ、泣いて、ないっ……」
「よちよち♡せんせえ、高瀬の制服持ってきてやってー?泣いちゃって取りいけないだろーからさあ、」
「あ、ああ、分かった……」

パタン、と御用聞きの横山が部屋を出ていってしばらくして、僕は、よりにもよって丹羽の腕の中で泣いてしまっていたことに気が付き、ハッとして腕をぶん回した。触れていた箇所の生温さに反吐が出そうだ。

「触んなっ、このっ、税金泥棒の孫がっ……!」
「おお、まだ元気いっぱい?いいね、高瀬くんは高瀬くんのペースでゆっくり堕ちてくれればいーからね。そんで、堕ちちゃってもなるべく学校には休まず来てよ。そしたらずーーーっと一緒に遊べるから……」

涙を掬うように伸びてくる指を、僕は払い除けた。

「っ、誰が、堕ちたりするもんかっ……」
「はは……堕ちるやつのテンプレ♡もしかして高瀬くんってしっかり者に見せかけた天然さん?」
「黙れ!僕は絶対におまんこ堕ちなんかしないっ!」

宣言する。
過去に僕が学級委員長として調教してきてやった数々のおまんこ係たちを思い返し、僕はああはならない、なって堪るものか、と自分に言い聞かせる。僕は、あんな低俗な貧民どもとは最初から別の生き物だ。あんな、初めは威勢がよくて、抵抗したり逃げ出したりしようと暴れてみせるけれど、次第にそんな気力も体力もなくなって、ちんぽに敗北して、大人しく従順に媚びへつらい、ただ、クラスのちんぽ共の便所兼奴隷に成り下がるような、あんな、あんな、あんな……。

「…………っ」

おまんこ係という役割かつ地位を与えられてからというもの、目に見えて変容していった元クラスメイトたちの顔を思い浮かべて、胃のもたれるような気分を味わっていると、早々に戻ってきたらしい横山が、段ボールを丹羽へと手渡していた。おもむろに中を覗き込んで、丹羽がまたわざとらしい声を上げる。

「うわあ……♡なにこれ、制服とか、すっげえいい趣味してるけど、これ、横山先生のチョイスなの?」
「いや、高瀬が西田に用意してたのをそのまま……」
「あっ……」

丹羽の手に渡ったのは、僕が西田のために朝早くから準備していた、新任おまんこ係用品の詰まった段ボール箱らしかった。中身を一番よく知っているのは僕であるだけに、血の気が引いていくのを覚える。

「へえ、高瀬くんが準備した制服がコレね……♡」
「違うっ、それは西田!あいつが、どうしようもないオタク野郎でロリコンでっ、いっつも気持ち悪い女児向けアニメばっか観てるからっ、だから……」
「だから、西田のために、わざわざ改造したピッチピチのどすけべスク水、準備してやってたんだ?」
「うっ……」
「お前、いい性格してんな♡乳首とちんぽは常に丸出しにできるように、ハート型の穴まであけちゃって?さぞかしウッキウキで作ったんだろーな?西田を辱めてやろーと。まさか自分が着るとも知らずにな♡」
「っ、……むり、だっ!」
「なにが?」
「そんなのっ、僕が着るなんて、むりだっ……」
「……家族想いな心優しい長男によるその言葉を最後に、世界中の自動車から高瀬家のブレーキは忽然と姿を消したのであった。めでたし、めでたし、」
「くぅ……っ」
「高瀬っ、着るだけだ、着なさい、」

横山が静かに諭すように知った口をきいてくるが、着るだけでは済まないなんてこと、数々のおまんこ係を調教してきた僕が一番よく分かっている。だが、父と母と姉と弟の生活や将来を考えると、着ないという選択肢なんてないことも、頭ではよく分かっていた。

「っ、……くそっ」

また、じわ、と視界が水っぽく滲んでくるが、僕は意を決して自分のブレザーに手を掛けた。上着、ネクタイ、シャツ、インナー、と一枚ずつ剥がれて顕わになっていく僕の肌に、横山は苦しそうに目を背けるが、その隣の男は、至極愉しげにじろじろと眺めてくる。ベルトを外して、ズボンも脱げば、あっという間に僕は下着一枚の格好になった。その、あとたったの一枚を、ここでずり下ろす勇気がなかなか出ない。

「たーかーせーくーん、」
「っ、……」
「庶民ってパンツ履いたまま水着着んの?」

さっさと脱げよと言外に命令され、僕は、震える手でゆっくりと下着を下ろした。萎えきった性器が、力なく、ぽろん……♡とパンツから零れる。

「はは、ちっさ……♡」
「っ、だまれ、だまれっ……!」

破れかぶれに吐き捨て、丹羽から改造スクール水着をひったくるようにして奪う。屈辱と羞恥がピークに達したせいで、僕はヤケになっていた。もっと別の素材のものもあったのに、よりによってこんな、ピチピチでうすうすのを発注した自分を恨む。
僕は手こずりながら両脚を通し、玉がしまいきれずはみ出してしまうことにヤキモキしながら、朝わざわざ空けた穴へ、くったりと元気のない竿を通した。伸縮性のある布地を、ぐっと上へ引き伸ばすようにして着用する。尻の異常な食い込みが気になって、ぱちん♡と直すと、丹羽は手を叩いて絶賛の声を上げた。

「ケツえっろ……似合うじゃーん♡やっぱ、ロリ顔ロリ体型にはスク水が映えるなー。西田もくっせえ童貞ちんぽビンビンに勃たせてよろこぶんじゃね?」
「っ、やめろっ、想像もしたくないっ」
「ほんとに?ほんとは満更でもないんじゃないの?」
「んおっ……♡」

丸出しの乳首をぐにぐにぐに♡と押し潰すようにいじめられて、自分でも聴いた覚えのない声が出る。
なに、いまのこえ、ぼくのっ……?
驚いて、両手で口元を覆って隠すと、丹羽は嬲るような、どこか熱っぽい目で僕を見下ろしてきた。壁際に追い詰められ、僕も負けじと睨み返しはするものの、これまで十七年間生きてきて向けられたことのない種別の視線に、ぞく、と言いようのない悪寒が走る。

「はー……お前さあ、今ここでヤられたいの?」
「はぁっ……!?」
「丹羽くん、それ以上はっ、朝の会の時間が……」

頼りなげな横山の静止に、丹羽の動きが止まる。

「えー、だる……まあ、けど、委員長と元委員長が朝の会のサボりはよくないか。な、高瀬くん?」
「…………」
「なに、その目?」
「やっぱり、お前みたいなのが委員長なんかっ……」
「委員長なんか?なに?」

壁に手をつき、高い背を屈めた丹羽は、ぢゅぱ♡ぢゅぱっ♡と下品な音を立てながら、僕の丸出しの乳首を左、右、と順番に舐めまわして吸った。

「くう♡あ……♡はあっ♡んおっ……♡」

背後が壁でまるで逃げ場がなかったせいもあり、僕はされるがままにその辱めを受けた。こんなときにも口をついて出てくるのはやっぱり耳慣れない女みたいな声で、喉を搔きむしってやりたい気分のまま、無理やり手を引かれて校長室の外に連れ出される。

「ほら、来いよ♡続きは、お前がこれまで見下してきた二年三組の豚共といーっぱいシてやるから♡」
「っ、……」

二年三組の教室は、部屋を出て少し進んだ先の角を左に曲がり、階段を一階分下りた、突き当りの場所にある。普段なら何てことはない距離だ。それでも、ぺたっ、ぺたっ、とかつて感じたこともない、素足で廊下を歩く感触に意識がぶっ飛びそうな屈辱を覚える。

ぺた、ぺた、ぺた、ぺた、ぺた、ぺた……。
ヒソヒソ……。
ヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソ。

「っ、……っ、……」

改造スクール水着ごとき、ここではさして珍しくもない装束だが、こうも目立つのは、丹羽、こいつに手を引かれているからだ。見慣れない顔をしている上に、ふざけた髪色、平凡な高校生離れをしたぴかぴかのオーラも相まって、丹羽は歩いているだけで視線を集めてしまう。おまけで、その後ろに控えている僕も。

涙でかすんだ視界でも分かる、有象無象が、好奇の眼差しで僕を見ていることが。消えたい、いっそ、気を失ってしまいたい。すれ違う生徒たちの視線が突き刺さるように痛い。見るな、誰も、僕をそんな目で見るな。そうは思うけれど、俯瞰してみた自分は、ただの一おまんこ係だ。珍しくも特別でもない、局部を校則通り露出させたまま、飼い主の男に手を引かれて廊下を散歩する、おまんこ係に過ぎないのだ。今朝までは、僕が手を引く側だった。何の疑念も持たずにその役をやっていた。だって、学級委員長だったから。僕があいつらを手ほどきして、教えて、諭して、飼って、躾けてやる立場だったから。それがこれからは丹羽に変わっただけのことだと気付いてしまう。非日常を味わっているのは僕だけで、今日も世界はいつもと何も変わらない月曜日。僕だけが変わってしまった。

自然と身が縮こまり、視線は廊下を這いずるように落っこちて、猫背になる。行き交う生徒の足元ばかりを見ていた僕は、ふと、力なく廊下の端っこを歩く痩せた裸足に、思わず目を上げた。それはさっき、校長室へ向かう途中にもすれ違った、隣のクラスのおまんこ係の彼だった。彼は、驚いたように目を見開き、視線を、ずるりと僕の顔から胸元へ下ろした。嫌でも自覚する。僕の恥ずかしくてみっともないところが眺められれていると。丹羽の唾液でてらてらと濡らされてツンと勃った乳首は、好き勝手に舐めまわされた事後だと誰の目にも明らかだろう。今度は、先に目を逸らしたのは僕のほうだった。たかが百数十歩程度の短い廊下が、長い長い無間地獄に思えた。

しかし、本当の地獄はこれからだったのだ。

「失礼しま~~す」
「っ、……」

丹羽に続いて二年三組へ入室した僕は、三十八掛ける二つ分の視線を一身に浴びた。そりゃそうだ、つい先週までは学級委員長をやっていた男が、見るも無残な恰好をして教壇へ現れたのだから。衆人環視の元、ヒソヒソと飛び交うのは薄っぺらな偶感ばかり。

ザワザワ、ザワザワザワ……ヒソヒソ……。

え、誰?高瀬様?なんで高瀬委員長が?あれっておまんこ係の制服だよな?飯田の後任?西田じゃねえの?乳首エロ……。高瀬様も泣くんだな。ちんぽちっさ。意外と抜けるじゃん。分かる。ああいうドスケベ衣装ってどこの業者が作ってるん?高瀬様の自給自足。バカ言え。委員長には逆バニーのが似合うと思うわ。おがちゃんはどう思う?つーか隣のイケメン、誰……。

「瑞葵……」

耳を覆いたくなるような喧騒の中、唯一、ぽつりと静かに零れた幼馴染の尾形衛の声は、すぐに丹羽の大袈裟な拍手によって搔き消された。

「は~い、静粛に。先生よろしくお願いします」
「あ、ああ……」

担がれた神輿に乗った横山が遠慮がちに切り出す。

「えー……飯田くんの件は残念だったが、代わりに、今日からこのクラスで共に学ぶ仲間が増えた……転校生の丹羽湊くんだ。丹羽くんのお祖父様は皆もよく知っての通り、現役の財務大臣をやっておられて……転校前の学校での、実績……を汲んで、今回、丹羽くんには新たに、二年三組の学級委員長を務めてもらうことになった……丹羽くん、自己紹介を…………」
「はいっ」

横山から促されるままに丹羽は喋り始めた。
二年三組というこの狭い箱の中に、不似合いなほど明るい丹羽の声だけが響き渡る。

「みなさんはじめまして、丹羽湊です。クラスをまとめるのが得意っぽいので新しく学級委員長になりました。好きな寿司ネタは鰤で、将来の夢は総理大臣になってこの国をも~っとよくすることです♡そうそう、二年三組の新しいおまんこ係について、委員長の俺から早速お前らにお知らせです。ここに来る前に横山先生とも話し合った結果、新しいおまんこ係は元・学級委員長の高瀬瑞葵くんに任せることが決定しました。とは言えだよ、おまんこ係の配置義務化って今の与党で可決されたから、俺も条文の中身はよーく知ってるんだけど、実はクラスに最低一人は置きましょうって言われてるだけで、二人、三人と置いてもいいんだよな。というわけで、ぜひとも自分もおまんこ係をやってみたいって人はここにいる高瀬くんみたいに俺に生意気な口きいて楯突いてみてください♡分不相応な態度と、こいつにならまあハメれるって程度のビジュさえあれば、委員長権限でいつでもおまんこ係の追加メンバーにしてやれるので♡よろしくお願いします♡」

一瞬にして墓地のように静まり返る教室。
気圧されるとはまさにこのことだろう。丹羽の世にも明るい脅し文句に、クラス全体が呑まれてしまっていた。先ほどまで低俗なヒソヒソ話に花を咲かせていた連中も、今や電池の切れたがらくたと化している。

「はい、じゃあ次は、高瀬くんの番♡」
「…………」
「あれ、何言えばいいか分かんない?しょーがねーなあ……にーしーだ、西田、どこ?手ぇ挙げて?」
「っ、西田っ……バカ、手挙げんなっ……」
「あれ、なんだ、お前が西田なの?もっと救いようのねぇキモオタ想像してたけど案外きれいめじゃん」

前髪あげてみ?ふつーに垢抜けると思うよ。
丹羽にそう言われた西田は、いつも目元にうざったく被さっている重ための前髪を恥ずかしそうにいじりながら俯いた。西田の席まで、コツコツと歩み寄る丹羽のローファーの足音が厭にやかましい。

「西田ぁ、本当ならこのクラスのおまんこ係、西田になるとこだったんだよ、知ってた?」
「は、はい……」
「じゃあ、新任のおまんこ係が何するか、高瀬元・委員長から聞いてない?朝の会でどんなことするとか、自己紹介はこんなこと言えとかさあ、あるでしょ?」
「……た、高瀬様から戴いた、就任式の式次第と……式で話す用の台本なら……ありますけど……」

愚か者の西田が、僕が金曜日に渡していた式次第と台本を丹羽に横流すものだから、ただでさえ真っ白だった頭にトドメを刺された気分になる。

「へえ……なにこれ、新任おまんこ係の就任式?こんなん俺が前にいた学校にはなかったけど……」
「そのっ……就任式は、しきたりを重んじる高瀬様が考案された、独自の、式典で……し、新任のおまんこ係が、上下関係をおまんこで覚えて立場を弁えるように、クラスみんなで、分からせる、場なんです……」
「マジ?就任式とか言う名目のちんぽハメハメ輪姦お楽しみパーティってこと?高瀬様、サイッテー♡」
「っ、違うっ、そのほうがおまんこ係も楽だからっ、立場も弁えずに嫌だって暴れてボコられたり、もっと酷い目に遭う奴らを見てきたから、だからっ……」
「ふーん、じゃあさっさとやろーよ、就任式♡」

教壇へと戻ってきた丹羽は、僕の作成したプログラムに則って、就任式の開会の辞を述べた。

「えー、ただ今より、高瀬瑞葵くんのおまんこ係就任式を始めます。まず初めに、新任おまんこ係くんからのおまんこ宣誓があるようです。高瀬くん、くれぐれも台本の通りによろしくお願いします♡」
「っ、……」

にやにやと悪い笑みを浮かべながら渡されたペラ紙には、西田が何度も読み返したのであろう、指の皮脂による汚れや折り跡がべったりとついていた。手が震えて、自分の直筆の字ですら読むのに苦労するほど頭が働かないが、長引けば長引くほど、今度は丹羽が何を言い出すやら分からないという恐怖が勝った。

「せ、せんせいっ……」

ぐしゃ、と紙を持つ手に力が入る。
僕は限りなく頭を下げて、誰の顔も見えないように、誰からも僕の顔が見えないようにして、読み上げた。

「僕、高瀬瑞葵はっ、二年三組のおまんこ係として、日ごろ勉学やスポーツに励んでおられるクラスメイトのみなさまのおちんぽに奉仕し、朝も、昼も、夜も、病めるときも、健やかなるときも、おちんぽを愛し、慰め、敬い、おちんぽと共にあることを、誓い、ますっ……不慣れなところもたくさんあると思いますが、どうぞ、みなさまの立派なおちんぽで、僕のっ、ダメまんこをたくさん可愛がって、イジメてください、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いしま、すっ……」
「はーい、よく言えたね、偉い偉い……、お前らも高瀬くんのことを何卒よろしくお願いします♡」

はふはふと呼吸が浅くなり、過呼吸一歩手前の僕の背中を、あやすようにゆっくり優しくさすりながら、丹羽はプログラムを進めていく。

「次の、おまんこ係にまつわる校則の周知……は、なげえしお前らも知ってるだろうから概ね割愛します。まとめると、おまんこ係に人権はねえよって話と、おまんこ係の処遇や細かいルールは学級ごとに委員長が決めてねって話と、毎日、日直の二人にはおまんこ係の寮の部屋のスペアキーが渡されるから自由に部屋に行って使ってもいいよって話ですね。まあ、今更すぎるんでこのへんはもういーかなと思います。じゃあ次は、おクスリの授与、か。えーと、クスリは、もしかしてこれで一回分?すっげえ錠剤の量だけど……」

僕が今朝、一回分ごとに小袋に分けておいた薬を段ボールから取り出し、丹羽が苦笑する。西田が土壇場で逃げ出すことのように、用量の倍で用意したことを思い出した僕は、浅い呼吸を振り絞って叫んだ。

「っ、だめ、それの、半分が、規定量だからっ」
「はぁ?高瀬くんは西田にコレ一袋全部飲ませるつもりだったんだよな?自分で朝用意したんだもんな?」
「っ……う、だって西田はタッパもあるし、暴れられたら勝てないからっ、僕の身体でその量はっ……」
「西田ぁ、お前、高瀬様にあやうくおクスリ漬けにされるとこだったってよ。ふつーにヒドくない?」
「ひ、ひどいです……でも、そういう小心で警戒心の強いところも、高瀬様らしくて、推せます……♡」
「きしょ。まあいーや、西田、前おいで?」

犬を呼ぶように丹羽が呼びつけると、西田はそわそわと従順に前まで出てきた。百八十センチ前後同士の、僕では到底届かない高さで薬の受け渡しがなされる。

「西田から一服盛ってやりなよ、高瀬くんに♡」
「……い、いいんですかっ……」
「っ、いいわけねーだろ、バカ西田っ!」
「おまんこ係くんはさっさと手でお皿を作ろうね♡」
「んひっ♡」

スク水の尻の部分の布地をグッと中央に集めて引っ張り上げられ、食い込みによる刺激に思わず声が出る。外耳にぴったりと唇をくっ付けて丹羽は耳打ちした。

「高瀬さあ、自分の立場分かってる?」

普段とは打って変わって低い声。息がモロにかかって、嫌なのに、身体がぞくぞくする。

「今すぐお前をココにいる三十八人でマワすぐらい易いことだけど、息すら儘なってない体たらくだから俺も加減してやってんだよ?いい子だから言うこと聞けるよな?それとも生意気言って暴れて、集団レイプからのケツ何針か縫うドマゾ向けのコースをお望み?」
「ふうっ……う、作りますっ、お皿っ」

実際、慣らされないままにブチ込まれて数針縫う羽目になったおまんこ係も過去にいただけに、とても他人事だとは思えなかった。堪忍して、震える両手をくっ付けて皿を作ると、高瀬様失礼します、と律儀にお辞儀した西田が皿の上にプチプチと錠剤を出し始める。

「あ……どうしましょう、丹羽くん……」
「なに?」
「俺、水持ってません……自販機で買って、」
「はぁ?西田のちんぽは何のためについてんの?」
「……たしかに、こんなときのためでした」
「っ、くそ、バカ、西田のクソバカ!」

確かにじゃねえ!などという僕の心の叫びは誰にも届かず、ぼろんっ♡♡といきり立った汚物を露出してきた西田に、薬を飲む前から意識が飛びそうになった。まだ何もしていないのになんでそんな形状に、という西田への嫌悪感と、まだってそもそも何だよという自己嫌悪で、息を吸っても吸っても酸素が吸えない。

「おー♡けっこうデカマラじゃん、西田♡」
「そ、そうですか?初めて言われました……丹羽くんは優しいですね、前髪も、上げてみようかな……」
「うん、朝の会終わったら俺のピンとかワックス貸したげるよ」

本当にこいつらは僕と同じ世界線を生きているのだろうかと思うくらい、ふわふわした会話に気が遠くなるが、その間にも着々と皿の上の錠剤は増えていく。ゆうに十錠は超えているであろうそれを出し終えると、西田は、触る前から完勃ちしているちんぽを左手でゆるく扱きながら、はあ♡と恍惚のため息をついた。

しこ♡しゅこ♡しゅこしゅこ♡ビキビキッ♡♡しこしこしこしこしこしこしこしこっ……♡♡

「西田、なに飲ませんの?ザーメン?しょんべん?」
「高瀬様に飲んでもらえるなら、ぜんぶっ……」
「っ、やめろっ、ばか!」
「夢みたいです、高瀬様に、こんな……♡その水着、特注ですか?スク水が銀河一似合いますっ……♡」
「っ、きしょいっ……」
「はあ、高瀬様、すぐ出る、ので、膝立ちになって、おクスリ、すぐ飲めるように口に含んどいてくださいっ♡あと、ベロは思いっきり突き出して、上目遣いで下品なアヘ顔晒しながら待機してくださいっ♡♡」
「っ、西田のくせにぼくに指図するなっ!」
「おまんこ係くーん?自分でしゃがめないなら、俺がアキレス腱切ってやろーか♡」

お前に拒否権なんざないとでも言わんばかり、丹羽にスク水の後ろを再度掴み上げられ、僕は唇を噛み締めながらその場にしゃがんで膝立ちになった。手の皿に積もっていた錠剤を一気に口の中へと放り込むと、唾液で少し溶けて控えめな苦味がじわりと咥内へ広がる。それを不快に思いながら、涙の浮かぶ上目で見上げた西田は、見たこともないような雄の表情をしていて、ぞわ、と身体の内側に変な感覚が走った。

「はあ♡かわいい……はっ、べろ出して♡高瀬様っ♡出してくださいっ♡出せっっ♡♡」
「うぅ、……んあ♡」

ぱか♡と大きく開いた口のすぐ眼前で、西田がちんぽを扱くスピードを上げる。バキバキのちんぽはびっしょりと汗をかいている。ビクビク脈打つソレから蒸れた厭らしい匂いがむんむん漂ってきて、頭がぼうっとする。

しこしこっ♡しゅこっしゅこ♡♡しこしこしこ♡しこしこ♡しこしこしこしこ♡しこしこしこしこしこしこしこしこしこっ♡♡♡ごしごしごしごしごしっっ♡♡♡♡

「は~っ♡高瀬さまっ♡出る、出るっ♡出ます♡♡高瀬様のために、毎日ぱんっぱんのタマで作ってる、おれの特濃精子っ♡♡はあ♡濃いの出るっ♡高瀬様の小さくてかわいいお口まんこにぜんぶ出ますっ♡飲んでくださいっ♡飲めっ♡飲めっ♡喉で孕めっ♡♡♡」
「んぶうう゛っ♡♡♡」

射精の瞬間、西田が限界ちんぽを無理やり喉奥に突っ込んできたせいで、薬と一緒に大量のこってりザーメンを直飲みさせられる。

ぶびゅうぅううううっ♡♡♡びゅ~~~~~~~~~♡♡♡びゅぐっ♡♡びゅうっ♡♡♡ごぽぽっ♡ぼびゅるるるるっ♡びゅぐーーーーーーっ♡♡びゅっ♡♡びゅるっ♡♡びゅうっ♡♡♡♡♡

「あ゛~~♡はあ♡くっ♡おく、締まる……♡♡」

西田は射精しながら僕の髪を引っ掴んで、ねちっこく腰を揺さぶった。舌の上から喉奥、食道の手前まで、味と匂いを染み付けるように射精ちんぽを擦りつけられて、咥内がプリプリのザーメンでいっぱいだ。

「ん゛ごっ♡ぶ♡ん゛ぐぐ~っ♡ん゛ん゛♡♡」
「は~~~♡♡これが高瀬様のお口まんこ♡♡すげえいいです♡とろっとろなのに喉の奥は狭くて締まってさいこうです……♡おっ♡お♡まだ出るっ♡♡♡」
「ん゛お゛♡♡ん゛♡ん゛♡んお゛っ♡ぐう♡お゛え゛♡♡♡」
「やべえぐらい出すじゃん、溜めすぎだろ、西田♡」
「はいっ……けどこれからは高瀬様がおまんこ係なので、溜めないように、毎日たくさん使いますね……♡勿体ないので、風呂でちんぽも洗わないようにして、高瀬様のお口で毎日お掃除してもらいますっ♡はあ♡ちんぽスッキリしたら、急に尿意が……♡」

びゅぽんっっっ♡♡♡
喉を犯していたちんぽが一気に抜かれたかと思うと、明らかにザーメンとは勢いの違う排泄物が僕の顔めがけて降り注いできたため、反射で目を瞑った。

じゃーーーー♡じょろろろ♡♡じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ♡♡♡♡じゃば~っ♡♡♡じょぼーーーーーーっ♡♡じょぼぼぼぼぼぼぼおっ♡♡♡

濡れていないところがないくらい、顔から身体にかけて丹念にぶっかけられ、小便まみれにされて、アンモニア臭さが鼻をついてくる。

「はーーー♡こんな気持ちいい放尿初めてです……♡高瀬様のかわいいお顔がおしっこまみれに……♡」
「よかったね、西田♡高瀬くんもこのためのスク水チョイスだったのかもしんねーな。水着だからどんだけ濡れても平気だし、しょんべんかけられ放題♡」
「はい……♡これ覚えたらもう普通の小便器使えないです……♡もう高瀬様にしか出したくない……♡」
「うんうん、高瀬ならウォッシュレット付きだし?」
「っ、んぶううぅっっ♡♡」

ぼーっとしていた口に、再び西田のちんぽが捩じ込まれて、残尿を、じょろろろろろ……♡と出される。終わるとウォッシュレットとして舌でちんぽを洗わされたが、不快感よりも咥内の性感帯を擦られる快感のほうがだんだん勝ってきていることに僕は気がついた。思考が蕩けるように頭がぼんやりとしてきて、逆に、五感はどんどん鋭く研ぎ澄まされてくる。身に覚えのない感覚に、薬が効いてきてしまっている、と悟る。

ちゅぽん……♡とちんぽを抜くと、西田は屈んで僕と目線を合わせ、自分のザーメンや小便まみれなことも気にせず、ちゅっと触れるだけのキスをしてきた。

「んっ……♡」
「はあ、高瀬様、ありがとうございました♡きれいでかわいくって今日も高瀬様は俺の女神様です……♡」

うっとりと見つめてくる西田のことを、さっきまであんなに気持ちが悪いと思っていたはずなのに、悪態をついてやろうという気は今や起きなくて、僕もとろんとろんの瞳でじっと見つめ返すのが精一杯だった。

「あれ、高瀬くん、もうお薬効いてきた?急に大人しくてぽやぽやかわいい感じのお顔になってるけど」
「や……効いてなっ、い……♡」
「はいはい、倍も飲むから♡効きすぎて記憶飛ばされんのも惜しいし、このまま貫通の儀やろーね♡」
「かんつうの、ぎ……」
「そ、高瀬の処女、今から貰ってもらうんだよ♡」

誰がいい?そう丹羽に悪戯に問いかけられて、僕はぼんやりした頭でクラスメイトの顔を右から左まで見渡した。その中央で、ぴょこ、と手が挙がったかと思うと、たんぽぽのような頭の男が元気に喋り始める。

「はーい、俺は日直がいいと思いまーす!」
「声でっか……誰、お前?」
「柏木結です!」
「え、柏木って今日の日直じゃなかったっけ?立候補ってこと?」
「いやー、そうしたいのは山々なんですけど、俺は昨日ヌきすぎて今日はちょっとアレなんで!代わりに、もう一人の日直のおがちゃんはどうかなーって!」
「……結、お前、」

話を振られた男が徐に立ち上がる。セットされたセンターパートの前髪から覗ける物憂げな垂れ目と目が合った俺は、気まずさからふいと目を逸らした。それを気に留めているのかいないのか、読めない表情で椅子を静かに引くと、男は教壇まで歩みを進めてくる。

「お前が日直のおがちゃん?」
「はい、はじめまして、尾形衛です。父は尾形組の尾形和徳なんですけど……丹羽さん分かります?」
「えーっ!尾形って、尾形組の尾形ぁ!?」
「はい。国民救済党さんには大変よくして頂いて」
「いやあこちらこそっ、多額の献金ごちですっ♡」

指定暴力団組長の嫡男と財務大臣の孫の、きな臭い握手を霞む思考の中で見つめていると、ヤクザのほうと再び目が合って、ふ、と尾形は整った顔を綻ばせた。

「おつかれ。西田とずいぶん盛り上がってたな」
「っ、……」
「最後に話したの小二とかだっけ?あの頃は俺もまだ可愛いガキだったから、瑞葵が急にクチきいてくれなくなったのは結構つらくてこたえたんだけど」
「…………」
「昔から知ってんの?尾形と高瀬くん」
「うん。家が近所で幼馴染ってやつ。な、瑞葵?」

深い藍色の目で見つめられて、やっぱり気まずさから俯いてしまう。まるで僕が悪いかのような言われようには反論してやりたくなったけれど、普段の自分とはまるで違う声が出てきそうで口を開くのが怖かった。そのぐらい、さっきから無性に腹の奥が熱く疼いて、自分のじゃないみたいに、身体がヘンなのだ。

「尾形、どうする?高瀬くんのおまんこ、ほかほかに仕上がってるみたいだけど。いただいちゃう?」
「うん、さすがにいただいちゃう。結はバスケ部エースなだけあってパスが上手で大好き……俺にボールくれてありがと。あとでガリゴリくん買ってやるな」
「いや、高瀬の処女やっす」

苦笑しながらツッコむ柏木を尻目に、尾形はベルトを外して前を寛げた。
ぼっ……ろんっ♡♡とボクサーに引っかかりながら顔を出した規格外のちんぽに、クラス中の視線が釘付けになる。それは僕も、丹羽でさえも、例外ではない。

「でっっっっっっっっっっ……か♡♡」
「よく言われる。なにも悪いことしてないのに女の子からフラれたり泣かれたり怖がられたり散々……」
「てかそれ、パール入ってんじゃん、本物!?」
「まさか。シリコンだよ」

亀頭のくびれの少し下、ボコボコと見るからに凶悪に埋め込まれたシリコンボールを撫でながら、尾形は平然として答えた。

「ヤクザはパール入れるってのマジなんだ?」
「うん、けどこれも善し悪し。いいトコにゴリゴリ当たって気持ちいって子とただ痛がるだけの子と」
「…………♡」
「なに、瑞葵?じっと見て」
「っ、見て、な……」
「これから瑞葵の処女膜ビリビリにするちんぽだよ。よろしくお願いしますって挨拶のキスして?」
「んんうぅっ♡」

ズル剥けてパンパンに太った亀頭を、唇から人中へ、ぐりぐり♡と無遠慮に擦りつけられる。怖くて逃げたくて嫌なのに、間近で嗅がされる雄の匂いに、じゅわり、と閉じた咥内が唾液でひたひたになってくる。おかしい、僕はそんな人間じゃないのに、ふしだらな思考が洪水のように頭の中いっぱいに雪崩込んでくる。

「……んっ♡」

すごい、尾形のちんぽ、昔見たときは皮かぶったポークビッツみたいだったのに、今は、こんなっ♡カリ高でかちんぽっ♡見るのやめたいのに目が離せないっ♡すっごい上反りっ♡使い込まれた真珠ちんぽっ♡こんなヤクザちんぽハメられたら僕のおまんこ破けるっ♡内臓圧し潰されて死んじゃうっ♡さっきからウズウズする中のヘンなところ、尾形の真珠ちんぽで、ずりずりぃってしつこく擦られまくって、ポルチオにほかほかのザーメンぶっかけられまくったら、僕っ……♡

そこまでノンストップで考えてから、ハッと一抹の自我が戻り、僕はなんて厭らしいことを、と思い直す。恥ずかしくて悔しくて、内側からじゅわりとまた涙が滲んでくる。そんな僕を真正面から静かに見下ろす尾形の表情は雄の色気がむんむんで、夢見心地だ。

「エッロい顔……あの女王様ぶってた瑞葵がちんぽに媚びた雑魚メスの顔してる……短小クリちんぽも一生懸命勃ってるね……情けなくてかわいい……」
「ほおぉ゛っ♡♡」
「はは、踏まれるの好き?瑞葵が張り切って委員長やってたから水差すようなことはしなかったけど、俺はお前がおまんこ係やればいいのにってずっと思ってたよ。瑞葵には絶対そっちのほうがよく似合うって」
「あ゛っ♡お゛っ♡お゛♡お゛♡んお゛♡」

スク水の穴から丸出しのちんぽを、尾形に土足で踏まれるたびに汚い喘ぎがひっきりなしに喉から漏れた。

「はあ、瑞葵が無様だとすっげえちんぽにクる……」
「お゛♡んお♡あ゛♡め゛っ♡ぐ♡あ゛♡お゛っ♡」
「イきそ?イけ、イけっ……クラスメート全員の前でアクメ顔キメろ♡おまんこ係、正式就任しろっ♡」

ぐりぐりぐりっ♡と強く踏みつけられ、痛いのも全部気持ちよさに変わって、もう何も考えられなくなってくる。ただイきたい、タマの中の精子を全部ぶちまけたいって気持ちだけがせり上がってくる。

「ぁ゛っ♡らめ゛♡イっ゛♡ん゛♡イ゛グ♡いぐぅ゛♡イぐっ、イグイグ、イグッ、イぎゅぅ~~~~~~ッ♡♡♡♡」

ぴゅるるる~~~~♡♡ピュッ♡どぴゅぴゅぴゅぴゅ♡♡びゅーーーーーーーーーーーッ♡♡♡♡

あ……♡出る、出ちゃう、射精止まらなっ……♡みんなが見てる前で、ぼく、こんな、いっぱいっ……♡

「……はあ♡」

余韻に震えながら脱力して床に尻餅をつく僕の口へ、尾形はローファーの爪先をトントンと叩きつけた。

「瑞葵のアクメ汁で汚れたから綺麗にして?」
「っ、……ふぁい……♡」

ぼーっとしたまま、尾形の靴をぴちゃぴちゃと舐める。土のような、皮のような、精子のような、臭くてまずい味がするような気もするが、ぼんやりしてあまりよく分からない。僕は無心で舐め続けた。尾形は髪の毛を優しく梳くように僕の頭を撫でていた。
そうこうしているうちに、むくむくと再び頭を擡げてきた僕のちんぽへ、尾形がスキンを被せてくる。

「俺に処女まんこいっぱい使われて、瑞葵がどれぐらい射精したか、ちゃんと視える化しとこうな」
「う……うん……?♡」
「立って?俺のちんぽもそろそろ限界……」

尾形に強く腕を引っ張られ、何とか立とうとするが、薬の筋弛緩作用のせいで身体は言うことをきかない。見かねた尾形から、教卓へうつ伏せで上体を預けるように指示され、それに大人しく従う。

「股のとこ切る?邪魔じゃない?ハサミあるよ」
「邪魔だけど……ズラしてハメるほうが犯してる感じがあって俺は好きかな……」

背後の頭上で交わされる丹羽と尾崎のやり取りがひどく遠くに聴こえる。グイッと水着がずらされて、露わになった蕾に、ぴとっ♡と硬く濡れた感触が押し当てられた。それだけで火照った身体は期待に震える。

「あっ……♡」

ぬるぬると重たいちんぽが尻の割れ目を行き来する。焦れったい動作を続けながら、尾形は尋ねてきた。

「瑞葵、なんで急に俺のこと避けたの?」
「ふぇっ……う……♡」
「俺は普通にお前のこと友だちだと思ってたけど」
「はうぅ……♡」
「お前はそうじゃなかった?なあ、みーずーき?」

パァン!!と小気味のいい音を立てながら責めるように尻を叩かれて、僕は早々に観念した。

「お、尾形とは、遊んじゃだめだって、親が……♡」
「うちが反社だから?」
「た、たぶん、そうっ……♡」
「ふーん。別に俺がなにしたってわけでもないのに。七歳ぐらいのときだったからちょうど十年か……」

ずりずりずりずり♡とハメないまま、アナルに亀頭を擦り付けるだけを繰り返す尾形に、あの頃感じていた罪悪感と、そんなことはいいから今すぐ貫かれたいという気持ちとが混ざり合って込み上げてくる。

「ご、ごめんっ……♡僕も、尾形しか友だちいなかったから、ほんとは、遊びたかった、けど……♡」
「腰ヘコヘコさせながら謝罪されても」
「や……ちがっ……これ、止まらなっ……♡」
「エロ……瑞葵の親御さんにも教えてあげなきゃね。蝶よ花よと大事に可愛がってこられた息子さん、遊ぶなって言われてた反社のちんぽに腰ヘコらせて媚びる立派なおまんこ係くんに育ちましたよ、って……」
「っ、ちが、やめろ、言わな、っでっ♡」
「はあ……うるせ♡おまんこ吸いついてくるし、もうハメるな?瑞葵の処女、いただきまーす……♡」

ごぽぉっ♡ぷちゅ♡メリメリメリメリッ♡♡ずぽっ♡メリメリ……♡♡ずにゅ~~~~~っ……♡♡♡

「ほぉお゛おお゛~~~~~♡♡♡♡♡」

尾形の規格外のちんぽが、慣らされていない、狭くぴったりと閉じた内壁をこじ開けるようにして少しずつ侵入してくる。薬でナカから濡れているため痛みこそないが、内臓を圧しながら突き破ってくるような圧迫感と、ちんぽの圧倒的な質量と、早くも込み上げてくる快感が苦しい。

「はっ♡前戯なしの処女まんこ、きっつ……♡」
「んお゛っ♡お゛♡お♡お゛♡ぐるじっ♡死゛ぬっ♡死゛ぬうぅッ♡」
「死なない死なない♡はあ♡狭いのにとろっとろ……生意気な幼馴染まんこ犯すの最っ高、興奮する♡」

ずぷぅっ♡ずぽぽぉ♡ずっちゅ♡ずちゅッ♡くぽお♡くっぽくっぽくっぽくっぽくっぽ……♡

馴染むのも待たずに無理やり出し入れされるたびに、パールがちょうど前立腺のシコリをごりごりと往復して、気持ちがよすぎて、頭がばかになってくる。

「あ゛あ゛っ♡ごりごり♡しんぢゅっ♡ごりごりするぅ゛♡そこ♡しょこっ♡ごりごりやめて゛え゛っ♡」
「ふふ……ここ?ごりごりするのがいいの?」
「んおお゛お~~ッ♡♡やめ゛♡らめって♡いっ♡てう゛♡のにぃ♡♡はあ゛ぁあ~~~~っ♡♡♡♡」

ビクッビクンッッ♡♡♡
びゅびゅ~~っ♡どびゅっ♡びゅ♡びゅう……♡

スゴいのがキて、また射精してしまった。出したばかりは敏感になっているから動くのを止めてほしいのに、尾形は凶器みたいなカリとパールでおまんこの壁をずりずり♡と擦りまくるのをちっともやめない。

「お゛♡とめ゛てっ♡ちんぽ♡んほぉ♡ぎもぢい゛の♡だめっ♡め゛っ♡もうや゛な゛の゛おっ♡」
「んー?気持ちいの、だめ?もうやなの?」

鷲掴んだ尻を揉みながら投げかけてくる尾形に、僕は働かなくなった頭を懸命に縦に振って頷いた。ナカをぐちゃぐちゃに犯す抽送はやめずに尾形は言う。

「じゃあ、昔みたいに瑞葵がまもちゃん♡って呼んでくれたらやめてやるよ」

まもちゃん……?そう言えば、幼稚園や小学校入りたての頃は、尾形のことをそんな風に呼んでいたっけ。なんで今更そんな、という思考は、一秒たりとも止まらないピストンのせいで散り散りになっていく。

ずっぷ♡ずっぷ♡ずっぷ♡ずっぷ♡ずっぷ……♡♡

「あっ♡ま、まもちゃん゛♡ま゛も、ちゃっ♡」
「はは……なつかし」
「お゛♡ま♡まもちゃ゛ぁ♡まも♡ちゃん゛♡まも゛ちゃ゛ん♡ま、もちゃん……っ♡あふ……♡」

呼ぶと、ナカに埋まった尾形のちんぽがむくっ♡と一回り大きくなったのが分かって、身震いする。いつになく嬉しげに弾んだ尾形の声が背後から聴こえる。

「なに、めちゃめちゃ呼んでくれるじゃん。みずき、まもちゃん好きなの?」
「う゛、んっ♡みじゅき♡まもちゃんっ好き゛♡」
「は~……かわいいわ、お前……ちゅぱちゅぱ吸ってくる奥んとこ、一限目の間、ずーっと突いてやる♡」
「え♡ちがっ♡まもちゃ゛♡ゆった♡ゆったっ♡や゛めでくれうってぇ♡やぐそく゛っ♡」
「こんな気持ちいのやめるわけねーだろ、ばーか♡」
「ほあぁ゛あ~~~~~~~~っ♡♡♡」

ずっっっちゅんッ♡♡ずぽっ♡ずぽっ♡ずぽっ♡ぱん♡ぱん♡ぱんぱんぱん♡ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっ♡

まだ入りきっていなかったらしいXXLちんぽが勢いをつけて奥まで捩じ込まれ、奥の、本来入ってはいけない窄まりをくちゅくちゅ♡と亀頭で犯しては、手前までずりぃ♡と引っ掻かれるのが延々と繰り返された。奥に無理やり先端を押しつけるようにして小刻みに揺さぶられるたびに、目の前にチカチカと星が飛ぶ。

「はあっ♡瑞葵のポルチオ、ちんぽに媚び媚びでかわいい♡ザーメン飲ませて欲しくてちゅっちゅって必死に吸ってるの、自分でも分かる?」
「わかっ♡わか、な゛♡っお♡お゛ぐぅ♡」
「奥、好き?じゃあ一発目は奥に出してやるな♡女の子なら百パー孕むぐらい濃いの発情まんこに大量中出ししてやるから、子宮下ろしとけ、よっ……♡」
「ん゛ほぉお゛♡お♡おっ♡お゛♡お゛♡お゛♡♡」

ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん♡ぼぢゅっ♡ぶぢゅっ♡ぼちゅぼちゅぼぢゅっ♡ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっぱんっぱんっぱんっっ♡♡♡

「はー、イクイクイク……ッ、出るッ♡」

どぷっ♡ぼびゅうぅううう~~~~~~~っ♡びゅうっ♡びゅぐぐぐぐぐぐぐぐっ♡ビューーーーーーーーーーーーッ♡びゅるるるるるるるるっ♡ぼびゅ~~っ♡ビュグ~~~~~ッ♡びゅびゅびゅーーーーーー♡ぼびゅるるるるるっ♡どぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷ♡びゅるる~っ♡どぴゅっどぴゅっ♡♡ぴゅ……♡♡♡

永遠に続くんじゃないかと思うほど長い長い射精を朦朧とする意識の中で受け止めた。
ようやく終わっても尾形のちんぽが抜けていく感触はなくて、むしろ、またゆるゆると動きが再開される。声なく揺さぶられる僕の頭上で、きゃっきゃと女子高生のようにはしゃぐ丹羽の声が聴こえた。

「うわ~……尾形、えぐっ♡性格わる~っ♡♡」
「いやあ、丹羽さんには負けますよ……つーか、何回まで俺やっていいんです?丹羽さんが止めてくんないと俺、抜か5とかやっちゃうよ?」
「マジ?でも確か一限って横山先生の現代文だし、このまま、朝の会延長でもいいですよね?先生♡」

意識が虚ろになってきて何も見えなかったが、横山の返事など、見るまでも聞くまでもない。

「高瀬くんさ、さっきからまともに息吸えてなくて死にかけだから人工呼吸してやったら~?柏木?」
「やだよ、西田のザーメンでばっちいもん」
「丹羽くん!俺がやりましょうか、人工呼吸っ……」
「はあ、西田……お前は主体性があってほんっと~にいい子だね?前おいで、花丸あげちゃう♡」
「後ろのほうの席のやつも前呼んでいいです?丹羽さん。瑞葵もちんぽに囲まれたほうが嬉しいだろうし」
「尾形は賢いね~。みんな、見えるとこにおいで?」
「おがちゃん!処女はあげたけど俺もムラムラしてヤりたくなってきたから次、代わってー!」
「もちろん。あ、俺、結と二輪挿しやりたいな」

ザワザワザワザワ……。

二年三組の生徒たちの明るく元気いっぱいな笑い声が教室中に響き渡る。今日も地球は平和に回っていて、いつもと何一つ変わらない月曜日が始まるのだ。




つづく
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