5 / 7
第一章
クリティカルヒット
しおりを挟む
今日は、虞さんとのデートだ。予定は、水族館にフレンチレストラン。そして、カラオケ。その後は自宅。お酒は、ウイスキーの水割り。明日は、仕事だ。神様に借りたお金は、沢山ある。仕事は、漫画に中華物産に寿司。売上は、いまいちだが食えてはいる。しかし儲けるのは、夢のような話だ。売れても経費に、数多くの支払い。いまいち儲からない。しかし神様に借りたお金が、かなりあるのでなんとか成っている。
仕事のことは、置いて置いて虞さんとのデートに勤しむ事にした。そして日が過ぎた。
翌る日になって、叔父さんの仁さんがやって来たのだ。叔父さんは、無職で毎日パチンコ三昧。負けっぱなし。そしてたまに仕事。今日は、金の無心。しかしおじさんに貸したお金は、全てで二十二万円。返してくれる様子はない。
昨日は、詐欺にあい五百万円の支払い、とことん冴えない人だ。だが、絵描きなので、売れないだけだ。本人に言わせると、一枚うん億円らしい。それゆえ売れないのだ。
仕方がないので、二万円叔父に貸したのだ。
叔父は、嬉しそうにペチャクチャと話をする。聞いていてもしょうがない話だ。しかし、聞いていた。
昨日の夜のことに話がなった時に、親父の話になり、懐かしくなった。それもそのはず、幼い頃に、死別した父親の話だからだ。しかし、今の俺の生活には、何の関係もない。しかし親父は、若い頃結構無茶をしていたことが分かったのだ。
とにかく、仕事を成功させなければ、ご飯が食べられない。従って、稼がなければならないのだ。
今日は、寿司も漫画も好調だ。中華物産も中々だ。バイト君もご機嫌らしい。上手くいっている。このまま続いて行けば、俺は有る意味幸せだ、でもそう調子良く行くかは、分からない。
明日は明日の風が吹く、然しながら今のところ調子は良く、明日もこのまま、絶好調が続けば。
だが、問題が起ったのだ。食中毒である。売った寿司の中に、菌が混じっていたのだ。結果的に営業停止かも知れない。結果的には、検査の結果待ちだ。
3日間、待ち結果は、別のものが原因だった。売れ残りで、日にちの経った、春巻きみたいなものが原因だった。
その結果、日の過ぎたものは、危険だと認識した次第である。
実家に置いてきた、機械を郵送で親に送ってもらった。その機械は、餅つき機。個人的につけた名前は、モッチーである。
今度は、お餅で儲けようと試みることにした。
大量のもち米に、小豆、あんころ餅を売り出すことにした。作り方は、小さい頃から親を見て知っている。
とにかく、20キロ餅をつくことにした。そして、バイト君を総動員して、あんころ餅を作ったのだ。
一つ、百二十円で販売した。店の前で机を並べ、売り出したのだ。
五時間かけて、二個売れただけだった。またもや上手く行かない。夢屋に頼るしかない。すぐに走った。
結局掛かった費用は、二百万円。売上は、二百十万円差額は、十万円。バイト代に消えた。
儲からない。
悩んだ。
儲ける為には、どうすればいい。
考え倒した結果、怪しげな人物に頼るしかなかった。結果それも上手く行かない。
そして、悩みは頂点に達した。
苦しみ抜くしか無いのか、そんなことはないはずだ。何か方法があるはず。
たまたま、昔を思い出した。あの頃は、派手にお金を使っていた。お金にも困らなかった。もしかしてお金を派手に使うしか無いのか、恐らくは、結論が出た。
派手に行くことにした。まずは、スポーツカーをもう一台購入。以前とは違うものを。
その上、クルーザーを購入。
作戦が当たれば、儲かるはずだ。
それから、三ヶ月が過ぎた。
収支を計算する。利益が二十五万円出た。
作戦は成功した。神様に借りたお金で物は買い込んだので、実質黒字だ。もちろん借りた分は、返した。
クリティカルだ。最高だ。
仕事のことは、置いて置いて虞さんとのデートに勤しむ事にした。そして日が過ぎた。
翌る日になって、叔父さんの仁さんがやって来たのだ。叔父さんは、無職で毎日パチンコ三昧。負けっぱなし。そしてたまに仕事。今日は、金の無心。しかしおじさんに貸したお金は、全てで二十二万円。返してくれる様子はない。
昨日は、詐欺にあい五百万円の支払い、とことん冴えない人だ。だが、絵描きなので、売れないだけだ。本人に言わせると、一枚うん億円らしい。それゆえ売れないのだ。
仕方がないので、二万円叔父に貸したのだ。
叔父は、嬉しそうにペチャクチャと話をする。聞いていてもしょうがない話だ。しかし、聞いていた。
昨日の夜のことに話がなった時に、親父の話になり、懐かしくなった。それもそのはず、幼い頃に、死別した父親の話だからだ。しかし、今の俺の生活には、何の関係もない。しかし親父は、若い頃結構無茶をしていたことが分かったのだ。
とにかく、仕事を成功させなければ、ご飯が食べられない。従って、稼がなければならないのだ。
今日は、寿司も漫画も好調だ。中華物産も中々だ。バイト君もご機嫌らしい。上手くいっている。このまま続いて行けば、俺は有る意味幸せだ、でもそう調子良く行くかは、分からない。
明日は明日の風が吹く、然しながら今のところ調子は良く、明日もこのまま、絶好調が続けば。
だが、問題が起ったのだ。食中毒である。売った寿司の中に、菌が混じっていたのだ。結果的に営業停止かも知れない。結果的には、検査の結果待ちだ。
3日間、待ち結果は、別のものが原因だった。売れ残りで、日にちの経った、春巻きみたいなものが原因だった。
その結果、日の過ぎたものは、危険だと認識した次第である。
実家に置いてきた、機械を郵送で親に送ってもらった。その機械は、餅つき機。個人的につけた名前は、モッチーである。
今度は、お餅で儲けようと試みることにした。
大量のもち米に、小豆、あんころ餅を売り出すことにした。作り方は、小さい頃から親を見て知っている。
とにかく、20キロ餅をつくことにした。そして、バイト君を総動員して、あんころ餅を作ったのだ。
一つ、百二十円で販売した。店の前で机を並べ、売り出したのだ。
五時間かけて、二個売れただけだった。またもや上手く行かない。夢屋に頼るしかない。すぐに走った。
結局掛かった費用は、二百万円。売上は、二百十万円差額は、十万円。バイト代に消えた。
儲からない。
悩んだ。
儲ける為には、どうすればいい。
考え倒した結果、怪しげな人物に頼るしかなかった。結果それも上手く行かない。
そして、悩みは頂点に達した。
苦しみ抜くしか無いのか、そんなことはないはずだ。何か方法があるはず。
たまたま、昔を思い出した。あの頃は、派手にお金を使っていた。お金にも困らなかった。もしかしてお金を派手に使うしか無いのか、恐らくは、結論が出た。
派手に行くことにした。まずは、スポーツカーをもう一台購入。以前とは違うものを。
その上、クルーザーを購入。
作戦が当たれば、儲かるはずだ。
それから、三ヶ月が過ぎた。
収支を計算する。利益が二十五万円出た。
作戦は成功した。神様に借りたお金で物は買い込んだので、実質黒字だ。もちろん借りた分は、返した。
クリティカルだ。最高だ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが集団お漏らしする話
赤髪命
大衆娯楽
※この作品は「校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話」のifバージョンとして、もっと渋滞がひどくトイレ休憩云々の前に高速道路上でバスが立ち往生していた場合を描く公式2次創作です。
前作との文体、文章量の違いはありますがその分キャラクターを濃く描いていくのでお楽しみ下さい。(評判が良ければ彼女たちの日常編もいずれ連載するかもです)
【ショートショート】雨のおはなし
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
青春
◆こちらは声劇、朗読用台本になりますが普通に読んで頂ける作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる