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馬車に揺られること1週間ようやく帝都グレーベルについた。早速向かうのはギルド本部である。
アハーン子爵の件の依頼の事もあるがダンジョン騒動のドラグールで謝罪や謝罪金を受け取る為だ。ギルド本部は大きな建物である事は間違いないので迷うことはないが、面倒事に遭遇しないといいのだが間違いなくなると思う。
ギルド本部は大きかった。3階建で地下に訓練施設がある構造になっていた。2階には雑貨屋が入っており1階には酒場と受付がある。3階はギルドマスターの執務室や会議室があるらしい。受付でギルドマスターに用事があると伝える。
「すまない、クウキという冒険者だが、ギルドマスターに面会希望だが直ぐに会えないか?」
「たかがしったっぱ冒険者が会えるわけないじゃない、さっさと帰りなさい。邪魔よ。」
っといってくる馬鹿な受付嬢。いいとこのお嬢さんみたいな対応だ。いいとして別の受付でクエストを受けることにする。ランク相当のクエストだ。
「すまない、このクエストを受けたいのだがいいだろうか?」
オークの巣の討伐だ、ギルドカードを渡して受付をお願いした。
「はい、ランクC相当のクエストですね。はい、シェリーが受付を致しました。気をつけていってくださいね。」
対応が良い受付にあたった。いい受付だ、さっきの馬鹿女とは違うな。
「あんたなんで私の方でクエスト受けないのよ?ランクCなんてしらなかったわよ。今からでもいいから受けなさい。」
なんか絡んでくる馬鹿女、面倒くさいんで無視してクエストを受けにギルドの外にでる。
「では、3人と一匹でいくか?準備はいいか?速攻で終わらせるぞ。」
「「「はい。」」」
帝都をでて馬車で2時間ほどいった森にオークの集落があるらしい。
「クウキ、オークは50体じゃなかったのか?150は超えてるぞ!」
「エクスがいうならそうだろうな!ギルドの調査不足だな。まぁー行けないことないでしょ?」
とりあえずオークを片っ端から潰していく。
「ローゼ弓で牽制してくれ、俺とエクスでトドメをさすから。」
「はい。」
「行くぞ!クウキ!」
圧倒的に倒していくクウキ達、そしてイムが上手にしとめたオークを一カ所に集めていく。
あらかた倒すと奥の建物からオークキングが出てきた。
「クウキ、オークキングだ!」
クウキは石を拾って投げつけてた。普通の冒険者なら直ぐに逃げ出すのだが、
「ドカン!」
凄い音と共にオークキングは頭を潰されて倒された。
「クウキやり過ぎだ。」
オークキングを軽く倒した。オークキングが出てきた建物の中に人の反応があったので入っていくと捉えられた人族や獣人族がいたので保護することにした。
全員衰弱しておりまた、異臭が酷かったので《浄化》をかけて綺麗にした。綺麗になったが全員がオークの子を身ごもっていたのでスキル《強制排除》で全員のお腹をスッキリさせた。
それをしないと気がついた奴から自殺しかねないからだ。また、心のケアとして《ハートケア》で精神を癒してあげた。
彼女達の処理が終わるとオーク達がため込んだ資材を確認する事にした。
商人をおそったのか大きな木箱が10個以上あったのでアイテムボックスにしまっておく。いろいろと物色したがあとはボロぼろの武具とオーク達が使えない金貨や銀貨が数百枚あった。回収が終わると馬車に保護した女達をのせて帝都に戻ることにした。
行きは2時間程度だったが女達の体力からすると厳しいので休憩しながら3時間で戻ることが出来た。
休憩中に出した料理を遠慮なしに食われた為、アイテムボックスの備蓄がだいぶ減ってしまった。帝都で補充しないといけない。城門につくと警備兵から女達の事を聞かれたのでオークの集落から救助したと伝えたら数名慌ててギルドに報告にいった。
女達は警備兵の宿舎で保護することなので預けてギルドに報告に向かうことにした。
「簡単な依頼だったはすが、あとから文句をいってやるオークの集落が規模が大きくオークキングまでいたことを、きちんと調査しろよって誰がしたのかも聞いてやる。」
クウキはイライラしてるいるが、エクスはニコニコしていた。
ギルドについたので報告を受付のシェリーにする。
「すまない、今日受けたオークの巣の討伐だが規模が3倍あってしかも、オークキングまでいたのだが、」
「えっ、オークキングですか?それは大変です。ランクがB以上になってしまいます。すいません、ギルドマスターに報告してきますのでお待ち下さい。」
「いや、待て。討伐は終わったから、大丈夫だ。」
「えぇえ~、倒したのですか?たった3人で?凄い。」
目をうるうるさせてこちらを見るシェリー、そんな事を話ているど馬鹿女が話しかけてくる。
「あんたたちが、オークの集落を潰したの?どうせ嘘でしょ、恥を誤魔化す為に逃げてきたのでしょ?ふふふ」
「いや、倒したぞ。証拠にオークキングの遺体とオークの遺体は回収済みだが、」
「本当に嘘つきね、はずかしい。本当なら出してみなさいよここにオークやオークキングの遺体を、できないでしょう?」
「ここでいいのか?俺の責任にするなよ。文句は受け付けないがいいのか?」
「いいわよ。私、クリセルの名で許可します出しなさいよ。まあ、だせないでしょうけどね。」
馬鹿女はクリセルというらしい、本当に馬鹿だ。出した後はそのままにしておこう。さっそく、アイテムボックスからオーク達の遺体をだす。
「バタン、バタ、ボト、ゴンばたバタ、ボトドン、ドン」
次々にギルド受付の前にオークの遺体が積まれていく、ギルド内に悲鳴と異臭が広がる。
「うわ~~、オークだ。いゃ~」
「「「きゃあ~」」」
ギルド内が騒然としている。暫くすると3階から人が降りてきて叫ぶ。
「うるさい~何処だと思っているのだ、静かにしろ~」
ギルドマスターの登場である。
アハーン子爵の件の依頼の事もあるがダンジョン騒動のドラグールで謝罪や謝罪金を受け取る為だ。ギルド本部は大きな建物である事は間違いないので迷うことはないが、面倒事に遭遇しないといいのだが間違いなくなると思う。
ギルド本部は大きかった。3階建で地下に訓練施設がある構造になっていた。2階には雑貨屋が入っており1階には酒場と受付がある。3階はギルドマスターの執務室や会議室があるらしい。受付でギルドマスターに用事があると伝える。
「すまない、クウキという冒険者だが、ギルドマスターに面会希望だが直ぐに会えないか?」
「たかがしったっぱ冒険者が会えるわけないじゃない、さっさと帰りなさい。邪魔よ。」
っといってくる馬鹿な受付嬢。いいとこのお嬢さんみたいな対応だ。いいとして別の受付でクエストを受けることにする。ランク相当のクエストだ。
「すまない、このクエストを受けたいのだがいいだろうか?」
オークの巣の討伐だ、ギルドカードを渡して受付をお願いした。
「はい、ランクC相当のクエストですね。はい、シェリーが受付を致しました。気をつけていってくださいね。」
対応が良い受付にあたった。いい受付だ、さっきの馬鹿女とは違うな。
「あんたなんで私の方でクエスト受けないのよ?ランクCなんてしらなかったわよ。今からでもいいから受けなさい。」
なんか絡んでくる馬鹿女、面倒くさいんで無視してクエストを受けにギルドの外にでる。
「では、3人と一匹でいくか?準備はいいか?速攻で終わらせるぞ。」
「「「はい。」」」
帝都をでて馬車で2時間ほどいった森にオークの集落があるらしい。
「クウキ、オークは50体じゃなかったのか?150は超えてるぞ!」
「エクスがいうならそうだろうな!ギルドの調査不足だな。まぁー行けないことないでしょ?」
とりあえずオークを片っ端から潰していく。
「ローゼ弓で牽制してくれ、俺とエクスでトドメをさすから。」
「はい。」
「行くぞ!クウキ!」
圧倒的に倒していくクウキ達、そしてイムが上手にしとめたオークを一カ所に集めていく。
あらかた倒すと奥の建物からオークキングが出てきた。
「クウキ、オークキングだ!」
クウキは石を拾って投げつけてた。普通の冒険者なら直ぐに逃げ出すのだが、
「ドカン!」
凄い音と共にオークキングは頭を潰されて倒された。
「クウキやり過ぎだ。」
オークキングを軽く倒した。オークキングが出てきた建物の中に人の反応があったので入っていくと捉えられた人族や獣人族がいたので保護することにした。
全員衰弱しておりまた、異臭が酷かったので《浄化》をかけて綺麗にした。綺麗になったが全員がオークの子を身ごもっていたのでスキル《強制排除》で全員のお腹をスッキリさせた。
それをしないと気がついた奴から自殺しかねないからだ。また、心のケアとして《ハートケア》で精神を癒してあげた。
彼女達の処理が終わるとオーク達がため込んだ資材を確認する事にした。
商人をおそったのか大きな木箱が10個以上あったのでアイテムボックスにしまっておく。いろいろと物色したがあとはボロぼろの武具とオーク達が使えない金貨や銀貨が数百枚あった。回収が終わると馬車に保護した女達をのせて帝都に戻ることにした。
行きは2時間程度だったが女達の体力からすると厳しいので休憩しながら3時間で戻ることが出来た。
休憩中に出した料理を遠慮なしに食われた為、アイテムボックスの備蓄がだいぶ減ってしまった。帝都で補充しないといけない。城門につくと警備兵から女達の事を聞かれたのでオークの集落から救助したと伝えたら数名慌ててギルドに報告にいった。
女達は警備兵の宿舎で保護することなので預けてギルドに報告に向かうことにした。
「簡単な依頼だったはすが、あとから文句をいってやるオークの集落が規模が大きくオークキングまでいたことを、きちんと調査しろよって誰がしたのかも聞いてやる。」
クウキはイライラしてるいるが、エクスはニコニコしていた。
ギルドについたので報告を受付のシェリーにする。
「すまない、今日受けたオークの巣の討伐だが規模が3倍あってしかも、オークキングまでいたのだが、」
「えっ、オークキングですか?それは大変です。ランクがB以上になってしまいます。すいません、ギルドマスターに報告してきますのでお待ち下さい。」
「いや、待て。討伐は終わったから、大丈夫だ。」
「えぇえ~、倒したのですか?たった3人で?凄い。」
目をうるうるさせてこちらを見るシェリー、そんな事を話ているど馬鹿女が話しかけてくる。
「あんたたちが、オークの集落を潰したの?どうせ嘘でしょ、恥を誤魔化す為に逃げてきたのでしょ?ふふふ」
「いや、倒したぞ。証拠にオークキングの遺体とオークの遺体は回収済みだが、」
「本当に嘘つきね、はずかしい。本当なら出してみなさいよここにオークやオークキングの遺体を、できないでしょう?」
「ここでいいのか?俺の責任にするなよ。文句は受け付けないがいいのか?」
「いいわよ。私、クリセルの名で許可します出しなさいよ。まあ、だせないでしょうけどね。」
馬鹿女はクリセルというらしい、本当に馬鹿だ。出した後はそのままにしておこう。さっそく、アイテムボックスからオーク達の遺体をだす。
「バタン、バタ、ボト、ゴンばたバタ、ボトドン、ドン」
次々にギルド受付の前にオークの遺体が積まれていく、ギルド内に悲鳴と異臭が広がる。
「うわ~~、オークだ。いゃ~」
「「「きゃあ~」」」
ギルド内が騒然としている。暫くすると3階から人が降りてきて叫ぶ。
「うるさい~何処だと思っているのだ、静かにしろ~」
ギルドマスターの登場である。
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