異世界に一つだけ持って行けると言われたので『ダム』と答えました。

ダイスケイマイチ

文字の大きさ
上 下
49 / 56

47.宗教騒動1

しおりを挟む
 ピザソースをつくり満足しているサトルに連絡がきた。各国の教会から有能な冒険者を集めてトーナメントを行い。魔王討伐隊を結成するらしい。そのため、サトルとマナミに出場依頼が来たとの事だった。冒険者ギルドが力ずくで推薦したそうだ。今までの失態を取り戻す為らしい。

 「また、面倒だな。冒険者ギルドは馬鹿なのか?」

 「どうしますか?」

 「当然参加はしないよ。面倒だ。」

 「とりあえず商業ギルドで話をする。最悪冒険者ギルドは脱退だな。」

 「わかりました。とりあえず商業ギルドにいきましょう。」

 商業ギルドに入りギルドマスターの執務室に案内される。

 「来てくれたかすまないな。今回は教会と冒険者ギルドが面倒を持ち込んできた。」

 「謝らないでください。商業ギルドにはいつもお世話になっていますから。」

 「そういってくれると助かる。今回は冒険者ギルドが汚名を誤魔化す為に教会に話したようだ。参加はしないのは商業ギルドとしてはうれしいが君に迷惑がかかる。」

 「気にしないでくれ来る敵は自分でどうにかするよ。協力してくれればたすかる。」

 ギルドマスターから簡単に教会の説明を受けた。
 
 「以上だ何か質問はないか?」

 「教会は面倒な存在ですね!孤児院くらいしかいい所はないですね!しかし、孤児院でも子供の闇取引などがあるみたいですね。」

 「ギルドとしても支援はしているが厳しいな。」

 「変な教会や宗教はなくなれば良いんですよ。」

 「また、大胆な事を言うな!」


 宗教や教会の説明が終わるとサトルは新たな新作料理の為の買い出しを行う事にした。

 買い出しをしていると食材を売っている店の中から怒鳴り声が聞こえて来た。

 「教会にに逆らうのか?良い覚悟だな。」

 「違います。お代を払ってください。」

 「教会の為だ支援だと思えば安いものだ。持ち合わせもないしな。」

 堂々といっている。教会の騎士と思われる一行。店の商品を半分近く持って行こうとしている。犯罪行為だ。助ける事にした。

 「すいませーん。食材を売ってください。」

 「いいらっしゃい。」

 「なんだ貴様は!ここは教会が世話しているんだよそ者が来るな!」

 「世話?冗談は顔だけにしてくださいよ。明らかにたかっているだけでしょ?教会の名前をだして。持ち合わせがないなら体かもしくはその装備を売ってから買えばいいでしょう?頭悪いですね。」
 
 その言葉に切れる騎士達。

 「痛い目に会いたいらしいな。表に出ろ!」

 怒りをかったサトルだった。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?

山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。 2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。 異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。 唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【本編完結】転生したら第6皇子冷遇されながらも力をつける

そう
ファンタジー
転生したら帝国の第6皇子だったけど周りの人たちに冷遇されながらも生きて行く話です

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。

ファンタジー
〈あらすじ〉 信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。 目が覚めると、そこは異世界!? あぁ、よくあるやつか。 食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに…… 面倒ごとは御免なんだが。 魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。 誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。 やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...