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東国の姫 日本に襲来編
第212話 35階層 東国の姫 魔法少女ギルドカード
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わたしは東国の姫
黒騎士殿に無礼を謝罪しに行ったら、
御目通りは叶わず門前払いされた。
だけど、エリクサーを10本
ギルド受付の母親伝手に頂けた。
嫌われてはいないようで
ひとまずは安心したわ。
いまは魔法少女と
深層35階層で配信中。
フルプレートのオーク。
身体も大きい。
前回の34階層の武装リザードマン
の3倍くらいはある…
威圧感もあり慎重に討伐したい…
強そうね…
はたして倒せるかしら…
一番隊組長が使ってたもう一振りの刀を抜刀し
居合をするが…
デカい棍棒で弾かれる
くッ…!!
魔法少女も遠距離からファイアするが
耐久性の高いオークに
牽制にすらなっていない気がする…
相性が悪そう…
わたしは雷属性の魔法を自分に
付与し赤い雷を身体に纏わせる。
こういう手合いには一撃必殺にしないとね!
そして
一番隊組長の技
三段突きを、繰り出した!
また棍棒でガードされたが
すかさず二撃目横薙ぎが
ヒットし、三撃目の刺突で
フルプレートごと心臓を貫く。
「よし!やった!」
とわたしは喜ぶと
「まだ!」
魔法少女が叫ぶ
「ぶ、ぶもももぁぁぁ!」
致命傷のはずが
フルプレートオークの生命力を見誤り、
わたしは油断してた。
棍棒の振りかぶりが来て
なんとかギリギリ躱せたが
袴の胸部分が少し破れ
さらしがあらわになった。
「キャっ!!」
と、わたしは短い悲鳴をあげ刀を手放し
尻もちをつく。
見上げると
わたしの身体に興奮したのか
フルプレートオークの目つきが
致命傷ながらも欲情の眼差しに変わったのがわかる
人種も命の危機に晒されたら
種族本能で爆発的に性欲があがるから。
一番隊組長のもう一振りはフルプレートオークの
心臓に、突き刺ったまま。
あと武器といえば
異空間から血塗られた愛刀があるけど…
前に黒騎士邸で呼んでも呼びかけに応じて
くれなかったし、
そもそもわたしは使いこなせない!
くっ!
殺せ!
と言いたいとこだが、
こんなことで死ぬ訳にはいかない!
怖い、怖い…怖い!!!
苗床にされる…
されてたまるか…!!
わたしに触れていいのは王子だけ!!!!
勝ち目はもうないかも知れない、
わたしの足は震えながら立ち上がり拳を握る。
気がつけば涙も流していた。
わたしは弱い、弱い…
どうしてこんなに弱いんだ…
何も守れれない…
嫌だ!嫌だ!!
フルプレートオークの手がわたしの
胸めがけ飛んでくる。
わたしはカウンターを合わせれてるか、
わからないけど握った拳を前突き出した…
「あーコホン…
諦めない心意気は素晴らしいが、
カウンターをするなら目は瞑らないことだな。」
え?
「お主は…
黒騎士殿?!」
フルプレートオークはすでに真っ二つに
なっていた。
「そうだ…たまたま通りかかった。
お前達にはまだこの階層はまだ早い
出直せ! まあよく頑張ったな。
ではな」
と、身体がすっぽり入る
マントを被せられていた。
あ、わたし…
フルプレートオークに服を破かれて
胸に巻いてるさらしがあらわになってる…
上半身下着姿だった…
は、恥ずかしい…!!
あ、これ配信してるんだったっけ…
う…惨めすぎる…
と魔法少女が近寄ってきた
「ごめん、わたしの火力不足…
あと配信はなぜか途中から止まってたから大丈夫。
万が一止まって無くても後ろ姿しか
最初から映ってないから安心して。
最悪コンプライアンスで、モザイクも入るし」
と、至れり尽くせりの配信ドローンだ。
「大丈夫よ!
そ、そうなんだ…。
ねえ、黒騎士殿って助けにわざわざ来て
くれたのだと思う?」
「うん!もちろん
また、助けに来てくれた。」
「そうだよね、わたしもそう思う。」
なんでここまでしてくれるのかな?
たまたま通りかかってない気がする。
確実に危機を察知し助けに来てくれた。
とりあえず魔石と刀を拾いギルドに帰還した。
この魔石は黒騎士殿が討伐したのだがら、
ギルドに預けることにしよう。
魔法少女に伝えたら賛成してくれた。
二人でギルドに帰還した。
「お帰りなさいませ妹様!」
クロノ専属受付嬢
「妹じゃない!彼女!」
魔法少女
「え?姉上殿なの?」
とわたしが尋ねる
「違います!誰が」専属受付嬢
「違う!こんなやつ!」魔法少女
あまりつっこまないほうが良さそうね…
「わたしは世界でただ1人
特級探索者様だけの専属受付です。
ただパーティーを組まれてる妹様の
受付も仕方なく請け負わざるえなくて…
です。」
「受付変えて!わたしの彼氏を
狙ってる1人なの!こいつ!」
「そ、そうなんだ…」
関わらないほうが吉と思った…
モテる殿方も大変だね…
魔石は黒騎士殿宛に預けてもらい
ギルドカードを更新した。
魔法少女 ギルドカード
技能レベルや、功績 経験歴
元ランキング1位 勇者パーティー在籍歴有
アメリカ悪魔軍勢討伐に参加
遠距離魔法
火 火炎大車輪(クロノとの複合技)
上級者
最高到達階層 43 達成歴代パーティー1番目
現最高到達記録保持者
43階層敗退(パーティーメンバーは達成済)
ギルドランキング 9位
東国の姫
技能レベルや、功績 経験歴
武器 刀
雷属性 抜刀術
前衛
パーティー 募集しない。
初心者
最高到達階層 35階層敗退
ギルドランキング 圏外
なかなか思うようにいかない…
深層35階層の魔物も
油断もしたけどソロなら完敗ですらあったろうな…
魔法少女と二人してトボトボ
女子寮へ帰る。
シャワーを浴び
寝巻きに着替えすぐ布団の中に入る。
さすがに疲れたわ…
今日はさすがに魔法少女もごはんは持ってこないと
伝えられた。明日の朝くると。
お腹が空いたら非常食料や、レトルトは
収納されとるし、学校には食堂や
売店もある。お金は少ないけど、
全然2週間くらいは持つとのこと
最悪学園長の孫にツケで良いとは言ってくれた。
さすがにそこまではお世話にはなれない…
そもそもわたしも食欲ない…
フルプレートオークに性的な眼光を向けられ、
恐怖とあまりの自分の弱さに
さすがに元気が出ないよ…
諦めてはいないけど
心が、折れそう…
つらい…
つらい
ずっとつらいよ…
何度も
何度も自分に今まで言い聞かせてた
諦めるな
諦めるな、
諦めるな…
「ぜ、絶対諦めないから…!!」
わたしは涙を流しながら
いつの間にか眠ってしまった。
夢かな?
夢を見てる…
意識がおぼろげ…
金縛りかな?
身体が、思うように動かない…
まあ夢の中だからといって
身体が、自由に動かせる訳ではないけど…
人の気配…
頭を撫でられてる気がする
すごく安心する…
そしてその指でわたしの涙を、拭ってくれた…
誰?
王子?!
- - - - - - - - - - - - - -
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
黒騎士殿に無礼を謝罪しに行ったら、
御目通りは叶わず門前払いされた。
だけど、エリクサーを10本
ギルド受付の母親伝手に頂けた。
嫌われてはいないようで
ひとまずは安心したわ。
いまは魔法少女と
深層35階層で配信中。
フルプレートのオーク。
身体も大きい。
前回の34階層の武装リザードマン
の3倍くらいはある…
威圧感もあり慎重に討伐したい…
強そうね…
はたして倒せるかしら…
一番隊組長が使ってたもう一振りの刀を抜刀し
居合をするが…
デカい棍棒で弾かれる
くッ…!!
魔法少女も遠距離からファイアするが
耐久性の高いオークに
牽制にすらなっていない気がする…
相性が悪そう…
わたしは雷属性の魔法を自分に
付与し赤い雷を身体に纏わせる。
こういう手合いには一撃必殺にしないとね!
そして
一番隊組長の技
三段突きを、繰り出した!
また棍棒でガードされたが
すかさず二撃目横薙ぎが
ヒットし、三撃目の刺突で
フルプレートごと心臓を貫く。
「よし!やった!」
とわたしは喜ぶと
「まだ!」
魔法少女が叫ぶ
「ぶ、ぶもももぁぁぁ!」
致命傷のはずが
フルプレートオークの生命力を見誤り、
わたしは油断してた。
棍棒の振りかぶりが来て
なんとかギリギリ躱せたが
袴の胸部分が少し破れ
さらしがあらわになった。
「キャっ!!」
と、わたしは短い悲鳴をあげ刀を手放し
尻もちをつく。
見上げると
わたしの身体に興奮したのか
フルプレートオークの目つきが
致命傷ながらも欲情の眼差しに変わったのがわかる
人種も命の危機に晒されたら
種族本能で爆発的に性欲があがるから。
一番隊組長のもう一振りはフルプレートオークの
心臓に、突き刺ったまま。
あと武器といえば
異空間から血塗られた愛刀があるけど…
前に黒騎士邸で呼んでも呼びかけに応じて
くれなかったし、
そもそもわたしは使いこなせない!
くっ!
殺せ!
と言いたいとこだが、
こんなことで死ぬ訳にはいかない!
怖い、怖い…怖い!!!
苗床にされる…
されてたまるか…!!
わたしに触れていいのは王子だけ!!!!
勝ち目はもうないかも知れない、
わたしの足は震えながら立ち上がり拳を握る。
気がつけば涙も流していた。
わたしは弱い、弱い…
どうしてこんなに弱いんだ…
何も守れれない…
嫌だ!嫌だ!!
フルプレートオークの手がわたしの
胸めがけ飛んでくる。
わたしはカウンターを合わせれてるか、
わからないけど握った拳を前突き出した…
「あーコホン…
諦めない心意気は素晴らしいが、
カウンターをするなら目は瞑らないことだな。」
え?
「お主は…
黒騎士殿?!」
フルプレートオークはすでに真っ二つに
なっていた。
「そうだ…たまたま通りかかった。
お前達にはまだこの階層はまだ早い
出直せ! まあよく頑張ったな。
ではな」
と、身体がすっぽり入る
マントを被せられていた。
あ、わたし…
フルプレートオークに服を破かれて
胸に巻いてるさらしがあらわになってる…
上半身下着姿だった…
は、恥ずかしい…!!
あ、これ配信してるんだったっけ…
う…惨めすぎる…
と魔法少女が近寄ってきた
「ごめん、わたしの火力不足…
あと配信はなぜか途中から止まってたから大丈夫。
万が一止まって無くても後ろ姿しか
最初から映ってないから安心して。
最悪コンプライアンスで、モザイクも入るし」
と、至れり尽くせりの配信ドローンだ。
「大丈夫よ!
そ、そうなんだ…。
ねえ、黒騎士殿って助けにわざわざ来て
くれたのだと思う?」
「うん!もちろん
また、助けに来てくれた。」
「そうだよね、わたしもそう思う。」
なんでここまでしてくれるのかな?
たまたま通りかかってない気がする。
確実に危機を察知し助けに来てくれた。
とりあえず魔石と刀を拾いギルドに帰還した。
この魔石は黒騎士殿が討伐したのだがら、
ギルドに預けることにしよう。
魔法少女に伝えたら賛成してくれた。
二人でギルドに帰還した。
「お帰りなさいませ妹様!」
クロノ専属受付嬢
「妹じゃない!彼女!」
魔法少女
「え?姉上殿なの?」
とわたしが尋ねる
「違います!誰が」専属受付嬢
「違う!こんなやつ!」魔法少女
あまりつっこまないほうが良さそうね…
「わたしは世界でただ1人
特級探索者様だけの専属受付です。
ただパーティーを組まれてる妹様の
受付も仕方なく請け負わざるえなくて…
です。」
「受付変えて!わたしの彼氏を
狙ってる1人なの!こいつ!」
「そ、そうなんだ…」
関わらないほうが吉と思った…
モテる殿方も大変だね…
魔石は黒騎士殿宛に預けてもらい
ギルドカードを更新した。
魔法少女 ギルドカード
技能レベルや、功績 経験歴
元ランキング1位 勇者パーティー在籍歴有
アメリカ悪魔軍勢討伐に参加
遠距離魔法
火 火炎大車輪(クロノとの複合技)
上級者
最高到達階層 43 達成歴代パーティー1番目
現最高到達記録保持者
43階層敗退(パーティーメンバーは達成済)
ギルドランキング 9位
東国の姫
技能レベルや、功績 経験歴
武器 刀
雷属性 抜刀術
前衛
パーティー 募集しない。
初心者
最高到達階層 35階層敗退
ギルドランキング 圏外
なかなか思うようにいかない…
深層35階層の魔物も
油断もしたけどソロなら完敗ですらあったろうな…
魔法少女と二人してトボトボ
女子寮へ帰る。
シャワーを浴び
寝巻きに着替えすぐ布団の中に入る。
さすがに疲れたわ…
今日はさすがに魔法少女もごはんは持ってこないと
伝えられた。明日の朝くると。
お腹が空いたら非常食料や、レトルトは
収納されとるし、学校には食堂や
売店もある。お金は少ないけど、
全然2週間くらいは持つとのこと
最悪学園長の孫にツケで良いとは言ってくれた。
さすがにそこまではお世話にはなれない…
そもそもわたしも食欲ない…
フルプレートオークに性的な眼光を向けられ、
恐怖とあまりの自分の弱さに
さすがに元気が出ないよ…
諦めてはいないけど
心が、折れそう…
つらい…
つらい
ずっとつらいよ…
何度も
何度も自分に今まで言い聞かせてた
諦めるな
諦めるな、
諦めるな…
「ぜ、絶対諦めないから…!!」
わたしは涙を流しながら
いつの間にか眠ってしまった。
夢かな?
夢を見てる…
意識がおぼろげ…
金縛りかな?
身体が、思うように動かない…
まあ夢の中だからといって
身体が、自由に動かせる訳ではないけど…
人の気配…
頭を撫でられてる気がする
すごく安心する…
そしてその指でわたしの涙を、拭ってくれた…
誰?
王子?!
- - - - - - - - - - - - - -
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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