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ノーネーム 裏切りと東国編

第179話

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オレの家族メイド長が
鬼人オニ
エルフミミ
飼い犬に痛ぶられていた。

救出し治療をして
お姫様抱っこしたまま立ち去った。

命を助けた恩と
今後窮地を助けるその対価程度に
メイド長からご奉仕しともらえることになり
連れ込み宿 日本でいう
高級ラブホテルへ転移した。

「まずは風呂だな
オレに奉仕せよ!」と久しぶりに
メイド長の性教育を味わえるから気分が乗ったオレ

メイド長はオレが王子のとき 性教育係
兼 性処理係だった。
脱童貞相手となる。


ちなみにメイド長は嫌々ではなく率先して立候補し
今でもそれはメイド長の唯一の癒しになってる。

「か、かしこまりました
え、え、とノーネーム?」

「様をつけろ!お前は本当にメイド長を
名乗れる者か?」
と軽く言い、からかってみる。
まあそういうプレーだと思ってくれ。
相手が本当に嫌悪感や嫌がったらすぐ
やめるつもりだ。
オレは元王子だからかそういう人の
感情に敏感なんだ。

「し、失礼致しました!ノーネーム様!
御無礼をお許しくださいませ。」
土下座をするメイド長

「お前の今の主人だ誰だ!!言うてみよ!!!」
覇気を出しながら偉そうに言う。

「ノーネーム様でございますれば。」

「以後気をつけよ!
そしてオレの身体を清めろ!」

「はっ!お召物失礼致します。」

服を脱がされ全裸になるオレ
もちろんメイド長も全裸だ
スレンダー体系にCカップだ。
下着は紫。
ちゃっかり見といた。

ゴシゴシタオルを泡立て オレの背中を
こすろうとするが
「おい!オレの身体は繊細だ 傷がついたら
どうする!」

「な、な、…で、では
どうしたら?」

「そんなこともわからないのか?
お前もうメイド長を名乗るな!
碌な奉仕も出来やしない。」

「し、失礼致しました。」
と、メイド長が自分の身体を泡立てる。
その身体を使いオレの身体を丁寧に全身洗う。

そう!それ!それ!
気持ちいいなあ。
癒やされる。

「んっ…んっ…」
と吐息が聞こえ
メイド長の胸の突起が少しずつ硬くなってることに
気づく。少しイタズラ心が芽生える
オレはその突起をギュッて強く摘み
「おい!これはなんだ?」と言う

「あ、あ、…な、なんだとは?
い、如何されましたか?ノーネーム様?」

「なぜご奉仕する側が気持ちよくなっている
と聞いているのだが?」

「そ、そのようなことは…い、いえ
その通りでございます。つ、つい…
も、申し訳ございません
わたしにも理解が出来ないのですが…
なぜか…このようになってしまうのです…」

「まあいい許してやろう…慈悲に感謝せよ!
まだこうしててほしいのか?」
胸の突起を強く摘まんだままだ。

「は、はい…出来たら…お願いしたく…
あ、あ、あ、ありがとうございます」

そしてその後 下半身は手で綺麗にしてもらい
擦られオレはあっさり即一回果てた。

ちょっと恥ずかくなってたら

「あら?お早いですね 
ノーネーム様?さすが頭領は違いますね!
びっくり致しました。あまりの早さに!」
とメイド長は勝ち誇った笑みで
オレを煽ってきやがった。
まあそういうとこも可愛いんだけどな。

「お前が愛いやつだからだ。仕方あるまい。」


「な!な!お、お、お戯れを…」
顔を真っ赤にするメイド長

そのあと身体を拭いてもらい
オレは全裸でベッドに仰向けになる
メイド長も全裸でオレの上に跨り全身マッサージ
してくれてる。

マッサージするには腰を動かすからか
お互いのが擦れる
だんだん滑り気が出てきて
あやまって入りそうになるが
オレは約束を守る男だ。
ちゃんと本番はしない。
すると
「ノ、ノーネーム様!あ、あ、
も、申し訳ありません…あ、もう、
わたし…い、
いき…
いきそ…あっ…」
とメイド長が果てた。
そしてオレの方に倒れて来て気を失っていた。

ったく全然ご奉仕出来てないじゃないか!
まあいいか。久しぶりだったんだろうか?
それに
鬼人オニ
エルフミミ
飼い犬との戦闘で精神的にも
疲れがあったのだろう。
今はゆっくり寝てる。
風邪引かないように下着とメイド服を着させ
布団をかける。

さて帰るか…だが西国 帰らずの森
拠点は帰りにくい…
メイド長を助けるためとはいえ
飼い犬を蹴り飛ばしたしな…
久しぶりに東国に様子を見にいくか!
あ、オレそういえば金ないわ!
ここの支払いは任せた!

と逃げるように転移した。



次の日
メイド長のわたしは目を覚ました。
ご奉仕するといいながら
ノーネーム様の上に跨り
マッサージしてたら
お互いの大事な部分が擦れて
久しぶりの気持ち良さに
あっさり果ててしまったのだ。

ちなみに寝込みを犯された形跡はない。
まあ あの御方がそのようなことはするまい。
坊ちゃまに申し訳なさはあるが
身体は正直だった…。
敵ながら素晴らしい信念をお持ちだった。
暗躍組織ノーネームの頭領
まさに王たる風格の持ち主。
なぜか敵のわたしを助けて下さり
わたしが今後も窮地になれば
助けて下さると誓って下さった。
お会いは2回目なはずなのに…
わたしの容姿に惚れたのでしょうか?

いや、ノーネーム様は
獣人、亜人を虐げる人種を許さず
また人種を虐げる獣人、亜人を許さないと
言っておられたから、きっとそれだろう。
少し悔しさはあるが愛いやつと
可愛がってもらえた。
今はそれでいい…。


おっと いまは王宮に帰還し報告しなければ。

自国 王執務室
コンコン
「入れ」ぱぱん王
この異世界を武力で支配してる王
主人公の父親


「失礼致します。」メイド長
元エリートアサシン

ちなみにじいやは今は東国へ密偵中だ。

「ん?伯爵からは賊の報告はない。
現れなかったのか?」

「いえ…ノーネーム構成員3人に敗れました。
2人は以前出くわした者で、優勢でしたが…
新しい三人目に完敗。わたしが討たれる直前に
ノーネームの頭領に助けられました…」

「ん?仲間割れか…?」

「わかりかねます
ただ頭領のノーネーム様は、獣人や亜人が
人種を虐げる側になるのも
許さないと仰られ…」

「ふむ…なるほど…お前が討たれるのを良しと
しなかったのか…。
ん?ノーネーム様?」

「あ、いえ、その…」

「助けられ頭領に情が湧いたか?」

「…申し訳ございません…。」

「はあ…本来ならメイド長の任を
解き国外追放だが…そんなことしたらバカ息子
の報復が恐ろしい…お前を気に入っておるのは
知っておるでな…。当分自宅謹慎しておれ。
またなにかあれば呼びつけよう。
最後に…
お前の今の主は誰だ?申してみよ!」

「…

坊ちゃまではあるのですが…

今だ行方知れず…



今はノーネーム様でございます…」


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