計16万PV 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双

王子廃嫡 東国戦争回避旅立編

第100話

祝100話
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☆♡コメント　全て目を通させてもらっており
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今後ともよろしくお願いしますm(__)m
ありがとうございます。





オレ氏はなぜか
いつもパクってる串焼きのおっちゃんから
串焼きタダでもらえた。
いつも王宮にツケなんだが　もう王子ではないから
出来ないんだけどな…
でも嬉しかった。
けど思えば長年通ってたな
ボンクラ廃嫡王子　贔屓の店　なんてね！


親戚扱いの
王宮離れにある
騎士団　魔法師団
計200名いる
エリート中のエリート
国を、守護している者達だ。
敗戦は一度たりともない。

みんながいる訓練場に顔を出した。

「やっほーみんなやってるね！」オレ氏

「「「「「「「「「「はっ」」」」」」」」」」
みんなが頭をさげた。

「あ、もうオレ氏は廃嫡されたから
王子ではないよ！」

「なにを言う殿下！殿下は殿下だ」
　ぱぱん王の次に強い
騎士団長だ。筋肉モリモリ

魔法師団長は　
婆さんだ。いつも飴やら駄菓子をくれる。
オレ氏魔法使えないらよくわからんから
関わりは少ないが。


騎士団　魔法師団は仲がいい。
打倒ぱぱん王らしい。

けど国盗りではなく
純粋に倒したいらしい
ちなみにに100戦100敗だとかで…

「ありがと　身内だけだからね
いつもオレ氏に態度が変わらない人たちは…」

「そうさね…いつまでもあんたは
わたしの孫だよ」魔法師団長

「ばあちゃん！！おひさ」オレ氏
またお菓子もらった。


「殿下…。廃嫡になり東国に
行かれるのは聞いておる
誰にも殿下が決めたことには口を出すまい…
あ、せっかくだ、いまからみんなの前で模擬戦を
お願い出来んか?」
騎士団長


「いいよ。あ、ぱぱんには止められそうに
なったけどね。最後には許してくれたよ。」オレ氏

「そうであったか…あの王がか…
いや、父親なのであったな！」騎士団長

「父親なのは当たり前じゃん。」オレ氏

「あっはっは！いや失敬失敬。
全団員！　いまから殿下と私は模擬戦をする
しかと目に焼き付けよ！！」

「「「「「「「「「「はっ」」」」」」」」」」
計200名の団員


オレ氏は腰にさしてある血塗られた愛刀を
抜く。


騎士団長は　バスターソード二刀流だ。





すごい剣圧だ…
佇まいも…
そういえば痩せておられる…
自然すぎて気づかなかった。
この大陸　いや世界を制した英雄王の御子息
英雄王を上回るチカラが、あるのは知っておる。
知っておるのだが…
「いざあ！！参る！！！」
大声で叫ぶ騎士団長

振りかぶり二刀一対の神器を
ジャンプし、振り下ろした
殿下を叩きつけるが…

一本の刀で止められた。

び、びくともせん…
この斬撃は山をも砕き
英雄王ですら傷つけれるのだが…

あの刀もなんと禍々しい…
手加減してくださってるのだろうか
一歩も動かない…

魔法師団長をみる
オババはうなずく。

バフが来た。
身体が赤くなる…
赤い湯気が出始めた。

「ぬおああああー！！」
バスターソード　2刀同士に横薙ぎ

…がとめられる。
ブチブチブチ　
と筋肉が断裂する騎士団長。
「ぐ、ぐおあぁぁぁぁぁ！！」
さらにチカラを込めるが

押せど押せどビクともしない殿下…。


一旦距離をとる騎士団長
「はあ…はあ…はあ…」
さすがは殿下だ…
魔法で身体強化
魔法師団100名のバフでも　全く歯が立たんとは…

だが　だが…
せめて一太刀だけでも…

呼吸を落ち着かせ
そして片方のバスターソードを投擲した。
殿下はそれを刀でいなした。
今だ！！好機！
もう片方のバスターソードを両手持ちに変え
振りかぶり斬撃を繰り出したが
殿下の足元に深く刺さっただけだ。
完璧に間合いを見切られた…。
そしてバスターソードに片足を乗せられた。
持ち上げようとするが、全く持ち上がらない…
「ぐおおおお！！！」

少し膠着状態だったのだが
ズポッ

バスターソードが持ち上がったと思ったら
後ろから
「ではな。騎士団長」と殿下の声が聞こえ
私は気を失った。

峰打ちだったらしい。

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