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黒竜の騎士 異世界の東国お江戸編

第63話

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東国の姫と話しを終え

一番隊組長のいる医務室へ
エリクサーで治そうと思い行ったオレ氏

だが治すどころか 自身の介錯を
オレ氏に頼んできた。

決意は硬そうだ。

「最後のお願いがある…」一番隊組長

「なんだ」オレ氏

「僕と共に数々の修羅場を潜り抜けてきた
愛刀 君に託したい。そして 
その愛刀で僕を介錯してほしい。
僕の… 
剣の道はここで終わりだ。
だけど託した愛刀から 
君の進む道を見てみたいんだ」


「…わかった」
最初に借りパクしてた刀を一番隊組長の横に置く。

そして一番隊組長の愛刀を手にし
鞘からに刀身を抜いた。
美しい刀だ

チカラを込める…
黒いモヤを纏い黒刀になる。
首を狙い構えるオレ氏…

「綺麗な黒刀だ…
友達になるのは結局断られたけど…
僕の愛刀から君を見守ってる 友よ…ありがとう」


「ああ…わたしの…
初めての友よ…」
愛刀で、一番隊組長の首をはねたオレ氏

黒刀が血を吸って脈打ってる。
そして 血塗られた真っ赤な愛刀になっていた。

一番隊組長は血を全て抜かれ干からびたが
笑顔だった…
痛みもなく安らかに逝けただろう。

「これからはわたしと共にゆこう… 友よ…」
血塗られた愛刀が
ドクンっと激しく脈を打った。
まるで返事をしてるみたいだ


そしてオレ氏の
白袖
水色の羽織を一番隊組長の遺体にそっとかけた。

「きゃー誰か誰かっ!!」


医者が見に来てた。
オレ氏は無言で立ち去る…



ドラゴンを迎えにいくと

待ち構えていた。
劇団から国の自警団に昇格した
組織。
白袖に 水色の羽織。

「引け!引けば命は助かる。
引かねば…」オレ氏

「その刀 そうでござるか…
一番隊組長を手にかけたでござるな?」局長

「ああ…」

「しからば…お相手いたす。」
一太刀で三人の銅を薙ぐ
または防御した頭事叩き割る
その剛剣を構える局長



だが
「ギャオオオォオオオー」
漆黒のアーマード ドラゴンが来た。
いまは漆黒バージョンだ。
前は自警団の味方だったから
ドラゴンの鎧も
白淵に 水色の鎧カラーだったが
いま自警団は敵になってしまった。

ドシンっっっ

オレ氏はドラゴンの背にのる
「離陸だ…」

するとこちらに来ていた東国の姫と目が合う。
すまない 今日は、いやもう二度とお前の部屋
に行くことはないだろう
約束を破ることになったな。許せ

涙を流しながらこちらを見てる
東国の姫…
だが 
「なにをしている…早く連れ戻しなさい!!」
キッと凛々しい姫に戻った。

「「「はっ」」」自警団や将軍

オレ氏は自警団の一番隊組長を手にかけ
東国を乱した 
 
東国の姫はオレ氏を討つ覚悟が出来たのだろう…
そんな顔だった…

「世話になったな」といい
オレ氏はドラゴンと共に飛び去って行った…


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