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異世界 武道大会編

第17話

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ただいまー
わがマイホーム
マイ王城
日本から帰宅

いやー都会山賊にはいじめられるし
大変だったわ
まあ返り討ちにしたが

あれ?ギルドマスターと名乗ったハゲは
なら山賊のギルドマスターか?!

く、異世界初心者の俺氏をいじめてたのしいか

だがギルドマスターからは
殺気も悪意もなかったなあ
だからか自然と
ダークニードル 人体針だらけにはならず
他の非戦闘職員も無事だったしな

ならたまたま都会山賊メンバーが
乗り込んできたんか?
いや、都会山賊メンバーとギルドマスターは
面識あったしなあ
わからん
グルかグルじゃないか
まあいっか
向かってくるなら返り討ち

もしもそれで逆に俺氏が討たれたら 
そんときは
ぱぱん含め家族のみんなごめーん

「坊ちゃま」
耳元からメイド長

「うお、びっくりした」
「おかえりなさいませ坊ちゃま」
いるのは気配でわかってたが考え事してる最中に
耳元でいきなり言われたらびびるわ

「王がお呼びでございます」
「いかないよーん…ん?」
逃げる体制から
ん、ぱぱん…
なにか忘れてる…
あ、ドラゴン
忘れてきた
まあいいか
いつ迎えにいくとは言ってないし
先にぱぱんの許可をもらうか。
「やっぱり行くわ」

メイド長は目を見開いて
「嬉しゅうございます、
やっとやっと坊ちゃまも王になる決心が…」
「あ、ちがうちがう、大きなペットひろったから
飼っていいか聞きにいくー!」
「あ、坊ちゃま~」

「ぱぱん帰ってきたぞ」
「おお、帰ってきたかわが息子よ」
王の執務室
「殿下お久しぶりでございます」
あ、じいや
幼少のときのお世話係 

名前はセバスかな
うんきっとそうだ
「じいや久しぶり元気だった?」

「はい、相変らずでございます」 

それから走って追いかけてきたメイド長
息を切らしながら入室し
部屋の隅に立ち一礼してからお茶の
支度をしにいった。

「ぱぱん話しがあるからきた」
「いや我が話しがあるのだが」
「いやいや先に聞いてよ」
「まあいいがどうしたのだ」
「ペット飼いたい ひろった」
「まあ責任をもって飼うなら構わないが」
「うん大丈夫」


「殿下ちなみになにを飼うおつもりで」とじいや
「ドラゴン 怪我を負わせて治したら懐かれた」
「そ、そうか…」
それは恐怖で縛ってはいないかと心配するぱぱん
「じょ、条件がある」
「さっきいいっていったよ!」
「いや、まてまてドラゴンとは聞いてない」
「えー」
「まあまあ、簡単な条件だ」
「なに」
「まあ、国の催しものだ」
「なに」
「この世界で一番強いやつを決めるやつだ」
「ぱぱんじゃん」
「ま、まあそうだが一応トーナメントにして、
ある程度盛り上げんとな 
そこで優勝者が我と戦い勝てばなんでも願いを
叶えてやる」
「なら俺氏優勝はできるけど
ぱぱんには勝てないから願いは叶わないじゃん」
(みんなヨイショしてくれるからな
権力なら負けないオレ氏)
「まあ待て、ま、ま、まあそのとおりだが
息子の願いなら優勝止まりでよい。」
「わかったならやるよ 
くそードラゴン代高くついた」
ほっと一安心のぱぱん
「優勝止まりでいいからな我との戦いは
まあ見世物 お遊戯でよい」
「りょ ならのー」
お茶を持ってきたメイドと入れ違いになる
タイミングで退出したのだった。

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