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※ただの言い訳
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十も歳上の冴えない男相手に可愛いだなんて、何を馬鹿げたことを。そう思う一方で、他の誰にも感じたことのない感情に振り回されていた。
「殿下?」
頰を染めたまま、マコトが首を傾げる。
その顎に指をかけ、唇を塞ぐように口づけた。重ねた唇を離そうとせず、角度を変えて何度もキスを繰り返す。次第にマコトの息が乱れていくのが分かったが、フェリクスは離れるどころかより一層強く体を抱き寄せた。
「ん……っ」
隙間を割って舌をねじ込むと、苦しそうな吐息が漏れる。それでもなおキスを続けたまま、空いている手でゆっくりとマコトの体を撫で下ろした。
「ふ……っ」
首筋を擽るように撫でれば、熱を持った体がふるりと震えた。潤んだ瞳で見つめられ、フェリクスの欲も掻き立てられる。
そのまま柔らかな双丘に触れようとしたその時、ゴトンッと鈍い音がした。
マコトの手からグラスが落ちたのだ。幸いにもグラスは割れなかったが、二人の動きを止めるには十分だった。
マコトがフェリクスの胸を強く押し返し、距離を取るように顔を背けた。それを不満に思うものの、思考はすぐに切り替わった。
「魔力だ」
「え……?」
「魔力が足りない」
夢の中でも、何度となく使った言い訳だ。夢だと思い込んでいた、という方が正しいが。
マコトの瞳が戸惑いに揺らぐ。少しの間があって、乱れた夜着を脱ぎ捨てた。
あらわになった裸体にごくりと喉が鳴る。情事の痕を色濃く残す肌を染め、マコトが潤んだ瞳でフェリクスを見上げた。
「……しますか?」
蠱惑的な眼差しに目眩を覚えた。
再びマコトをベッドに組み敷き、自身も夜着を脱ぎ捨てる。首筋に顔を埋め、浮き出た鎖骨に舌を這わせると、それだけでマコトは堪らないというように腰をくねらせた。
「っ、でん、か……っ」
「濡れているな」
「ぁ……っ」
慎ましやかな後孔に指を伸ばせば、中からトロリと蜜液が溢れ出した。
昨夜の香油が残っていたらしい。指先に塗りつけるようにしてくちゅくちゅと孔を撫でれば、ふるふるとマコトが首を振った。
「なんだ」
「ま、待って……待ってください」
弱々しく胸を押され、仕方なく顔を上げた。どうしたのかと目で問いかければ、マコトは視線を泳がせながら言葉を濁した。
「その……お伺いしたいんですが……」
「ああ」
「僕が、そちら側なんでしょうか?」
「どういう意味だ」
「っ……じょ、女性役、ということです」
「ああ、そうだな」
何を当然なことを、と言いたげなフェリクスに、はくはくとマコトが口を開閉させた。
何かを恥じらうように口をもごもごとさせた後、ぎゅっと目を瞑ってか細い声を漏らした。
「僕は、おじさんです。殿下よりもずっと歳上で……魔力供給とはいえ、こんなのダメです」
予想通りの反応だった。フェリクスはマコトの体を反転させうつ伏せにすると、腰を高く上げさせた。
「で、殿下っ!?」
秘部を余すことなく晒す体勢を取らされ、マコトが悲鳴にも似た声を上げる。
それでも構わずに、ヒクヒクと息づく後孔に指を這わせた。縁をなぞるように円を描き、中へ浅く埋め込む。
「っん……!?」
びくん、とマコトの腰が揺れた。反射的に逃げようとする腰を押さえつけて、再び指を挿入する。
「殿下っ?」
慌てたような声に構わず、何度も抜き差しを繰り返す。滑りを良くするために香油を垂らし、再び秘部を潤していく。そうして二本目を挿入し、腹側にあるしこりを探し当てた。
「あっ、やっ、ン……んぅ、ッ」
マコトの反応が変わる。咄嗟に口を覆ったようだが、くぐもった喘ぎは隠せていなかった。
「前立腺というらしいな」
「ぜっ、ぜん……?」
「お前のいいところだ」
言ってから指をぐっと押し込む。先程よりも強い刺激に、マコトは逃げるように腰を揺らした。けれどそれを許さず、執拗にしこりを責め立てた。
「殿下、ぁっ……やっ、そこっ……へん、です、ぁ、あ……っ」
「"変"、か」
「ぁ、んぅ、う……っ、ひ、あぁ」
「"嫌"ではないんだろう? なら、続ける」
「ぁんっ、や、で……でもっ」
逃げ惑うマコトの腰を押さえつける。薄い皮膚に指が食い込み、手跡を残していく。それすらも、今のフェリクスには興奮剤となった。
もっと乱れさせたい。他の誰でもない自分が、この淫らな姿を引き出しているのだと知らしめたい。衝動のままにマコトの中を暴き、膨らんだしこりをぐうっと押し潰した。
「ふぁ、ああっ……!」
びくんっとマコトの背中が大きくしなる。同時に、指を咥えこんだ内壁がきゅうっと収縮した。
「ぁ……ん……っ」
ぐったりと脱力するマコトの体をひっくり返し、シーツの上に転がした。抵抗される前に両脚を抱え上げ、すっかり屹立した自身を秘部にあてがった。
「ぇ……?」
ぼんやりとした瞳と視線がぶつかる。その惚けた顔を見下ろしながら、ぐちゅぐちゅと水音を立てて自身を扱く。
何をされるのか理解したのか、マコトが蕩けた顔を更に赤く染めた。
「あ、や、殿下……っ」
「はっ、安心しろ。お前がいいと言うまで手は出さん」
もう十分に手を出している気もするが、挿入していないのだから未遂だと己に言い聞かせる。
「口を開けろ」
「え? ぁ、ん……っ」
「舌を出せ」
言われるままに伸ばされた舌を吸い上げ、唾液を交換し合うように口内を貪った。角度を変えながら何度も口付けを交わし、マコトの体から力が抜けたのを見計らったその時だ。
「んン……っ!」
ぐっと切っ先を押し込み、更に扱く手を早めた。
限界が近い。ドクドクと脈打つ陰茎に息を詰めた時、マコトが戸惑いがちにフェリクスの屹立に触れた。
フェリクスの手に手を重ねるようにして、控えめな手つきで手淫する。そのぎこちなさが余計に興奮を煽った。
「っ……」
「ふぇり、くす、ン、ふ……っ、ンゥ」
呼吸すらも逃さないというように深く口付け、余す所なく口内を蹂躙する。
グッと腰を突き上げれば、苦しそうにマコトは喉を反らした。それでも手は止まらず、健気にフェリクスを絶頂へと導いていく。
「く……ッ」
迫り上がる快楽に抗うことなく、マコトの体内に吐精する。熱い飛沫が肌を汚し、マコトがふるりと体を震わせた。
「ン、ぁ……っ」
「はっ……」
乱れた息を整えながら身を起こす。様々な体液で濡れた手を拭いつつ視線を落とせば、同じタイミングでマコトも下肢へ視線を向けたのが分かった。
「あ……」
まるで中に出されたかのように、トロトロと白濁が後孔から溢れ出す。その様に目眩に似た興奮を覚えた。
「あの、えっと……」
忙しなく視線を彷徨わせるマコトはどう見ても狼狽えていた。その初心な反応が堪らなくて、フェリクスは上唇を舐めると意地悪く口元を歪ませた。
「ああ、しまった。今のでまた魔力が減ったな」
「っ……わ、わざと、ですか」
「安心しろ。夜はまだ長い」
恨めしそうなマコトに喉の奥で笑い、反論を封じるようにその唇を奪った。
「殿下?」
頰を染めたまま、マコトが首を傾げる。
その顎に指をかけ、唇を塞ぐように口づけた。重ねた唇を離そうとせず、角度を変えて何度もキスを繰り返す。次第にマコトの息が乱れていくのが分かったが、フェリクスは離れるどころかより一層強く体を抱き寄せた。
「ん……っ」
隙間を割って舌をねじ込むと、苦しそうな吐息が漏れる。それでもなおキスを続けたまま、空いている手でゆっくりとマコトの体を撫で下ろした。
「ふ……っ」
首筋を擽るように撫でれば、熱を持った体がふるりと震えた。潤んだ瞳で見つめられ、フェリクスの欲も掻き立てられる。
そのまま柔らかな双丘に触れようとしたその時、ゴトンッと鈍い音がした。
マコトの手からグラスが落ちたのだ。幸いにもグラスは割れなかったが、二人の動きを止めるには十分だった。
マコトがフェリクスの胸を強く押し返し、距離を取るように顔を背けた。それを不満に思うものの、思考はすぐに切り替わった。
「魔力だ」
「え……?」
「魔力が足りない」
夢の中でも、何度となく使った言い訳だ。夢だと思い込んでいた、という方が正しいが。
マコトの瞳が戸惑いに揺らぐ。少しの間があって、乱れた夜着を脱ぎ捨てた。
あらわになった裸体にごくりと喉が鳴る。情事の痕を色濃く残す肌を染め、マコトが潤んだ瞳でフェリクスを見上げた。
「……しますか?」
蠱惑的な眼差しに目眩を覚えた。
再びマコトをベッドに組み敷き、自身も夜着を脱ぎ捨てる。首筋に顔を埋め、浮き出た鎖骨に舌を這わせると、それだけでマコトは堪らないというように腰をくねらせた。
「っ、でん、か……っ」
「濡れているな」
「ぁ……っ」
慎ましやかな後孔に指を伸ばせば、中からトロリと蜜液が溢れ出した。
昨夜の香油が残っていたらしい。指先に塗りつけるようにしてくちゅくちゅと孔を撫でれば、ふるふるとマコトが首を振った。
「なんだ」
「ま、待って……待ってください」
弱々しく胸を押され、仕方なく顔を上げた。どうしたのかと目で問いかければ、マコトは視線を泳がせながら言葉を濁した。
「その……お伺いしたいんですが……」
「ああ」
「僕が、そちら側なんでしょうか?」
「どういう意味だ」
「っ……じょ、女性役、ということです」
「ああ、そうだな」
何を当然なことを、と言いたげなフェリクスに、はくはくとマコトが口を開閉させた。
何かを恥じらうように口をもごもごとさせた後、ぎゅっと目を瞑ってか細い声を漏らした。
「僕は、おじさんです。殿下よりもずっと歳上で……魔力供給とはいえ、こんなのダメです」
予想通りの反応だった。フェリクスはマコトの体を反転させうつ伏せにすると、腰を高く上げさせた。
「で、殿下っ!?」
秘部を余すことなく晒す体勢を取らされ、マコトが悲鳴にも似た声を上げる。
それでも構わずに、ヒクヒクと息づく後孔に指を這わせた。縁をなぞるように円を描き、中へ浅く埋め込む。
「っん……!?」
びくん、とマコトの腰が揺れた。反射的に逃げようとする腰を押さえつけて、再び指を挿入する。
「殿下っ?」
慌てたような声に構わず、何度も抜き差しを繰り返す。滑りを良くするために香油を垂らし、再び秘部を潤していく。そうして二本目を挿入し、腹側にあるしこりを探し当てた。
「あっ、やっ、ン……んぅ、ッ」
マコトの反応が変わる。咄嗟に口を覆ったようだが、くぐもった喘ぎは隠せていなかった。
「前立腺というらしいな」
「ぜっ、ぜん……?」
「お前のいいところだ」
言ってから指をぐっと押し込む。先程よりも強い刺激に、マコトは逃げるように腰を揺らした。けれどそれを許さず、執拗にしこりを責め立てた。
「殿下、ぁっ……やっ、そこっ……へん、です、ぁ、あ……っ」
「"変"、か」
「ぁ、んぅ、う……っ、ひ、あぁ」
「"嫌"ではないんだろう? なら、続ける」
「ぁんっ、や、で……でもっ」
逃げ惑うマコトの腰を押さえつける。薄い皮膚に指が食い込み、手跡を残していく。それすらも、今のフェリクスには興奮剤となった。
もっと乱れさせたい。他の誰でもない自分が、この淫らな姿を引き出しているのだと知らしめたい。衝動のままにマコトの中を暴き、膨らんだしこりをぐうっと押し潰した。
「ふぁ、ああっ……!」
びくんっとマコトの背中が大きくしなる。同時に、指を咥えこんだ内壁がきゅうっと収縮した。
「ぁ……ん……っ」
ぐったりと脱力するマコトの体をひっくり返し、シーツの上に転がした。抵抗される前に両脚を抱え上げ、すっかり屹立した自身を秘部にあてがった。
「ぇ……?」
ぼんやりとした瞳と視線がぶつかる。その惚けた顔を見下ろしながら、ぐちゅぐちゅと水音を立てて自身を扱く。
何をされるのか理解したのか、マコトが蕩けた顔を更に赤く染めた。
「あ、や、殿下……っ」
「はっ、安心しろ。お前がいいと言うまで手は出さん」
もう十分に手を出している気もするが、挿入していないのだから未遂だと己に言い聞かせる。
「口を開けろ」
「え? ぁ、ん……っ」
「舌を出せ」
言われるままに伸ばされた舌を吸い上げ、唾液を交換し合うように口内を貪った。角度を変えながら何度も口付けを交わし、マコトの体から力が抜けたのを見計らったその時だ。
「んン……っ!」
ぐっと切っ先を押し込み、更に扱く手を早めた。
限界が近い。ドクドクと脈打つ陰茎に息を詰めた時、マコトが戸惑いがちにフェリクスの屹立に触れた。
フェリクスの手に手を重ねるようにして、控えめな手つきで手淫する。そのぎこちなさが余計に興奮を煽った。
「っ……」
「ふぇり、くす、ン、ふ……っ、ンゥ」
呼吸すらも逃さないというように深く口付け、余す所なく口内を蹂躙する。
グッと腰を突き上げれば、苦しそうにマコトは喉を反らした。それでも手は止まらず、健気にフェリクスを絶頂へと導いていく。
「く……ッ」
迫り上がる快楽に抗うことなく、マコトの体内に吐精する。熱い飛沫が肌を汚し、マコトがふるりと体を震わせた。
「ン、ぁ……っ」
「はっ……」
乱れた息を整えながら身を起こす。様々な体液で濡れた手を拭いつつ視線を落とせば、同じタイミングでマコトも下肢へ視線を向けたのが分かった。
「あ……」
まるで中に出されたかのように、トロトロと白濁が後孔から溢れ出す。その様に目眩に似た興奮を覚えた。
「あの、えっと……」
忙しなく視線を彷徨わせるマコトはどう見ても狼狽えていた。その初心な反応が堪らなくて、フェリクスは上唇を舐めると意地悪く口元を歪ませた。
「ああ、しまった。今のでまた魔力が減ったな」
「っ……わ、わざと、ですか」
「安心しろ。夜はまだ長い」
恨めしそうなマコトに喉の奥で笑い、反論を封じるようにその唇を奪った。
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