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第二十一章 帰っても忙しい毎日。
第454話 新天地にお引越ししよう。⑧
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八の月 七日 ツール領内 領主の館 食堂 昼食時。
「これは、また美味そうだな。」
出されている料理を見て思わず呟いた。
メニューは何時もの定番メニューでは無く、初めて見る料理等だった。
早速だが、スープは何時ものコンソメスープではなく、掬って一口飲むと、口の中に玉ねぎの甘さと卵の甘さが絶妙な味で、確りと効いている黒胡椒のピリッとした辛さと香りで引き締められた旨さで一杯になった。
疲れた頭を、シャキッとさせる旨さだ。
「うん、美味いな。」
思わず呟くと、続けてサラダを食べる。相変わらず酢が効きすぎていて、一口目は酢のキツさに顔を顰めてしまった。
生サラダはシャキッとしており、全体的に冷やされていた。
パンの代わりに、皿に盛られていたクロワッサンを取ると、焼きたてのバダーの香りを満喫する。
「旦那様、味は如何ですか?料理長が出来を気にしてましたが?」
サウルが料理の出来をきいてくる。
「いいね、良いよ。サラダが冷やされている所が、特にいいね。スープも温かいし、料理が一番美味しく感じられる温度が有る事を、分かってきた様だね。」
「有難う御座います。料理長に早速伝えておきますね。」
サウルはニコリとせずに返事をすると、再び黙って食事を始めた。
食事が済むと、皆んなの前に紅茶のカップが配される。食後のお茶だ。
「皆聞いてくれ。この後だが、ソニアとセイラは時間が空いているなら、実家にソレゾレ送って行こうとおもう。陛下と侯爵から連れてくるようにと連絡が来ていてね。今なら取り立てて忙しい用事が有る訳でもないので、早速だがそれぞれを実家へお連れしようと思う。二人共、用事は大丈夫かな?予定がなければ、行こうと思うがどうかな?」
私の言葉に少し考えるフリを見せたが、すぐにも『大丈夫です』と二人共に言ってくる。
「では、この後早速ご実家へ送るよ。用意が出来たなら、執務室に荷物を纏めて集合してくれるかな。」
そう予定を告げると、お茶を一気に飲み干し、私も準備の為に立ち上がった。
待っているとソニアもセイラもそれぞれ荷物を纏めて専属のメイドを連れて執務室へ集まった。そして、一同揃うと皆に告げる。
「さて、全員揃ったね。公爵邸と王城にそれぞれ順番に連れて行く。初めに公爵邸で、次が王城だ。ではまずリヒトへ跳ぶよ。」
そう、声を掛けてメンバーの顔を見渡す。メンバーといっても、本人とお付きのメイドが一人づつの計四人だ。
メイドの二人とも〈テレポート〉するのは初めでらしく、緊張で顔を青くしている。
「〈マルチロック〉良し。〈テレポート〉。」
八の月七日 リヒト内リヒト公爵邸 門前。
目の前には、見慣れた公爵邸の門が広がっている。門の奥には広々とした整った庭園が広がっている門の前に行き、立っている守衛に用件をつげると、一人が慌てて中に走って行き、暫くすると人を連れて先程の入って行った守衛が帰ってきた。
「あらセバス!お久し振りね。」
「これはお帰り為さいませ、セイラお嬢様。今日は一体如何なるご用でしょうか?」
「今日は、セバスさん。急な訪問で済みませんね。」
「いえ、ツール辺境伯、良くいらしゃいました。今日は公爵様へ?」
「はい、先日公爵閣下から連絡を頂きまして、セイラ達を連れて来て欲しいと言われました。それで閣下は在宅ですかね。」
「それは、ご苦労様でした。はい皆様、只今リビングにてお寛ぎになっておりますよ。」
「そうか。案内してくれるかい?」
「では、コチラへどうぞ。」
セバスに案内されながら、屋敷の中に入って行った。
いつもの日当たりの良いリビングに公爵はいた。しかも夫人や子供達も同席していて、お茶を飲んでいた。
私達が入っていくと、顔を上げて笑顔を浮かべて迎え入れてくれる。
「やぁ、いらっしゃい。よく来たね。座ってくれたまえ。」
ソファーに招かれると、私達は言われるままにソファーにすわった。
「お久しぶりです公爵。公爵も領地にお戻りになっていたんですね。それにしても、急なお呼びで大変でしたよ。溜まっていた仕事があったので、片付けるのに大変でしたから。ま、陛下も同じですけど。」
「ほう?その口振りだと、兄さんにも呼ばれているとかかい?!」
「ええ、この忙しい折に、ソニアを連れてこい等と言われてますよ。」
「いやあー、済まないね。転移出来ると分かっていると、つい呼び付けてしまって。それでセイラは、何時まで居られるのかな?」
「ショウ様、私は何時までこちらに居られるのでしょうか?」
顔をこちらに向けて、セイラは聞いてくる。
「一応、溜まっている仕事が片付くまでだから、今月一杯居て良いよ。最終日に迎えに来るから。実家でユックリしてきてくれ。公爵もそれで宜しいですね?」
「あゝ構わんよ。」
「お手数ですが、宜しくお願いします。では、ソニアを王城へ連れて行くとしますか。公爵、慌ただしいですが、これで失礼します。」
「もう、行くのかい?本当に慌ただしいね。気を付けてお帰りなさい。」
「では、失礼します。・・・〈リターン〉。」
目の前の風景が変わり、見慣れた執務室に戻る。
「お待たせしたね。さあ、王都に行こうか。」
執務室で待たせていた、ソニアとその専属メイドのナタリーだった。
「一旦、王都のウチの屋敷に向かってから、馬車で王城に向かうとしょう。二人共に私の側に集まってくれるか。」
ソニアは馴れていたが、ナタリーは緊張か、魔法による移動は初めての為か顔色を青くしていた。
「ナタリー大丈夫よ。ほんの瞬間て終わるから。だから、緊張しないでね。」
緊張で、ガチガチになっているナタリーにソニアが声をかけると、やっと肩から力が抜けたようだ。
「さあ、行くよ!忘れ物は無いね。〈サーチ・ソニアとナタリー〉〈マルチロック・ソニアとナタリー〉。〈テレポート〉!」
魔法が発動して、目の前には見慣れた部屋の風景があった。
「はい、到着。早速城に向かうとしますか。」
執務机の上の呼び鈴を鳴らすと、暫くするとカインがノックがした後、丁寧な礼をしながら入って来た。
「ご用でしょうか、旦那様?」
急な訪問なのに、落ち着いた対応だ。
「いつも急で済まんな。王城へ行くので、用意を頼む。帰りは
直接ツールへ帰るから、御者には、そう伝えてくれるか。」
「承知しました。少しお待ち下さい。」
再び礼をして廊下へ消えると、待っている間、ソファーで寛いでいると、再び入って来た。
「皆様、お待たせ致しました。表に馬車の用意が出来ています。ご用意が出来ましたら、いらしてください。」
「有難うカイン。では行こうか。」
ソニアとナタリーに告げると、玄関先へ向かった。
馬車へ乗り込み、定位置へ座ると、私の横にソニアが座りその向かいにナタリーが座った。
全員が座ると、扉を御者が閉めて馬車が動き出した。
「ご無沙汰しています。」
「うむ。その方も元気そうでなによりだ。ソニアも元気そうな顔色で安心している。」
「陛下もお母様もご無沙汰でした。」
「うむ。無事で何よりだ。今回は、どの位滞在出来るのかな、辺境伯?」
同じ質問を事前に公爵からもされていたので、淀みなく答えた。
「今月一杯ソニアをお願い出来ますでしょうか。」
「ほう、其のように長く滞在出来るか。何か訳でも有るのか?」
「はい。実は溜まっている領内の仕事が片付いていませんので、未だに忙しくしています。なので、この機会に里帰りも良いかと思いまして。」
「そうか。済まないな。帝国も暫く大人しくしていると思うから、これからは内政に邁進してくれるか。」
「助かります。」
「では、その積もりでいることとする。今日は済まなかったな、辺境伯。」
「では、私はツールへ戻ります。ソニア、また月末にな。陛下、それでは失礼します。」
ソファーから立ち上がり、一礼すると顔を上げて魔法を唱えた。
「〈リターン〉。」
ツールへと戻るのだった。
「これは、また美味そうだな。」
出されている料理を見て思わず呟いた。
メニューは何時もの定番メニューでは無く、初めて見る料理等だった。
早速だが、スープは何時ものコンソメスープではなく、掬って一口飲むと、口の中に玉ねぎの甘さと卵の甘さが絶妙な味で、確りと効いている黒胡椒のピリッとした辛さと香りで引き締められた旨さで一杯になった。
疲れた頭を、シャキッとさせる旨さだ。
「うん、美味いな。」
思わず呟くと、続けてサラダを食べる。相変わらず酢が効きすぎていて、一口目は酢のキツさに顔を顰めてしまった。
生サラダはシャキッとしており、全体的に冷やされていた。
パンの代わりに、皿に盛られていたクロワッサンを取ると、焼きたてのバダーの香りを満喫する。
「旦那様、味は如何ですか?料理長が出来を気にしてましたが?」
サウルが料理の出来をきいてくる。
「いいね、良いよ。サラダが冷やされている所が、特にいいね。スープも温かいし、料理が一番美味しく感じられる温度が有る事を、分かってきた様だね。」
「有難う御座います。料理長に早速伝えておきますね。」
サウルはニコリとせずに返事をすると、再び黙って食事を始めた。
食事が済むと、皆んなの前に紅茶のカップが配される。食後のお茶だ。
「皆聞いてくれ。この後だが、ソニアとセイラは時間が空いているなら、実家にソレゾレ送って行こうとおもう。陛下と侯爵から連れてくるようにと連絡が来ていてね。今なら取り立てて忙しい用事が有る訳でもないので、早速だがそれぞれを実家へお連れしようと思う。二人共、用事は大丈夫かな?予定がなければ、行こうと思うがどうかな?」
私の言葉に少し考えるフリを見せたが、すぐにも『大丈夫です』と二人共に言ってくる。
「では、この後早速ご実家へ送るよ。用意が出来たなら、執務室に荷物を纏めて集合してくれるかな。」
そう予定を告げると、お茶を一気に飲み干し、私も準備の為に立ち上がった。
待っているとソニアもセイラもそれぞれ荷物を纏めて専属のメイドを連れて執務室へ集まった。そして、一同揃うと皆に告げる。
「さて、全員揃ったね。公爵邸と王城にそれぞれ順番に連れて行く。初めに公爵邸で、次が王城だ。ではまずリヒトへ跳ぶよ。」
そう、声を掛けてメンバーの顔を見渡す。メンバーといっても、本人とお付きのメイドが一人づつの計四人だ。
メイドの二人とも〈テレポート〉するのは初めでらしく、緊張で顔を青くしている。
「〈マルチロック〉良し。〈テレポート〉。」
八の月七日 リヒト内リヒト公爵邸 門前。
目の前には、見慣れた公爵邸の門が広がっている。門の奥には広々とした整った庭園が広がっている門の前に行き、立っている守衛に用件をつげると、一人が慌てて中に走って行き、暫くすると人を連れて先程の入って行った守衛が帰ってきた。
「あらセバス!お久し振りね。」
「これはお帰り為さいませ、セイラお嬢様。今日は一体如何なるご用でしょうか?」
「今日は、セバスさん。急な訪問で済みませんね。」
「いえ、ツール辺境伯、良くいらしゃいました。今日は公爵様へ?」
「はい、先日公爵閣下から連絡を頂きまして、セイラ達を連れて来て欲しいと言われました。それで閣下は在宅ですかね。」
「それは、ご苦労様でした。はい皆様、只今リビングにてお寛ぎになっておりますよ。」
「そうか。案内してくれるかい?」
「では、コチラへどうぞ。」
セバスに案内されながら、屋敷の中に入って行った。
いつもの日当たりの良いリビングに公爵はいた。しかも夫人や子供達も同席していて、お茶を飲んでいた。
私達が入っていくと、顔を上げて笑顔を浮かべて迎え入れてくれる。
「やぁ、いらっしゃい。よく来たね。座ってくれたまえ。」
ソファーに招かれると、私達は言われるままにソファーにすわった。
「お久しぶりです公爵。公爵も領地にお戻りになっていたんですね。それにしても、急なお呼びで大変でしたよ。溜まっていた仕事があったので、片付けるのに大変でしたから。ま、陛下も同じですけど。」
「ほう?その口振りだと、兄さんにも呼ばれているとかかい?!」
「ええ、この忙しい折に、ソニアを連れてこい等と言われてますよ。」
「いやあー、済まないね。転移出来ると分かっていると、つい呼び付けてしまって。それでセイラは、何時まで居られるのかな?」
「ショウ様、私は何時までこちらに居られるのでしょうか?」
顔をこちらに向けて、セイラは聞いてくる。
「一応、溜まっている仕事が片付くまでだから、今月一杯居て良いよ。最終日に迎えに来るから。実家でユックリしてきてくれ。公爵もそれで宜しいですね?」
「あゝ構わんよ。」
「お手数ですが、宜しくお願いします。では、ソニアを王城へ連れて行くとしますか。公爵、慌ただしいですが、これで失礼します。」
「もう、行くのかい?本当に慌ただしいね。気を付けてお帰りなさい。」
「では、失礼します。・・・〈リターン〉。」
目の前の風景が変わり、見慣れた執務室に戻る。
「お待たせしたね。さあ、王都に行こうか。」
執務室で待たせていた、ソニアとその専属メイドのナタリーだった。
「一旦、王都のウチの屋敷に向かってから、馬車で王城に向かうとしょう。二人共に私の側に集まってくれるか。」
ソニアは馴れていたが、ナタリーは緊張か、魔法による移動は初めての為か顔色を青くしていた。
「ナタリー大丈夫よ。ほんの瞬間て終わるから。だから、緊張しないでね。」
緊張で、ガチガチになっているナタリーにソニアが声をかけると、やっと肩から力が抜けたようだ。
「さあ、行くよ!忘れ物は無いね。〈サーチ・ソニアとナタリー〉〈マルチロック・ソニアとナタリー〉。〈テレポート〉!」
魔法が発動して、目の前には見慣れた部屋の風景があった。
「はい、到着。早速城に向かうとしますか。」
執務机の上の呼び鈴を鳴らすと、暫くするとカインがノックがした後、丁寧な礼をしながら入って来た。
「ご用でしょうか、旦那様?」
急な訪問なのに、落ち着いた対応だ。
「いつも急で済まんな。王城へ行くので、用意を頼む。帰りは
直接ツールへ帰るから、御者には、そう伝えてくれるか。」
「承知しました。少しお待ち下さい。」
再び礼をして廊下へ消えると、待っている間、ソファーで寛いでいると、再び入って来た。
「皆様、お待たせ致しました。表に馬車の用意が出来ています。ご用意が出来ましたら、いらしてください。」
「有難うカイン。では行こうか。」
ソニアとナタリーに告げると、玄関先へ向かった。
馬車へ乗り込み、定位置へ座ると、私の横にソニアが座りその向かいにナタリーが座った。
全員が座ると、扉を御者が閉めて馬車が動き出した。
「ご無沙汰しています。」
「うむ。その方も元気そうでなによりだ。ソニアも元気そうな顔色で安心している。」
「陛下もお母様もご無沙汰でした。」
「うむ。無事で何よりだ。今回は、どの位滞在出来るのかな、辺境伯?」
同じ質問を事前に公爵からもされていたので、淀みなく答えた。
「今月一杯ソニアをお願い出来ますでしょうか。」
「ほう、其のように長く滞在出来るか。何か訳でも有るのか?」
「はい。実は溜まっている領内の仕事が片付いていませんので、未だに忙しくしています。なので、この機会に里帰りも良いかと思いまして。」
「そうか。済まないな。帝国も暫く大人しくしていると思うから、これからは内政に邁進してくれるか。」
「助かります。」
「では、その積もりでいることとする。今日は済まなかったな、辺境伯。」
「では、私はツールへ戻ります。ソニア、また月末にな。陛下、それでは失礼します。」
ソファーから立ち上がり、一礼すると顔を上げて魔法を唱えた。
「〈リターン〉。」
ツールへと戻るのだった。
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