442 / 572
第十六章 サウスラーニは面倒臭い。
幕間87話 仕事は待ってはくれないね。③
しおりを挟む
「次は財務部長レオパルド卿宜しく。」
「はい。私はツール役所で財務部長をしています、レオパルド・フォン・サイラス騎士爵と申します。宜しくお願いします。最近二ヶ月間の収支の詳細は報告書に記載しましたので後程決済をお願いします。簡単に申しますと、町の人口が増えて戸籍化出来た数が圧倒的に増えておりまして、人頭税や商業ギルドや冒険者ギルドや港湾公社からの売上げ税の増加により、収入が月々増加をしております。また町営の事業の製塩事業の卸の売上げが、凄いことになっています。お陰様で収支は黒字を維持しております。単月の必要経費を上回る収入が毎月入ってきており、閣下から以前にお預かりしてあった予算を予備予算として保管できています。最近は特に港からの入港税が増えてきています。また各部所から人員の増加希望が出てますが、これについては部所ごとに要相談という事で折衝しましょう。以上です。」
「有り難うございました。閣下質問はございますか?」
「いや。黒字らしいし、今後も税収は伸びるらしいから有難いね。次に移ってくれ。」
「はい。次は司法警察部長のオルソン卿お願いします。」
「はっ。まず領内の治安についてですが、町中は流民による騒ぎが続いてますが、酔っぱらい同士のケンカ程度の物で大きな事件には至っていません。これは、闇ギルドを始めとした犯罪組織が壊滅しており、窃盗やスリ等の組織的な犯罪には至らない為だと推測されます。但し流民の戸籍化が遅れ続けるとスラム化して中から犯罪組織が出来上がる事につながりかねません。また、宅地の増加に伴い新たな交番の設置と人員の増加をお願いしたいです。周辺の村については騎士団や国軍の定期的巡視により、至って平穏であります。簡単ですが以上となります。」
「有り難うございました。閣下、何か質問は?」
「そうだね。増員したいと言うけど、何名増やしたいのかな?」
「はい。緊急で必要なのは五十人程ですか、出来ましたら百人欲しいのですが。」
「百人欲しい理由は何かな?」
「新しく増設する交番の為に五十人いるのですが、そうすると本部で待機する予備戦力がおらず、一旦事が起きた時には衛兵の現場への派遣に時間を取られてしまい、迅速な事態の収拾が出来にくい為です。」
「成る程、分かった。レオパルド卿早速オルソン卿と人数については相談してくれるか。」
「はっ、承知しました。」
「有り難うございます。」
「じゃ、次頼むよ。」
「はい、次は私からですね。改めまして、ツール行政長官を拝命しておりますハザル・フォン・ダラス騎士爵です。現在進行している新規事業について報告させて頂きます。製塩事業については、人員の拡大はゆっくりと行っております。労働者の確保については、流民の戸籍化のおりの職の斡旋のなかで現在徐々に増えております。また、治水工事としてイミル大河の護岸工事も三の月一杯で一区切りとなります。その後はイミル大河が増水しますので、イミル大河から灌漑用水路を新たに作る計画を建てました。これによってツールの西に広がる草原地帯を農地として開墾出来るようになります。報告書と共に計画書を提出しましたので、ご確認下さい。あと、リヒトとの間に新しく宿場町を開拓する予定です。この計画書も報告書と共に提出してありますので確認下さい。以上です。閣下、ご質問は?」
「いや、計画書をまず見させて貰ってから聞くことにするよ。ま、あまり一度に手を広げ過ぎないようにしてくれよ。予算が無くて出来ませんでしたは不味いからね。」
「承知しております。」
「では、次だ。」
「次は港湾公社の副理事長のヴァスコ殿。」
「はい。わたくし、ツール港湾公社の副理事長を勤めます、ヴァスコと申します。お二人とも宜しくお願いします。では報告ですが、収支については黒字を計上しております。一の月になってから、イーストンとの交易船が増えました。それに伴い入港税や港の労働者の派遣も増えました。お陰でイミル大河の舟荷も増えまして、相乗効果となっております。今後も外洋船の交易に対して何かしらの優遇措置を計り船便の数を増やして行くべきかと思います。具体案が出来ましたら報告させて頂きます。以上です。」
「はい、有り難うございました。閣下、質問は?」
「ヴァスコ君、規制緩和は暫く待ってくれるか。今は緩和しなくても、輸出入品目を増やせば十分だから、慌てる必要はないよ。あと、ヒラドに続いて、旧サウスラーニのセイトの街も帝国から独立したから、様子を見つつ船を出してみてくれるかな。」
「それは真ですか?ならば有りがたいですね。交易対象が広がれば、交易量も増えますから。教えていただき有り難うございます。」
「いや、今後も宜しく頼むよ。」
「では、最後にイーストンのヒラドの執権オカベ殿お願いします。」
「はい。皆様初めまして。イーストン西部地方の執権を任じられております、サダノブ・オカベです。執権とはツールで言うところのダラス卿の行政長官とほぼ同じで、政治全体を所轄しております。報告をさせて頂く前に、これだけは皆様にご理解頂きたい。我らイーストンの者は長らく帝国にあらゆる物をむしり取られて参りました。勿論志有る者は、帝国に反旗を翻しましたが、悉く帝国の兵の前に潰されて参りました。占領されて八年たち、我々の心も次第に折れかけて来ました。そんな時に、殿によって救われたのです。しかも味方に被害も出さずにです。我らイーストンの民は殿より受けた此度の恩義、決して忘れる物では有りません。改めてこの場を借り、イーストンの全てに成り代わり、お礼申し上げます。殿、有り難うございます。では報告ですが、イーストン西部地域にある都市は六つあります。現在支配下にはヒラドとオウミの二つです。残りの都市は敵の守備兵が二千ずつしか居りませんので、今後も順次攻略していく予定です。一月に一都市のペースで攻略の予定です。なので、今年の六の月には西部地域を平定する予定です。ただ問題は、攻略後の統治体制を素早く整えられるかです。ヒラド以外の都市の統治体制は、代官を置くなどの簡単な組織にする事になりそうですが、詳しい案が出来ましたらご報告致します。ヒラドの事業報告としては、こちらも戸籍化を進めております。人頭税以外の収入として、製塩事業の専売化です。生憎と帝国の統治により、国内の人口や生産性が落ちており、現状あれもこれもと手を広げられない状態です。独立してまだ二ヶ月の新参ですが、皆様宜しくお願いします。以上です。」
「オカベ殿有り難うございました。閣下、ご質問は?」
「そうだね。統治体制だけど、ヒラド以外は代官を置いて役所を運営させるとしようか。現地の人間を採用してくれ。以前の統治者だった大名家とかには拘らず、能力主義でやってくれ。それで、文句を言ってくる者が居たら、私に報告しなさい。処理するから。言うように実力が有れば良し、口だけなら、身をもって後悔させるさ。報告の統括は執権がするように。代官達からの報告の監査、決済をする事。そして、全体の報告を私に上げること。オカベ、いいね?」
「はっ、承知いたしました。他には?」
「いや、イーストンは政府を立ち上げたばかりだから、問題は随時直していこう。取り敢えず、今のまま進めてくれるかな。これからが本番だ。」
「はっ、分かりました。」
「では各部所からの報告は以上となります。閣下、一言お願いします。」
「まずは皆ご苦労様です。実質昨年の十一の月からツール領内はハザル卿にイーストンはオカベに統治については任せっきりの状態でした。勿論、私もある程度は確認 してましたが、事情により逐一見ることは出来ませんでした。今後も、もう暫くはサウスラーニへの工作で時間と手間を取られることになります。こちらもイーストン同様にあと四ヶ月はかかりそうです。その間は、出された報告書に必要な指示を書いて出しますので、各自堅実な運営を頼みます。改めて言いますが、統治者の為の統治ではなく、そこに住む民の為の統治をする事を忘れないで下さい。私からは以上です。皆、ご苦労様。」
「有り難うございました。各自閣下の仰った言葉を忘れずに、仕事に邁進しましょう。では今回の報告会は以上です。解散して下さい。」
それぞれ閣下に一礼してから書類を持って立ち上がっていく。私も立ち上がろうとしたときに、諜報部隊隊長のハミルトン君が部屋に入ってきて私に寄ってくる。
「閣下、急ぎの報告があります。」
「ここじゃ不味い内容かな?」
「はい。」
「分かった、執務室に移動しようか。」
立ち上がって、ハミルトンを従えて執務室に向かった。その知らせが混乱の始まりとなる事を知らずに。
「はい。私はツール役所で財務部長をしています、レオパルド・フォン・サイラス騎士爵と申します。宜しくお願いします。最近二ヶ月間の収支の詳細は報告書に記載しましたので後程決済をお願いします。簡単に申しますと、町の人口が増えて戸籍化出来た数が圧倒的に増えておりまして、人頭税や商業ギルドや冒険者ギルドや港湾公社からの売上げ税の増加により、収入が月々増加をしております。また町営の事業の製塩事業の卸の売上げが、凄いことになっています。お陰様で収支は黒字を維持しております。単月の必要経費を上回る収入が毎月入ってきており、閣下から以前にお預かりしてあった予算を予備予算として保管できています。最近は特に港からの入港税が増えてきています。また各部所から人員の増加希望が出てますが、これについては部所ごとに要相談という事で折衝しましょう。以上です。」
「有り難うございました。閣下質問はございますか?」
「いや。黒字らしいし、今後も税収は伸びるらしいから有難いね。次に移ってくれ。」
「はい。次は司法警察部長のオルソン卿お願いします。」
「はっ。まず領内の治安についてですが、町中は流民による騒ぎが続いてますが、酔っぱらい同士のケンカ程度の物で大きな事件には至っていません。これは、闇ギルドを始めとした犯罪組織が壊滅しており、窃盗やスリ等の組織的な犯罪には至らない為だと推測されます。但し流民の戸籍化が遅れ続けるとスラム化して中から犯罪組織が出来上がる事につながりかねません。また、宅地の増加に伴い新たな交番の設置と人員の増加をお願いしたいです。周辺の村については騎士団や国軍の定期的巡視により、至って平穏であります。簡単ですが以上となります。」
「有り難うございました。閣下、何か質問は?」
「そうだね。増員したいと言うけど、何名増やしたいのかな?」
「はい。緊急で必要なのは五十人程ですか、出来ましたら百人欲しいのですが。」
「百人欲しい理由は何かな?」
「新しく増設する交番の為に五十人いるのですが、そうすると本部で待機する予備戦力がおらず、一旦事が起きた時には衛兵の現場への派遣に時間を取られてしまい、迅速な事態の収拾が出来にくい為です。」
「成る程、分かった。レオパルド卿早速オルソン卿と人数については相談してくれるか。」
「はっ、承知しました。」
「有り難うございます。」
「じゃ、次頼むよ。」
「はい、次は私からですね。改めまして、ツール行政長官を拝命しておりますハザル・フォン・ダラス騎士爵です。現在進行している新規事業について報告させて頂きます。製塩事業については、人員の拡大はゆっくりと行っております。労働者の確保については、流民の戸籍化のおりの職の斡旋のなかで現在徐々に増えております。また、治水工事としてイミル大河の護岸工事も三の月一杯で一区切りとなります。その後はイミル大河が増水しますので、イミル大河から灌漑用水路を新たに作る計画を建てました。これによってツールの西に広がる草原地帯を農地として開墾出来るようになります。報告書と共に計画書を提出しましたので、ご確認下さい。あと、リヒトとの間に新しく宿場町を開拓する予定です。この計画書も報告書と共に提出してありますので確認下さい。以上です。閣下、ご質問は?」
「いや、計画書をまず見させて貰ってから聞くことにするよ。ま、あまり一度に手を広げ過ぎないようにしてくれよ。予算が無くて出来ませんでしたは不味いからね。」
「承知しております。」
「では、次だ。」
「次は港湾公社の副理事長のヴァスコ殿。」
「はい。わたくし、ツール港湾公社の副理事長を勤めます、ヴァスコと申します。お二人とも宜しくお願いします。では報告ですが、収支については黒字を計上しております。一の月になってから、イーストンとの交易船が増えました。それに伴い入港税や港の労働者の派遣も増えました。お陰でイミル大河の舟荷も増えまして、相乗効果となっております。今後も外洋船の交易に対して何かしらの優遇措置を計り船便の数を増やして行くべきかと思います。具体案が出来ましたら報告させて頂きます。以上です。」
「はい、有り難うございました。閣下、質問は?」
「ヴァスコ君、規制緩和は暫く待ってくれるか。今は緩和しなくても、輸出入品目を増やせば十分だから、慌てる必要はないよ。あと、ヒラドに続いて、旧サウスラーニのセイトの街も帝国から独立したから、様子を見つつ船を出してみてくれるかな。」
「それは真ですか?ならば有りがたいですね。交易対象が広がれば、交易量も増えますから。教えていただき有り難うございます。」
「いや、今後も宜しく頼むよ。」
「では、最後にイーストンのヒラドの執権オカベ殿お願いします。」
「はい。皆様初めまして。イーストン西部地方の執権を任じられております、サダノブ・オカベです。執権とはツールで言うところのダラス卿の行政長官とほぼ同じで、政治全体を所轄しております。報告をさせて頂く前に、これだけは皆様にご理解頂きたい。我らイーストンの者は長らく帝国にあらゆる物をむしり取られて参りました。勿論志有る者は、帝国に反旗を翻しましたが、悉く帝国の兵の前に潰されて参りました。占領されて八年たち、我々の心も次第に折れかけて来ました。そんな時に、殿によって救われたのです。しかも味方に被害も出さずにです。我らイーストンの民は殿より受けた此度の恩義、決して忘れる物では有りません。改めてこの場を借り、イーストンの全てに成り代わり、お礼申し上げます。殿、有り難うございます。では報告ですが、イーストン西部地域にある都市は六つあります。現在支配下にはヒラドとオウミの二つです。残りの都市は敵の守備兵が二千ずつしか居りませんので、今後も順次攻略していく予定です。一月に一都市のペースで攻略の予定です。なので、今年の六の月には西部地域を平定する予定です。ただ問題は、攻略後の統治体制を素早く整えられるかです。ヒラド以外の都市の統治体制は、代官を置くなどの簡単な組織にする事になりそうですが、詳しい案が出来ましたらご報告致します。ヒラドの事業報告としては、こちらも戸籍化を進めております。人頭税以外の収入として、製塩事業の専売化です。生憎と帝国の統治により、国内の人口や生産性が落ちており、現状あれもこれもと手を広げられない状態です。独立してまだ二ヶ月の新参ですが、皆様宜しくお願いします。以上です。」
「オカベ殿有り難うございました。閣下、ご質問は?」
「そうだね。統治体制だけど、ヒラド以外は代官を置いて役所を運営させるとしようか。現地の人間を採用してくれ。以前の統治者だった大名家とかには拘らず、能力主義でやってくれ。それで、文句を言ってくる者が居たら、私に報告しなさい。処理するから。言うように実力が有れば良し、口だけなら、身をもって後悔させるさ。報告の統括は執権がするように。代官達からの報告の監査、決済をする事。そして、全体の報告を私に上げること。オカベ、いいね?」
「はっ、承知いたしました。他には?」
「いや、イーストンは政府を立ち上げたばかりだから、問題は随時直していこう。取り敢えず、今のまま進めてくれるかな。これからが本番だ。」
「はっ、分かりました。」
「では各部所からの報告は以上となります。閣下、一言お願いします。」
「まずは皆ご苦労様です。実質昨年の十一の月からツール領内はハザル卿にイーストンはオカベに統治については任せっきりの状態でした。勿論、私もある程度は確認 してましたが、事情により逐一見ることは出来ませんでした。今後も、もう暫くはサウスラーニへの工作で時間と手間を取られることになります。こちらもイーストン同様にあと四ヶ月はかかりそうです。その間は、出された報告書に必要な指示を書いて出しますので、各自堅実な運営を頼みます。改めて言いますが、統治者の為の統治ではなく、そこに住む民の為の統治をする事を忘れないで下さい。私からは以上です。皆、ご苦労様。」
「有り難うございました。各自閣下の仰った言葉を忘れずに、仕事に邁進しましょう。では今回の報告会は以上です。解散して下さい。」
それぞれ閣下に一礼してから書類を持って立ち上がっていく。私も立ち上がろうとしたときに、諜報部隊隊長のハミルトン君が部屋に入ってきて私に寄ってくる。
「閣下、急ぎの報告があります。」
「ここじゃ不味い内容かな?」
「はい。」
「分かった、執務室に移動しようか。」
立ち上がって、ハミルトンを従えて執務室に向かった。その知らせが混乱の始まりとなる事を知らずに。
0
お気に入りに追加
3,637
あなたにおすすめの小説
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
【完結】転移魔王の、人間国崩壊プラン! 魔王召喚されて現れた大正生まれ104歳のババアの、堕落した冒険者を作るダンジョンに抜かりがない!
udonlevel2
ファンタジー
勇者に魔王様を殺され劣勢の魔族軍!ついに魔王召喚をするが現れたのは100歳を超えるババア!?
若返りスキルを使いサイドカー乗り回し、キャンピングカーを乗り回し!
経験値欲しさに冒険者を襲う!!
「殺られる前に殺りな!」「勇者の金を奪うんだよ!」と作り出される町は正に理想郷!?
戦争を生き抜いてきた魔王ババア……今正に絶頂期を迎える!
他サイトにも掲載中です。
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる