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第十四章 イーストン解放編
第264話 関所を通ってみました。早速・・・。
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シャングーから帝都へ延びる北の街道を進み、現在旧国境近くにあり、帝国本国に入るために通過しないといけないアシュラミ砦の関所が彼方にみえてきた。
(それにしても、ここまでの二日間は尋常ではなかったな。)
盗賊街道とでも名前を変えた方が良いと思う程、盗賊達に襲われたからだ。一日二回の計四回襲われたな。お陰さまでサブ職業の『剣術士』のレベルが上がること上がること。中級クラスのレベル一だったのが、今ではレベル十二までになった。『魔法剣士』は、さすがに盗賊相手ではレベルが上がりにくくなっているようで、経験値は入っているようだが、レベルは上がらなくなっている。
『剣術士』がレベル十になったとき、新しい技を覚えたが 、〈三段突き〉だったので、技で発動しなくても、普通に出せた技だったので、スルーしたよ。(笑)
また、僅かではあったが、盗賊のアジトから相応の収入があったのが、せめてもの慰めだった。
「さて、いよいよ関所の砦に着いた訳だが、どうやって通るかな?」
「何か策をお考えだったのでは?」
「うん、三つ考え付いたのだけどね。」
レナードにそう答えながら、イチモンジに顔を向ける。
「イチモンジ殿、どれが良いか選んでくれ。」
「え、拙者がですか?」
「うん。我々よりも、この辺りの状況を知っているだろう貴方に決めて貰うよ。」
「はあ、承知しました。」
「じゃあ、まず一つ目、僕が商人の振りをして、二人は護衛で着いている設定で、正面から通る。相手によっては袖の下を使っても良い。二つ目、戦略級魔法を使って砦その物に攻撃をかける。騒ぎになったら、どさくさに紛れて通る。三つ目は透明になる魔法をかけて、静かに通り抜ける。どれにする?」
「そんなの三番目にするに決まってますよ!」
私が提示した選択肢に何故か突っ込みをしてくるイチモンジ。
「そうかぁ。三番目かぁ。準備が大変なんだよね。レナードも三番目でいい?」
「私は閣下の決定に従いますから。」
「そうか、三番目でいくか。皆馬から下りてくれ。」
自分も馬から下りると、二人の馬の手綱を渡して貰い、通過する手順を説明する。
馬は鳴かれるとバレるので、一旦ツールに預けてきて、姿を消した後は歩きで関所を通過する。通過後に砦から離れた場所で再び馬をツールに連れに戻る。多少面倒くさいが確実な手段だ。
この場で待っていてくれと伝えて、周囲を確認してから魔法を発動する。
「〈テレポート〉。」
ツールの屋敷の玄関口に到着する。
馬を玄関先に繋ぎ、玄関ホールに入ると、ガトーがいた。
事情を話し、暫く馬を預かってもらう。関所を抜けたらまた、受け取りに来ることを伝えると転移する。
「〈テレポート〉。・・・よし、到着と。二人はどこかなっと?」
辺りを見回していると、レナードの声が聴こえる。
「閣下、お帰りなさい。」
イチモンジはそろそろなれた頃だと思っていたが、お手軽に転移魔法を使う私に呆れていたようで、口を開けたまま固まっている。
「これから関所を通るが、いくら見えなくても、声や息づかい足音は消せないから、慎重に通過するように。良いね?」
「承知しました。」
「・・・分かった。」
「では、呪文を掛けるよ。〈マルチロック〉、〈スルーサイト〉。」
呪文の発動と共に、三人の姿が消え、互いが見えなくなる。以前一回経験のあるレナードと比べると、始めての事で、イチモンジが慌ててしまい、声を出す。
「落ち着けイチモンジ殿。ただ、目に見えないだけで〈気配察知〉や〈魔力察知〉で存在が判るだろう?まずは落ち着け。」
「あっ、・・・確かに、見えませぬが、何かの存在を感じますな。騒いでしまい申し訳ありません。」
「落ち着いたか。じゃあ、関所に向かうよ。おくれないでね。」
関所という事で、人通りが多いかと思っていたが、街道に盗賊がいくつも横行する為か、人通りはなく、関所も衛兵が見た所五人しか居らず、中には欠伸をして眠そうにしているものもいる。
緊張感がない様子だが、音を立てないようにこちらは緊張して通過する。関所を通り抜けると、暫く歩き関所からは視認出来ない距離になってから話しかける。
「ここまで来れば大丈夫だね。」
「閣下、お近くに居ますか?」
「ああ、すぐ横に居るよ。魔法を解除するから。〈マルチロック〉〈マジックブレイク〉。」
呪文の発動と共に、それまで消えていた姿が現れる。
「初めての事で緊張しましたが、何とか関所を越えましたな。」
「私も以前に経験した事がありましたが、久々に姿が見えなくなると、慌ててしまい緊張しますな。」
「あとは帝都に潜入するときにも、場合によっては使うかもしれないから、その積もりでいてくれよ。」
「承知しました。」
「じゃあ、また馬を連れてくるから、ここで待っていてくれ。〈テレポート〉。」
二人共に頷く姿を見つつ転移をする。。
先程と同じく玄関前に転移すると、ガトーの代わりに馬番の男が馬三頭の手綱を引いて待っていた。
手綱を受け取り、日が落ちる前にはこの場所に戻ってくると伝えて、移動する。
「はい、到着っと。」
「お帰りなさい、閣下。」
「伯爵、お早いお戻りで。」
二人に手綱を渡しながら、
挨拶を受ける。
「さて、今日は行けるところまで行きますか。」
そう言って、馬に飛び乗る。
だが、世の中はそうトントン拍子では物事は進まないのが常である。
帝国領内でも、盗賊は出てくるようだ。
マップ表示されている地図に五十人程の赤い光点の集団と二十人程の白い光点の集団が戦いをしている様子が映る。
取り敢えず、目で確認する為に近くまで馬を走らせる。
マップの様子を見ると、明らかに二十人の方が強く、五十人の方が数を減らしている。その事を二人に告げると、慌てずに近付けば良いと言われる。
我々が近付いた時には、赤い光点は三十程に減っていて、二十人程の襲われていた側も、一人二人人数を減らしている。
「加勢はいるかい?」
馬を近付けながら、守っている側に大声で呼び掛けると、護衛で着いている者達のリーダーだろう男が言い返してくる。
「助太刀は無用だ。一応感謝はする。」
「そうかい。なら、悪いが
通らせて貰うよ。こいつら相手なら、負けないだろうし。」
「お前ら、勝手に何をほざいている。構わねぇ。ついでだ。手前ぇら、こいつらもやっちまえ!」
「おいおい、私は手を出す積もりは無いのだがな。」
「煩せぇ、かかれぇ!」
親分の両脇にいた、手下がこちらに向かって襲いかかってくる。
「閣下、ここは私が。」
小声でレナードが言い出した。
「じゃあ、残った方を任すよ。ハッ!」
気合と共に右腕を振り切り〈ソニック・ブレード〉を放つ。
「ぐきゃあ!」
私の技を向かって来る所に、まともに喰らった男は、首を落とされてそのまま前のめりに倒れる。
一瞬辺りは静まりかえって、皆手を止めて戦いを忘れる。
こちらに向かっていた、もう一人は足を止めていたところを、短槍を待ったレナードが馬を走らせる。足の止まった相手など良い的だ。槍の一撃で胸を貫かれて即死する。
唖然とする中で、先程返事をくれた男が味方にハッパをかける。
「皆、手を止めるな!相手は気落ちしているぞ。残りわずかだ。皆動け!」
護衛のリーダーなのか、彼の激により、再び戦いが再開される。
「じゃあ、悪いが通らせて貰うよ。」
その場にいる全ての人間にそういい、戦っているその場を回り込んで、道を先に進もうとする。
「お待ち下さい!」
我々の背中に突然若い女性の声が掛けられる。
「お嬢様、外に出て来ないで下さい。まだ、危険です。」
「その男の人の言うとおりですよ。まだ敵が残っているのだから、馬車の中で大人しくしていなさい。」
そう声をかけて、道を急ぐ。彼女は、まだ何かを言いかけるが、護衛のリーダーに遮られて馬車の中に押し込まれる。
「閣下、宜しいので?」
「ああ、構わないさ。縁が有るなら、また会うこともあるさ。今は、出来るだけ知られずに帝都に入りたいからね。」
「成る程。では少し急ぎますか。」
戦闘地域を抜けると、馬の足を早がけにして、先を急ぐのだった。
(それにしても、ここまでの二日間は尋常ではなかったな。)
盗賊街道とでも名前を変えた方が良いと思う程、盗賊達に襲われたからだ。一日二回の計四回襲われたな。お陰さまでサブ職業の『剣術士』のレベルが上がること上がること。中級クラスのレベル一だったのが、今ではレベル十二までになった。『魔法剣士』は、さすがに盗賊相手ではレベルが上がりにくくなっているようで、経験値は入っているようだが、レベルは上がらなくなっている。
『剣術士』がレベル十になったとき、新しい技を覚えたが 、〈三段突き〉だったので、技で発動しなくても、普通に出せた技だったので、スルーしたよ。(笑)
また、僅かではあったが、盗賊のアジトから相応の収入があったのが、せめてもの慰めだった。
「さて、いよいよ関所の砦に着いた訳だが、どうやって通るかな?」
「何か策をお考えだったのでは?」
「うん、三つ考え付いたのだけどね。」
レナードにそう答えながら、イチモンジに顔を向ける。
「イチモンジ殿、どれが良いか選んでくれ。」
「え、拙者がですか?」
「うん。我々よりも、この辺りの状況を知っているだろう貴方に決めて貰うよ。」
「はあ、承知しました。」
「じゃあ、まず一つ目、僕が商人の振りをして、二人は護衛で着いている設定で、正面から通る。相手によっては袖の下を使っても良い。二つ目、戦略級魔法を使って砦その物に攻撃をかける。騒ぎになったら、どさくさに紛れて通る。三つ目は透明になる魔法をかけて、静かに通り抜ける。どれにする?」
「そんなの三番目にするに決まってますよ!」
私が提示した選択肢に何故か突っ込みをしてくるイチモンジ。
「そうかぁ。三番目かぁ。準備が大変なんだよね。レナードも三番目でいい?」
「私は閣下の決定に従いますから。」
「そうか、三番目でいくか。皆馬から下りてくれ。」
自分も馬から下りると、二人の馬の手綱を渡して貰い、通過する手順を説明する。
馬は鳴かれるとバレるので、一旦ツールに預けてきて、姿を消した後は歩きで関所を通過する。通過後に砦から離れた場所で再び馬をツールに連れに戻る。多少面倒くさいが確実な手段だ。
この場で待っていてくれと伝えて、周囲を確認してから魔法を発動する。
「〈テレポート〉。」
ツールの屋敷の玄関口に到着する。
馬を玄関先に繋ぎ、玄関ホールに入ると、ガトーがいた。
事情を話し、暫く馬を預かってもらう。関所を抜けたらまた、受け取りに来ることを伝えると転移する。
「〈テレポート〉。・・・よし、到着と。二人はどこかなっと?」
辺りを見回していると、レナードの声が聴こえる。
「閣下、お帰りなさい。」
イチモンジはそろそろなれた頃だと思っていたが、お手軽に転移魔法を使う私に呆れていたようで、口を開けたまま固まっている。
「これから関所を通るが、いくら見えなくても、声や息づかい足音は消せないから、慎重に通過するように。良いね?」
「承知しました。」
「・・・分かった。」
「では、呪文を掛けるよ。〈マルチロック〉、〈スルーサイト〉。」
呪文の発動と共に、三人の姿が消え、互いが見えなくなる。以前一回経験のあるレナードと比べると、始めての事で、イチモンジが慌ててしまい、声を出す。
「落ち着けイチモンジ殿。ただ、目に見えないだけで〈気配察知〉や〈魔力察知〉で存在が判るだろう?まずは落ち着け。」
「あっ、・・・確かに、見えませぬが、何かの存在を感じますな。騒いでしまい申し訳ありません。」
「落ち着いたか。じゃあ、関所に向かうよ。おくれないでね。」
関所という事で、人通りが多いかと思っていたが、街道に盗賊がいくつも横行する為か、人通りはなく、関所も衛兵が見た所五人しか居らず、中には欠伸をして眠そうにしているものもいる。
緊張感がない様子だが、音を立てないようにこちらは緊張して通過する。関所を通り抜けると、暫く歩き関所からは視認出来ない距離になってから話しかける。
「ここまで来れば大丈夫だね。」
「閣下、お近くに居ますか?」
「ああ、すぐ横に居るよ。魔法を解除するから。〈マルチロック〉〈マジックブレイク〉。」
呪文の発動と共に、それまで消えていた姿が現れる。
「初めての事で緊張しましたが、何とか関所を越えましたな。」
「私も以前に経験した事がありましたが、久々に姿が見えなくなると、慌ててしまい緊張しますな。」
「あとは帝都に潜入するときにも、場合によっては使うかもしれないから、その積もりでいてくれよ。」
「承知しました。」
「じゃあ、また馬を連れてくるから、ここで待っていてくれ。〈テレポート〉。」
二人共に頷く姿を見つつ転移をする。。
先程と同じく玄関前に転移すると、ガトーの代わりに馬番の男が馬三頭の手綱を引いて待っていた。
手綱を受け取り、日が落ちる前にはこの場所に戻ってくると伝えて、移動する。
「はい、到着っと。」
「お帰りなさい、閣下。」
「伯爵、お早いお戻りで。」
二人に手綱を渡しながら、
挨拶を受ける。
「さて、今日は行けるところまで行きますか。」
そう言って、馬に飛び乗る。
だが、世の中はそうトントン拍子では物事は進まないのが常である。
帝国領内でも、盗賊は出てくるようだ。
マップ表示されている地図に五十人程の赤い光点の集団と二十人程の白い光点の集団が戦いをしている様子が映る。
取り敢えず、目で確認する為に近くまで馬を走らせる。
マップの様子を見ると、明らかに二十人の方が強く、五十人の方が数を減らしている。その事を二人に告げると、慌てずに近付けば良いと言われる。
我々が近付いた時には、赤い光点は三十程に減っていて、二十人程の襲われていた側も、一人二人人数を減らしている。
「加勢はいるかい?」
馬を近付けながら、守っている側に大声で呼び掛けると、護衛で着いている者達のリーダーだろう男が言い返してくる。
「助太刀は無用だ。一応感謝はする。」
「そうかい。なら、悪いが
通らせて貰うよ。こいつら相手なら、負けないだろうし。」
「お前ら、勝手に何をほざいている。構わねぇ。ついでだ。手前ぇら、こいつらもやっちまえ!」
「おいおい、私は手を出す積もりは無いのだがな。」
「煩せぇ、かかれぇ!」
親分の両脇にいた、手下がこちらに向かって襲いかかってくる。
「閣下、ここは私が。」
小声でレナードが言い出した。
「じゃあ、残った方を任すよ。ハッ!」
気合と共に右腕を振り切り〈ソニック・ブレード〉を放つ。
「ぐきゃあ!」
私の技を向かって来る所に、まともに喰らった男は、首を落とされてそのまま前のめりに倒れる。
一瞬辺りは静まりかえって、皆手を止めて戦いを忘れる。
こちらに向かっていた、もう一人は足を止めていたところを、短槍を待ったレナードが馬を走らせる。足の止まった相手など良い的だ。槍の一撃で胸を貫かれて即死する。
唖然とする中で、先程返事をくれた男が味方にハッパをかける。
「皆、手を止めるな!相手は気落ちしているぞ。残りわずかだ。皆動け!」
護衛のリーダーなのか、彼の激により、再び戦いが再開される。
「じゃあ、悪いが通らせて貰うよ。」
その場にいる全ての人間にそういい、戦っているその場を回り込んで、道を先に進もうとする。
「お待ち下さい!」
我々の背中に突然若い女性の声が掛けられる。
「お嬢様、外に出て来ないで下さい。まだ、危険です。」
「その男の人の言うとおりですよ。まだ敵が残っているのだから、馬車の中で大人しくしていなさい。」
そう声をかけて、道を急ぐ。彼女は、まだ何かを言いかけるが、護衛のリーダーに遮られて馬車の中に押し込まれる。
「閣下、宜しいので?」
「ああ、構わないさ。縁が有るなら、また会うこともあるさ。今は、出来るだけ知られずに帝都に入りたいからね。」
「成る程。では少し急ぎますか。」
戦闘地域を抜けると、馬の足を早がけにして、先を急ぐのだった。
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