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第十三章 何でも準備中が一番楽しいのさ。
第252話 段取り段取り。④
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イーストンとサウスラーニの関係者相手の事前会議は続く。
「ああ、すまん。将軍家の人質があったね。訂正だ。一旦アジトを決めたら、サウスラーニに先に船で行く。一番最初に人質を救出する。助け出した後には、そのままツールへ連れていく。」
「え?伯爵様、そのまま連れて行くと言うのは、どういう事ですか?どこかに一旦隠れるとかではないのですか?」
「イチモンジ殿、他の四人も、これは絶対に他言無用だよ。他言したら、死んで貰わないといけなくなるからね。それでも聞くかい、イチモンジ殿?」
「間違いなく、間違いなくそんな事が出来るのですね、伯爵様?」
「アマテル様にかけて誓うよ。」
「・・・分かりました。そこまで仰るなら詳しくは聞きません。ただ間違いなく出来るのですね?」
「そこは信用してくれ。何なら、イチモンジ殿も一緒するかい?」
「・・・お願いします。」
「分かったよ。そうすると、一旦アジトを作るためにイーストンで降りるのは、私とムラマサ殿、オサフネ殿と私の随行員で、アジトが決まったらサウスラーニへメーガン殿、マリガン殿、私とイチモンジ殿で向かうこととする。ここまでは良いかな?」
全員を見回して、質問が無いことを確認する。
「良いようだな。その後は先程も言ったように、人質を連れ出す。そのままツールへ連れていく。」
「なぜ、イーストンではなく、ツールへなのでしょう?」
私の言葉の真意が解らないのか、イチモンジが質問してくる。
「それはねイチモンジ殿。イーストンでの事の全てが終わってからでないと、イーストンにその人質が居ると、かなり命を狙われる可能性が高いからさ。あ、因みに私はその人質については、助けたあとは基本関与しないから。その積もりでいてね。」
「それは真ですか?」
「命を狙われる事かな?当たり前だろう。私は独立後の統治体制にアオイ家を入れるつもりは全く無いからね。下手にイーストンへ連れ戻したら、その人質が何をするかは直ぐに想像出来ることだな。まず間違いなく、将軍を名乗り、国中の民に自分に従えとか言い出すだろうよ。面倒事になるね。だから、帰ってくるのは、全てが決まった後だ。ま、よっぽど、側に居て欲しくない様な人柄なら分からないがね。
それで事が決した後は、何もしてない者が何を言っても誰も従わないからね。第一俺が許さない。余りにも酷いようなら、呪いをかける事になるな。まぁ、命は取らないから、そこは安心しな。だからイチモンジ、私の言いたい事は分かったな?」
「・・・承知した。」
「さて、話を戻すか。人質を解放したあとは、私は再びイーストンに戻ることになる。」
「また、船での移動ですかな?」
「フフフ、まあそこはお楽しみと言うことで。先を続けるよ。」
少し冷めたお茶を一口飲む。
「で、イーストンでの事は、先程も言った通りだ。新しい統治体制は、スメラギ家を主権者とした王政国家だ。スメラギ家を最高権威者として、法律で明文化する。また、どうしてもスメラギ家が統治を拒むときは諸侯の中から新たな将軍家を選ぶ。そしてスメラギ家がその諸侯を新たな将軍家として承認する。但しイーストンの土地や人民は基本スメラギ家の臣下であり、所有であることを法に明記した上で、諸侯はスメラギ家に代わり各街の人民の生命と財産を守るものとする。その事は法によって明文化して保証する。これをまず発表する。
スメラギ家であっても、法を犯して臣民を恣意的に処罰は出来ない事を明記する。そこまで決めた上で、行政組織を決めていく。地位的には将軍家は行政の長であり王ではない。任命権は勿論スメラギ家にあるのは言うまでもない。但し、能力主義で役職は決められること。諸侯は貴族として行政に参加する事。役職は基本一世代限りである事。
まあ、取り敢えずこんなところですかね。後の細かい所はイーストンの人達が決めれば良い。ここまでは良いかな?」
周りを見ると皆、ポカンとして口を開けていた。
「皆、聞いている?」
「あ、ああ、聞いております。そこまで決めたら、細かく最後まで決められてはどうでしょう?」
そう、ムラマサが返事をしてくるので、ムラマサに顔を向けて反論する。
「いいかい。私が請け負ったことは、イーストンを帝国から独立させることだ。その後の統治がどうなろうが、それはその地を統治していく者が考えることであって、私の領地でない土地の事を何故私が細かく世話しなくてはいけないのかな?それとも私がイーストンの全てを統治するのかな?」
「いえ、そう言うわけではないですが、・・・。」
「スメラギ家にしても、東部の諸侯達にしても、統治者ということを主張するなら、それなりの義務も果たして貰わないとね。」
「分かりました。差し出た事を申しました。」
「私は独立への道をつけるだけだ。その後は国として本当に独立できるかは、君達イーストンの人間の仕事だよ。判ったかい?」
「「「承知しました。」」」
「ふう・・・さて、ここからが大事な所だ。駐留軍を壊滅すると、必ず帝国から増援が送られてくるだろう。この増援を魔法を使い私が船諸共沈めるか、又は奴隷兵士が多いなら、船に乗っている時に解呪して、混乱させる。仮に生き残って上陸する者がいても、帝国兵なら魔法で始末する。この増援さえ対処できればイーストンは独立できる。仮に帝国がまた攻めてくるにしても、それこそかなり時間が経ってからの事になるからね。時間的に十分対応出来るだろう。まあ、帝国はその時にはそれ所ではなくなるがね。」
「え、どうしてですか?」
「その頃には、私は次のサウスラーニで事を起こすからさ。一旦サウスラーニで独立運動が起これば、イーストンへもう派兵する余裕は帝国には無いよ。地続きのサウスラーニを優先してくるだろうしね。何故かは解るね?」
「・・・申し訳ありません、説明して頂けますか?」
オサフネ殿が、すまなそうに聞いてくる。
「いいですか。帝国が有るのは大陸です。イーストンに派兵するには兵士を乗せるだけの船がいるのは解りますね?」
解っているか、皆の顔を見回す。問題ないようなので、話を続ける。
「前回の増援時に、使った船は沈められるか、我々に拿捕されている訳だ。新たに船を用意するのは簡単な事ではないし、金もかかる。また、サウスラーニに対処しつつ、イーストンに対処するだけのさすがに兵力もない。各属領には一万の駐留軍が居るが、増援に二、三万イーストンとサウスラーニの駐留軍合わせて二万、合わせて、最大五万の兵士を一気に失う事になる。とてもでないが、帝国の兵士は足らなくなる。」
「成る程。」
「確かに、そうですな。」
「そう言うことですか。」
イーストンの三人は納得したようだ。
「さて、ここまでで、約一ヶ月で片付けます。次はサウスラーニの解放です。」
私の建てた計画の説明は、まだ続く。
「ああ、すまん。将軍家の人質があったね。訂正だ。一旦アジトを決めたら、サウスラーニに先に船で行く。一番最初に人質を救出する。助け出した後には、そのままツールへ連れていく。」
「え?伯爵様、そのまま連れて行くと言うのは、どういう事ですか?どこかに一旦隠れるとかではないのですか?」
「イチモンジ殿、他の四人も、これは絶対に他言無用だよ。他言したら、死んで貰わないといけなくなるからね。それでも聞くかい、イチモンジ殿?」
「間違いなく、間違いなくそんな事が出来るのですね、伯爵様?」
「アマテル様にかけて誓うよ。」
「・・・分かりました。そこまで仰るなら詳しくは聞きません。ただ間違いなく出来るのですね?」
「そこは信用してくれ。何なら、イチモンジ殿も一緒するかい?」
「・・・お願いします。」
「分かったよ。そうすると、一旦アジトを作るためにイーストンで降りるのは、私とムラマサ殿、オサフネ殿と私の随行員で、アジトが決まったらサウスラーニへメーガン殿、マリガン殿、私とイチモンジ殿で向かうこととする。ここまでは良いかな?」
全員を見回して、質問が無いことを確認する。
「良いようだな。その後は先程も言ったように、人質を連れ出す。そのままツールへ連れていく。」
「なぜ、イーストンではなく、ツールへなのでしょう?」
私の言葉の真意が解らないのか、イチモンジが質問してくる。
「それはねイチモンジ殿。イーストンでの事の全てが終わってからでないと、イーストンにその人質が居ると、かなり命を狙われる可能性が高いからさ。あ、因みに私はその人質については、助けたあとは基本関与しないから。その積もりでいてね。」
「それは真ですか?」
「命を狙われる事かな?当たり前だろう。私は独立後の統治体制にアオイ家を入れるつもりは全く無いからね。下手にイーストンへ連れ戻したら、その人質が何をするかは直ぐに想像出来ることだな。まず間違いなく、将軍を名乗り、国中の民に自分に従えとか言い出すだろうよ。面倒事になるね。だから、帰ってくるのは、全てが決まった後だ。ま、よっぽど、側に居て欲しくない様な人柄なら分からないがね。
それで事が決した後は、何もしてない者が何を言っても誰も従わないからね。第一俺が許さない。余りにも酷いようなら、呪いをかける事になるな。まぁ、命は取らないから、そこは安心しな。だからイチモンジ、私の言いたい事は分かったな?」
「・・・承知した。」
「さて、話を戻すか。人質を解放したあとは、私は再びイーストンに戻ることになる。」
「また、船での移動ですかな?」
「フフフ、まあそこはお楽しみと言うことで。先を続けるよ。」
少し冷めたお茶を一口飲む。
「で、イーストンでの事は、先程も言った通りだ。新しい統治体制は、スメラギ家を主権者とした王政国家だ。スメラギ家を最高権威者として、法律で明文化する。また、どうしてもスメラギ家が統治を拒むときは諸侯の中から新たな将軍家を選ぶ。そしてスメラギ家がその諸侯を新たな将軍家として承認する。但しイーストンの土地や人民は基本スメラギ家の臣下であり、所有であることを法に明記した上で、諸侯はスメラギ家に代わり各街の人民の生命と財産を守るものとする。その事は法によって明文化して保証する。これをまず発表する。
スメラギ家であっても、法を犯して臣民を恣意的に処罰は出来ない事を明記する。そこまで決めた上で、行政組織を決めていく。地位的には将軍家は行政の長であり王ではない。任命権は勿論スメラギ家にあるのは言うまでもない。但し、能力主義で役職は決められること。諸侯は貴族として行政に参加する事。役職は基本一世代限りである事。
まあ、取り敢えずこんなところですかね。後の細かい所はイーストンの人達が決めれば良い。ここまでは良いかな?」
周りを見ると皆、ポカンとして口を開けていた。
「皆、聞いている?」
「あ、ああ、聞いております。そこまで決めたら、細かく最後まで決められてはどうでしょう?」
そう、ムラマサが返事をしてくるので、ムラマサに顔を向けて反論する。
「いいかい。私が請け負ったことは、イーストンを帝国から独立させることだ。その後の統治がどうなろうが、それはその地を統治していく者が考えることであって、私の領地でない土地の事を何故私が細かく世話しなくてはいけないのかな?それとも私がイーストンの全てを統治するのかな?」
「いえ、そう言うわけではないですが、・・・。」
「スメラギ家にしても、東部の諸侯達にしても、統治者ということを主張するなら、それなりの義務も果たして貰わないとね。」
「分かりました。差し出た事を申しました。」
「私は独立への道をつけるだけだ。その後は国として本当に独立できるかは、君達イーストンの人間の仕事だよ。判ったかい?」
「「「承知しました。」」」
「ふう・・・さて、ここからが大事な所だ。駐留軍を壊滅すると、必ず帝国から増援が送られてくるだろう。この増援を魔法を使い私が船諸共沈めるか、又は奴隷兵士が多いなら、船に乗っている時に解呪して、混乱させる。仮に生き残って上陸する者がいても、帝国兵なら魔法で始末する。この増援さえ対処できればイーストンは独立できる。仮に帝国がまた攻めてくるにしても、それこそかなり時間が経ってからの事になるからね。時間的に十分対応出来るだろう。まあ、帝国はその時にはそれ所ではなくなるがね。」
「え、どうしてですか?」
「その頃には、私は次のサウスラーニで事を起こすからさ。一旦サウスラーニで独立運動が起これば、イーストンへもう派兵する余裕は帝国には無いよ。地続きのサウスラーニを優先してくるだろうしね。何故かは解るね?」
「・・・申し訳ありません、説明して頂けますか?」
オサフネ殿が、すまなそうに聞いてくる。
「いいですか。帝国が有るのは大陸です。イーストンに派兵するには兵士を乗せるだけの船がいるのは解りますね?」
解っているか、皆の顔を見回す。問題ないようなので、話を続ける。
「前回の増援時に、使った船は沈められるか、我々に拿捕されている訳だ。新たに船を用意するのは簡単な事ではないし、金もかかる。また、サウスラーニに対処しつつ、イーストンに対処するだけのさすがに兵力もない。各属領には一万の駐留軍が居るが、増援に二、三万イーストンとサウスラーニの駐留軍合わせて二万、合わせて、最大五万の兵士を一気に失う事になる。とてもでないが、帝国の兵士は足らなくなる。」
「成る程。」
「確かに、そうですな。」
「そう言うことですか。」
イーストンの三人は納得したようだ。
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