277 / 572
第十二章 正しい貴族家のつきあい方。
幕間52話 エルフの国での一悶着。
しおりを挟む
ここは、『フォレスター王国』。エルフが治める森の中のエルフの国である。
場所はウェザリアの西に南北に連なる中央山脈を更に西に越えたイザール大森林地帯にあるらしい。
らしいと言うのは、その詳しい場所は知られておらず、謎の国とされていた。
基本、外の国々とは不干渉の国である。何故ならば、この国の成り立ちが、変わっているからだ。
この国は、ここ東大陸において今は亡きハイエルフ達が守っていた世界樹を、さらに外敵から守る為に建国された国。その為、この国の戦士は、強大な精霊魔法を使い、剣や槍に長けて、弓矢も使える万能戦士なのだ。
だが、今から二百年程前に、魔族が率いる魔物の軍勢に、守護していたハイエルフの村を襲われて、世界樹を切り倒されてしまい、ハイエルフ達も全滅に近い被害を被る事件があった。その時から現在まで、その事件が原因で国の中に国王の罪を追及する一団が現れる。その者達は、生き残っているハイエルフを保護して、その者を王位に就けなくば、世界樹の再生は叶わないという樹教という教えを信じているグループだ。勢力としては、少ないので大事にはなっていないが、ここ最近になって、信者が増えつつある状況だ。
そのフォレスター王国に向かって、今中央山脈を西に越えて向かう二人のエルフがいる。一人はリリアス・アル・マクレーン男爵と副官のカーン・オールドオークだ。
「副団長、結局陛下にはどう報告されるのですか?」
「・・・正直に報告するしかあるまい。ただの人間が相手なら別だが、相手が創神アマテル様の使徒でしかも勇者が相手では、下手をすれば国を滅ぼされるわ。」
「えっ!そこまでの力があるのですか勇者とは?」
「お前は確か二百歳程だったな。若いから知らないだろうが、ハイエルフの村が襲われた少し後の時期に、今のウェザリア王国があった場所は、旧帝国の辺境地域だったのだ。まあ、色々原因が有って、あの地域の各都市が帝国に対して反乱し独立したのだ。丁度その時、帝国本国も内乱で動きが取れないでいたのだ。」
カーンに向けて、淡々と昔話を始める。
「その後は?」
「うむ、その当時今の王都ウェザリエの太守家でお家騒動が起こってな。太守夫妻は相手側の刺客に殺されてしまったのだ。その後残された一人娘が太守を継いだが、今度は他の街から攻められるようになった。この時、ウェザリエの軍の指揮を執っていたのが、のちに女太守と結婚して、太守となったセイイチ カンザキ フォン ウェザリアだ。」
「ああ、彼らの言う始祖王ですね?」
「そうだ。彼一人で、五千や一万の軍勢を倒し、みるみる内に辺境地域を併合して、王位を宣言して今のウェザリア王国を建国したのだ。」
「でも副団長。それって誇張された話ではないのですか?」
「いや、カーンよ。彼が結婚した当時、ウェザリアはお家騒動の為に兵力が千名も揃えられなかったそうだ。それに、我らの知らない魔法を色々使い、その威力も規模も凄まじいものだったそうだ。当時は、彼が一人いれば、相手が何万いても勝つといわれていたよ。だから、帝国も国内が治まってもウェザリアへは、手を出さなかったのだ。勝てないと分かっていたからな。向こうからは帝国へ攻めてくることはしないと始祖王は言っていたらしいな。帝国が手を出し始めたのは、始祖王が死んでからだな。」
「じゃあその始祖王が勇者だったと言うのですね。」
「それがハッキリしないのだ。」
「え、どう言うことですか?」
「周りから、勇者かと聞かれる度に無言で答えなかったそうだ。だが、あの余りにも桁外れの戦闘力は伝説の勇者のものとしか考えられないのだよ。」
「はぁ、それが先日のツール伯爵と同じだと?」
「お前も彼を〈鑑定〉したのなら、分かるだろう。そして、彼の周囲を飛び回る精霊の呟きをお前も聞いたはずだ。」
「まぁ、聞きましたが、この世の中に勇者なんていう、お伽噺話の存在が本当にいるなんて、中々には信じられなくて。陛下にはあの勇者の事も報告しますので?」
「ああ、せざるを得んだろう。実際ハイエルフ様を保護しているのだからな。はぁー、どう報告したものか。・・・」
「そうですよねぇ。・・・」
こんな会話をしながら、大森林に入っていく。
数日後。ここはフォレスター王国の王都ユグルの謁見の間。足下の赤い絨毯の先の玉座にパッと見は三十台の壮年の男に見えるが、実年齢が五百六十四歳のこの国の王である、オイゲン・ユグル・フォン・フォレスター七世が苦い顔をして、目の前で片膝を着いて、畏まる二人を見ている。
「マクレーン男爵よ。お主の報告では、ハイエルフ様のアイリス様はその勇者と共に新たな世界樹を育て上げるように創神アマテル様から命を受けているから、我らの保護は受けられないと申したと言うのか?」
「はっ!アイリス様はその様に言われておりました。」
「・・・・」
「マクレーン男爵よ。そもそもその勇者は本物なのか?相手がそう言っているだけでは?」
宰相のナジュ・フォン・ナシメイラがリリアスに問い質す。
「宰相閣下。間違いはありません。私もカーンも彼を〈鑑定〉して確かめましたから。しかも勇者だけではなく、パラディンなる初めて聞く職業にもついておりました。」
「何?二つの職業にだと。真か?」
驚き、聞き返す宰相。
「これも間違いありません。〈鑑定〉の魔法をかけたおり、彼は特に抵抗もせず某かの防御魔法を唱えることもなく、我々の魔法を受け入れておりましたから。それに、彼は我等エルフの持つ魔力の三倍近い魔力を持ってもおりましたし、何より驚いたのが、人間族のクセに何故か精霊視のスキルも持っておりました。下手に手を出したら、問答無用で魔法で消されます。実際、彼の噂を集めたら、我々の知らない魔法を操り、一人で大軍を倒したそうです。」
「何?ではお主はウェザリアの始祖王と同じと申すか。」
オイゲン王は信じられない様子で、確認をする。
「職業を二つ持つことを考えると、始祖王以上かもしれません。」
「うーん、ナジュよ、どうしたものかな?」
「陛下、考えようによっては、その者にアイリス様をお任せした方が良いやも知れませぬな。」
「なに、どういう事だ?」
「はっ、マクレーン男爵の申す通りなら、こちらから強引な手出しをするのは悪手ですな。それだけの戦闘力を持つ者なら、そのまま任せて置けば勝手にアイリス様をお守りくださるでしょう。樹教者達のグループが手を出せば、始末してくれるでしょう。我々では、彼らに法的手段を取れませんが、その者なら、外敵からアイリス様を守る為に、躊躇いはしないでしょうから。但し、我が国のエルフが全て加担していると思われるのは不味いですから、使者をやって、正直に国内の事情を伝えれば、納得してくれるものと思われます。」
「うーん、国内事情を話すのか。敵対する訳にもいかないか・・・分かった。疲れている所にすまぬが、再び赴き説明に行ってくれるか?マクレーン男爵よ。」
「はっ、主命とあらば、お任せください。」
「うむ、では今日明日休み、明後日出発せよ。それまでに書状を書いておくから、持って行くようにな。」
「はっ!」
マクレーンは、頭を下げて拝命する。その時、マクレーンの背後から突然に声が響く。
「お父様、その任務にわたくしも同行いたします。」
「うん?ディートリンデか。何を言う。ならんぞ。お前は我が娘。このような事で人間族の国家に行かせる訳にはいかん。」
「お父様、この様なと申されましたが、そもそも父上の失策でハイエルフ様達は今の目に会っております。娘の私がハイエルフ様のお側にお仕えして、少しでも誠意を見せるのは当たり前のことです。違いますか?
それに、私はこれでも聖樹魔導団の副団長を務めております。腕にはそれなりの自信があります。ハイエルフ様を身近でお守りすれば、樹教者達に対しても、十分な言い訳になるかとおもいますが?」
「ううむ・・・。樹教者達への言い訳か。確かに断られたからと言って、放っているわけではないと言えるか・・・。あい分かった。だが、一人ではいかん。何人か従者を連れていけ。」
「有難うございます。では、従者として、専属メイドのアリーシャを連れていきます。彼女なら、武芸も並み以上ですから。」
「うむ。後、必ず定期的に連絡を寄越すようにな。特にその勇者の人となりや能力を知らせるようにな?」
「分かりましたわ。お父様。」
「ふぅ、ナジュよ。知られずに樹教者たちの様子を調べてくれるか?」
「はい、ハイエルフ様に対してどう動くのか、監視しておきましょう。」
「うむ、頼む。」
こうして、二日後にマクレーン男爵と副官のカーン、国王オイゲンの娘のディートリンデと専属メイドのアリーシャの四人がツールに向けて出発することとなる。
それぞれが、それぞれの思惑を持って。
場所はウェザリアの西に南北に連なる中央山脈を更に西に越えたイザール大森林地帯にあるらしい。
らしいと言うのは、その詳しい場所は知られておらず、謎の国とされていた。
基本、外の国々とは不干渉の国である。何故ならば、この国の成り立ちが、変わっているからだ。
この国は、ここ東大陸において今は亡きハイエルフ達が守っていた世界樹を、さらに外敵から守る為に建国された国。その為、この国の戦士は、強大な精霊魔法を使い、剣や槍に長けて、弓矢も使える万能戦士なのだ。
だが、今から二百年程前に、魔族が率いる魔物の軍勢に、守護していたハイエルフの村を襲われて、世界樹を切り倒されてしまい、ハイエルフ達も全滅に近い被害を被る事件があった。その時から現在まで、その事件が原因で国の中に国王の罪を追及する一団が現れる。その者達は、生き残っているハイエルフを保護して、その者を王位に就けなくば、世界樹の再生は叶わないという樹教という教えを信じているグループだ。勢力としては、少ないので大事にはなっていないが、ここ最近になって、信者が増えつつある状況だ。
そのフォレスター王国に向かって、今中央山脈を西に越えて向かう二人のエルフがいる。一人はリリアス・アル・マクレーン男爵と副官のカーン・オールドオークだ。
「副団長、結局陛下にはどう報告されるのですか?」
「・・・正直に報告するしかあるまい。ただの人間が相手なら別だが、相手が創神アマテル様の使徒でしかも勇者が相手では、下手をすれば国を滅ぼされるわ。」
「えっ!そこまでの力があるのですか勇者とは?」
「お前は確か二百歳程だったな。若いから知らないだろうが、ハイエルフの村が襲われた少し後の時期に、今のウェザリア王国があった場所は、旧帝国の辺境地域だったのだ。まあ、色々原因が有って、あの地域の各都市が帝国に対して反乱し独立したのだ。丁度その時、帝国本国も内乱で動きが取れないでいたのだ。」
カーンに向けて、淡々と昔話を始める。
「その後は?」
「うむ、その当時今の王都ウェザリエの太守家でお家騒動が起こってな。太守夫妻は相手側の刺客に殺されてしまったのだ。その後残された一人娘が太守を継いだが、今度は他の街から攻められるようになった。この時、ウェザリエの軍の指揮を執っていたのが、のちに女太守と結婚して、太守となったセイイチ カンザキ フォン ウェザリアだ。」
「ああ、彼らの言う始祖王ですね?」
「そうだ。彼一人で、五千や一万の軍勢を倒し、みるみる内に辺境地域を併合して、王位を宣言して今のウェザリア王国を建国したのだ。」
「でも副団長。それって誇張された話ではないのですか?」
「いや、カーンよ。彼が結婚した当時、ウェザリアはお家騒動の為に兵力が千名も揃えられなかったそうだ。それに、我らの知らない魔法を色々使い、その威力も規模も凄まじいものだったそうだ。当時は、彼が一人いれば、相手が何万いても勝つといわれていたよ。だから、帝国も国内が治まってもウェザリアへは、手を出さなかったのだ。勝てないと分かっていたからな。向こうからは帝国へ攻めてくることはしないと始祖王は言っていたらしいな。帝国が手を出し始めたのは、始祖王が死んでからだな。」
「じゃあその始祖王が勇者だったと言うのですね。」
「それがハッキリしないのだ。」
「え、どう言うことですか?」
「周りから、勇者かと聞かれる度に無言で答えなかったそうだ。だが、あの余りにも桁外れの戦闘力は伝説の勇者のものとしか考えられないのだよ。」
「はぁ、それが先日のツール伯爵と同じだと?」
「お前も彼を〈鑑定〉したのなら、分かるだろう。そして、彼の周囲を飛び回る精霊の呟きをお前も聞いたはずだ。」
「まぁ、聞きましたが、この世の中に勇者なんていう、お伽噺話の存在が本当にいるなんて、中々には信じられなくて。陛下にはあの勇者の事も報告しますので?」
「ああ、せざるを得んだろう。実際ハイエルフ様を保護しているのだからな。はぁー、どう報告したものか。・・・」
「そうですよねぇ。・・・」
こんな会話をしながら、大森林に入っていく。
数日後。ここはフォレスター王国の王都ユグルの謁見の間。足下の赤い絨毯の先の玉座にパッと見は三十台の壮年の男に見えるが、実年齢が五百六十四歳のこの国の王である、オイゲン・ユグル・フォン・フォレスター七世が苦い顔をして、目の前で片膝を着いて、畏まる二人を見ている。
「マクレーン男爵よ。お主の報告では、ハイエルフ様のアイリス様はその勇者と共に新たな世界樹を育て上げるように創神アマテル様から命を受けているから、我らの保護は受けられないと申したと言うのか?」
「はっ!アイリス様はその様に言われておりました。」
「・・・・」
「マクレーン男爵よ。そもそもその勇者は本物なのか?相手がそう言っているだけでは?」
宰相のナジュ・フォン・ナシメイラがリリアスに問い質す。
「宰相閣下。間違いはありません。私もカーンも彼を〈鑑定〉して確かめましたから。しかも勇者だけではなく、パラディンなる初めて聞く職業にもついておりました。」
「何?二つの職業にだと。真か?」
驚き、聞き返す宰相。
「これも間違いありません。〈鑑定〉の魔法をかけたおり、彼は特に抵抗もせず某かの防御魔法を唱えることもなく、我々の魔法を受け入れておりましたから。それに、彼は我等エルフの持つ魔力の三倍近い魔力を持ってもおりましたし、何より驚いたのが、人間族のクセに何故か精霊視のスキルも持っておりました。下手に手を出したら、問答無用で魔法で消されます。実際、彼の噂を集めたら、我々の知らない魔法を操り、一人で大軍を倒したそうです。」
「何?ではお主はウェザリアの始祖王と同じと申すか。」
オイゲン王は信じられない様子で、確認をする。
「職業を二つ持つことを考えると、始祖王以上かもしれません。」
「うーん、ナジュよ、どうしたものかな?」
「陛下、考えようによっては、その者にアイリス様をお任せした方が良いやも知れませぬな。」
「なに、どういう事だ?」
「はっ、マクレーン男爵の申す通りなら、こちらから強引な手出しをするのは悪手ですな。それだけの戦闘力を持つ者なら、そのまま任せて置けば勝手にアイリス様をお守りくださるでしょう。樹教者達のグループが手を出せば、始末してくれるでしょう。我々では、彼らに法的手段を取れませんが、その者なら、外敵からアイリス様を守る為に、躊躇いはしないでしょうから。但し、我が国のエルフが全て加担していると思われるのは不味いですから、使者をやって、正直に国内の事情を伝えれば、納得してくれるものと思われます。」
「うーん、国内事情を話すのか。敵対する訳にもいかないか・・・分かった。疲れている所にすまぬが、再び赴き説明に行ってくれるか?マクレーン男爵よ。」
「はっ、主命とあらば、お任せください。」
「うむ、では今日明日休み、明後日出発せよ。それまでに書状を書いておくから、持って行くようにな。」
「はっ!」
マクレーンは、頭を下げて拝命する。その時、マクレーンの背後から突然に声が響く。
「お父様、その任務にわたくしも同行いたします。」
「うん?ディートリンデか。何を言う。ならんぞ。お前は我が娘。このような事で人間族の国家に行かせる訳にはいかん。」
「お父様、この様なと申されましたが、そもそも父上の失策でハイエルフ様達は今の目に会っております。娘の私がハイエルフ様のお側にお仕えして、少しでも誠意を見せるのは当たり前のことです。違いますか?
それに、私はこれでも聖樹魔導団の副団長を務めております。腕にはそれなりの自信があります。ハイエルフ様を身近でお守りすれば、樹教者達に対しても、十分な言い訳になるかとおもいますが?」
「ううむ・・・。樹教者達への言い訳か。確かに断られたからと言って、放っているわけではないと言えるか・・・。あい分かった。だが、一人ではいかん。何人か従者を連れていけ。」
「有難うございます。では、従者として、専属メイドのアリーシャを連れていきます。彼女なら、武芸も並み以上ですから。」
「うむ。後、必ず定期的に連絡を寄越すようにな。特にその勇者の人となりや能力を知らせるようにな?」
「分かりましたわ。お父様。」
「ふぅ、ナジュよ。知られずに樹教者たちの様子を調べてくれるか?」
「はい、ハイエルフ様に対してどう動くのか、監視しておきましょう。」
「うむ、頼む。」
こうして、二日後にマクレーン男爵と副官のカーン、国王オイゲンの娘のディートリンデと専属メイドのアリーシャの四人がツールに向けて出発することとなる。
それぞれが、それぞれの思惑を持って。
10
お気に入りに追加
3,637
あなたにおすすめの小説
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる