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第十二章 正しい貴族家のつきあい方。
第212話 広がる帝国の闇、大きくなれない反乱の芽。④
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「失礼します。」
そうハミルトン隊長は言いながら、部屋に入ってきた。顔を青ざめさせて。
「ハミルトン隊長。どうしたんだい?顔色が悪いね。具合でも悪いなら休めよ?」
「いえ、実は閣下に言われたケルンからの密偵と接触したのですが、・・・。」
「どうした、そこであったことを、そのまま報告すれば良いのだぞ。」
「・・・実は、その者ガルフォードは元私の部下の小隊長でして、ここに来たのは地下組織の活動資金を作りに来たとの事と我等ケルン人の奴隷密偵だった者が、一度に大量に消息を絶ったと聞き、消息の確認と、もし生きているなら、味方に引き込むために調査していたと言ってました。」
「成る程ね。それで、仲間になれとでと誘われたか?」
「・・・はい。」
「どうする?その組織に入るのかい?」
「いいえ!あの地獄のような生活だった奴隷密偵から、閣下に救って頂いたご恩は、我が命を持ってお仕えすることでお返しすると決めております。閣下が要らないと言われましても、お仕え致します。」
「律儀だねぇ。ありがとう。君達三十一名を要らないなんて言わないよ。これからも頼むよ。」
「はっ!ありがとうございます!」
「それで、そのガルフォード君とやらは、逆に我々に引き込めるのかな?」
「アイツは律儀な男でして、今回の組織からの密命を果たした後なら、引きこめるかと思いますが、その前では組織に対しての義理で難しいと思います。」
「その組織って大きいのかな?」
「いえ、『ケルン解放軍』は、二十人そこそこの集まりだったはずです。もとは、今の倍以上いたのですが、ケルン人の奴隷密偵を使った探索で組織をボロボロにされた為、今の規模まで落ちたようです。」
「その地下組織のリーダーは誰かな?」
「確か、ガレリア・フォン・シュッツバルト元侯爵だったと思います。」
「その元侯爵って、どの様な人物なのかな?」
私のこの質問を聞いた途端嫌そうな、何か苦い表情を表して答える。
「はい、正直に言いまして私は好きな人物ではありませんね。」
「おや、同胞なのにえらく厳しい評価ですね。何故かな?」
余りにも、ハミルトンがハッキリと嫌いだと言うので、逆に興味がわき、その理由を聞く。
「シュッツバルト侯爵は、当時外務卿として外国との折衝を担当していた訳ですが、アイツは経済的な理由を言って、初めは帝国との和平を進めていたんです。アイツの派閥の殆どが親帝国派となったのです。いざ内戦が始まると侯爵自身は王妃派について、自分は無罪のように振る舞い、帝国との戦いで敗戦が濃くなった途端に地下に潜伏して身を隠した。そんな卑怯者です。そもそも、アイツが帝国との関係改善する等と、相手の本性をわかっていない政策を進めたから、ケルン王国は滅んだのです。この二年密偵として、色々な国を回りましたが、そこで一つ学んだ事があります。一度滅んだ国は、以前と全く同じ国には戻ることはない。滅んだら、そこで終わりなのだと。イーストン皇国しかり、サウスラーニ王国しかり、ケルン王国もしかりです。滅ぼした帝国は勿論憎いですが、滅ぼされれる隙を見せていた国側にも非は有るのだと学びました。」
「今あるモノが壊れたとき、同じモノは二度と再現できないか。真理だねぇ。」
「ですので、ガルフォードには個人的には手を貸したいとは思いましたが、『ケルン解放軍』については、むしろアイツは辞めさせて、こちらに引き込みたいと思うくらいですね。」
「成る程ね。組織の活動資金を稼ぎにと聞いたが、どの位の金額を目指しているのかな?」
「聞いた話では、最低限白金貨五十枚は武器や人を雇ったり兵糧を買う為にも必要だと言ってました。」
「ふむ、・・・よし、私が金を出してやろう。代わりにガルフォードと言うその男を引き抜け。その元侯爵も白金貨百枚もあれば、一人二人抜けても気にはしないだろう。どう思う、ハミルトン隊長?」
「はい、あの侯爵なら金さえあれば、多少味方が減ろうが金を優先させると私も思います。昔から金にがめつかったですから。その為帝国に寄ろうとしていた位ですから。」
「分かった。では、隊長から打診してもらえないか?納得したようなら私も会うこととするよ。頼めるかい?」
「はっ、アイツの為にも、引き抜いてみます。支援については、本当に白金貨百枚と伝えてしまっても宜しいのですか?」
「構わんよ。金は稼げば良いが、人は出会いだからね。そんな律儀な男は是非とも仲間になってもらいたいな。まあ、宜しく頼むよ。」
「はっ、了解しました。」
部屋に入って来た時とは全く異なり、スッキリした顔つきになっているハミルトン隊長だった。心持ち軽い足取りで部屋を出ていく、ハミルトン隊長を見送りながら、ケルン王国について、少し考えてみた。
小国家連合として、長年帝国からの攻撃を跳ね退けていた体制も、国内が腐って来たなら、付け入る隙が幾らでもあるということだろう。やはり、国という物は人間と同じだなと、つくづく思うな。
生まれてから盛りの内は良いが、一旦衰え始めたときに、大胆に弱っている部分を切り離すか、丸っきり新しくしないと、そこの部分から腐っていき、体全体も弱まり、終には死を迎える事になる。地球の古代国家なんていくつもそんな形で滅んでいっている。
興亡という言葉が有るが、興だけでも亡だけでもなくて、興亡でワンセットの言葉だ。生死もしかり。なら、生きている内に、やりたいことをやりきるのが、人が出来る事なのかな。なーんて、久々オジサン臭い事を考えてしまったな。
まだ、後イーストン皇国からの密偵が三人残っている。何か今日はずっと密偵対策ばかりしている気がするよ。さて、そろそろ夕方だ。この方々は明日にしよう。流石に今日は精神が疲れたよ。色々と有りすぎて、どれ一つ取っても大事ばかりなのが、二つも三つも重なると、もうお腹いっぱいだよ。もう一杯コーヒーを頼んで、リフレッシュしたいな。サウルに頼もう。
呼び鈴をならして、サウルを呼んだ。
そうハミルトン隊長は言いながら、部屋に入ってきた。顔を青ざめさせて。
「ハミルトン隊長。どうしたんだい?顔色が悪いね。具合でも悪いなら休めよ?」
「いえ、実は閣下に言われたケルンからの密偵と接触したのですが、・・・。」
「どうした、そこであったことを、そのまま報告すれば良いのだぞ。」
「・・・実は、その者ガルフォードは元私の部下の小隊長でして、ここに来たのは地下組織の活動資金を作りに来たとの事と我等ケルン人の奴隷密偵だった者が、一度に大量に消息を絶ったと聞き、消息の確認と、もし生きているなら、味方に引き込むために調査していたと言ってました。」
「成る程ね。それで、仲間になれとでと誘われたか?」
「・・・はい。」
「どうする?その組織に入るのかい?」
「いいえ!あの地獄のような生活だった奴隷密偵から、閣下に救って頂いたご恩は、我が命を持ってお仕えすることでお返しすると決めております。閣下が要らないと言われましても、お仕え致します。」
「律儀だねぇ。ありがとう。君達三十一名を要らないなんて言わないよ。これからも頼むよ。」
「はっ!ありがとうございます!」
「それで、そのガルフォード君とやらは、逆に我々に引き込めるのかな?」
「アイツは律儀な男でして、今回の組織からの密命を果たした後なら、引きこめるかと思いますが、その前では組織に対しての義理で難しいと思います。」
「その組織って大きいのかな?」
「いえ、『ケルン解放軍』は、二十人そこそこの集まりだったはずです。もとは、今の倍以上いたのですが、ケルン人の奴隷密偵を使った探索で組織をボロボロにされた為、今の規模まで落ちたようです。」
「その地下組織のリーダーは誰かな?」
「確か、ガレリア・フォン・シュッツバルト元侯爵だったと思います。」
「その元侯爵って、どの様な人物なのかな?」
私のこの質問を聞いた途端嫌そうな、何か苦い表情を表して答える。
「はい、正直に言いまして私は好きな人物ではありませんね。」
「おや、同胞なのにえらく厳しい評価ですね。何故かな?」
余りにも、ハミルトンがハッキリと嫌いだと言うので、逆に興味がわき、その理由を聞く。
「シュッツバルト侯爵は、当時外務卿として外国との折衝を担当していた訳ですが、アイツは経済的な理由を言って、初めは帝国との和平を進めていたんです。アイツの派閥の殆どが親帝国派となったのです。いざ内戦が始まると侯爵自身は王妃派について、自分は無罪のように振る舞い、帝国との戦いで敗戦が濃くなった途端に地下に潜伏して身を隠した。そんな卑怯者です。そもそも、アイツが帝国との関係改善する等と、相手の本性をわかっていない政策を進めたから、ケルン王国は滅んだのです。この二年密偵として、色々な国を回りましたが、そこで一つ学んだ事があります。一度滅んだ国は、以前と全く同じ国には戻ることはない。滅んだら、そこで終わりなのだと。イーストン皇国しかり、サウスラーニ王国しかり、ケルン王国もしかりです。滅ぼした帝国は勿論憎いですが、滅ぼされれる隙を見せていた国側にも非は有るのだと学びました。」
「今あるモノが壊れたとき、同じモノは二度と再現できないか。真理だねぇ。」
「ですので、ガルフォードには個人的には手を貸したいとは思いましたが、『ケルン解放軍』については、むしろアイツは辞めさせて、こちらに引き込みたいと思うくらいですね。」
「成る程ね。組織の活動資金を稼ぎにと聞いたが、どの位の金額を目指しているのかな?」
「聞いた話では、最低限白金貨五十枚は武器や人を雇ったり兵糧を買う為にも必要だと言ってました。」
「ふむ、・・・よし、私が金を出してやろう。代わりにガルフォードと言うその男を引き抜け。その元侯爵も白金貨百枚もあれば、一人二人抜けても気にはしないだろう。どう思う、ハミルトン隊長?」
「はい、あの侯爵なら金さえあれば、多少味方が減ろうが金を優先させると私も思います。昔から金にがめつかったですから。その為帝国に寄ろうとしていた位ですから。」
「分かった。では、隊長から打診してもらえないか?納得したようなら私も会うこととするよ。頼めるかい?」
「はっ、アイツの為にも、引き抜いてみます。支援については、本当に白金貨百枚と伝えてしまっても宜しいのですか?」
「構わんよ。金は稼げば良いが、人は出会いだからね。そんな律儀な男は是非とも仲間になってもらいたいな。まあ、宜しく頼むよ。」
「はっ、了解しました。」
部屋に入って来た時とは全く異なり、スッキリした顔つきになっているハミルトン隊長だった。心持ち軽い足取りで部屋を出ていく、ハミルトン隊長を見送りながら、ケルン王国について、少し考えてみた。
小国家連合として、長年帝国からの攻撃を跳ね退けていた体制も、国内が腐って来たなら、付け入る隙が幾らでもあるということだろう。やはり、国という物は人間と同じだなと、つくづく思うな。
生まれてから盛りの内は良いが、一旦衰え始めたときに、大胆に弱っている部分を切り離すか、丸っきり新しくしないと、そこの部分から腐っていき、体全体も弱まり、終には死を迎える事になる。地球の古代国家なんていくつもそんな形で滅んでいっている。
興亡という言葉が有るが、興だけでも亡だけでもなくて、興亡でワンセットの言葉だ。生死もしかり。なら、生きている内に、やりたいことをやりきるのが、人が出来る事なのかな。なーんて、久々オジサン臭い事を考えてしまったな。
まだ、後イーストン皇国からの密偵が三人残っている。何か今日はずっと密偵対策ばかりしている気がするよ。さて、そろそろ夕方だ。この方々は明日にしよう。流石に今日は精神が疲れたよ。色々と有りすぎて、どれ一つ取っても大事ばかりなのが、二つも三つも重なると、もうお腹いっぱいだよ。もう一杯コーヒーを頼んで、リフレッシュしたいな。サウルに頼もう。
呼び鈴をならして、サウルを呼んだ。
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