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第 七章 ツール移動準備とやはりあったお約束。
第108話 一時休憩そして青空と青い顔。
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うーん、ソニアが覚えている魔法書には雷と氷の属性魔法は書かれていないとはね。予想外の事にオジサン困ったよ。
うーん、どうしたものか。それぞれをスクロールにして、使うとスキルマックスのレベル七の魔法まで覚えられるようになる、 スクロールを作る魔法でも作るかな。
「ソニア、一寸皆と待っていてもらえるかな。そして夜営をここでする事情を話してくれるかな?」
「分かりましたわ。では、戻りますわね。」
また、馬車に戻るソニアを見送り、魔法のスクロール作りに掛かろうか。困った時の、
「〈オーケー・検索〉。」
ピポ♪
いつもの検索画面が立ち上がる。
「検索ワード『ガイヤワールド世界での属性魔法と付与魔法が全て書かれている魔法書の作り方』。」
『実行』をポチっとな。
(検索に魔力が三百必要です。『実行』しますか?)
うーん、三百か。良いだろう。『実行』をポチっとな
。
(検索結果・〈メイク・グリモア〉のスキルがあるけど、作るのに一系統当たり魔力が千必要だよ。覚える?Y/N)
(まあ、覚えておくといつか使うだろうし。)
Yをポチっとな。
(『魔導の極み』により、〈メイク・グリモア〉のスキルを覚えました。)
「〈オーケー・検索〉。」
ピポ♪
再び画面が立ち上がる。
「検索ワードは『メイク・グリモアの使い方』。」
(検索に魔力が三十必要です。『実行』しますか?)
うん実行で、ポチっと。
(検索結果・スキル〈メイク・グリモア〉の使い方。
まず、座って瞑想の姿勢を取ってください。大量の魔力を消費しますので、倒れないためです。次にスキル〈メイク・グリモア〉を強く意識して、体に魔力を満ちさせながら、スキルと属性をコールして下さい。例えば〈メイク・グリモア・雷〉と言う具合にです。
スキルが発動すると、魔力を一系統あたり千消費して眼前にコールした属性の魔法書が出来ています。ただ、大量の魔力を一度に消費しますので、魔力欠乏の症状には気を付けてね。)
「成る程ね。よし、気合い入れていきますか。」
まず、地面に座り、目を瞑り、気合いと共にスキルが発動する様にコールをした。
「〈メイク・グリモア・雷〉。」
コールして、スキルが発動し、一気に魔力が減るいつもの感じを耐えていると、フッと楽になったので目を開けると、目の前に茶色い革表紙の立派な魔法書が組んだ膝の上にあった。
(よし、まず一冊目。続いてもう一冊いくぞ。〈メイク・グリモア・氷〉。)
スキル発動と共に再び魔力が減っていく。今度は先程よりもキツい、フラフラしてくる。歯をくいしばって耐えていると、またフッと楽になったが、そのまま気を失った。
(あー気持ち悪りー。頭がまだくらくらするな。あれからどの位たったのかな?)
重たい瞼を無理矢理ゆっくりと開けると、
「見たことの無い天井だ。当たり前か天井が無いんだから。」
スマン、ここで一ボケどうしてもかましたかったのだ。誰もいないのに許しを乞う私。
「気がつかれたようですわよ。」
「急に倒れたから、コーチどうしたのですか?」
「ご気分はどうですか?具合の悪いところはありませんか?」
「あぁ、皆済まないな。一寸魔法書を作っていたら、魔力欠乏の症状で気絶しただけだから、大丈夫だよ。そうだ、引き取りに兵士はきたかい?」
「あまりの人数の多さにこちらの護衛の騎士からも人数を出して兄と一緒に今町に護送しています。」
「そうか、大事なときに倒れていて済まなかったね。私が倒れていた側に魔法書が二冊無かったかい?」
「、これでしょうか?」
ソニアが大事に胸に抱えていた魔法書二冊を差し出した。
「それは、ソニアの為に作った上級魔法まで書かれている雷と氷の魔法書だ。下級魔法の呪文から覚えて行きなさい。覚えられないか、呪文を唱えても発動しないのは、まだその呪文を使えるレベルではないと言うことです。その内、他の属性も作って上げますが、まずはそれを覚えてください。」
「わたくしの為に魔法書を作って下さったのですか。感謝しますわ。身につけてお助け出来るようになりますわ。」
「ショウ様、わたしのは?」
「シーラの分はまたね。聖女は光と聖の属性以外は中級魔法までだからね。専用の魔法書を作って上げるよ。」
「コーチ、私のは?」
「セイラは『剣匠』で、確か下級魔法までしか使えなかったよね。必要になったらね。それより剣の腕を磨こうよ。」
はー、どうして女の人は贈り物を張り合いたがるのかな。別に宝石類や飾り物じゃないんだけどな魔法書は。
うーん、どうしたものか。それぞれをスクロールにして、使うとスキルマックスのレベル七の魔法まで覚えられるようになる、 スクロールを作る魔法でも作るかな。
「ソニア、一寸皆と待っていてもらえるかな。そして夜営をここでする事情を話してくれるかな?」
「分かりましたわ。では、戻りますわね。」
また、馬車に戻るソニアを見送り、魔法のスクロール作りに掛かろうか。困った時の、
「〈オーケー・検索〉。」
ピポ♪
いつもの検索画面が立ち上がる。
「検索ワード『ガイヤワールド世界での属性魔法と付与魔法が全て書かれている魔法書の作り方』。」
『実行』をポチっとな。
(検索に魔力が三百必要です。『実行』しますか?)
うーん、三百か。良いだろう。『実行』をポチっとな
。
(検索結果・〈メイク・グリモア〉のスキルがあるけど、作るのに一系統当たり魔力が千必要だよ。覚える?Y/N)
(まあ、覚えておくといつか使うだろうし。)
Yをポチっとな。
(『魔導の極み』により、〈メイク・グリモア〉のスキルを覚えました。)
「〈オーケー・検索〉。」
ピポ♪
再び画面が立ち上がる。
「検索ワードは『メイク・グリモアの使い方』。」
(検索に魔力が三十必要です。『実行』しますか?)
うん実行で、ポチっと。
(検索結果・スキル〈メイク・グリモア〉の使い方。
まず、座って瞑想の姿勢を取ってください。大量の魔力を消費しますので、倒れないためです。次にスキル〈メイク・グリモア〉を強く意識して、体に魔力を満ちさせながら、スキルと属性をコールして下さい。例えば〈メイク・グリモア・雷〉と言う具合にです。
スキルが発動すると、魔力を一系統あたり千消費して眼前にコールした属性の魔法書が出来ています。ただ、大量の魔力を一度に消費しますので、魔力欠乏の症状には気を付けてね。)
「成る程ね。よし、気合い入れていきますか。」
まず、地面に座り、目を瞑り、気合いと共にスキルが発動する様にコールをした。
「〈メイク・グリモア・雷〉。」
コールして、スキルが発動し、一気に魔力が減るいつもの感じを耐えていると、フッと楽になったので目を開けると、目の前に茶色い革表紙の立派な魔法書が組んだ膝の上にあった。
(よし、まず一冊目。続いてもう一冊いくぞ。〈メイク・グリモア・氷〉。)
スキル発動と共に再び魔力が減っていく。今度は先程よりもキツい、フラフラしてくる。歯をくいしばって耐えていると、またフッと楽になったが、そのまま気を失った。
(あー気持ち悪りー。頭がまだくらくらするな。あれからどの位たったのかな?)
重たい瞼を無理矢理ゆっくりと開けると、
「見たことの無い天井だ。当たり前か天井が無いんだから。」
スマン、ここで一ボケどうしてもかましたかったのだ。誰もいないのに許しを乞う私。
「気がつかれたようですわよ。」
「急に倒れたから、コーチどうしたのですか?」
「ご気分はどうですか?具合の悪いところはありませんか?」
「あぁ、皆済まないな。一寸魔法書を作っていたら、魔力欠乏の症状で気絶しただけだから、大丈夫だよ。そうだ、引き取りに兵士はきたかい?」
「あまりの人数の多さにこちらの護衛の騎士からも人数を出して兄と一緒に今町に護送しています。」
「そうか、大事なときに倒れていて済まなかったね。私が倒れていた側に魔法書が二冊無かったかい?」
「、これでしょうか?」
ソニアが大事に胸に抱えていた魔法書二冊を差し出した。
「それは、ソニアの為に作った上級魔法まで書かれている雷と氷の魔法書だ。下級魔法の呪文から覚えて行きなさい。覚えられないか、呪文を唱えても発動しないのは、まだその呪文を使えるレベルではないと言うことです。その内、他の属性も作って上げますが、まずはそれを覚えてください。」
「わたくしの為に魔法書を作って下さったのですか。感謝しますわ。身につけてお助け出来るようになりますわ。」
「ショウ様、わたしのは?」
「シーラの分はまたね。聖女は光と聖の属性以外は中級魔法までだからね。専用の魔法書を作って上げるよ。」
「コーチ、私のは?」
「セイラは『剣匠』で、確か下級魔法までしか使えなかったよね。必要になったらね。それより剣の腕を磨こうよ。」
はー、どうして女の人は贈り物を張り合いたがるのかな。別に宝石類や飾り物じゃないんだけどな魔法書は。
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