ひら、ひらり。

はぁて

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 必死に耐えていると、相良さんが突如僕の指を竿から取り上げた。

「う……ぁっ……だ、だめ」

 ぐっとせりあがってくる熱。精路を駆け上がってくるものは、もう堪えきれなくて。

「あっ……あ……あっ」

 僕は自分に絶望しながら果てた。腰がかくかくと震えて、力が入らない。屹立した先端からどくどくと溢れてくる白蜜が僕の腹を、シーツを濡らしていく。……どうしようイっちゃった。血の気が引いていく。

「いっぱい出たね」

 相良さんが僕の出したものを舌先で舐める。そして、口に含んで見せてきた。

「こんなに白い」

 ぴちゃ、と僕の顔に白蜜と唾液が混じったものを落としてくる。

「ごめんなさい……」

 僕は懇願するように相良さんを見上げる。

「いいよ。今日は初めてだし。最後までちゃんと自分で我慢してたもんね」

 ほっと肩の力を抜く。相良さん怒ってない。

「我慢してる雛瀬くんの顔、今までで1番可愛かった」

 熱を孕む視線。僕はそれだけで頭がくらくらする。

「そしたら、ね。男はね、こうなっちゃうんだよ」

 ぐりと腰にあてられたものはズボン越しでも硬くて、大きくて。僕はごくりと唾を飲み込んだ。

「してくれる?」

 相良さんのお願いは絶対だ。僕はそろそろとベッドから起き上がり、相良さんの上に乗る。相良さんはベッドに横になって僕を見下ろしている。僕は見られていることに恥ずかしさを覚えながら、相良さんのズボンを下ろした。ボクサーパンツが大きく膨らんでいる。まずは下着の上から触ってみる。うわ、片手じゃおさまらない。僕はいよいよ真剣に相良さんのパンツを下ろした。

「っ」

 ほんとに大きい。標準サイズよりきっと一回りは大きい。相良さんは「早く」と僕を急かした。
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