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君に宛てる恋の手紙〜クラスの人気者に恋をしてしまった私は想いだけでも伝えてみようと思います〜
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【登場人物】
米山はなみ……高校1年生。字を書くのが得意で恋する女の子。
白坂みみ……高校1年生。社交的で人気者だが自分のことは好きではない女の子。
知らない気持ちはあるとしても、知ってしまえばもうおしまいで。
私、米山(よねやま)はなみ は
同級生の女の子、白坂(しろさか)みみ について考えてしまっていた。
手に持ったペンを持ち替えては手紙を綴ろうかメールで言おうか迷ってしまう。
「はぁ、迷惑かなぁ」
胃が痛いとはこのことで。
迷いと戸惑いと不安が一気に押し寄せて上手く手が動かせない。今まさに綴ろうとしている気持ちは"恋"なのだから。失敗はできないし。
「習字、習ってるから字には自信あるし、でもメールの方が無難なのかな……」
恋も告白も初めてな私には不器用ながらにまっすぐ思いを伝えることしかできないから。
断られたって気持ちが伝えられたらそれでいいかなって思えたのに、どうすればいいのか分からない。
「(そもそも接点がないからなぁ……)」
白坂みみは誰にでも優しくて人気だ。かくいう私も何度か手を貸してもらったことがある。私の"好き"の感情なんてそんなもので、彼女にとって"当たり前"の行動に私が勝手に好きになっただけ。
そんな相手に告白されても迷惑じゃ?なんて新しい問題がわいてきてしまった。
「何かいてるの? てがみ?」
「うん、実はラブレ__」
あれ?誰かいたっけ。
「らぶれ?」
「え……ひゃあぁぁああ?!」
「わっ、どしたのさ米山さん」
「しっ、しろ……しろ、さかさんっ……!」
「そんな化け物でも見たような顔しないでよ」
思わずイスごと倒れそうになったのを必死にこらえる。いきなり目の前に現れたのがさっきまで私が考えていた想い人の白坂みみだったから驚いてしまう。
「まだ教室に残って真面目に勉強してる人がいるなーとか思って来てみたんだ。 勉強じゃなかったみたいだけど」
「あ、う……うん、ちょっと手紙を」
「誰に? 未来の自分とか?」
「まぁそんなところ、です」
まさか白坂さんにですなんて本人にはいえないし。そう思い無難に返事をする私の隣から、白坂さんは動こうとしない。これじゃ私も動けないんですが。
「ふーん。私も書こうかなぁ」
「いいんじゃ、ないかなぁ」
白坂さんは社交性がある。そんなところが好きになった内の1つでもあるんだけど、今はちょっと心臓に悪い。隣に座りだす白坂さんを止めることもできず私は黙ってうなずいた。
「米山さんはなんて書いたの?」
「えっと……これからも頑張ってとか、そんな感じかな」
「堅いね。米山さんらしいや」
憧れていた人が隣にいると言う事実が今の私には耐えきれそうもない。もしかしたらこれはあなたへのラブレターですとか言って渡した方がよかったんじゃないかなんて今更な後悔が押し寄せてきた。
「んー、私はなんて書こうかなぁ」
「あ、便箋1つ……貸すよ」
「ありがとー、いっぱい持ってるんだね」
私なんかと白坂さんが並んでしまっていいのだろうか。白坂さんのファンに怒られちゃうんじゃないか。色んな不安がぐるぐるして正直 手紙どころじゃない。
「んーと。恋……してますか、と」
「!!」
いきなりディープなスタートに思わずむせてしまった。白坂さんてそういうの興味あるのかな……聞いてみようか。
知りたくはないけど。知りたい。知りたいけど知りたくないような変な感じ。
「あはは、変な切り出しだよね。米山さん見てたら恋って単語が浮かんじゃって」
「えっ……」
「米山さん、恋してるでしょ」
当たっていると確信している笑み。ビッと追い詰められて何も言えなくなってしまった。
「このクラス、イケメン多いもんねー。毎日 目が癒されるって感じするし」
そうなんだ……。白坂さん以外そんなに気にしたことないから知らなかった。改めてどんだけ好きなんだとツッコミたくなってしまう。
「なんか私も恋してるから分かるんだ。あぁきっとこの人は恋してるんだろうなぁって」
「そっ……か」
思わぬタイミングの失恋となってしまった。どうやら私の好きな人には、好きな人がいるらしい。
「はは、叶わない相手だから期待もしてないんだけど。……米山さんには諦めてほしくなくて」
「うっ……」
今まさに諦めようとしてたんだけど。さすが白坂さんにはお見通しなんだなぁ。
「私さ、優しいとかよく言われるんだけど、あれって狙ってないわけじゃないんだ」
「そう、なんだ」
「好きな人に振り向いてほしいけど、どうすればいいか分からない。私が何か一番になれるものって言ったら何か考えたら何もなくて」
ーー優しさでなら、一番になれるなんて思ったんだ。
どうしたらそんなこと思えるんだろう。白坂さんは可愛いし、社交性もあるし、なんで自信がもてないんだろう。まったく分からない。
「私なんてみんなに優しくするくらいしかできないんだよ」
「……言わ、ないで」
「え?」
「私の好きな人のこと、悪く言わないで」
「なに、言って__」
「白坂さんは、可愛いもん!」
自分で自分のことを悪く言う白坂さんに我慢できなくなって気付いたら、叫んでいた。
「白坂さんが狙ってるだけで優しいなんて信じない。だって誰かに手を伸ばすときの白坂さんは誰より輝いて綺麗だから」
「えっ、ちょ」
真っ赤になって私の言葉から逃げ出そうとするその手を捕まえて、一生懸命に続けた。
「こんなに可愛いのに、近くにいるだけで緊張しちゃって喋れなくなるくらい好きになっちゃった人だっているのになんで自信がもてないの?私なんてずっと心臓バクバクだったんだから!」
「待っ、恥ずかし」
「待たない!私の好きな人のこと悪く言ったんだから責任とって!」
これからどうしようとか知らない。嫌われたかなとか引かれちゃったかなとか思うけど、全部事実で嘘なんてない。何も、後ろめたいものはない。嫌われてしまったなら私は、片想いを続けるだけだ。
言いたいことを言い切って、緊張で手は震えるし息は乱れてるしでまったくときめきも何もない。ただあるのは、私が白坂さんを好きって気持ちだけ。
「えっと……」
「~~!」
言いたいことを言い切って、急に恥ずかしくなってきた私は走って教室から逃げ出した。
何言ってるんだろう、何を言っちゃったんだろう。
明日どんな顔をして会えばいいの。
ぐるぐる、モヤモヤ。そんな感情が溢れてきて止まらない。
「絶対に変な人と思われたよ~!!」
誰に聞かせるでもない心の叫びは、私の鼓膜へと響いて痛かった。
「……」
廊下を走る足音が聞こえる。あんなに走ったら先生に怒られちゃうんじゃないかな。
なんて笑いながら、熱くなった顔を抑える。少し冷えた手が気持ちいい。
「はは、もう……米山さんに言い逃げされちゃった」
言い切ったあとのしまったという顔。たぶん、言うつもりじゃなかっただろうから、彼女が私を褒めてくれたのは慰めなんかじゃないらしい。
「可愛かったなー」
米山さんは知らないんだ。私がずっとあなたを見てきたってこと。あなたの一番になりたくて、優しい人になろうとしたこと。
「まだきっと追いつくよね?」
逃げられちゃうのは好きじゃないから、今度は私が捕まえよう。私の気持ちも、責任とって聞いてほしい。
「なんか青春っぽいかも」
たくさんの告白の言葉を用意して、逃げ足の早い"好きな人"を追いかけた。
米山はなみ……高校1年生。字を書くのが得意で恋する女の子。
白坂みみ……高校1年生。社交的で人気者だが自分のことは好きではない女の子。
知らない気持ちはあるとしても、知ってしまえばもうおしまいで。
私、米山(よねやま)はなみ は
同級生の女の子、白坂(しろさか)みみ について考えてしまっていた。
手に持ったペンを持ち替えては手紙を綴ろうかメールで言おうか迷ってしまう。
「はぁ、迷惑かなぁ」
胃が痛いとはこのことで。
迷いと戸惑いと不安が一気に押し寄せて上手く手が動かせない。今まさに綴ろうとしている気持ちは"恋"なのだから。失敗はできないし。
「習字、習ってるから字には自信あるし、でもメールの方が無難なのかな……」
恋も告白も初めてな私には不器用ながらにまっすぐ思いを伝えることしかできないから。
断られたって気持ちが伝えられたらそれでいいかなって思えたのに、どうすればいいのか分からない。
「(そもそも接点がないからなぁ……)」
白坂みみは誰にでも優しくて人気だ。かくいう私も何度か手を貸してもらったことがある。私の"好き"の感情なんてそんなもので、彼女にとって"当たり前"の行動に私が勝手に好きになっただけ。
そんな相手に告白されても迷惑じゃ?なんて新しい問題がわいてきてしまった。
「何かいてるの? てがみ?」
「うん、実はラブレ__」
あれ?誰かいたっけ。
「らぶれ?」
「え……ひゃあぁぁああ?!」
「わっ、どしたのさ米山さん」
「しっ、しろ……しろ、さかさんっ……!」
「そんな化け物でも見たような顔しないでよ」
思わずイスごと倒れそうになったのを必死にこらえる。いきなり目の前に現れたのがさっきまで私が考えていた想い人の白坂みみだったから驚いてしまう。
「まだ教室に残って真面目に勉強してる人がいるなーとか思って来てみたんだ。 勉強じゃなかったみたいだけど」
「あ、う……うん、ちょっと手紙を」
「誰に? 未来の自分とか?」
「まぁそんなところ、です」
まさか白坂さんにですなんて本人にはいえないし。そう思い無難に返事をする私の隣から、白坂さんは動こうとしない。これじゃ私も動けないんですが。
「ふーん。私も書こうかなぁ」
「いいんじゃ、ないかなぁ」
白坂さんは社交性がある。そんなところが好きになった内の1つでもあるんだけど、今はちょっと心臓に悪い。隣に座りだす白坂さんを止めることもできず私は黙ってうなずいた。
「米山さんはなんて書いたの?」
「えっと……これからも頑張ってとか、そんな感じかな」
「堅いね。米山さんらしいや」
憧れていた人が隣にいると言う事実が今の私には耐えきれそうもない。もしかしたらこれはあなたへのラブレターですとか言って渡した方がよかったんじゃないかなんて今更な後悔が押し寄せてきた。
「んー、私はなんて書こうかなぁ」
「あ、便箋1つ……貸すよ」
「ありがとー、いっぱい持ってるんだね」
私なんかと白坂さんが並んでしまっていいのだろうか。白坂さんのファンに怒られちゃうんじゃないか。色んな不安がぐるぐるして正直 手紙どころじゃない。
「んーと。恋……してますか、と」
「!!」
いきなりディープなスタートに思わずむせてしまった。白坂さんてそういうの興味あるのかな……聞いてみようか。
知りたくはないけど。知りたい。知りたいけど知りたくないような変な感じ。
「あはは、変な切り出しだよね。米山さん見てたら恋って単語が浮かんじゃって」
「えっ……」
「米山さん、恋してるでしょ」
当たっていると確信している笑み。ビッと追い詰められて何も言えなくなってしまった。
「このクラス、イケメン多いもんねー。毎日 目が癒されるって感じするし」
そうなんだ……。白坂さん以外そんなに気にしたことないから知らなかった。改めてどんだけ好きなんだとツッコミたくなってしまう。
「なんか私も恋してるから分かるんだ。あぁきっとこの人は恋してるんだろうなぁって」
「そっ……か」
思わぬタイミングの失恋となってしまった。どうやら私の好きな人には、好きな人がいるらしい。
「はは、叶わない相手だから期待もしてないんだけど。……米山さんには諦めてほしくなくて」
「うっ……」
今まさに諦めようとしてたんだけど。さすが白坂さんにはお見通しなんだなぁ。
「私さ、優しいとかよく言われるんだけど、あれって狙ってないわけじゃないんだ」
「そう、なんだ」
「好きな人に振り向いてほしいけど、どうすればいいか分からない。私が何か一番になれるものって言ったら何か考えたら何もなくて」
ーー優しさでなら、一番になれるなんて思ったんだ。
どうしたらそんなこと思えるんだろう。白坂さんは可愛いし、社交性もあるし、なんで自信がもてないんだろう。まったく分からない。
「私なんてみんなに優しくするくらいしかできないんだよ」
「……言わ、ないで」
「え?」
「私の好きな人のこと、悪く言わないで」
「なに、言って__」
「白坂さんは、可愛いもん!」
自分で自分のことを悪く言う白坂さんに我慢できなくなって気付いたら、叫んでいた。
「白坂さんが狙ってるだけで優しいなんて信じない。だって誰かに手を伸ばすときの白坂さんは誰より輝いて綺麗だから」
「えっ、ちょ」
真っ赤になって私の言葉から逃げ出そうとするその手を捕まえて、一生懸命に続けた。
「こんなに可愛いのに、近くにいるだけで緊張しちゃって喋れなくなるくらい好きになっちゃった人だっているのになんで自信がもてないの?私なんてずっと心臓バクバクだったんだから!」
「待っ、恥ずかし」
「待たない!私の好きな人のこと悪く言ったんだから責任とって!」
これからどうしようとか知らない。嫌われたかなとか引かれちゃったかなとか思うけど、全部事実で嘘なんてない。何も、後ろめたいものはない。嫌われてしまったなら私は、片想いを続けるだけだ。
言いたいことを言い切って、緊張で手は震えるし息は乱れてるしでまったくときめきも何もない。ただあるのは、私が白坂さんを好きって気持ちだけ。
「えっと……」
「~~!」
言いたいことを言い切って、急に恥ずかしくなってきた私は走って教室から逃げ出した。
何言ってるんだろう、何を言っちゃったんだろう。
明日どんな顔をして会えばいいの。
ぐるぐる、モヤモヤ。そんな感情が溢れてきて止まらない。
「絶対に変な人と思われたよ~!!」
誰に聞かせるでもない心の叫びは、私の鼓膜へと響いて痛かった。
「……」
廊下を走る足音が聞こえる。あんなに走ったら先生に怒られちゃうんじゃないかな。
なんて笑いながら、熱くなった顔を抑える。少し冷えた手が気持ちいい。
「はは、もう……米山さんに言い逃げされちゃった」
言い切ったあとのしまったという顔。たぶん、言うつもりじゃなかっただろうから、彼女が私を褒めてくれたのは慰めなんかじゃないらしい。
「可愛かったなー」
米山さんは知らないんだ。私がずっとあなたを見てきたってこと。あなたの一番になりたくて、優しい人になろうとしたこと。
「まだきっと追いつくよね?」
逃げられちゃうのは好きじゃないから、今度は私が捕まえよう。私の気持ちも、責任とって聞いてほしい。
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