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おまけ ③ マミはモヤモヤ ①

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     ◆おまけ ③ マミはモヤモヤ

 ぼくは、マミ。マミ・ドバベ…カ。み、みっつ。三歳っ。
 魔王様の三男、って呼ばれてます。
 あのね。お屋敷の人が、ぼくのことをそう言っています。
 魔王様は、父上のことだって。最近知りました。
 父上の、三番目の息子、なので。あっています。

 あと、最近知ったことはぁ。カタツムリが、かむこととぉ。スズメが怖いこと。
 あとあと、鶏もものお肉が美味しいこと。
 お肉はね、固いのと柔らかいのがあるけど。鶏ももが、やぁらかくてぇ、ウジュウジュでぇ、美味しいの。
 お肉はなんでも好きだけど。鶏ももが、一番好き。

 あとねぇ、ぼく、兄上になったんだって。
 今まで、兄上は。レイン兄上と、リィファ兄上だけだったのに。
 ぼくは、兄上ではなかったのに。
 サーシャが生まれたから、ぼくも兄上になったの。
 兄上になったら弟を守るんだよって、レイン兄上が言いましたが。
 弟ってなに? んんっ、よくわかんない。

 サーシャは小さくて。大体、母上かレイン兄上が抱っこしているの。
 だから、小さいのはわかるけど。弟が、わからないの。
 ぼくが、サーシャを守るの? でもサーシャは。母上も、レイン兄上も、守るのでしょう?

 この世は、いっぱい、わからないことだらけだけど。ま、いっか。
 難しい話はいつかわかるって。母上が言っています。

 ところで、ぼくは。この頃、モヤモヤしています。
 ぼくと、いつも一緒に遊ぶリィファ兄上が、モヤモヤしているからです。
 兄上とぼくは、お庭で騎士ごっこをしています。おもちゃの剣で、えーい、とーぅぅと。していますけどぉ。
 剣を振り回す、兄上の、そのキレ味が、ふにゃっています。

「兄上、げんきがありませんね? いつも、こう、びしぃぃ、と。ばきゃーーん、と。していますのに」
 ぼくが短い腕を振り回して、兄上の真似をしながらたずねると。
 兄上は剣をおろして。地べたに座り込んだ。
 地べたは、芝生があるから。座ってもお尻が汚れない。
 また、洋服を汚したって。母上に怒られることはありません。
 だから、ぼくも兄上の隣に座りました。

 膝を抱えて座ると、ぼくの丸いフォルムが、さらに丸く丸くなります。ふへ。
 丸くなればなるほど、ぼくはなんだか落ち着くのだった。

「このまえ、ファウストおじちゃんが、剣のおあいてをしてくれたんだ。そのときにね、リィファは騎士のそしつがあるなって。いわれたの」
 兄上はぼくより半年早く生まれた。でも半年しか差がないのに。手も足も、シューって長いの。
 だから膝を抱えて座っても、丸くはならない。むぅ。
 きっと、マミも。半年経ったら、手も足も長くなって。丸くなれなくなるのでしょう。むむぅ。

「すごーい、ファウストおじちゃんは騎士のなかでも、いちばんエライ人なのでしょ? 兄上は、そ、そしつ? そしつがあるのですね??」
 そしつは、よくわからないけど。たぶん、良い言葉でしょ? ぼく、そういうのわかるの。
 デブは、ダメだけど。ぽっちゃりは、ギリセーフって。母上が言ってた。

 ぼくは兄上を褒めたのです。
 なのに、兄上は。長い黒髪をさらりと揺らして。ちょっと、はにかんで笑ったけど。
 でも、なんだか。眉間をムニュムニュさせた。

「騎士のそしつは、うれしいのだけど。いつもキリリで、ギンとした目のファウストおじちゃんが。ぼくをやさしい目でみつめて、ほめてくれたから。ぼく、ぽやーんってなって。これは、もしや、は、は、ハツコイってやつぅぅ? なーんて」
 兄上の、思いがけない恋バナに、ぼくは、ふぉぉぉぉぉってなった。
 んんっ、ハツコイは、実はよくわからないのだけど。
 すっごく好きなのでしょう? 父上と母上の、ラブラブみたいなやつでしょ?
 すごーい、兄上はやはり大人ですねっ?
 ぼくより半年早く生まれただけあります。さすがです。

 でも、兄上の眉間のモヤモヤは、晴れなかった。
「だけど。そこで、きづいたの。ぼくの御ツノは、ファウストおじちゃんといっしょだって」
 一緒で、なにが悪いのかわからなくて。ぼくは短い首を傾げる。
 ぼくの頭は重いので。体もナナメになりますが。

「好きなひとと、おソロはうれしいって、母上はいってますよ?」
「御ツノだけじゃなくて、かみのけのイロも、なんか、にているの」

 ぼくはどちらかと言うと。兄上は、レイン兄上に似ていると思うのです。
 髪色は、黒色と藍色だけど、濃い色合いは近いし。
 顔立ちも、キリリとした雰囲気も、レイン兄上そっくりです。

「なにが、モヤモヤ? マミ、わからない」
 ファウストおじちゃんと似ていても、レイン兄上に似ていても、父上に似ていても、全部良いことでしょう?
 そんなことを言ったら。
 ぼくなんて。もっちりだし。ピンクの髪色は、誰とも似ていないし。ほっぺはモチモチだし、足も手も短くて。すぐに疲れて、リィファ兄上の騎士ごっこにも付き合えません。

「ぼく、もしかしたら。ファウストおじちゃんのこども、なんじゃないかって…」
「へえぇぇぇぁぁぁああ?」

 兄上の爆弾発言に、ぼくは驚きを隠せません。
 えぇ、ぼくは、びっくりですっ。
「ぼく、きょうの夕食のときに、父上にきいてみようとおもうんだ。うん。そうするっ」
 拳を握って、リィファ兄上は、もう決めたというお顔で立ち上がる。
 そしてびっくりのぼくを置いて、屋敷の中に入っていったのだ。

 ひぇぇぇ? え? 待って、待って。
 リィファ兄上が、ファウストおじちゃんの子、というのは。まぁ、いいよ。うん。
 御ツノもそっくりだし、アリかもしれません。悪くないですよ?
 でも誰にも似ていない、ぼくは?
 マミは一体、誰の子なのですかぁ?

 マミは。マミは、もしかして。捨て子なのですかぁ??

 とっても、ぼく的に、最大限に、危機? ピンチ? な状態に、気づきましたっ。
 えぇ、これは。絵本の中で、お姫様が悪者にさらわれるくらいに。大ピンチなページです。
 ぼくは誰とも似ていない。ってことは、魔王の三男でもなくて。
 ぼくはっ、ぼくは、いったい誰なのよぉぉぉ?
 ほっぺを揉みながら、ぼくはモヤモヤのグルグルになったのだった。

     ★★★★★

 その日の夜。父上がお屋敷に戻りまして。
 夕食の時間に、サーシャを除く、ぼくら家族一同が食堂に集まりました。
 サーシャは、離乳食を乳母が別室で食べさせるのだって。

 ぼくは昼間のお話が、まだ頭の中をグルグルしています。
 リィファ兄上が、いつお話を切り出すのかと、ドキドキしていて。
 目の前のお肉が、のどを通りません。
 いえ、今日は大好きな鶏もものソテーだから。通るは、通るのですけどぉ。
 だって、ウジュウジュなので。

 それにねぇ、マミはね。未熟児だったから、ご飯はいっぱい食べていいのです。
 ミジュクジは、ぼく、よくわからないけど。
 ご飯をいっぱい食べて、ぼくが大きくなると。父上は嬉しいし、ぼくを可愛い可愛いと褒めてくれるのです。
 だから、のどを通らなくても。鶏ももは、食べます。ごっくん。

 父上と母上は、いつものようににこにこで。食卓に並んで座っています。
 父上の右手側には、レイン兄上が上品に食事をすすめていて。
 母上の左手側に、リィファ兄上とぼくが、並んで座っています。

 リィファ兄上は。やはり、ピりついたご様子。
 なのでぼくも、ピりつきます。

「父上、ぼくはききたいことがあります。ぼくは、ファウストおじちゃんのこどもなのですか?」
 はわわっ。とうとう、リィファ兄上が切り出しました。
 ぼくは三角のお口を丸くして、びっくりなお顔です。
 話は聞いていましたが。本当に言ったぁ、という驚きです。

「…リィファは、どうしてそのように思ったのだ? 誰かになにかを言われたのか?」
 父上は、やはり切れ長の目を見開いて、驚きの表情ですが。
 優しいお声で、兄上に聞きました。

「なにかをいわれるまでもなく。ぼくは、御ツノのかたちがみんなとちがいますし…」
「そうか…御ツノかぁ」
 父上は、そこに気づいてしまったかぁ、というお顔ですが。
 それは、さすがのぼくも。三歳のぼくも、気づいていましたよ?

「ま、マミも。マミも、すて子なのですかぁぁぁ?」
 ぼくも、兄上のお話にのっかって、聞きます。
 ぼくがみんなと違うのは、モヤモヤです。モヤモヤは早くなくした方がいいのです。

「マミもか? マミはどうして、そう思ったんだい?」
 兄上と同じように、父上はぼくにも、優しいお声で聞きます。
 父上はなんだか、大人の人に怖がられているけれど。とてもお優しいのです。

「あのね。ぼくのぴんく髪は、ぼくだけだしね?」
 ぼくは頬まで伸びた横の髪を、手でムギュっとしてうったえます。
「それにね、手も足もみじかいしね? もっちりだしね? かぞくのだれとも、にてないの。だから…」
 そこまで言ったら。父上と母上が、プッと笑いを吹き出した。
 ぼくは泣きそうなくらいに、真剣なのに。いやぁな感じです。

「マミや。マミはなぁ? 幼少期のサリエルにそっくりだよ? 母上の子供時代、そのまんまだよ? 誰とも似てないなんて、あるものか」
 そうなのですか?
 だって母上は。手足が細くて長くて、まぁるい瞳はぱっちりで。微笑むと太陽みたいに温かいの。
 優しくていい匂いがして、柔らかくて、ほのぼのなの。
 だからモチモチほっぺのぼくとは、似ていないと思うのだけどぉ。

「そうだなぁ。しかし、妙な噂話を外で聞く前に、ここは本当のことを言った方が良いのだろうな? そうだ、リィファ。おまえは、ファウストとサリエルの間に生まれた子。そして、マミは。マルチェロとサリエルの間に生まれた子だ」

 兄上は、ちょっとショックなような。そして納得なような。複雑なお顔をした。
「リィファもマミも、まだ幼いから。本当の話をするのは、早いかと思ったが。おまえたちはサリエルに似て、聡明な子だし。わかってもらえると思う。確かにリィファはファウストの血脈。マミはマルチェロの血脈だが。ふたりとも、私の息子だよ? 私が抱っこをして、私が育てたのだ」
「ち、父上ぇ…」
 兄上は涙ぐんで。父上をみつめます。
 リィファ兄上は、父上をとても尊敬しているから。
 父上の血脈ではないことに、がっかりしているみたいだけど。
 騎士として兄上があこがれていた、ファウストおじちゃんの子であることは。
 それはそれで嬉しいような?

 ぼくは。ぼくは、よくわからなくて。糸目を、目が点にした。
 ん? ぼくは、マルチェロおじちゃんの子なのですか?
 なんか、一ミリも似ていないんですけど?? 本当なのですかぁぁ?

「父上、それは。不義の子ということですかっ? 母上は、ファウストおじさんとマルチェロおじさんと浮気をぉ??」
 すると、生真面目なレイン兄上が目を吊り上げて、怒り出しました。
 母上が、浮気ぃ??
 よくわからないけど、浮気はたぶん、よくない言葉です
 ってことはぁ? マミも? マミも?
「マミも、ぷぎぃの子なのですかっ??」

 ぼくは今年最大のびっくり顔で、たずねました。
 えぇ、フォークに刺した鶏ももがボトリと落ちるほどの、驚きです。
 でも、なんでか。父上も母上も、またプッと笑いを吹き出しました。
 ぼくは真剣なのに。いやぁな感じです。

「マミ。ぷぎぃ、ではなく。不義、な。いや不義ではないが。父も母上もやましいところはないのでな?」
 そうして父上は。ちゃんと説明してくれた。
 母上が、普通の魔族ではないということ。
 それはなんとなく、知っていました。母上には御ツノがありませんからね?
 でもなんでもできちゃう、すごい母上なのです。

 それで母上は、特殊な能力を持っていて。
 レイン兄上とサーシャは、母上のお腹の中で育ったが。
 ぼくとリィファ兄上は。母上の体の外で育った…のですって。
 うーん、わからないなぁ。
 でも、難しいお話はいつかわかるのですから。ぼくは父上のお話を、真剣に聞くのです。

「っんももの木からサーシャが生まれたところを、ふたりとも、見ているだろう? 魔族は生まれる寸前まで、母のお腹の中にいるが。母上は男性体だからね。っんももの力を借りないと、子を授かれなかったんだよ。でも。レインたちと、少し方法は違うが。リィファもマミも、っんももから生まれた、母上の子であるのは変わりない」

 ぼくは、なんとなく覚えているのだけど。
 っんももは、美味しい実がなる木。ぼくは、っんももが大好き。
 けれどある日、っんももの木のそばに家族で行くと。
 大きな、大きな、実がなっていて。
 母上がその実に手を伸ばしたら、っんももがボトリと落ちて。
 それで、いつの間にか。母上が赤子を抱っこしていたのだった。
 ぼくも兄上も、あんなふうに生まれたの?

「浮気や不義、というのは。証明が難しいが。母上が私に一途なのは、みんなが知っていることだし。決してそのようなことはないと、私が断言するよ? レイン」
 そう言うと、父上は母上の肩を抱き寄せて額にチュウするのだった。
 うーん、ラブラブ。
 ぼくは、父上と母上が仲良しなのを見ると。ぽやぁーんとなるのだ。嬉しいのだ。
 やはり、母上がぷぎぃとか、ありえませんね? よくわからないけど。

「母上が、マルチェロやファウストと仲のいいお友達なのは、みんな知っているだろう? 彼らは後継者になる子を望んだが。独身なので。母上が。彼らの望みを叶えたというだけなのだよ?」
「ではリィファやマミは、いずれバッキャスとルーフェンを継ぐのですか?」
 レイン兄上の質問に、父上はうなずいた。
「まだ先の話になるが。誰もが幸せになるのなら、そのようになるだろう」

 ぼくは。ぼくはね?
 そうは言っても、ぼくが父上の子であることは変わらないって。そう思っていたのです。
 リィファ兄上が、ファウストおじちゃんの子だって言い出したときも。考えすぎだって。
 アワアワしたけど。心の隅では、まさかそのような、なんてね?
 でも。思いがけず。
 真実に、たどり着き。
 ぼくが、父上の子ではないなんて…。

 大ショックです!

 いいえ、マルチェロおじちゃんが嫌いなわけではありません。
 マルチェロおじちゃんは、ぼくに。みんなには内緒だと言って、お菓子をくれたりしたし。
 いっぱい、高い高いをしてくれるし。絵本も読んでくれるし。
 でも、それは。マルチェロおじちゃんが、本当の父上だったからなのですね?

 あぁぁああううぅぅぅぅうう。
 これは、どういう気持ちなのでしょう。悲しいような、嬉しいような。
 とにかく。これは。
 ほっぺを揉み込まずには、いられませんっ。

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