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10 憧れの王城へ
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◆憧れの王城へ
アイキンの主人公であるアイリスと話をしているうちに、船は孤島の港に着艦した。
バミネの言葉はぼくの心を不安にさせたが。
アイリスと話しているうちに、彼女の輝きオーラに浄化され、すっかり忘れたよ。
さすが主人公ちゃん。そこにいるだけで、なんだか心が洗われるようです。
レディファーストで、まずアイリスが船を降り。
その後、ぼくはチョンを気に掛けながら船を降りた。猫は水が嫌いだから、チョンも本能で、ぼくの頭にしがみついてる。爪、爪。
そして、港に降りた瞬間、感動が湧き上がってきて、身震いした。
ぼくは、とうとうアイキンの世界、そのメイン舞台に足を踏み入れたのだっ。
それに、幼い頃。前世の記憶がよみがえる前から、いつか行ってみたいと思っていた。
ここは、ぼくの憧れの場所なのだ。
「兄上、落ち着いてください」
襟の陰に隠れたチョンが、ぼくの耳元で鳴くけれど。
「落ち着けるものか。あの、王城の建つ島だぞ? 物語の中に溶け込んだみたいじゃないか。チョン、おまえだって、王家の話は大好きだろう? 昔話のあの世界に、僕たちは今、立っている。ワクワクでドキドキじゃないか?」
カザレニアは、歴史ある大国である。四季があり、農作物も海の幸も潤沢で、豊かで平和な国。
しかし、そういう国だからこそ、外敵に侵攻されたり海賊に襲撃されたり、しばしば脅威にさらされた。
その蛮族をことごとく退けたのが、武芸と魔法に秀でた王家一族だったのだ。
一番最近の大戦では、決して領土に敵の足を踏み込ませないと、先々代の王が宣言し。海から押し寄せる敵の船を火炎弾で蹴散らした。
宣言通りに、敵の上陸を許さなかったのだ。
大叔母様が、少女のとき。金色の長い髪を揺らし、堂々と宣誓した国王の美しさに、目が釘付けになったものだとお話してくださった。
ぼくもシオンも、目をキラキラさせて、その話を脳裏で想像したものだ。
他にも。船に乗り移って先陣を切った、剣豪王族の武勇伝や。一兵士が王女を守り切り、やがて愛に発展した、騎士と王女の恋物語など。国王一族の英雄譚は数知れない。
物語の中の王族は、勇敢で。華やかで。頑健で。姿がとても美しく。そして国民を守り抜く、熱い心を持っていた。
カザレニア国民であるぼくにとって、王は尊敬と憧憬の象徴。
アイキンという前世の知識がなくても。
陛下を、国王一族を、心より敬愛している。そういう素地が、すでにあるのだ。
それにね。齢十歳で父と生き別れ、頼もしい存在を失ったとき。ぼくは頼もしさでいえば天下一品である王家一族を、心の支えにしたのだ。
母とシオンを支えていかなければならないという気持ちとともに、やっぱり子供だったから不安もあったよ。
でも。カザレニア国民を守り切った王家の英雄たちのように、自分も強くあろう。母と弟を、ぼくの全身全霊を持って、力強く支えようって。ぼくにそう思わせてくれたんだ。
だから。アイキンのことがなくても。ぼくにとって王家は特別。
無条件に、頭を垂れるべき存在なんだ。
これから一ヶ月間、王城で、陛下の婚礼衣装をぼくが仕立てる。
それは、なんて光栄なことだろう。
そう思うと、喜び勇んで。ぼくの心はどんどん舞い上がっていった。
「アイリス・フローレンス子爵令嬢と。クロウ・エイデン様。お迎えに上がりました。陛下の親衛隊長つとめます、セドリック・スタインと申します。王城までご案内させていただきます」
声をかけられ、ぼくはハッとした。
感激に浸っている間に、目の前に彼が立っていた。
セドリックは、二十代後半くらいの、貫禄のある騎士だ。
燃えるような赤い髪が印象的。年配の騎士らしく、短髪で、清潔感がある。彫りが深くて、目鼻立ちがくっきりしている。質実剛健という言葉がお似合いの…言うまでもなく攻略対象、ですね?
バミネは横も縦もぽよんと大きいが。
セドリックは大柄でも引き締まった体躯。
バミネは脂肪で、セドリックは筋肉。って感じ?
つか、セドリックの騎士服姿、カッケー。立ち襟のところにカザレニア国の国花であるエーデルワイスのモチーフが刺繍されていて、体のラインにぴったり合った上着は、上官に相応しい、きらびやかな装飾がなされている。
物語の中に出てくる剣豪の騎士とは、彼のような様相だったのでは? と思わせた。
バミネよ、セドリックを見習って、騎士なら騎士らしく、もう少しダイエットしろや。
なんて、頭の中でアイツを罵っていると。
セドリックは不意に、甲板に目をやり、眼光を鋭くとがらせる。
彼の視線の先には、バミネがいて。やつはヘラヘラと薄笑いしていた。いやぁな感じ。
「さっさと帰れ。ボケェ」
ぼくがつぶやいたら、チョンも一緒になって、帰れ帰れと、ニャーニャー鳴いた。
「…その猫は?」
そうしたら、セドリックに気づかれてしまった。ま、マズい?
船が行ってしまったあとなら『連れてきちゃった、迷惑はかけません』と言って、チョンの同行を有耶無耶にできると思っていたのだが。
船は、まだそこにある。
ぼくは、チョンを戻せと言われるかもしれないと思って。一瞬声が出なかったのだが。
隣にいたアイリスが、口添えてくれた。
「彼はチョン様です。とっても頭の良い猫様なのです。きっと、あの豚…ぶ、ぶ、ブタクサみたいな匂いのする男が嫌いなのでしょう?」
主人公ちゃんが、バミネを豚って言った? アイリス、ブタクサは全然誤魔化せていないからね?
そう思って、ハラハラしていると。
セドリックがハハハッと大きな声で笑った。
「なるほど、そりゃ、賢い猫だ。俺も、ブタクサの匂いのする奴が嫌いだよ、チョン様」
そして何事もなかったという様子で、セドリックはぼくの荷物を持ち上げ、アイリスの荷物も手にした。
見逃してくれた? 良かった。助かったぁ。
「まいりましょう。陛下がお待ちです」
「あの、セドリック様。荷物は自分で…」
恐縮して声をかけるが。セドリックは振り向き、ニヤリと笑って言う。
うわっ、ワイルドイケメン。
「申し訳ありませんが、エイデン殿…」
「クロウとお呼びください。僕はしがない仕立て屋なので」
「では、クロウ様。王城へ行くまでの行動はすべて私に従ってもらいます。陛下をお待たせできないので、私は先を急いでおり、ゆえに荷物は私がお運びいたします。住居城館まで、三十分ほど坂道を上りますから、頑張ってついて来てください」
ニカッと笑うその顔は、兄貴って呼びたくなるような頼もしさ。
ぼくの荷物は仕事道具なので、重量がそれなりにあるのだが。それをものともせず、セドリックはひょいと持ち上げて、ざかざかと歩いていってしまう。
大きなストライドで、坂を登っていく彼の後ろを。
ぼくとアイリスが、ちょこちょことした小さな歩幅でついて行った。
「アイリス様、先ほどはありがとうございました。チョンのこと…」
口添えをしてくれたお礼を言うと。アイリスは、圧倒的主人公パワーのキラリン笑顔で、言った。
「とんでもない。私、猫ちゃんが大好きで。でも実家では飼うことができませんでしたから、ここではぜひ、チョン様と仲良くしたいのですわ? それに…最重要猫様ですしね?」
それに…のあとは、なんか早口で言われて、ちょっと聞き取れなかった。
そうするうちに、アイリスはどんどん坂を登っていってしまう。
やはり主人公は、体力も桁外れなのだろうか?
ぼくは、体が細く、華奢でインドア派。当たり前だが、部屋で日がなチクチクしているのだから、運動不足だ。
たまにシオンに付き合って、剣の稽古をするけれど。
全然性に合っていないので、シオンの相手など務まらない。不甲斐ない兄ですまない。
ゆえに、ちょっとした山登りみたいな長い坂道に、すっかりバテてしまった。
港からニ十分ほど歩いたところで、ぼくはいったん足を止め。周りを見回す。
足元は、舗装された石畳。顔を上げれば、城内にある三つの塔が青い空をつんざくかのように伸びている。
幼い頃からみつめてきた、あの憧れの城まで、あとわずか。
今は、その途上にある、城下町の中だ。
島のふもと部分には、王室御用達の店が居並び。中腹には、王の臣下とその家族が住まう家屋敷が数多くあるのだと。大叔母様から聞いていた。
しかし、どの店ももぬけの殻だな。町で人とすれ違うこともなく。辺りはただただひっそりしている。
まるで、ゴーストタウンだ。
「クロウ様、大丈夫ですか?」
坂の上からアイリスに呼ばれ、ぼくは止めていた足を再び動かし始めた。
子供の頃から、胸を躍らせて聞いていた。物語の中の英雄たちが、実際に住んでいたというお城に、もうすぐ着くのだと思うと。
疲れた足も、軽く回るような気がした。
アイキンの主人公であるアイリスと話をしているうちに、船は孤島の港に着艦した。
バミネの言葉はぼくの心を不安にさせたが。
アイリスと話しているうちに、彼女の輝きオーラに浄化され、すっかり忘れたよ。
さすが主人公ちゃん。そこにいるだけで、なんだか心が洗われるようです。
レディファーストで、まずアイリスが船を降り。
その後、ぼくはチョンを気に掛けながら船を降りた。猫は水が嫌いだから、チョンも本能で、ぼくの頭にしがみついてる。爪、爪。
そして、港に降りた瞬間、感動が湧き上がってきて、身震いした。
ぼくは、とうとうアイキンの世界、そのメイン舞台に足を踏み入れたのだっ。
それに、幼い頃。前世の記憶がよみがえる前から、いつか行ってみたいと思っていた。
ここは、ぼくの憧れの場所なのだ。
「兄上、落ち着いてください」
襟の陰に隠れたチョンが、ぼくの耳元で鳴くけれど。
「落ち着けるものか。あの、王城の建つ島だぞ? 物語の中に溶け込んだみたいじゃないか。チョン、おまえだって、王家の話は大好きだろう? 昔話のあの世界に、僕たちは今、立っている。ワクワクでドキドキじゃないか?」
カザレニアは、歴史ある大国である。四季があり、農作物も海の幸も潤沢で、豊かで平和な国。
しかし、そういう国だからこそ、外敵に侵攻されたり海賊に襲撃されたり、しばしば脅威にさらされた。
その蛮族をことごとく退けたのが、武芸と魔法に秀でた王家一族だったのだ。
一番最近の大戦では、決して領土に敵の足を踏み込ませないと、先々代の王が宣言し。海から押し寄せる敵の船を火炎弾で蹴散らした。
宣言通りに、敵の上陸を許さなかったのだ。
大叔母様が、少女のとき。金色の長い髪を揺らし、堂々と宣誓した国王の美しさに、目が釘付けになったものだとお話してくださった。
ぼくもシオンも、目をキラキラさせて、その話を脳裏で想像したものだ。
他にも。船に乗り移って先陣を切った、剣豪王族の武勇伝や。一兵士が王女を守り切り、やがて愛に発展した、騎士と王女の恋物語など。国王一族の英雄譚は数知れない。
物語の中の王族は、勇敢で。華やかで。頑健で。姿がとても美しく。そして国民を守り抜く、熱い心を持っていた。
カザレニア国民であるぼくにとって、王は尊敬と憧憬の象徴。
アイキンという前世の知識がなくても。
陛下を、国王一族を、心より敬愛している。そういう素地が、すでにあるのだ。
それにね。齢十歳で父と生き別れ、頼もしい存在を失ったとき。ぼくは頼もしさでいえば天下一品である王家一族を、心の支えにしたのだ。
母とシオンを支えていかなければならないという気持ちとともに、やっぱり子供だったから不安もあったよ。
でも。カザレニア国民を守り切った王家の英雄たちのように、自分も強くあろう。母と弟を、ぼくの全身全霊を持って、力強く支えようって。ぼくにそう思わせてくれたんだ。
だから。アイキンのことがなくても。ぼくにとって王家は特別。
無条件に、頭を垂れるべき存在なんだ。
これから一ヶ月間、王城で、陛下の婚礼衣装をぼくが仕立てる。
それは、なんて光栄なことだろう。
そう思うと、喜び勇んで。ぼくの心はどんどん舞い上がっていった。
「アイリス・フローレンス子爵令嬢と。クロウ・エイデン様。お迎えに上がりました。陛下の親衛隊長つとめます、セドリック・スタインと申します。王城までご案内させていただきます」
声をかけられ、ぼくはハッとした。
感激に浸っている間に、目の前に彼が立っていた。
セドリックは、二十代後半くらいの、貫禄のある騎士だ。
燃えるような赤い髪が印象的。年配の騎士らしく、短髪で、清潔感がある。彫りが深くて、目鼻立ちがくっきりしている。質実剛健という言葉がお似合いの…言うまでもなく攻略対象、ですね?
バミネは横も縦もぽよんと大きいが。
セドリックは大柄でも引き締まった体躯。
バミネは脂肪で、セドリックは筋肉。って感じ?
つか、セドリックの騎士服姿、カッケー。立ち襟のところにカザレニア国の国花であるエーデルワイスのモチーフが刺繍されていて、体のラインにぴったり合った上着は、上官に相応しい、きらびやかな装飾がなされている。
物語の中に出てくる剣豪の騎士とは、彼のような様相だったのでは? と思わせた。
バミネよ、セドリックを見習って、騎士なら騎士らしく、もう少しダイエットしろや。
なんて、頭の中でアイツを罵っていると。
セドリックは不意に、甲板に目をやり、眼光を鋭くとがらせる。
彼の視線の先には、バミネがいて。やつはヘラヘラと薄笑いしていた。いやぁな感じ。
「さっさと帰れ。ボケェ」
ぼくがつぶやいたら、チョンも一緒になって、帰れ帰れと、ニャーニャー鳴いた。
「…その猫は?」
そうしたら、セドリックに気づかれてしまった。ま、マズい?
船が行ってしまったあとなら『連れてきちゃった、迷惑はかけません』と言って、チョンの同行を有耶無耶にできると思っていたのだが。
船は、まだそこにある。
ぼくは、チョンを戻せと言われるかもしれないと思って。一瞬声が出なかったのだが。
隣にいたアイリスが、口添えてくれた。
「彼はチョン様です。とっても頭の良い猫様なのです。きっと、あの豚…ぶ、ぶ、ブタクサみたいな匂いのする男が嫌いなのでしょう?」
主人公ちゃんが、バミネを豚って言った? アイリス、ブタクサは全然誤魔化せていないからね?
そう思って、ハラハラしていると。
セドリックがハハハッと大きな声で笑った。
「なるほど、そりゃ、賢い猫だ。俺も、ブタクサの匂いのする奴が嫌いだよ、チョン様」
そして何事もなかったという様子で、セドリックはぼくの荷物を持ち上げ、アイリスの荷物も手にした。
見逃してくれた? 良かった。助かったぁ。
「まいりましょう。陛下がお待ちです」
「あの、セドリック様。荷物は自分で…」
恐縮して声をかけるが。セドリックは振り向き、ニヤリと笑って言う。
うわっ、ワイルドイケメン。
「申し訳ありませんが、エイデン殿…」
「クロウとお呼びください。僕はしがない仕立て屋なので」
「では、クロウ様。王城へ行くまでの行動はすべて私に従ってもらいます。陛下をお待たせできないので、私は先を急いでおり、ゆえに荷物は私がお運びいたします。住居城館まで、三十分ほど坂道を上りますから、頑張ってついて来てください」
ニカッと笑うその顔は、兄貴って呼びたくなるような頼もしさ。
ぼくの荷物は仕事道具なので、重量がそれなりにあるのだが。それをものともせず、セドリックはひょいと持ち上げて、ざかざかと歩いていってしまう。
大きなストライドで、坂を登っていく彼の後ろを。
ぼくとアイリスが、ちょこちょことした小さな歩幅でついて行った。
「アイリス様、先ほどはありがとうございました。チョンのこと…」
口添えをしてくれたお礼を言うと。アイリスは、圧倒的主人公パワーのキラリン笑顔で、言った。
「とんでもない。私、猫ちゃんが大好きで。でも実家では飼うことができませんでしたから、ここではぜひ、チョン様と仲良くしたいのですわ? それに…最重要猫様ですしね?」
それに…のあとは、なんか早口で言われて、ちょっと聞き取れなかった。
そうするうちに、アイリスはどんどん坂を登っていってしまう。
やはり主人公は、体力も桁外れなのだろうか?
ぼくは、体が細く、華奢でインドア派。当たり前だが、部屋で日がなチクチクしているのだから、運動不足だ。
たまにシオンに付き合って、剣の稽古をするけれど。
全然性に合っていないので、シオンの相手など務まらない。不甲斐ない兄ですまない。
ゆえに、ちょっとした山登りみたいな長い坂道に、すっかりバテてしまった。
港からニ十分ほど歩いたところで、ぼくはいったん足を止め。周りを見回す。
足元は、舗装された石畳。顔を上げれば、城内にある三つの塔が青い空をつんざくかのように伸びている。
幼い頃からみつめてきた、あの憧れの城まで、あとわずか。
今は、その途上にある、城下町の中だ。
島のふもと部分には、王室御用達の店が居並び。中腹には、王の臣下とその家族が住まう家屋敷が数多くあるのだと。大叔母様から聞いていた。
しかし、どの店ももぬけの殻だな。町で人とすれ違うこともなく。辺りはただただひっそりしている。
まるで、ゴーストタウンだ。
「クロウ様、大丈夫ですか?」
坂の上からアイリスに呼ばれ、ぼくは止めていた足を再び動かし始めた。
子供の頃から、胸を躍らせて聞いていた。物語の中の英雄たちが、実際に住んでいたというお城に、もうすぐ着くのだと思うと。
疲れた足も、軽く回るような気がした。
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