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3 モブの人生、けっこうエグイ②
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今いる宿の部屋は、ダブルベッドがひとつと、もうひとりはソファで寝て、と言わんばかりの、小さな一室だ。
とても公爵家所縁の者が泊まるような高級宿ではない。
急だった、ということと。手持ちがそれほどないこと。そのことにも、理由があった。
「母上、お話ししてもいいですか?」
ベッドに横になって苦しむシオンに、母は寄り添っている。そこにぼくは声をかけた。
母は元々、子爵家の令嬢。いわゆるお嬢様だ。
別邸で過ごしていたときも、母の世話をする人員は多かったし。いきなり公爵に見捨てられるような形で公爵邸から追い返され、シオンも呪いを受けてしまい。ただただオロオロする気持ちもわからなくはない。
でも自分も、今は十歳だし。前世でも、決して世渡りがうまかったわけではない。
いや、はっきり言おう。世渡りベタだった。ダメダメだった。
学校では友達も作れなくて、いつもひとりでいたし。就職した会社でも、言われたことを上手にできなくて。電話の応対も、しどろもどろだったし。いっつも怒られて。ビクビクしてて。
そんなぼくだから、なんの力にもなれないかも…。
だけどさ。途方に暮れる母と、一緒にオロオロするわけにはいかないよ。
たいして役にも立たない人生経験だけど。享年二十二歳と、今まで生きてきた分の十歳を足したら、三十二歳分だ。母よりは多い。母は二十八なので。
そう思うと、母上、若いよな。
頼りにしていた父に、どうしたことか見放され。そりゃ、どうしましょうってなるよ。
やはりここは、ぼくがしっかりしなきゃ。
「母上、僕は。僕たちはもう、公爵邸には入れないと思うのです。時が来たら迎えをやるよ、と父上に言われ。僕たちは別邸でおとなしく待っていたわけですが。いきなり立ち退き勧告をされて。執事のラヴェルが、どういうことかと、公爵邸にたずねに行ってくれましたが。結局帰って来なくて…」
自分たちが公爵邸の近くまで来て、宿を取ったのは、そういう理由があった。
父と連絡が取れなくなったのだ。
乗り込んできた横柄な使用人に、別邸も出ろと言われた。とりあえず持てるものだけ持って、別邸を出ることになったから。手持ちの金も多くはないのだ。
だけど。どういうことになっているのか、本邸に聞きに行けば。歓迎されると思っていた。
なんか手違いがあったのだろうと、それくらい楽観的に考えていたのだ。
普通なら、公爵邸から迎えの馬車が来て、そのまま敷地内に入っていけるもの。
しかし。迎えは来なかった。
理由を聞きに行っても、門前払い。
あげくの果てに、シオンは呪いまで受けてしまい…。
全く、なにが起こっているのやら、と思うが。
前世の記憶で、少しだけ知識のあるクロウには、察することができる。
理由はわからないが、父に見放された。
そして、ぼくらの後釜にバミネが入ったのだ、ということだ。
「どうしたらいいのかしら、クロウ。あのペンダント以外に、なにか証があれば、屋敷に入れるのかしら?」
無情だが。ぼくは首を横に振った。
「あれは、ただの言いがかりです。僕たちの代わりに、彼…バミネとその母親が、公爵家に入ったのです。僕らは…入れないのです」
「そんな…どうしてなの? クロード様…」
母は父の名を呼んで、さめざめと泣いた。
あぁ、母上。泣かせて、ごめんなさい。
でも、泣いていられないのです。現実的に、これからどうするかを考えないと。
「金銭的に、もう父上は当てにできません。母上のご実家も、頼れませんよね?」
母は小さくうなずく。
エイデン子爵家は、母の他に子に恵まれず。母が嫁いだ後、当主が亡くなってお取り潰しになった。
「でも、商人と結婚した叔母が、手を貸してくれるかもしれないわ? 昔は城下町に店を出していたみたいなのだけど、陛下の御病気のせいで、島を退去させられて。今は王都に店を出しているらしいの」
ちょっとややこしいのだが、カザレニアの街並みをざっと解説するよ。
アイキンで、王が幽閉されているのは、孤島に建つ王城だ。
城は小高い丘のてっぺんに建ち、そこから、なだらかな下り坂が港まで続く。その、王城から港までの、一般市民が集う界隈を、城下町と呼んでいた。
そして、王都というのは。王城から見て、海を挟んだ、対岸にある陸地の方。
陸地には、執政を司る王宮があり。王宮を守るように、貴族たちの屋敷が配され。さらにその周りを、国民が暮らす家並みや店などが囲む。
それがカザレニアの王都と呼ばれる部分だ。
普通、国王は王宮にいて執政に携わる。そしてたまに、妻や子のいる王城へ、船に乗って帰っていく。
そのルーティーンが、つい最近まで当たり前に行われていたんだけど。
シナリオ通りなら、それがイアン陛下の代になって、徐々に崩れていく。
そして王は孤島から出られなくなるんだ…。
おっと、話を戻そう。つまり母上の叔母さんは、以前は王城にほど近い場所で店を出していたが。今は陸地の王都で店を出しているということだ。
これかな? とぼくは思う。
服飾関係の店を紹介してもらえたら、もぐり込めそうだ。
前世で針仕事が出来たので。仕立て屋になる運命ならば、それをおおいに利用しようと思った。
身を立てられて、母とシオンを養えるなら、なんでもやる。
人付き合いが苦手、なんて。言っていられないよな?
「では、叔母様に会いに行きましょう。シオンの様子を見つつ、ですが」
「クロウ、なんだか急に大人びたみたい。とても頼もしいわ」
涙する母は、とても儚げで。心配になってしまう。
でも、頼りにしてもらえるのなら。母を支えたいと思った。
だって。巴と静だったら、なにをやっても生きていけそうだけど。
母上は…ひとりにするだけで死んでしまいそうなのだもの。生粋のお嬢様だからな。
「…父上は、きっと、なにか事情があるのでしょう。弱味を握られたとか、脅されたとか、なにかの魔法が作用しているとか。でも、内情がわからないから、こちらからは動けませんし。父上に近づくことを彼らに阻まれるでしょう。それに。おそらくあのバミネという者は、父上の血族ではない。だとしたら。もしかしたら。公爵家の血を継ぐ、僕やシオンが命を狙われることもあるかもしれない。完全に、公爵家を乗っ取るために」
実際、バミネはシオンに命を脅かす液体をぶっかけたのだ。殺意、大アリでしょう。
「…そんな。なんて恐ろしい」
「憶測ですけど。その可能性も考えて、慎重に動きましょう」
「わかったわ、クロウ。でも、今はとにかく、シオンが元気になることを祈りましょう」
うなずいて。苦しむシオンに目を移す。
もうっ、こんなに可愛いぼくの天使に、なんてことをするんだ。バミネ、許すまじっ。
そう思い、ぼくはシオンの綿毛のような髪をふわりと撫でた。
とても公爵家所縁の者が泊まるような高級宿ではない。
急だった、ということと。手持ちがそれほどないこと。そのことにも、理由があった。
「母上、お話ししてもいいですか?」
ベッドに横になって苦しむシオンに、母は寄り添っている。そこにぼくは声をかけた。
母は元々、子爵家の令嬢。いわゆるお嬢様だ。
別邸で過ごしていたときも、母の世話をする人員は多かったし。いきなり公爵に見捨てられるような形で公爵邸から追い返され、シオンも呪いを受けてしまい。ただただオロオロする気持ちもわからなくはない。
でも自分も、今は十歳だし。前世でも、決して世渡りがうまかったわけではない。
いや、はっきり言おう。世渡りベタだった。ダメダメだった。
学校では友達も作れなくて、いつもひとりでいたし。就職した会社でも、言われたことを上手にできなくて。電話の応対も、しどろもどろだったし。いっつも怒られて。ビクビクしてて。
そんなぼくだから、なんの力にもなれないかも…。
だけどさ。途方に暮れる母と、一緒にオロオロするわけにはいかないよ。
たいして役にも立たない人生経験だけど。享年二十二歳と、今まで生きてきた分の十歳を足したら、三十二歳分だ。母よりは多い。母は二十八なので。
そう思うと、母上、若いよな。
頼りにしていた父に、どうしたことか見放され。そりゃ、どうしましょうってなるよ。
やはりここは、ぼくがしっかりしなきゃ。
「母上、僕は。僕たちはもう、公爵邸には入れないと思うのです。時が来たら迎えをやるよ、と父上に言われ。僕たちは別邸でおとなしく待っていたわけですが。いきなり立ち退き勧告をされて。執事のラヴェルが、どういうことかと、公爵邸にたずねに行ってくれましたが。結局帰って来なくて…」
自分たちが公爵邸の近くまで来て、宿を取ったのは、そういう理由があった。
父と連絡が取れなくなったのだ。
乗り込んできた横柄な使用人に、別邸も出ろと言われた。とりあえず持てるものだけ持って、別邸を出ることになったから。手持ちの金も多くはないのだ。
だけど。どういうことになっているのか、本邸に聞きに行けば。歓迎されると思っていた。
なんか手違いがあったのだろうと、それくらい楽観的に考えていたのだ。
普通なら、公爵邸から迎えの馬車が来て、そのまま敷地内に入っていけるもの。
しかし。迎えは来なかった。
理由を聞きに行っても、門前払い。
あげくの果てに、シオンは呪いまで受けてしまい…。
全く、なにが起こっているのやら、と思うが。
前世の記憶で、少しだけ知識のあるクロウには、察することができる。
理由はわからないが、父に見放された。
そして、ぼくらの後釜にバミネが入ったのだ、ということだ。
「どうしたらいいのかしら、クロウ。あのペンダント以外に、なにか証があれば、屋敷に入れるのかしら?」
無情だが。ぼくは首を横に振った。
「あれは、ただの言いがかりです。僕たちの代わりに、彼…バミネとその母親が、公爵家に入ったのです。僕らは…入れないのです」
「そんな…どうしてなの? クロード様…」
母は父の名を呼んで、さめざめと泣いた。
あぁ、母上。泣かせて、ごめんなさい。
でも、泣いていられないのです。現実的に、これからどうするかを考えないと。
「金銭的に、もう父上は当てにできません。母上のご実家も、頼れませんよね?」
母は小さくうなずく。
エイデン子爵家は、母の他に子に恵まれず。母が嫁いだ後、当主が亡くなってお取り潰しになった。
「でも、商人と結婚した叔母が、手を貸してくれるかもしれないわ? 昔は城下町に店を出していたみたいなのだけど、陛下の御病気のせいで、島を退去させられて。今は王都に店を出しているらしいの」
ちょっとややこしいのだが、カザレニアの街並みをざっと解説するよ。
アイキンで、王が幽閉されているのは、孤島に建つ王城だ。
城は小高い丘のてっぺんに建ち、そこから、なだらかな下り坂が港まで続く。その、王城から港までの、一般市民が集う界隈を、城下町と呼んでいた。
そして、王都というのは。王城から見て、海を挟んだ、対岸にある陸地の方。
陸地には、執政を司る王宮があり。王宮を守るように、貴族たちの屋敷が配され。さらにその周りを、国民が暮らす家並みや店などが囲む。
それがカザレニアの王都と呼ばれる部分だ。
普通、国王は王宮にいて執政に携わる。そしてたまに、妻や子のいる王城へ、船に乗って帰っていく。
そのルーティーンが、つい最近まで当たり前に行われていたんだけど。
シナリオ通りなら、それがイアン陛下の代になって、徐々に崩れていく。
そして王は孤島から出られなくなるんだ…。
おっと、話を戻そう。つまり母上の叔母さんは、以前は王城にほど近い場所で店を出していたが。今は陸地の王都で店を出しているということだ。
これかな? とぼくは思う。
服飾関係の店を紹介してもらえたら、もぐり込めそうだ。
前世で針仕事が出来たので。仕立て屋になる運命ならば、それをおおいに利用しようと思った。
身を立てられて、母とシオンを養えるなら、なんでもやる。
人付き合いが苦手、なんて。言っていられないよな?
「では、叔母様に会いに行きましょう。シオンの様子を見つつ、ですが」
「クロウ、なんだか急に大人びたみたい。とても頼もしいわ」
涙する母は、とても儚げで。心配になってしまう。
でも、頼りにしてもらえるのなら。母を支えたいと思った。
だって。巴と静だったら、なにをやっても生きていけそうだけど。
母上は…ひとりにするだけで死んでしまいそうなのだもの。生粋のお嬢様だからな。
「…父上は、きっと、なにか事情があるのでしょう。弱味を握られたとか、脅されたとか、なにかの魔法が作用しているとか。でも、内情がわからないから、こちらからは動けませんし。父上に近づくことを彼らに阻まれるでしょう。それに。おそらくあのバミネという者は、父上の血族ではない。だとしたら。もしかしたら。公爵家の血を継ぐ、僕やシオンが命を狙われることもあるかもしれない。完全に、公爵家を乗っ取るために」
実際、バミネはシオンに命を脅かす液体をぶっかけたのだ。殺意、大アリでしょう。
「…そんな。なんて恐ろしい」
「憶測ですけど。その可能性も考えて、慎重に動きましょう」
「わかったわ、クロウ。でも、今はとにかく、シオンが元気になることを祈りましょう」
うなずいて。苦しむシオンに目を移す。
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