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「フィーネさん、あのモンスターの名前は『ナインヘッドドラゴン』」
フィーネさんが私の顔を見て頷き、すぐにジョジョリさんに指示をします。
「モンスターの名前が判明。ナインヘッドドラゴン、情報収集を」
現れたすでにナインヘッドドラゴンという文字列が入っている検索窓に、弱点と検索ワードを追加して虫眼鏡マークを押す。
検索結果、ゼロ。
ダメか!
ナインヘッドドラゴン、倒し方。
検索結果、1。
【倒し方が分からない】
これもダメです!
なんでもいい、情報が欲しい!
ナインヘッドドラゴンだけにして検索。
検索結果はわずか20ほど。
何、これ。
上から順にみていくけれどめぼしい情報は何もありません。そして、一番下の情報。
【九つの頭を持つ龍。ナイトヘッドドラゴンと名付けよう。ああ、だが、この記録は、誰の手にも届かないかもしれない……】
え?
ええ?
ちょっと待ってください、ナイトヘッドドラゴンと名付けたけれど、その情報が誰にも届いていないと言うこと?他の人は正式名称を知らないままなの?
それで、検索に引っかからないの?
そんな……それじゃぁ、どうにもならないというんじゃ……。
バーヌに名前が上書きされてしまったことを思い出します。バーヌの情報は白紙……になってしまいました。過去の別の名前だったときの情報は無くなりました。
どうしたらいいんでしょう。
もっと、もっと便利に検索できないの?
鑑定魔法って、レベルが上がるものでしょう?私の鑑定の能力も上がらないの?
お願い!
お願い!
ピロロロンと、頭に機械音みたいな音が流れました。
驚いて検索結果を見ると、検索窓の下に「除外検索」という窓が増えています。
「まさか、これって……」
除外検索に、ナイトヘッドドラゴンという単語を。そして、検索窓に9つの頭 ドラゴンと入れて検索ボタンを押しました。
検索結果が1000件を超えました。
急いで単語を追加していきます。
9つの頭、ドラゴン、弱点、倒し方
検索結果12件。
【9つの頭を持ったドラゴンに遭遇。弱点も分からないし、倒し方も分からない】
【討伐依頼が来た。SSS級モンスターだという。大規模な討伐隊が組まれたが、なすすべもなかった。討伐はあきらめ、封印することになった。ドラゴンの弱点とされる首の付け根に集中攻撃を試みたが、全く効果がなかった。最高位鑑定魔法を用いても倒し方につながる情報は得られなかった】
似たような結果ばかりだ。
倒せない、倒せないんだ。でも、封印はできたんだろうか。それで危機が回避されるのであれば……。
検索の単語を変える。
9つの頭、ドラゴン、封印
検索結果24。
運よく一つ目に封印の方法が書かれている。
「フィーネさん、メモをお願いします」
「あ?は、はい」
「9つの頭を持つドラゴンを封印した。闇の魔導士12名により、二重六芒星を用いる。二重六芒星の設置場所に追い込むために、光の魔導士40名による高度結界魔法で取り囲んだ。暴れるドラゴンにより、幾重にも重ねた高度結界魔法は次々に解除され、最後まで結界を維持した光の賢者が魔力が尽きて命を落とす」
「ユーキ、いったいこれは……」
「分かりません、すいません、鑑定では弱点も倒し方も何も出てこなくて、ただ、その、封印方法が……」
フィーネさんはまだいろいろと聞きたそうな顔を見せましたが、私の両手をぐっと握った。
「封印の方法でも十分よ」
=========
ユーキの鑑定魔法がレベルアップした。
検索するのに、除外検索が使えるようになった。
もしかすると、現物がなくても検索できるように将来的になるかも???
ところで、ファンタジー大賞に参加しています。一人お気に入り作品3作投票できるみたいです。
もし、応援していただけるのでしたらよろしくお願いいたします。
感想も待ってます!何気なくチートなユーキさん。さらに能力アップしました。
もともと使えるのは、検索、画像検索。それに除外検索機能が付いたので、あとは何検索があれば便利かな。
……まぁ、地図は使えそうですよね。そのうち。ダンジョンの地図も表示されるのかな。だったら、地図屋さんとかできますね。ダンジョンには入らないよ。
フィーネさんが私の顔を見て頷き、すぐにジョジョリさんに指示をします。
「モンスターの名前が判明。ナインヘッドドラゴン、情報収集を」
現れたすでにナインヘッドドラゴンという文字列が入っている検索窓に、弱点と検索ワードを追加して虫眼鏡マークを押す。
検索結果、ゼロ。
ダメか!
ナインヘッドドラゴン、倒し方。
検索結果、1。
【倒し方が分からない】
これもダメです!
なんでもいい、情報が欲しい!
ナインヘッドドラゴンだけにして検索。
検索結果はわずか20ほど。
何、これ。
上から順にみていくけれどめぼしい情報は何もありません。そして、一番下の情報。
【九つの頭を持つ龍。ナイトヘッドドラゴンと名付けよう。ああ、だが、この記録は、誰の手にも届かないかもしれない……】
え?
ええ?
ちょっと待ってください、ナイトヘッドドラゴンと名付けたけれど、その情報が誰にも届いていないと言うこと?他の人は正式名称を知らないままなの?
それで、検索に引っかからないの?
そんな……それじゃぁ、どうにもならないというんじゃ……。
バーヌに名前が上書きされてしまったことを思い出します。バーヌの情報は白紙……になってしまいました。過去の別の名前だったときの情報は無くなりました。
どうしたらいいんでしょう。
もっと、もっと便利に検索できないの?
鑑定魔法って、レベルが上がるものでしょう?私の鑑定の能力も上がらないの?
お願い!
お願い!
ピロロロンと、頭に機械音みたいな音が流れました。
驚いて検索結果を見ると、検索窓の下に「除外検索」という窓が増えています。
「まさか、これって……」
除外検索に、ナイトヘッドドラゴンという単語を。そして、検索窓に9つの頭 ドラゴンと入れて検索ボタンを押しました。
検索結果が1000件を超えました。
急いで単語を追加していきます。
9つの頭、ドラゴン、弱点、倒し方
検索結果12件。
【9つの頭を持ったドラゴンに遭遇。弱点も分からないし、倒し方も分からない】
【討伐依頼が来た。SSS級モンスターだという。大規模な討伐隊が組まれたが、なすすべもなかった。討伐はあきらめ、封印することになった。ドラゴンの弱点とされる首の付け根に集中攻撃を試みたが、全く効果がなかった。最高位鑑定魔法を用いても倒し方につながる情報は得られなかった】
似たような結果ばかりだ。
倒せない、倒せないんだ。でも、封印はできたんだろうか。それで危機が回避されるのであれば……。
検索の単語を変える。
9つの頭、ドラゴン、封印
検索結果24。
運よく一つ目に封印の方法が書かれている。
「フィーネさん、メモをお願いします」
「あ?は、はい」
「9つの頭を持つドラゴンを封印した。闇の魔導士12名により、二重六芒星を用いる。二重六芒星の設置場所に追い込むために、光の魔導士40名による高度結界魔法で取り囲んだ。暴れるドラゴンにより、幾重にも重ねた高度結界魔法は次々に解除され、最後まで結界を維持した光の賢者が魔力が尽きて命を落とす」
「ユーキ、いったいこれは……」
「分かりません、すいません、鑑定では弱点も倒し方も何も出てこなくて、ただ、その、封印方法が……」
フィーネさんはまだいろいろと聞きたそうな顔を見せましたが、私の両手をぐっと握った。
「封印の方法でも十分よ」
=========
ユーキの鑑定魔法がレベルアップした。
検索するのに、除外検索が使えるようになった。
もしかすると、現物がなくても検索できるように将来的になるかも???
ところで、ファンタジー大賞に参加しています。一人お気に入り作品3作投票できるみたいです。
もし、応援していただけるのでしたらよろしくお願いいたします。
感想も待ってます!何気なくチートなユーキさん。さらに能力アップしました。
もともと使えるのは、検索、画像検索。それに除外検索機能が付いたので、あとは何検索があれば便利かな。
……まぁ、地図は使えそうですよね。そのうち。ダンジョンの地図も表示されるのかな。だったら、地図屋さんとかできますね。ダンジョンには入らないよ。
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