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状況確認①
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「此処がレム村だよ」
森を抜けると小さな集落のような村に出た。うん、日本じゃないわ。
村人の格好もおばさんみたいに中世ヨーロッパ風だね。私の格好は学校帰りだったから制服だし、目立つわ。ジロジロ見られてる~。その中て1人のおじさんが、おばさんに話しかけてきた。
「マーサ、その子は?」
おお、おばさんはマーサさんと言うらしい。
「多分、異世界人だよ。裏の森の中に居たんだ」
「異世界人!?」
おじさんにガン見された。ビックリするからやめてくれ。
「とりあえず村長の所に連れていこうかと思ってね」
「そうだな、それがいい」
なるほど、村長さんね。未だに状況が理解の範疇を超えているのに、どんどん登場人物増えるな。まあ、いっか。
「こっちだよ」
マーサさんが村の中心の方へ進んでいく。しばらくすると、周りの家より少し立派な家が見えてきた。
「此処が村長の家だよ。村長なら多分あんたの知りたいこと、答えてくれるだろうさ。それにこれからの事もね」
確かに、これからどうなるかは重要だな。帰れるのかとか、もし帰れないならばこの世界での衣食住についてとか。
…帰れなさそうだな、多分。
とりあえず、村長がいい人である事を祈ろう。
森を抜けると小さな集落のような村に出た。うん、日本じゃないわ。
村人の格好もおばさんみたいに中世ヨーロッパ風だね。私の格好は学校帰りだったから制服だし、目立つわ。ジロジロ見られてる~。その中て1人のおじさんが、おばさんに話しかけてきた。
「マーサ、その子は?」
おお、おばさんはマーサさんと言うらしい。
「多分、異世界人だよ。裏の森の中に居たんだ」
「異世界人!?」
おじさんにガン見された。ビックリするからやめてくれ。
「とりあえず村長の所に連れていこうかと思ってね」
「そうだな、それがいい」
なるほど、村長さんね。未だに状況が理解の範疇を超えているのに、どんどん登場人物増えるな。まあ、いっか。
「こっちだよ」
マーサさんが村の中心の方へ進んでいく。しばらくすると、周りの家より少し立派な家が見えてきた。
「此処が村長の家だよ。村長なら多分あんたの知りたいこと、答えてくれるだろうさ。それにこれからの事もね」
確かに、これからどうなるかは重要だな。帰れるのかとか、もし帰れないならばこの世界での衣食住についてとか。
…帰れなさそうだな、多分。
とりあえず、村長がいい人である事を祈ろう。
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