156 / 229
第三章 帝国留学と闇の里
〈145〉怒れる鍛治見習いは、やり過ぎるのです
しおりを挟むディートヘルムは
「もう、やめてくれ」
と、小さな声で言った。
「レオナさん」
ディートヘルムを正面から抱き込んでいるレオナの肩を、ジンライがそっと叩く。
「離れましょう」
「……ええ、そうね」
追い詰めすぎたか、と反省するレオナだったが
「こんな馬鹿に、優しすぎるっすよ」
「!」
意外にも辛辣な言葉を投げかけるジンライに、この場の全員が息を呑んだ。
「な、んだと……」
ジンライは、レオナを背中に庇い、大きく息を吸って……
「ったく、情けねーなー! 陸軍大将の息子ともあろうもんが、女に羽交い締めにされて動けねえとか!」
と、煽った。
オリヴェルやヤンは、呆気に取られて動けない。
マリーは、何かが起こった時に対処できるよう、密かに構えている。
「あんたのオトモダチに、言いふらしちゃおっかなー!」
「てめっ」
ディートヘルムが、ジンライの襟ぐりに掴みかかる。オリヴェルとヤンが動こうとしたが、ジンライは
「大丈夫っすよ。こいつ、弱いんで」
と言い捨てた。実際、今のディートヘルムは、まだそれほど身体に力が入らないのだろう、ジンライはビクともしていない。
――こんなジンライは、見たことがないわ……
だがレオナは、彼がやろうとしていることを信じて、その背中を見守ることにした。
「てめえ、今、なんつった!」
「あんたは、弱い」
「あんだとおっ!」
「心の苦しみを、物を壊して誤魔化そうとするのは、子供がやることだろ」
「貴様に何が分かる!」
「わかんねー」
「ああ!?」
「ちっともわかんねーよ」
「分からん奴が、しゃしゃり出てくるな!」
ジンライは構わず、なおも続ける。
「死にたいんなら、一人で勝手に死ねばいいのにさあ」
「……っ」
「グズグズ周りに迷惑かけて、結局甘えてんでしょ」
「てめえには関係ないだろうが!」
「お? 図星? 関係ならあるよ。あんた、すげー邪魔なんだよね」
「!」
「親父さんに生かされてるだけのくせに、偉ぶってさー。ほんと、猿山の猿」
「どこまでも、馬鹿にしやがって!」
「だって馬鹿だし」
――無理、してる……無理、しないで……
「ジン……?」
レオナが思わず漏らした声を聞いて、ジンライはふう、と息を吐き、ぐい、と襟元を掴んでいたディートヘルムの手を強引に外そうとしたが、ディートヘルムはそれに抗って尚も掴みかかり
「平民のくせに、この俺を愚弄しやがって! 許さんぞ!」
と叫ぶ。
「はあ。で?」
「なっ」
「許さないと、何なの?」
小馬鹿にされて激高したディートヘルムは、ついに
「っ、殺す!」
とジンライを押しにかかる。
オリヴェルが見過ごせずに一歩前に出たが、ジンライが目で止めた。まだ、ビクともしていない。
「へえ。俺を殺して、どうなんの?」
「っっ」
「人殺したこと、ある? 死体を見たことは?」
「……」
「俺の親父は、スタンピードで死んだ。魔獣に殺された。五歳の俺は、散々食いちぎられた親父の死体を見て、それでも生きようって決めた。知ってる? 人って死んだらものすげえ冷たくなんの。匂いとかすげえんだよ、血が冷えて固まって肉が腐って」
「やめろ!」
「あんたは、ぬくぬくと閣下に守られてるだけ。欲のまま食い散らかして、自分のケツを閣下に拭かせてきた。そんなただの大馬鹿野郎に、ちゃんと覚悟決めた俺が、素直に殺されると思う?」
「うるっせえ!」
ディートヘルムが頭を振り乱して叫び、さらに振りかぶってジンライの頬を殴ろうとして――すっと避けられた。
勢いのままバランスを崩して、床に膝を突く。
「う、ぐ、……」
それでも、ふらりと立ち上がりつつ、ジンライを睨む。
「いい加減気づけよ」
「ああ!?」
「学校じゃあ陸軍大将閣下のご威光で、みんなあんたに付き従ってるかもしんないけどさあ。誰か見舞い、来た?」
「……!」
「他国の、ほんの少ししか会ってない俺らが顔見に来てんのに、猿軍団は来てねえとか。どう思ってんの?」
ディートヘルムは、ジンライを睨むしか、できない。
「えーと誰だっけ、海軍の少将の息子。同じクラスの」
「……」
「そいつ、あんたが死んだら俺が仕切るってさ」
「……っ」
「あんたも、あんたの周りも、全部くだらねえよ」
「うるせえ!」
「殺すとかうるせえとか、口だけだなあ、さっきから」
「こんな……くそ、身体が治ったら、覚えてろ!」
「いつでもその喧嘩、買ってやる」
ニヤリ、と笑ってジンライは、拳をディートヘルムの胸に当ててバチィッと雷を鳴らし――気絶させた。
「うし。これで悔しいっつって、前を向いてくれたらいいんすけどね」
荒療治っすけど、とジンライは笑ってディートヘルムを支えながら、レオナ達を振り返ってみせる。
「な、な」
「あ、閣下! すんません! えーと大変なご無礼を」
「ああいや」
「さっきの魔法は、気絶させただけっす! 寝られてないみたいだったんで。心配いらないっす」
「あ、ああ」
アレクセイは、ころりと変わったジンライの態度についていけていないようだ。
「わざと喧嘩をふっかけたのね?」
レオナが助け舟を出すと、ようやくオリヴェルとヤンが、肩の力を抜き、ジンライからディートヘルムを受け取る。
「へへ」
「無茶したわね」
マリーが労う。
「一体、なぜ……」
事態を飲み込めていないアレクセイに対して、ジンライは寂しそうに笑う。
「俺が勝手に、その、親父さんが生きてるんなら、仲良くして欲しいなって思ったんすよ」
「ジンライ殿……」
「たぶん、ディートさん、周りにいなかったんすよ。仲間が」
「仲間……」
「はい。なんかいつもすげー寂しそうで。暴れてんのも虚勢だなって感じてて。毎日祈ってたんじゃないすかね。だからジャムファーガスに深く汚染されちゃったし、チャームポピーにも頼っちゃったんじゃないかなあ」
「そ……うだったのか……」
「それと、実はこないだの治療の時に、ディートさんの心の闇に触れちゃったんすよ」
「な、なんと……!」
「ほんとに婚約者だった人のこと、好きだったみたいっす。だからその、裏切られて傷ついて……」
オリヴェルとヤンが、気絶したディートヘルムをベッドに寝かせているのを、アレクセイはぼうっと眺める。
「そんなことも分からなかったとは……どこで何を、間違えたんだろうか、儂は……」
「まあ、金とか汚い世界のことは置いといて」
ジンライが、ケロリと言う。
「親子喧嘩すりゃ、いーんじゃないすかね」
「親子喧嘩」
「そっす。俺は、ギルドの親方とよく喧嘩したっすよ。真正面からゲンコツくらいました」
「はは、そうだなあ」
ジンライと語り合うアレクセイは、まるで憑き物が落ちたかのようで。
「重ね重ねすまない、ジンライ殿」
「ああいや、こちらこそ勝手にすんませんした!」
「いや、感謝する。レオナ様にも、迷惑をかけた」
「ふふ、いえ。すごいお見舞いになってしまいましたわ」
「いや……儂は、あやつの心を理解しようとはしておらなんだ。ただ、馬鹿息子め、迷惑をかけるな、ちゃんと振る舞えと言うだけで」
ディートヘルムは、寂しかったのかもしれないな、とレオナは切なくなる。
共感を得られず、心の拠り所もなく、みんなニセモノ。
――成人とはいえ、まだ、十六だもんな……
そんなレオナの心情を読み取ったジンライは
「あー! またそやって、何とかしたいとか考えてるんでしょ、レオナさんは」
苦笑する。
「へ!?」
「だめっすよ、誰にでも優しくしたら。もー」
「ジンライに賛成です」
マリーがそっと、息を吐く。
「ふふ。そうかしら?」
そうしてレオナ達は、また来ます、とアレクセイに告げて、ツルハ邸を辞したのだった。
「――ジンライ、相当無理したわね。大丈夫?」
帰りの馬車の中で気遣うと
「ひー! 今頃、膝、震えて来たっす!」
あんなに堂々と振舞っていたのが嘘だったかのような、いつものヘタレ鍛治見習いに戻っていた。
「やればできる、と感心したところだったんですが」
マリーが微笑むと
「いやー、だいぶ無茶したっすね! やっぱ向いてねえ!」
膝がガクガクしているどころか、ガチガチと歯まで鳴っている。
見送ってくれたオリヴェルもヤンも、ジンライへの見る目が変わったのだが、この姿を見たら逆に安心するかもな、とレオナはむしろホッとした。
「ほんと、らしくねーことしちまったー! どーしよー」
「ふふふ、ゼルやテオが見たらびっくりね!」
「やーなんか、そりゃ傷ついたろうし、可哀想だな、とも思ったんすけど、色んなの通り越して甘えんな! って思っちゃったつうか……うまく言えないすけど」
「なんとなく分かるわ」
ジンライは天涯孤独の身で、自身の技術一つで生きて行こうとしている。それに比べたら、支えてくれる父親がいるというのはどんなに心強いか。
元イジメられっ子は仲間を得て、新たな道を歩み始めることができて――その経験もあるのかもしれないな、とレオナは感じた。
「……どうなるかしら、ね」
「まずは稽古しなければ、ですわね。今まで以上に鍛えますわ。喧嘩、いつでも買うのでしょう?」
「ひええええ!」
笑いながらそんな話をして、タウンハウスに着くと
「おかえりなさいませ」
シモンが穏やかな笑顔で、迎えてくれた。
※ ※ ※
翌日の学校では、海軍少将の息子ことラマンが元気で鬱陶しかった。
ディートヘルムが休んでいることを良いことに、
「アレクセイ閣下は、引退を打診されている」
という噂を流し、取り巻きを得るための政治活動に勤しんでいるのだ。
「打診は撤回なんだけどねえ」
食堂で、持参したランチボックスをつつくレオナは、深く溜息をついた。
「全部嘘でないところがまた」
マリーも眉を下げる。
「んー、まあなるようになるんじゃないすかねえ」
口いっぱいにサンドイッチを頬張るジンライと
「……興味なし」
その横から揚げ鶏をちゃっかり狙うペトラ。まさに獲物を狙う黒猫である。
最近はすっかり四人でいるのが当たり前になり、ペトラに対して悪口を言っていたクラスメイトも、さすがに他国の公爵令嬢を巻き込むのはと、遠巻きに様子見状態である。
担任のホンザなど、はじめは
「ど、どうやってペトラ様を引きずり出したんです!? 研究所の机に住んでるって噂なのに!」
と割と失礼なことを言っていたが、今では
「すごく仲良くなったんですねえ、嬉しいですよー!」
のニコニコ顔である。
「で、稽古は順調?」
ペトラがしれっと聞いているように見せかけて、実はものすごくジンライを心配しているのは、お見通しのレオナとマリー。
「どうっすかねえ」
マリーいわくは、技術は問題ないが、それと人に攻撃できるかは別の話、だそうだ。
「んぐ、ま、なるようになるっす!」
「そ」
結局ペトラの前にランチボックスを押して、どうぞ、と譲ったジンライは、お茶を飲む。
「それよか、ディートさん。まだ来れないんすねえ」
「ミハルもなのよね」
「……ディートヘルム様は、快復に向かっているようですが」
「そんな繊細に見えないけどね、あの祈り野郎の方」
「「「祈り野郎」」」
「胡散臭い宗教詐欺師」
「「「宗教詐欺師」」」
――ペトラは一刀両断すぎる!
「だってあいつ、信じてないもん」
「信じてない?」
揚げ鶏を満足そうに頬張るペトラにレオナが問うと
「うん。イゾラも人も」
シンプルな答えが返ってきた。
その通りかもしれない、と、思った――
-----------------------------
お読み頂き、ありがとうございます!
ジンライ、頑張りました。
1
お気に入りに追加
886
あなたにおすすめの小説

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
悪役令嬢に転生するも魔法に夢中でいたら王子に溺愛されました
黒木 楓
恋愛
旧題:悪役令嬢に転生するも魔法を使えることの方が嬉しかったから自由に楽しんでいると、王子に溺愛されました
乙女ゲームの悪役令嬢リリアンに転生していた私は、転生もそうだけどゲームが始まる数年前で子供の姿となっていることに驚いていた。
これから頑張れば悪役令嬢と呼ばれなくなるのかもしれないけど、それよりもイメージすることで体内に宿る魔力を消費して様々なことができる魔法が使えることの方が嬉しい。
もうゲーム通りになるのなら仕方がないと考えた私は、レックス王子から婚約破棄を受けて没落するまで自由に楽しく生きようとしていた。
魔法ばかり使っていると魔力を使い過ぎて何度か倒れてしまい、そのたびにレックス王子が心配して数年後、ようやくヒロインのカレンが登場する。
私は公爵令嬢も今年までかと考えていたのに、レックス殿下はカレンに興味がなさそうで、常に私に構う日々が続いていた。
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる
雨野
恋愛
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。
予告なく痛々しい、残酷な描写あり。
サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。
小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。
こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。
本編完結。番外編を順次公開していきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。

前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる