14 / 43
甘い呪縛
秘密と枷(かせ)
しおりを挟む 魔王国の田舎で生活を始めた俺たちは朝ご飯(正しくは夜ご飯)を食べながら今後の話をしていた。
「リフォームに必要な工具が欲しい」
「工具?」
「それはなんですの?」
ぽかんとするギンコの膝の上でウルルが小さく鳴いた。
「人族が使う道具や」
ダークエルフ族のツリーハウス作りには工具を必要としないらしい。
九尾族には家という概念がないらしく、こちらも工具からは程遠い生活を送っていたことになる。
「ドワーフ族がいるなら話を聞いてみたいし、デスクックの爪とか牙とかも売れるなら金に換えたい」
「旦那様は人族のようなことを言うんやね」
確かに、今の発言は迂闊すぎたかもしれない。
「デスクックの爪や牙なんて価値はあるのでしょうか。食べられない箇所は全部ゴミです。トーヤが玄関に飾っている鶏冠もゴミです」
気持ちいいまでの割り切り方。さすがは闇の眷属。
「価値観はそれぞれやから。ただのゴミが金になったらお得やん?」
「どっちにしても私は人族の国には行けませんよ。憎き太陽が落ちない限りは」
「ギンコは?」
「妾は旦那様が行く場所にならどこへでもついていきます。どこぞの耳とがりとは違いますから」
「尻尾割れてるくせに偉そうに」
「あら? 嫉妬なんて醜いですわよ。いくら旦那様にモフモフされないからって」
「残念でした。トーヤは九尾族のときは必ずモフモフの自給自足をしますから。ダークエルフ族のとき以外、あなたの尻尾は用無しです」
今日もバチバチにやり合っている二人。
ウルルは危険を察知してか、早々に俺の膝の上に避難してきた。
「そんなことないよな、ウルル。お前の毛並みもモフモフするもんな」
「ウル~ッ」
圧倒的癒やし!
急成長具合にはビビるけど、この子を育てて良かったと思える至福の瞬間である。
「で、ギンコは一緒に行くってことでええんやな? じゃあ、クスィーちゃんはウルルとお留守番しててや」
「仕方ありませんね」
いつもギンコに突っかかっているクスィーちゃんにしては珍しい。
よっぽど太陽が嫌いらしい。
そんなこんなで陽が昇り、クスィーちゃんとウルフが寝床に入ったタイミングで人族の町へと出発した。
ちなみに俺とギンコはしっかり夜に寝ている。
背中のリュックにはデスクックの素材の他にも過去に狩ったブラックウルフの素材も入れてきた。
さすが国境付近とあって、すぐに人族側の検問所が見えてきた。
「どう見ても人間には見えへんよな」
自分の尻尾を見てつぶやくと、「簡単です」とギンコがパチンっと指を鳴らした。
別段、変化はない。
ギンコ曰く、これで他者からは姿が見えなくなったらしい。
ホンマかよ――
と、疑っていたがすぐに謝罪することになった。
おそるおそる息を潜めて進み、人族の兵士の前を通り過ぎる。
彼らは何事もないように俺たちをスルーして、「異常なし!」と指さし確認を行った。
「これ何の魔法?」
ギンコが無言で首を振る。
喋ると効果が消滅する系だと察して黙って歩いた。
「ぷはっ。幻惑魔法の一種です。子供騙しやね」
息を止めていたことで頬を上気させたギンコが教えてくれた。
俺、そんな魔法使えないんやけど……。
「あと、もう一つ」
またギンコが指を鳴らすと、俺の尻尾とギンコのキツネ耳と尻尾が消えた。
「うおぉ!」
「これも子供騙しです」
これなら誰が見ても人族だ。
大阪弁を喋る糸目のにぃちゃんと、はんなり京都弁を喋るキツネ目のねぇちゃんにしか絶対に見えない。
近くを流れていた川の水面に映る自分の顔を見て感動した俺は、意気揚々と検問所を越えて一番近くの街に向かって歩き出した。
到着すると、あまりの人の多さに驚いた。
街を行くほぼ全員が武装していて、大剣や斧なんかを担いでいる。
大通りの両サイドには露店が並び、活気ある街だった。
「着いたはいいけど、どこに行けばええんや」
人間のくせに人間社会についての知識がない俺と、そもそも人間ですらないギンコの組み合わせで出向いたのは無謀だったかもしれない。
こういう時は――
「すんませーん! 道案内してくれる店ってどこですかー?」
「あんた見ない顔だな。冒険者にしては軽装だし、商人か?」
「そんな感じです」
「それならギルドに行くといい。素材の売却もしてくれるし、街のことは何でも教えてくれる」
「ありがとうございます」
普段はコミュ障全開やけど、二度と会わないと分かっている人には遠慮なく話しかけられる。
ずっと町中をウロウロするのは御免やでな。
早速、ギルドというファンタジー感満載の店に向かうと受付では綺麗な女性が笑顔を振り撒いていた。
「初めてなんですけど」
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょう」
「素材の売却と聞きたいことがいくつかあって」
「かしこまりました。まずは素材を拝見させていただきますね」
リュックに詰めていたデスクックの爪、牙、羽根、鶏冠をカウンターに取り出す。
「……………………」
さっきまでニコニコしていたお姉さんが顔を引き攣らせて、奥へと引っ込んだ。
すぐにカウンターの奥から厳つい男が出てきて、何度も素材と俺たちを見比べて重い口を開いた。
「待ってろ」
続いて、華奢な男がやってきて、デスクックの素材を入念にチェックしていく。
目の周りに魔法陣が描かれているから、何かしらのスキルか魔法を使っているらしい。
「デスクックだ」
やがて、ため息のついでのようにつぶやいた。
「鑑定士が言うなら信じるしかねぇ。あんたがこいつを討伐したのか? どこのギルドからの依頼だ?」
ツレが倒した、と言いそうになる口を噤んで頷く。
疑われたらますます厄介だと判断して、俺の手柄にしてしまった。
ごめん、クスィーちゃん。
「金貨千枚を出す。構わないか?」
ギルド内にいた武装している連中がどよめいた。
この金額が高いのか、安いのか分からないから、俺は出された金貨をすぐに仕舞ってお姉さんに向き直った。
「ものづくりに精通している人に会いたいんやけど、この街にいますか?」
「はい。メインストリートから左の路地にドワーフ族が営む店がございます」
「ドワーフ! ありがとうございます」
あの厳ついおっさんの目と、周囲の目が怖すぎてお礼を言ってギルドを飛び出した。
「デスクックってレアモンスターなんか?」
「知りませんわ、そんなこと。今の耳とがりに狩られるくらいですから、きっと弱小に決まっています」
相変わらず、クスィーちゃんには手厳しい。
でも、今のってことは、それなりに彼女のことを認めているのだろう。
見知らぬ土地でひったくりや置き引きに注意するのは海外旅行の基本。
俺はリュックを抱きかかえながら、目的地へと向かって絶句した。
「リフォームに必要な工具が欲しい」
「工具?」
「それはなんですの?」
ぽかんとするギンコの膝の上でウルルが小さく鳴いた。
「人族が使う道具や」
ダークエルフ族のツリーハウス作りには工具を必要としないらしい。
九尾族には家という概念がないらしく、こちらも工具からは程遠い生活を送っていたことになる。
「ドワーフ族がいるなら話を聞いてみたいし、デスクックの爪とか牙とかも売れるなら金に換えたい」
「旦那様は人族のようなことを言うんやね」
確かに、今の発言は迂闊すぎたかもしれない。
「デスクックの爪や牙なんて価値はあるのでしょうか。食べられない箇所は全部ゴミです。トーヤが玄関に飾っている鶏冠もゴミです」
気持ちいいまでの割り切り方。さすがは闇の眷属。
「価値観はそれぞれやから。ただのゴミが金になったらお得やん?」
「どっちにしても私は人族の国には行けませんよ。憎き太陽が落ちない限りは」
「ギンコは?」
「妾は旦那様が行く場所にならどこへでもついていきます。どこぞの耳とがりとは違いますから」
「尻尾割れてるくせに偉そうに」
「あら? 嫉妬なんて醜いですわよ。いくら旦那様にモフモフされないからって」
「残念でした。トーヤは九尾族のときは必ずモフモフの自給自足をしますから。ダークエルフ族のとき以外、あなたの尻尾は用無しです」
今日もバチバチにやり合っている二人。
ウルルは危険を察知してか、早々に俺の膝の上に避難してきた。
「そんなことないよな、ウルル。お前の毛並みもモフモフするもんな」
「ウル~ッ」
圧倒的癒やし!
急成長具合にはビビるけど、この子を育てて良かったと思える至福の瞬間である。
「で、ギンコは一緒に行くってことでええんやな? じゃあ、クスィーちゃんはウルルとお留守番しててや」
「仕方ありませんね」
いつもギンコに突っかかっているクスィーちゃんにしては珍しい。
よっぽど太陽が嫌いらしい。
そんなこんなで陽が昇り、クスィーちゃんとウルフが寝床に入ったタイミングで人族の町へと出発した。
ちなみに俺とギンコはしっかり夜に寝ている。
背中のリュックにはデスクックの素材の他にも過去に狩ったブラックウルフの素材も入れてきた。
さすが国境付近とあって、すぐに人族側の検問所が見えてきた。
「どう見ても人間には見えへんよな」
自分の尻尾を見てつぶやくと、「簡単です」とギンコがパチンっと指を鳴らした。
別段、変化はない。
ギンコ曰く、これで他者からは姿が見えなくなったらしい。
ホンマかよ――
と、疑っていたがすぐに謝罪することになった。
おそるおそる息を潜めて進み、人族の兵士の前を通り過ぎる。
彼らは何事もないように俺たちをスルーして、「異常なし!」と指さし確認を行った。
「これ何の魔法?」
ギンコが無言で首を振る。
喋ると効果が消滅する系だと察して黙って歩いた。
「ぷはっ。幻惑魔法の一種です。子供騙しやね」
息を止めていたことで頬を上気させたギンコが教えてくれた。
俺、そんな魔法使えないんやけど……。
「あと、もう一つ」
またギンコが指を鳴らすと、俺の尻尾とギンコのキツネ耳と尻尾が消えた。
「うおぉ!」
「これも子供騙しです」
これなら誰が見ても人族だ。
大阪弁を喋る糸目のにぃちゃんと、はんなり京都弁を喋るキツネ目のねぇちゃんにしか絶対に見えない。
近くを流れていた川の水面に映る自分の顔を見て感動した俺は、意気揚々と検問所を越えて一番近くの街に向かって歩き出した。
到着すると、あまりの人の多さに驚いた。
街を行くほぼ全員が武装していて、大剣や斧なんかを担いでいる。
大通りの両サイドには露店が並び、活気ある街だった。
「着いたはいいけど、どこに行けばええんや」
人間のくせに人間社会についての知識がない俺と、そもそも人間ですらないギンコの組み合わせで出向いたのは無謀だったかもしれない。
こういう時は――
「すんませーん! 道案内してくれる店ってどこですかー?」
「あんた見ない顔だな。冒険者にしては軽装だし、商人か?」
「そんな感じです」
「それならギルドに行くといい。素材の売却もしてくれるし、街のことは何でも教えてくれる」
「ありがとうございます」
普段はコミュ障全開やけど、二度と会わないと分かっている人には遠慮なく話しかけられる。
ずっと町中をウロウロするのは御免やでな。
早速、ギルドというファンタジー感満載の店に向かうと受付では綺麗な女性が笑顔を振り撒いていた。
「初めてなんですけど」
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょう」
「素材の売却と聞きたいことがいくつかあって」
「かしこまりました。まずは素材を拝見させていただきますね」
リュックに詰めていたデスクックの爪、牙、羽根、鶏冠をカウンターに取り出す。
「……………………」
さっきまでニコニコしていたお姉さんが顔を引き攣らせて、奥へと引っ込んだ。
すぐにカウンターの奥から厳つい男が出てきて、何度も素材と俺たちを見比べて重い口を開いた。
「待ってろ」
続いて、華奢な男がやってきて、デスクックの素材を入念にチェックしていく。
目の周りに魔法陣が描かれているから、何かしらのスキルか魔法を使っているらしい。
「デスクックだ」
やがて、ため息のついでのようにつぶやいた。
「鑑定士が言うなら信じるしかねぇ。あんたがこいつを討伐したのか? どこのギルドからの依頼だ?」
ツレが倒した、と言いそうになる口を噤んで頷く。
疑われたらますます厄介だと判断して、俺の手柄にしてしまった。
ごめん、クスィーちゃん。
「金貨千枚を出す。構わないか?」
ギルド内にいた武装している連中がどよめいた。
この金額が高いのか、安いのか分からないから、俺は出された金貨をすぐに仕舞ってお姉さんに向き直った。
「ものづくりに精通している人に会いたいんやけど、この街にいますか?」
「はい。メインストリートから左の路地にドワーフ族が営む店がございます」
「ドワーフ! ありがとうございます」
あの厳ついおっさんの目と、周囲の目が怖すぎてお礼を言ってギルドを飛び出した。
「デスクックってレアモンスターなんか?」
「知りませんわ、そんなこと。今の耳とがりに狩られるくらいですから、きっと弱小に決まっています」
相変わらず、クスィーちゃんには手厳しい。
でも、今のってことは、それなりに彼女のことを認めているのだろう。
見知らぬ土地でひったくりや置き引きに注意するのは海外旅行の基本。
俺はリュックを抱きかかえながら、目的地へと向かって絶句した。
1
お気に入りに追加
436
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
責任を取らなくていいので溺愛しないでください
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
漆黒騎士団の女騎士であるシャンテルは任務の途中で一人の男にまんまと美味しくいただかれてしまった。どうやらその男は以前から彼女を狙っていたらしい。
だが任務のため、そんなことにはお構いなしのシャンテル。むしろ邪魔。その男から逃げながら任務をこなす日々。だが、その男の正体に気づいたとき――。
※2023.6.14:アルファポリスノーチェブックスより書籍化されました。
※ノーチェ作品の何かをレンタルしますと特別番外編(鍵付き)がお読みいただけます。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる