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特別編3:異世界
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フィエナさんがセラさんの魂を持った勇者だと確証は持てないけど、このまま放っておく事は出来ないよね。
「フィエナがセラの魂を持っているとしたら保護しておかないとな」
「誰かに任せて他を探せる様なツテは無いし、取り敢えず村に滞在させてもらうとするか。時間をかければ更に情報が得られるかもしれないし」
レイナスさんとヒサメさんがそう話し合っているとシルヴァリオさんとセラさんもそれに同意していた。
「じゃあ私達は捜索再開ね。シルヴァリオが勇者から聞いた情報を教えてもらえるかしら?」
「もちろん」
シルヴァリオさんはリオさんにさっき教えてもらった情報を教える。
私達も一緒に話を聞こうと思ったんだけど、そこに聞きなれた声が頭の中に響いてきた。
(ミナ殿聞こえるか?)
(虚空の覇者さん?)
声の主はこの世界に降りて来ていない虚空の覇者さんだった。
(神界から思念を転送している。あまり長い時間地上に介入出来ないので手短に話す。探している魂を見つける方法に進展があった。今からそちらに増援を送るのでその者達に詳しい話を聞いてくれ)
(分かりました。ありがとうございます)
伝えたいことだけ話すと虚空の覇者さんの気配は消えてしまった。
「どうしたの?」
「今虚空の覇者さんから連絡があって、魂を見つける方法が出来たみたいなんです。あと増援を送るって言ってました」
「良いタイミングね」
リオさんが感心した様に頷く。
「誰が来るんだろうね?」
「戦力になってこういう事に詳しい人が来るのかな?」
ソラちゃんとテュケ君も気になっているみたい。
ところでここにはどうやってくるのかな?私目掛けてテレポートしてくるとか…?
ワクワクしながら待っていたら遠くの空に光るものが現れた。
もしかしてあれかな?
飛んできてる…というか落ちて来てる様に見えるんだけど。
「あれっぽい?」
「…雑な投入のされ方ね」
「お、こっちに向かって来てるぞ」
方向が変わって真っ直ぐこっちに飛んできて目の前に着地した。
「ほら、言った通りでしょ?」
「はい。流石です」
話しながらやって来たのは4人の女性。
この前手伝ってくれたイスファリナさんとリフェアさんと知らない人が二人。
「虚空の覇者から連絡があったと思うけど、手伝いに来たフィリスです」
「私はリルカ。よろしくね」
スラっとした大人っぽいフィリスさんと背が低くて15、6歳に見えるリルカさん。リルカさんは胸当てだけを身に付けて両端に薄い刃の付いた弓を背負っていて、フィリスさんは武具を装備していなかった。
「ヌスクァムの人達が来てくれたんだね」
「虚空の覇者と繋がりがあるみたいだし助かるわ」
ソラちゃんとリオさんはそんな話をしながら自己紹介。私達とテュケ君も続いた。
「まさかこれほどの人達が来てくれるなんて思っていませんでした」
「セラの魂が盗られたなんて一大事じゃない。可能な限り手伝わせてもらうわよ」
セラさんが紹介してくれたけど、リルカさんはリフェアさんの師匠で、フィリスさんはリルカさんの友達でイスファリナさんのお母さんなのだとか。お二人とも凄く強いらしい。
「魂の判別方法だけど、これにセラちゃんの魂の波長を転写して対象者に持たせれば反応が出るみたい。早速やってみて」
「はい」
フィリスさんから菱形の透明な石を受け取って胸に抱くセラさん。しばらくすると石が淡い緑色に変わる。
「フィエナさん、これを持ってもらっても良いですか?」
「はい…」
不安そうにしながらも受け取るフィエナさん。手のひらに乗せた石は暫くすると光り始める。
「うん、聞いた通りの反応。この子がセラちゃんの魂を持っているよ」
「大当たりだったな」
「困った時の運任せだ」
シルヴァリオさんとレイナスさんがそう言って笑っている。
「それで、魂を取り返すにはどうすれば良いのか分かりますか?」
冷静に聞くヒサメさん。そうだった。まだ見つけただけだもんね。
「それはまだ解析中よ。方法が分かるまではこの子を保護しておく必要があるわね」
ヒサメさんに答えたのはイスファリナさん。
「ええと…私はどうなるのでしょうか…?」
心配そうに聞いてくるフィエナさん。
「あなたの中にはここにいるセラの魂の一部が入ってしまっているみたいなの。返してもらいたいのだけど、あなたに危害が及ばない様に取り出す方法を探しているから安心して」
「そう…ですか。分かりました」
イスファリナさんが説明してくれてフィエナさんは一応理解してくれたみたい。
「村に何人か滞在して変な輩に絡まれない様にしたいのだけど、どうすれば良いかしら?」
「それなら私達の中から人員を出すわ。その他で各地に散っている仲間にこの石を渡してくるわね」
リオさんにリルカさんが答える。
「私が村に居ようか?」
「それでも良いけどここは私がこの子を護るよ。イスファリナは探知能力も高いからみんなを手伝ってあげて」
イスファリナさんとフィリスさんが話し合っている。
一人だけ村に残るって話なんだね。
「フィリスは強いの?」
「ああ。あの人は次元が違う」
「よく分からないくらい強いぞ。俺の親父の冒険者仲間だった人だけど今でも勝てる気がしない」
「状況によってはこの中で最強かもしれないね」
ソラちゃんが聞くとヒサメさん、レイナスさんシルヴァリオさんが口々に教えてくれる。村に残るのが一人だけなのは決定事項なんだ?
「フィリスさんは四龍格闘術という特殊な体術の最高師範で、どんな状況でも即応可能なスタイルだから安心だよ」
セラさんが続けて説明してくれた。
ちなみにリルカさんは弓術と剣術が使えて、戦術指揮は《常勝の女神》なんて呼ばれてるリフェアさんのお師匠さんだから安定力抜群。リフェアさんとイスファリナさんは3大魔術師の二人らしいから実力は十分。セラさん達から言わせれば『この四人がいれば大体何でも解決出来る』だそう。
「ああ、そうそう。虚空の覇者にユキの波長を写してもらった物もあるから渡しておくわね」
イスファリナさんがやって来て私に石を手渡してくれる。
「ありがとうございます」
「友達が大変な事になって心配だろうけど、私達も全力でサポートするから頑張ろうね」
「はい!」
優しい人だね。
イスファリナさん達3人は各地で捜索をしているメンバーに石を渡してから捜索に加わってくれるそう。
「ユキねーちゃんは大丈夫だ。今までどんな事があっても立ち上がってきたからな」
「そうね。でもなるべく早く元気なユキに会いたいわね」
テュケ君とリオさんが私を励ましてくれる。
「ん、ユキなら私達が魂を持って帰るまで待っててくれるよ」
ソラちゃんもいつになく真面目に頷いていた。
「フィエナがセラの魂を持っているとしたら保護しておかないとな」
「誰かに任せて他を探せる様なツテは無いし、取り敢えず村に滞在させてもらうとするか。時間をかければ更に情報が得られるかもしれないし」
レイナスさんとヒサメさんがそう話し合っているとシルヴァリオさんとセラさんもそれに同意していた。
「じゃあ私達は捜索再開ね。シルヴァリオが勇者から聞いた情報を教えてもらえるかしら?」
「もちろん」
シルヴァリオさんはリオさんにさっき教えてもらった情報を教える。
私達も一緒に話を聞こうと思ったんだけど、そこに聞きなれた声が頭の中に響いてきた。
(ミナ殿聞こえるか?)
(虚空の覇者さん?)
声の主はこの世界に降りて来ていない虚空の覇者さんだった。
(神界から思念を転送している。あまり長い時間地上に介入出来ないので手短に話す。探している魂を見つける方法に進展があった。今からそちらに増援を送るのでその者達に詳しい話を聞いてくれ)
(分かりました。ありがとうございます)
伝えたいことだけ話すと虚空の覇者さんの気配は消えてしまった。
「どうしたの?」
「今虚空の覇者さんから連絡があって、魂を見つける方法が出来たみたいなんです。あと増援を送るって言ってました」
「良いタイミングね」
リオさんが感心した様に頷く。
「誰が来るんだろうね?」
「戦力になってこういう事に詳しい人が来るのかな?」
ソラちゃんとテュケ君も気になっているみたい。
ところでここにはどうやってくるのかな?私目掛けてテレポートしてくるとか…?
ワクワクしながら待っていたら遠くの空に光るものが現れた。
もしかしてあれかな?
飛んできてる…というか落ちて来てる様に見えるんだけど。
「あれっぽい?」
「…雑な投入のされ方ね」
「お、こっちに向かって来てるぞ」
方向が変わって真っ直ぐこっちに飛んできて目の前に着地した。
「ほら、言った通りでしょ?」
「はい。流石です」
話しながらやって来たのは4人の女性。
この前手伝ってくれたイスファリナさんとリフェアさんと知らない人が二人。
「虚空の覇者から連絡があったと思うけど、手伝いに来たフィリスです」
「私はリルカ。よろしくね」
スラっとした大人っぽいフィリスさんと背が低くて15、6歳に見えるリルカさん。リルカさんは胸当てだけを身に付けて両端に薄い刃の付いた弓を背負っていて、フィリスさんは武具を装備していなかった。
「ヌスクァムの人達が来てくれたんだね」
「虚空の覇者と繋がりがあるみたいだし助かるわ」
ソラちゃんとリオさんはそんな話をしながら自己紹介。私達とテュケ君も続いた。
「まさかこれほどの人達が来てくれるなんて思っていませんでした」
「セラの魂が盗られたなんて一大事じゃない。可能な限り手伝わせてもらうわよ」
セラさんが紹介してくれたけど、リルカさんはリフェアさんの師匠で、フィリスさんはリルカさんの友達でイスファリナさんのお母さんなのだとか。お二人とも凄く強いらしい。
「魂の判別方法だけど、これにセラちゃんの魂の波長を転写して対象者に持たせれば反応が出るみたい。早速やってみて」
「はい」
フィリスさんから菱形の透明な石を受け取って胸に抱くセラさん。しばらくすると石が淡い緑色に変わる。
「フィエナさん、これを持ってもらっても良いですか?」
「はい…」
不安そうにしながらも受け取るフィエナさん。手のひらに乗せた石は暫くすると光り始める。
「うん、聞いた通りの反応。この子がセラちゃんの魂を持っているよ」
「大当たりだったな」
「困った時の運任せだ」
シルヴァリオさんとレイナスさんがそう言って笑っている。
「それで、魂を取り返すにはどうすれば良いのか分かりますか?」
冷静に聞くヒサメさん。そうだった。まだ見つけただけだもんね。
「それはまだ解析中よ。方法が分かるまではこの子を保護しておく必要があるわね」
ヒサメさんに答えたのはイスファリナさん。
「ええと…私はどうなるのでしょうか…?」
心配そうに聞いてくるフィエナさん。
「あなたの中にはここにいるセラの魂の一部が入ってしまっているみたいなの。返してもらいたいのだけど、あなたに危害が及ばない様に取り出す方法を探しているから安心して」
「そう…ですか。分かりました」
イスファリナさんが説明してくれてフィエナさんは一応理解してくれたみたい。
「村に何人か滞在して変な輩に絡まれない様にしたいのだけど、どうすれば良いかしら?」
「それなら私達の中から人員を出すわ。その他で各地に散っている仲間にこの石を渡してくるわね」
リオさんにリルカさんが答える。
「私が村に居ようか?」
「それでも良いけどここは私がこの子を護るよ。イスファリナは探知能力も高いからみんなを手伝ってあげて」
イスファリナさんとフィリスさんが話し合っている。
一人だけ村に残るって話なんだね。
「フィリスは強いの?」
「ああ。あの人は次元が違う」
「よく分からないくらい強いぞ。俺の親父の冒険者仲間だった人だけど今でも勝てる気がしない」
「状況によってはこの中で最強かもしれないね」
ソラちゃんが聞くとヒサメさん、レイナスさんシルヴァリオさんが口々に教えてくれる。村に残るのが一人だけなのは決定事項なんだ?
「フィリスさんは四龍格闘術という特殊な体術の最高師範で、どんな状況でも即応可能なスタイルだから安心だよ」
セラさんが続けて説明してくれた。
ちなみにリルカさんは弓術と剣術が使えて、戦術指揮は《常勝の女神》なんて呼ばれてるリフェアさんのお師匠さんだから安定力抜群。リフェアさんとイスファリナさんは3大魔術師の二人らしいから実力は十分。セラさん達から言わせれば『この四人がいれば大体何でも解決出来る』だそう。
「ああ、そうそう。虚空の覇者にユキの波長を写してもらった物もあるから渡しておくわね」
イスファリナさんがやって来て私に石を手渡してくれる。
「ありがとうございます」
「友達が大変な事になって心配だろうけど、私達も全力でサポートするから頑張ろうね」
「はい!」
優しい人だね。
イスファリナさん達3人は各地で捜索をしているメンバーに石を渡してから捜索に加わってくれるそう。
「ユキねーちゃんは大丈夫だ。今までどんな事があっても立ち上がってきたからな」
「そうね。でもなるべく早く元気なユキに会いたいわね」
テュケ君とリオさんが私を励ましてくれる。
「ん、ユキなら私達が魂を持って帰るまで待っててくれるよ」
ソラちゃんもいつになく真面目に頷いていた。
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