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地球
撃破
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私に向かってシドは蹴りを放って引き離すと、すぐに両腕を再生させる。
そこにユキさんとソラちゃんが同時攻撃。両手で2人の攻撃を防ぎ跳ね返す。
味方が離れた瞬間に魔法の集中砲火が始まる。
「いまだ![風の精霊達よ、彼の者を切り刻め《ヒーリックススカージ》!!]」
ルーティアさんが精霊に呼びかけて、風の刃を発生させる。
「《マナエクスジベイト》、《ブレンサンダー》!」
ジュンさんの雷の魔法がシドを撃つ。
「《マナエクスジベイト》、《レイブラスター》!」
リオさんの光条が直撃してシドの身体を焼いていく。
身体の表面が溶けているけどまだ動いている。
シドにはコアとか無いのかな?
[無いようです。身体全体か同じ成分で出来ています]
じゃあ完全に消滅するまで攻撃するしか無いって事かな。
今度は二刀からの連撃で両足を斬り付けて切断する。
切り離された両足は粉々になって消えていく。
再生をしようとするけど、それを待ってあげるつもりはない。
そのまま両腕を斬り裂いて分離する。
再生が間に合わなければどうだ!
「流石だ。あの女神をああも容易く退けるのだから只者ではないと思っていたが…私の負けだ」
「教えてください。あなたは何者ですか?」
今なら教えてくれるかも。
「我らは他の世界より来たりし者。我らは他の生物を乗っ取りそのエネルギーを喰らう」
「リヴェルティア様は私達の世界を白紙にして創り直すと言っていました。乗っ取る生物がいなければエネルギーを得られないですよね?」
つまりリヴェルティア様はこの人達も騙している事になるんじゃないかな。
「破壊する世界の生物は全て我らが頂くと約束をしているのだ」
…そう言う事か。
「残念ながらアスティアを破壊させるつもりはありません。ヴェルトラオム様のあとは私が継ぎます。リヴェルティア様との約束は果たさせません」
「そうか。だがもう遅い…」
もう遅い?
「我々はもうアスティアに向かっている」
そんな!
「ダメです。帰ってください」
「もはや私の判断では止まらぬ。お前達の世界は終わる」
身体の殆どを失っても痛みを感じないのだろう。表情一つ変える事なく言っているシド。
「…あなた達の戦力は?規模はどれくらい何ですか?」
「それを聞いてどうする?お前達は自分の世界に帰る事も出来ぬのに」
「帰って…何としてでもアスティアに帰って止めます」
私が言うとシドは空を見上げる。
「あれとほぼ同じ質量の本体が来る。その前には尖兵として私とほぼ同じ者が50はやって来るだろう」
見上げた先には月。
そんなに…?
「そして私はここで消える。さらばだ次代の神よ」
そう言うとシドの身体が輝き出して爆発した。
オーバーブーストを掛けた《ディストーションバリア》で爆発は防ぐ事が出来た。
「何とか倒せたが…今の話が本当なら相当厄介だぞ」
ルーティアさんが側に飛んできて言う。
「とにかく今はヴェルトラオム様を探して助けましょう。その後すぐにアスティアに戻ってあれを止めないと」
あんなものが地上に降りてきたらみんなが……。
「そうね。地球でモタモタしている場合じゃないわ。ミナ、マナタブラウルはあとどれくらいある?」
さっきの戦いで遠慮なく魔法を使っていたから幾つかは消えてしまった。オーバーブーストで効果を引き上げると、それだけ負担が大きくなるらしい。
「まだ4つ失っただけですから大丈夫です」
「それならあと幾つか私に頂戴。《ソーティリア》やオーバーブーストで支援されていると異世界の魔法を一回使っただけで壊れてしまうのよ」
リオさんにマナタブラウルを10個渡しておく。
「…私はどうなるの?」
ジュンさんがゆっくりとこちらにやって来て聞いてくる。
「今はどうこうするつもりはありません。出来れば協力して貰えませんか?」
「…あなた達を罠に嵌めて、リオを殺そうとしたのに?」
「ミナ、ジュンは…」
リオさんがジュンさんの擁護に回る。
詳しい事情は分からないけど、今は1人でも戦力が欲しい。
「戦闘中に裏切ったりしなければ何もしません。全てが終わった後に今回の事は話し合いましょう。それでどうですか?」
「分かったわ。あなた達と一緒に戦う」
ジュンさんは真剣な顔で頷いた。
「そうと決まれば私は友達に話をして来なくちゃ」
リオさんは友人にここまで連れて来てもらったらしい。
「みんなも来て。紹介するわ」
そう言って湖畔のサービスエリアに向かう。
「へ、へぇ…この人達がリオの仲間…」
全員が自己紹介して、リオさんの友達、京子さんは驚きながらも全員を見ていた。
「で、ここにいる子達が私と同じ境遇で向こうの世界に行っていた仲間よ」
「初めまして。リオさんにはいつもお世話になっています」
礼儀正しく挨拶をするユキさん。
「いつもお母さんのお世話に…あたっ」
ソラちゃんが言い出したところにリオさんが頭にチョップしていた。
「え、この子リオの娘…?」
「違う違う!こんな役回りだからお母さん呼ばわりされてるだけ」
笑いながら答えるリオさん。
「そっか。楽しくやってるんだね」
「ええ。だから私は大丈夫。京子、本当にありがとう」
「ううん。私の方こそありがとう。これで前を向いて生きていけるよ」
2人は握手を交わし、抱き合う。
「また会える…?」
「分からない。もしまたこっちに来られたら、真っ先に会いに行くよ」
「そこは家族に会ってあげなさいよ」
「もちろん…家族にも会いにいくわよ…」
2人は離れて互いに笑いかける。
「それじゃ、今まで本当にありがとう!」
「うん!頑張ってね!」
京子さんは手を振って見送ってくれる。
私達は《テレポート》で、拠点へと戻った。
「さて、これからどうするか」
「鑑定でヴェルトラオム様を探してみます」
オーバーブーストの鑑定なら調べられる筈。
神様を調べてみたらヒットした。
ここは…
「富士山の近くの森の中にヴェルトラオム様の反応があります」
「樹海ね」
「今すぐ助けにいきましょう!」
「待ちなさい。マサキ達との合流が先よ。それからせめて少し休んだ方がいいわ」
リオさんに止められた。
「あなた、この前の事忘れたの?力を使い過ぎたら危ないのよ?」
リオさんが言っているのはサチさんのダンジョンを攻略した時の事だ。
ここはアスティアではない。向こうの力を使い過ぎたら何が起こるかは分からない。
「そうですね…」
「ヴェルトラオム様は今も生きていると言う事は、リヴェルティアは殺せないと言うことよ。焦らなくていい」
「分かりました」
一旦ここで身体を休める事に。
横になったらすぐに眠ってしまった。
そこにユキさんとソラちゃんが同時攻撃。両手で2人の攻撃を防ぎ跳ね返す。
味方が離れた瞬間に魔法の集中砲火が始まる。
「いまだ![風の精霊達よ、彼の者を切り刻め《ヒーリックススカージ》!!]」
ルーティアさんが精霊に呼びかけて、風の刃を発生させる。
「《マナエクスジベイト》、《ブレンサンダー》!」
ジュンさんの雷の魔法がシドを撃つ。
「《マナエクスジベイト》、《レイブラスター》!」
リオさんの光条が直撃してシドの身体を焼いていく。
身体の表面が溶けているけどまだ動いている。
シドにはコアとか無いのかな?
[無いようです。身体全体か同じ成分で出来ています]
じゃあ完全に消滅するまで攻撃するしか無いって事かな。
今度は二刀からの連撃で両足を斬り付けて切断する。
切り離された両足は粉々になって消えていく。
再生をしようとするけど、それを待ってあげるつもりはない。
そのまま両腕を斬り裂いて分離する。
再生が間に合わなければどうだ!
「流石だ。あの女神をああも容易く退けるのだから只者ではないと思っていたが…私の負けだ」
「教えてください。あなたは何者ですか?」
今なら教えてくれるかも。
「我らは他の世界より来たりし者。我らは他の生物を乗っ取りそのエネルギーを喰らう」
「リヴェルティア様は私達の世界を白紙にして創り直すと言っていました。乗っ取る生物がいなければエネルギーを得られないですよね?」
つまりリヴェルティア様はこの人達も騙している事になるんじゃないかな。
「破壊する世界の生物は全て我らが頂くと約束をしているのだ」
…そう言う事か。
「残念ながらアスティアを破壊させるつもりはありません。ヴェルトラオム様のあとは私が継ぎます。リヴェルティア様との約束は果たさせません」
「そうか。だがもう遅い…」
もう遅い?
「我々はもうアスティアに向かっている」
そんな!
「ダメです。帰ってください」
「もはや私の判断では止まらぬ。お前達の世界は終わる」
身体の殆どを失っても痛みを感じないのだろう。表情一つ変える事なく言っているシド。
「…あなた達の戦力は?規模はどれくらい何ですか?」
「それを聞いてどうする?お前達は自分の世界に帰る事も出来ぬのに」
「帰って…何としてでもアスティアに帰って止めます」
私が言うとシドは空を見上げる。
「あれとほぼ同じ質量の本体が来る。その前には尖兵として私とほぼ同じ者が50はやって来るだろう」
見上げた先には月。
そんなに…?
「そして私はここで消える。さらばだ次代の神よ」
そう言うとシドの身体が輝き出して爆発した。
オーバーブーストを掛けた《ディストーションバリア》で爆発は防ぐ事が出来た。
「何とか倒せたが…今の話が本当なら相当厄介だぞ」
ルーティアさんが側に飛んできて言う。
「とにかく今はヴェルトラオム様を探して助けましょう。その後すぐにアスティアに戻ってあれを止めないと」
あんなものが地上に降りてきたらみんなが……。
「そうね。地球でモタモタしている場合じゃないわ。ミナ、マナタブラウルはあとどれくらいある?」
さっきの戦いで遠慮なく魔法を使っていたから幾つかは消えてしまった。オーバーブーストで効果を引き上げると、それだけ負担が大きくなるらしい。
「まだ4つ失っただけですから大丈夫です」
「それならあと幾つか私に頂戴。《ソーティリア》やオーバーブーストで支援されていると異世界の魔法を一回使っただけで壊れてしまうのよ」
リオさんにマナタブラウルを10個渡しておく。
「…私はどうなるの?」
ジュンさんがゆっくりとこちらにやって来て聞いてくる。
「今はどうこうするつもりはありません。出来れば協力して貰えませんか?」
「…あなた達を罠に嵌めて、リオを殺そうとしたのに?」
「ミナ、ジュンは…」
リオさんがジュンさんの擁護に回る。
詳しい事情は分からないけど、今は1人でも戦力が欲しい。
「戦闘中に裏切ったりしなければ何もしません。全てが終わった後に今回の事は話し合いましょう。それでどうですか?」
「分かったわ。あなた達と一緒に戦う」
ジュンさんは真剣な顔で頷いた。
「そうと決まれば私は友達に話をして来なくちゃ」
リオさんは友人にここまで連れて来てもらったらしい。
「みんなも来て。紹介するわ」
そう言って湖畔のサービスエリアに向かう。
「へ、へぇ…この人達がリオの仲間…」
全員が自己紹介して、リオさんの友達、京子さんは驚きながらも全員を見ていた。
「で、ここにいる子達が私と同じ境遇で向こうの世界に行っていた仲間よ」
「初めまして。リオさんにはいつもお世話になっています」
礼儀正しく挨拶をするユキさん。
「いつもお母さんのお世話に…あたっ」
ソラちゃんが言い出したところにリオさんが頭にチョップしていた。
「え、この子リオの娘…?」
「違う違う!こんな役回りだからお母さん呼ばわりされてるだけ」
笑いながら答えるリオさん。
「そっか。楽しくやってるんだね」
「ええ。だから私は大丈夫。京子、本当にありがとう」
「ううん。私の方こそありがとう。これで前を向いて生きていけるよ」
2人は握手を交わし、抱き合う。
「また会える…?」
「分からない。もしまたこっちに来られたら、真っ先に会いに行くよ」
「そこは家族に会ってあげなさいよ」
「もちろん…家族にも会いにいくわよ…」
2人は離れて互いに笑いかける。
「それじゃ、今まで本当にありがとう!」
「うん!頑張ってね!」
京子さんは手を振って見送ってくれる。
私達は《テレポート》で、拠点へと戻った。
「さて、これからどうするか」
「鑑定でヴェルトラオム様を探してみます」
オーバーブーストの鑑定なら調べられる筈。
神様を調べてみたらヒットした。
ここは…
「富士山の近くの森の中にヴェルトラオム様の反応があります」
「樹海ね」
「今すぐ助けにいきましょう!」
「待ちなさい。マサキ達との合流が先よ。それからせめて少し休んだ方がいいわ」
リオさんに止められた。
「あなた、この前の事忘れたの?力を使い過ぎたら危ないのよ?」
リオさんが言っているのはサチさんのダンジョンを攻略した時の事だ。
ここはアスティアではない。向こうの力を使い過ぎたら何が起こるかは分からない。
「そうですね…」
「ヴェルトラオム様は今も生きていると言う事は、リヴェルティアは殺せないと言うことよ。焦らなくていい」
「分かりました」
一旦ここで身体を休める事に。
横になったらすぐに眠ってしまった。
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