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地球
神と凶星石
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リオさんとジュンさんは宙に浮かび上がりユキさんとソラちゃんの所に合流する。
「リオ!」
「リオさん、大丈夫ですか?」
「ええ、何とかね。ジュンの事は後で話すわ。今はリヴェルティアを」
ジュンさんはリオさんを助けてくれた。
今は信用して大丈夫だろう。
私はディエスヘレスブリンガーを持ってリヴェルティア様の所まで上昇する。
「忌々しい……どこまでも私の邪魔をして」
「リヴェルティア様、ヴェルトラオム様はどうされたのですか?」
「それを聞いてどうするの?」
「助けます」
リヴェルティア様が口角を吊り上げて笑う。
「父はもはや不要の神。これからは私がアスティアを導きます」
「それは誰も望んでいません。自分の理想を押し付けないで下さい」
「アスティアの歪みは根本から直さなければならないのです。でなければ何度でもあの世界は破滅の危機を迎える事になるでしょう」
「ならその度に直せばいいじゃないですか」
「それがどれ程の負担になるかを知らずに……どこまでも愚かな。全てを破棄して作り直す方がより良い世界を作れるのですよ」
一度世界を無かった事にして作り替えたら、今居る全て生き物は消えて無くなっちゃう。創るのに失敗したからって、そんなの酷いよ!
「リヴェルティア様の手に余るのなら私がやります。それでは駄目ですか?」
「創造物が創造主になるなど不可能です」
分かっては貰えないみたい。
「さあ、消えてなくなりなさい」
リヴェルティア様が手を掲げると私達目掛けて光が降り注いでくる。
私は《ディストーションバリア》を使って全員を防御する。
凄まじい威力だ。私が防御しなければ防ぎきれない。
ていうか地球であんな力を使って大丈夫なの?
「防御はミナに任せて私達は攻撃よ!」
「了解!」
ソラちゃんがハルバードで、ユキさんが大盾で攻撃を加える。
リヴェルティア様は障壁を出して防ぐけど、2人の攻撃で吹き飛んだ。
「創造物の癖にこれだけの力を……」
私も守っているだけじゃダメだ。
この剣を託されたんだから、私がやらないと!
オーバーブーストを敏捷に付与して翼を羽ばたかせて加速し、一気に懐に飛び込むと、ディエスヘレスブリンガーで突きを放つ。
「くっ…!」
私の突きを躱すと両手から光を放って私を吹き飛ばす。
空中で姿勢を制御して何とか堪える。
やっぱり《ヴェンデッタ》は効かない…。
この剣で力押しするしかない!
「ミナ!ルーティアさん達が…!」
ソラちゃんに言われてテカテカ人間の方を見ると、4人はかなり苦戦をしていた。
ルーティアさんは精霊魔法で3人を支援して、3人は完璧な連携で同時攻撃を放っていた。
しかしその攻撃を、それぞれ両手と片足を使って確実に受け止めている。
両腕はともかく足は人間では曲がらない方向に曲がって攻撃を受け止めていた。
その直後、両手両足が剣の様に鋭く変異して3人に反撃をし始める。
右手はダキアさんの持っている様な大剣に変異して、ダキアさんの技を真似て反撃。左手はクロウさんの持つ長剣ソックリに形を変えてクロウさんの剣技を。
両足の先を短剣に変えてアリソンさんの技に似た攻撃で反撃して、3人にかなりなダメージを与えていた。
私はここにいる全員に《ソーティリア》を掛けている。それなのにあそこまで圧倒されるなんて…。
「リヴェルティア様は私が何とかします。皆さんはあちらに援護を!」
「分かったわ!気をつけるのよミナ」
そう言ってリオさんはルーティアさん達の方へと飛んでいく。あとのメンバーもそれに続いた。
「私と一騎討ち?随分と余裕ではないですか」
「余裕なんて無いですよ。私はみんなを守りたいだけです」
剣を構えて正対すると、リヴェルティア様は良い事を思いついたと言わんばかりの笑みを浮かべる。
…何をする気?
「ならば、そのみんなを守って見せなさい!」
両手を天に掲げて勝ち誇った様に言うリヴェルティア様。
その直後、爆発音が鳴り響いて空気が震える。
見上げると空が明るくなっていた。
空から何かが落ちてくる…!
それは隕石の様だった。
「さあ、どうしますか?仲間達を連れて逃げますか?あれがここに落ちればこの辺りは跡形もなく吹き飛ぶでしょう」
「なんて事をするんですか…!」
「止めてみなさい?」
やるしかない。
落ちてくるのはかなり大きな隕石だ。あんなものが落ちてきたら日本どころか地球自体が壊れちゃうよ。
《アドラステア》は作動中。全力で破壊するしかないか…。
高速言語で術式を構築。
オーバーブーストを掛けて《ルインブレイザー》を発射。
真っ黒な小さな球体は落ちてくる巨大隕石の真ん中に向かって飛んでいく。
それが隕石に衝突すると、中に入り込んだ直後に大爆発を起こして粉々になった。
あれだけ細かくなれば大丈夫かな…?
「隙だらけですよ」
私の背中に光の槍を突き立てるリヴェルティア様。
左肩を貫かれたけど、すぐに右手の長剣を逆手に持ち替えてリヴェルティア様を打ち払う。飛び退く時に槍は引き抜かれた。
「本当、あなたは厄介ですね。確実に心臓を貫いたつもりが、逸れるなんて」
幸運が作用して致命傷を防いでくれた?
《レナータ》で傷を癒しながらリヴェルティア様を睨み付ける。
「あなたにとってここはどうでも良い世界なのかも知れませんけど、ここにだって沢山の人が住んでいるんです。あんな真似しないで下さい!」
「ふふ……関係ありませんね。私はアスティアの神ですから。あなたを滅ぼす為ならこれくらい何度でも……!」
再び両手を掲げるリヴェルティア様。
まさかあんな事を何回もできるの…?
『やめよ』
聞いたことのない声が頭の中に響く。
直後、槍が空から落ちてきて一直線にリヴェルティア様を背中から貫いた。
何…?
空を見上げるとそこには光があって人が浮かんでいた。逆光になっていてシルエットしか分からない。
『これ以上は許容出来ぬ』
その声は男性とも女性とも、若い声にも聞こえるし老人の様な声でもあった。
頭の中で複数の声が反響している様でクラクラする。
他のみんなにも聞こえている様で、全員頭を押さえていた。
「こんな時に…!」
顔を歪ませて天にあるシルエットを睨みつけるリヴェルティア様。
『今だ。斬れ』
「はい!」
私は全力でディエスヘレスブリンガーを振り抜いてリヴェルティア様に向かって横に一閃、胴を斬り裂いた。
「リオ!」
「リオさん、大丈夫ですか?」
「ええ、何とかね。ジュンの事は後で話すわ。今はリヴェルティアを」
ジュンさんはリオさんを助けてくれた。
今は信用して大丈夫だろう。
私はディエスヘレスブリンガーを持ってリヴェルティア様の所まで上昇する。
「忌々しい……どこまでも私の邪魔をして」
「リヴェルティア様、ヴェルトラオム様はどうされたのですか?」
「それを聞いてどうするの?」
「助けます」
リヴェルティア様が口角を吊り上げて笑う。
「父はもはや不要の神。これからは私がアスティアを導きます」
「それは誰も望んでいません。自分の理想を押し付けないで下さい」
「アスティアの歪みは根本から直さなければならないのです。でなければ何度でもあの世界は破滅の危機を迎える事になるでしょう」
「ならその度に直せばいいじゃないですか」
「それがどれ程の負担になるかを知らずに……どこまでも愚かな。全てを破棄して作り直す方がより良い世界を作れるのですよ」
一度世界を無かった事にして作り替えたら、今居る全て生き物は消えて無くなっちゃう。創るのに失敗したからって、そんなの酷いよ!
「リヴェルティア様の手に余るのなら私がやります。それでは駄目ですか?」
「創造物が創造主になるなど不可能です」
分かっては貰えないみたい。
「さあ、消えてなくなりなさい」
リヴェルティア様が手を掲げると私達目掛けて光が降り注いでくる。
私は《ディストーションバリア》を使って全員を防御する。
凄まじい威力だ。私が防御しなければ防ぎきれない。
ていうか地球であんな力を使って大丈夫なの?
「防御はミナに任せて私達は攻撃よ!」
「了解!」
ソラちゃんがハルバードで、ユキさんが大盾で攻撃を加える。
リヴェルティア様は障壁を出して防ぐけど、2人の攻撃で吹き飛んだ。
「創造物の癖にこれだけの力を……」
私も守っているだけじゃダメだ。
この剣を託されたんだから、私がやらないと!
オーバーブーストを敏捷に付与して翼を羽ばたかせて加速し、一気に懐に飛び込むと、ディエスヘレスブリンガーで突きを放つ。
「くっ…!」
私の突きを躱すと両手から光を放って私を吹き飛ばす。
空中で姿勢を制御して何とか堪える。
やっぱり《ヴェンデッタ》は効かない…。
この剣で力押しするしかない!
「ミナ!ルーティアさん達が…!」
ソラちゃんに言われてテカテカ人間の方を見ると、4人はかなり苦戦をしていた。
ルーティアさんは精霊魔法で3人を支援して、3人は完璧な連携で同時攻撃を放っていた。
しかしその攻撃を、それぞれ両手と片足を使って確実に受け止めている。
両腕はともかく足は人間では曲がらない方向に曲がって攻撃を受け止めていた。
その直後、両手両足が剣の様に鋭く変異して3人に反撃をし始める。
右手はダキアさんの持っている様な大剣に変異して、ダキアさんの技を真似て反撃。左手はクロウさんの持つ長剣ソックリに形を変えてクロウさんの剣技を。
両足の先を短剣に変えてアリソンさんの技に似た攻撃で反撃して、3人にかなりなダメージを与えていた。
私はここにいる全員に《ソーティリア》を掛けている。それなのにあそこまで圧倒されるなんて…。
「リヴェルティア様は私が何とかします。皆さんはあちらに援護を!」
「分かったわ!気をつけるのよミナ」
そう言ってリオさんはルーティアさん達の方へと飛んでいく。あとのメンバーもそれに続いた。
「私と一騎討ち?随分と余裕ではないですか」
「余裕なんて無いですよ。私はみんなを守りたいだけです」
剣を構えて正対すると、リヴェルティア様は良い事を思いついたと言わんばかりの笑みを浮かべる。
…何をする気?
「ならば、そのみんなを守って見せなさい!」
両手を天に掲げて勝ち誇った様に言うリヴェルティア様。
その直後、爆発音が鳴り響いて空気が震える。
見上げると空が明るくなっていた。
空から何かが落ちてくる…!
それは隕石の様だった。
「さあ、どうしますか?仲間達を連れて逃げますか?あれがここに落ちればこの辺りは跡形もなく吹き飛ぶでしょう」
「なんて事をするんですか…!」
「止めてみなさい?」
やるしかない。
落ちてくるのはかなり大きな隕石だ。あんなものが落ちてきたら日本どころか地球自体が壊れちゃうよ。
《アドラステア》は作動中。全力で破壊するしかないか…。
高速言語で術式を構築。
オーバーブーストを掛けて《ルインブレイザー》を発射。
真っ黒な小さな球体は落ちてくる巨大隕石の真ん中に向かって飛んでいく。
それが隕石に衝突すると、中に入り込んだ直後に大爆発を起こして粉々になった。
あれだけ細かくなれば大丈夫かな…?
「隙だらけですよ」
私の背中に光の槍を突き立てるリヴェルティア様。
左肩を貫かれたけど、すぐに右手の長剣を逆手に持ち替えてリヴェルティア様を打ち払う。飛び退く時に槍は引き抜かれた。
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幸運が作用して致命傷を防いでくれた?
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「あなたにとってここはどうでも良い世界なのかも知れませんけど、ここにだって沢山の人が住んでいるんです。あんな真似しないで下さい!」
「ふふ……関係ありませんね。私はアスティアの神ですから。あなたを滅ぼす為ならこれくらい何度でも……!」
再び両手を掲げるリヴェルティア様。
まさかあんな事を何回もできるの…?
『やめよ』
聞いたことのない声が頭の中に響く。
直後、槍が空から落ちてきて一直線にリヴェルティア様を背中から貫いた。
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空を見上げるとそこには光があって人が浮かんでいた。逆光になっていてシルエットしか分からない。
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その声は男性とも女性とも、若い声にも聞こえるし老人の様な声でもあった。
頭の中で複数の声が反響している様でクラクラする。
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