249 / 763
魔王
根元の魔王
しおりを挟む
今までにない程に《シャイターン》が強力に作動している。それなのに心を掻き乱すあの声が聞こえない。
制御に成功しているの?
「ミナ…大丈夫…?」
「はい。今までにないくらい意識もハッキリしています。」
聞いてきたリオさんに返事をする。
《シャイターン》の力を抑える事は出来ていない。みんなが苦しそうだ。
眼下には巨大な岩山。
ここに神と結託した忌まわしい魔王がいるんだね。
中に入って会いに行くなんて面倒だ。向こうから出てきてもらおう。
「面倒だから向こうから出てきてもらおう。《ルインブレイザー》!」
オーバーブーストだと跡形もなく消しとばしてしまうかもしれないから《ラッキーシュート》だけをかけて放つ。
巨大な岩の城は《ルインブレイザー》の爆発でほぼ全てが吹き飛んだ。
これで取り巻きがどれだけいてもほとんど死んだでしょ?
「ミナ…君は本当にミナか…?」
「何を言ってるんですかルーティアさん、私は正気ですよ?」
やだなぁ、私は普通だよ。絶好調なくらいなのに。
さあ、早く出てきなよ。私を殺そうとしている魔王がどんなのか、この目でしっかり見てやるんだから!
「いきなり酷いじゃないか…」
土煙の中から1人現れたのは黒い服を着た青年。背中には真っ黒な翼、短めの銀髪、一本の鋭いツノ。真っ赤な瞳がこちらを睨んでいる。
「それはお互い様でしょ?あなたの手下に聞いたけど、私を殺すのが目的なんだって?」
「そうさ。お前を殺す為に私はコレを作ったのだ!私を降ろせる器をなぁ!」
「やっぱり神様なんだ?私を殺そうとしている神様って多いんだね!何でそこまでするの?人間が神様に近づいたら目障りなの?」
予想通り目の前の相手は神様だったか。
それなら遠慮はいらない。全力で叩き潰してやる。
「お前が神を超える存在だからだ。お前は私を殺す事ができるからだ!」
何それ?バカバカしい。自分より優れたものは気に入らないって事?
そんな事で毎度殺されかけてたらキリが無い。
この場でコイツを殺して、他の神も殺してやる。
「それで、あなたは何の神なの?私を殺そうとしている神は他にもいるの?」
「私はアロート。風の神アロートだ。他の神の事は知らぬな。」
その姿で神を名乗るなんて面白い。
「あはは!そんな姿になっても神のつもりなんだ!私を殺してまた神界に帰るつもり?他の神はあなたを神だと認めてくれるの?」
「私は神だ!お前など…!お前など!!」
逆上してる!神様のクセに人間に揶揄われて怒るなんて!
バカみたい!
そんなだから私なんかに殺されちゃうんだよ!
《フェアレーター》と《ラズルシェーニェ》を同時に起動。
「お喋りはお終いだよ。バカな神様を殺してこのくだらない騒ぎを終わらせるんだからね。」
「舐めるな!死ぬのはお前だ!」
ははっ!そのセリフじゃただの悪党じゃない!
私としては神でも悪党でも変わらないし、どっちでも良いけどね!
「ミナ…おかしいよ…元に戻って!」
「ソラちゃん、私は普通だよ。おかしいのは目の前にいるこの神様だよ。」
アロートは私目掛けて魔法を連射してくる。これは異世界の魔法…
地面が隆起して凄まじい速度で何かが飛んでくる。
続いて高水圧の水の塊も飛んできた。
巨大な火球に雷撃球。
どれもかなりの広範囲に放たれた。
町ごと私を消すつもり?
《ラズルシェーニェ》を作動させた左手で私を襲う魔法を打ち払う。
何もかもを消滅させる破壊の掌。
何をしても無駄だよ。これがある限り私には何も効かない。
《フェアレーター》は神に対する反逆の刃。つまりは、お前を殺す為の刃だよ!
右手のオリハルコンショートソードに《フェアレーター》を纏わせてアロートを斬り付ける。
アロートは魔王の力で私の攻撃を躱していく。
へぇ…流石最強の魔王。
「ミナさん!大丈夫ですか!?」
ユキさんが私を心配してこちらに来ようとしている。
「ユキさん、大丈夫だよ。それよりこっちに来ないで。巻き込んじゃうから。」
他のみんなはリオさんが守ってくれている。
《ディストーションバリア》を張ったままの彼女はかなり苦しそうだ。
守られているみんなも苦しそう。
何でだっけ……?
オーバーブーストを敏捷に付与。《オーバードスピード》で更に加速。
アロートを《フェアレーター》で切り刻む。
早く死ね!すぐに死ね!
アロートは私の攻撃を避けた!?
そのまま反撃。手に纏っているのは…《フェアレーター》?
「ふはは!お前の力を私も使えるぞ!自分の能力で死ね!」
《ラズルシェーニェ》でアロートの攻撃を受け止める。振り下ろされる手を消滅させる事は出来なかった。
それどころか《ラズルシェーニェ》が押し負けている?
[《ラズルシェーニェ》もギフトです。ギフトなら神の力なので《フェアレーター》が強いのは当然です。]
なるほどね。それなら私も《フェアレーター》で迎え撃つ!
《フェアレーター》同士をぶつけ合って受け止めた。
「小癪な!」
「私の力なんだから当然だよ!」
オーバーブーストで《フェアレーター》を増幅して跡形も無く消してやる!
「くっ!」
アロートは《フェアレーター》で受け止めようとするけど私の力の方がはるかに上だった。
このまま押し切ってお終いだ!
「ミナ!それでいいのか?」
何?マサキさん。今いいところだから邪魔しないでよ。
そうだ、このままこの国も一緒に消してしまおうか。どうせこの国はもう駄目だ。周りの国が切り取って、魔王に付き従ったハーフデビル達も皆殺しだろう。
酷い殺され方をするくらいなら私が消してあげた方が幸せだよね?
「ミナ!君は《シャイターン》に飲まれている!今すぐ止めるんだ!」
「煩いなあ…すぐに終わるからそこでじっとしていよ。」
声を掛けてきたのはハナちゃんだ。
マサキさんもハナちゃんも苦しそう。
ハナちゃんは元魔王だからコイツに同情的なのかな?
それに元ハーフデビルだし……
ハナちゃんは辛い目にあって魔王になってしまった。
私は何をしにここに来たんだっけ?
[目の前の魔王の魂は既にその身体にはありません。神に乗っ取られた事によってその中にあるのは神のみです。]
話し合いは出来ないって事だね。
……そうだ。魔王を説得に来たんだった。
でももう魔王はいなくて神様が中に入っているんだ。
私は…この神様を倒して、魔王の呪縛からこの大陸を解放する。
人を助けるために倒すんだ!
私は《フェアレーター》を全力で振り下ろした。
制御に成功しているの?
「ミナ…大丈夫…?」
「はい。今までにないくらい意識もハッキリしています。」
聞いてきたリオさんに返事をする。
《シャイターン》の力を抑える事は出来ていない。みんなが苦しそうだ。
眼下には巨大な岩山。
ここに神と結託した忌まわしい魔王がいるんだね。
中に入って会いに行くなんて面倒だ。向こうから出てきてもらおう。
「面倒だから向こうから出てきてもらおう。《ルインブレイザー》!」
オーバーブーストだと跡形もなく消しとばしてしまうかもしれないから《ラッキーシュート》だけをかけて放つ。
巨大な岩の城は《ルインブレイザー》の爆発でほぼ全てが吹き飛んだ。
これで取り巻きがどれだけいてもほとんど死んだでしょ?
「ミナ…君は本当にミナか…?」
「何を言ってるんですかルーティアさん、私は正気ですよ?」
やだなぁ、私は普通だよ。絶好調なくらいなのに。
さあ、早く出てきなよ。私を殺そうとしている魔王がどんなのか、この目でしっかり見てやるんだから!
「いきなり酷いじゃないか…」
土煙の中から1人現れたのは黒い服を着た青年。背中には真っ黒な翼、短めの銀髪、一本の鋭いツノ。真っ赤な瞳がこちらを睨んでいる。
「それはお互い様でしょ?あなたの手下に聞いたけど、私を殺すのが目的なんだって?」
「そうさ。お前を殺す為に私はコレを作ったのだ!私を降ろせる器をなぁ!」
「やっぱり神様なんだ?私を殺そうとしている神様って多いんだね!何でそこまでするの?人間が神様に近づいたら目障りなの?」
予想通り目の前の相手は神様だったか。
それなら遠慮はいらない。全力で叩き潰してやる。
「お前が神を超える存在だからだ。お前は私を殺す事ができるからだ!」
何それ?バカバカしい。自分より優れたものは気に入らないって事?
そんな事で毎度殺されかけてたらキリが無い。
この場でコイツを殺して、他の神も殺してやる。
「それで、あなたは何の神なの?私を殺そうとしている神は他にもいるの?」
「私はアロート。風の神アロートだ。他の神の事は知らぬな。」
その姿で神を名乗るなんて面白い。
「あはは!そんな姿になっても神のつもりなんだ!私を殺してまた神界に帰るつもり?他の神はあなたを神だと認めてくれるの?」
「私は神だ!お前など…!お前など!!」
逆上してる!神様のクセに人間に揶揄われて怒るなんて!
バカみたい!
そんなだから私なんかに殺されちゃうんだよ!
《フェアレーター》と《ラズルシェーニェ》を同時に起動。
「お喋りはお終いだよ。バカな神様を殺してこのくだらない騒ぎを終わらせるんだからね。」
「舐めるな!死ぬのはお前だ!」
ははっ!そのセリフじゃただの悪党じゃない!
私としては神でも悪党でも変わらないし、どっちでも良いけどね!
「ミナ…おかしいよ…元に戻って!」
「ソラちゃん、私は普通だよ。おかしいのは目の前にいるこの神様だよ。」
アロートは私目掛けて魔法を連射してくる。これは異世界の魔法…
地面が隆起して凄まじい速度で何かが飛んでくる。
続いて高水圧の水の塊も飛んできた。
巨大な火球に雷撃球。
どれもかなりの広範囲に放たれた。
町ごと私を消すつもり?
《ラズルシェーニェ》を作動させた左手で私を襲う魔法を打ち払う。
何もかもを消滅させる破壊の掌。
何をしても無駄だよ。これがある限り私には何も効かない。
《フェアレーター》は神に対する反逆の刃。つまりは、お前を殺す為の刃だよ!
右手のオリハルコンショートソードに《フェアレーター》を纏わせてアロートを斬り付ける。
アロートは魔王の力で私の攻撃を躱していく。
へぇ…流石最強の魔王。
「ミナさん!大丈夫ですか!?」
ユキさんが私を心配してこちらに来ようとしている。
「ユキさん、大丈夫だよ。それよりこっちに来ないで。巻き込んじゃうから。」
他のみんなはリオさんが守ってくれている。
《ディストーションバリア》を張ったままの彼女はかなり苦しそうだ。
守られているみんなも苦しそう。
何でだっけ……?
オーバーブーストを敏捷に付与。《オーバードスピード》で更に加速。
アロートを《フェアレーター》で切り刻む。
早く死ね!すぐに死ね!
アロートは私の攻撃を避けた!?
そのまま反撃。手に纏っているのは…《フェアレーター》?
「ふはは!お前の力を私も使えるぞ!自分の能力で死ね!」
《ラズルシェーニェ》でアロートの攻撃を受け止める。振り下ろされる手を消滅させる事は出来なかった。
それどころか《ラズルシェーニェ》が押し負けている?
[《ラズルシェーニェ》もギフトです。ギフトなら神の力なので《フェアレーター》が強いのは当然です。]
なるほどね。それなら私も《フェアレーター》で迎え撃つ!
《フェアレーター》同士をぶつけ合って受け止めた。
「小癪な!」
「私の力なんだから当然だよ!」
オーバーブーストで《フェアレーター》を増幅して跡形も無く消してやる!
「くっ!」
アロートは《フェアレーター》で受け止めようとするけど私の力の方がはるかに上だった。
このまま押し切ってお終いだ!
「ミナ!それでいいのか?」
何?マサキさん。今いいところだから邪魔しないでよ。
そうだ、このままこの国も一緒に消してしまおうか。どうせこの国はもう駄目だ。周りの国が切り取って、魔王に付き従ったハーフデビル達も皆殺しだろう。
酷い殺され方をするくらいなら私が消してあげた方が幸せだよね?
「ミナ!君は《シャイターン》に飲まれている!今すぐ止めるんだ!」
「煩いなあ…すぐに終わるからそこでじっとしていよ。」
声を掛けてきたのはハナちゃんだ。
マサキさんもハナちゃんも苦しそう。
ハナちゃんは元魔王だからコイツに同情的なのかな?
それに元ハーフデビルだし……
ハナちゃんは辛い目にあって魔王になってしまった。
私は何をしにここに来たんだっけ?
[目の前の魔王の魂は既にその身体にはありません。神に乗っ取られた事によってその中にあるのは神のみです。]
話し合いは出来ないって事だね。
……そうだ。魔王を説得に来たんだった。
でももう魔王はいなくて神様が中に入っているんだ。
私は…この神様を倒して、魔王の呪縛からこの大陸を解放する。
人を助けるために倒すんだ!
私は《フェアレーター》を全力で振り下ろした。
0
お気に入りに追加
3,735
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
王子は婚約破棄をし、令嬢は自害したそうです。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「アリシア・レッドライア! おまえとの婚約を破棄する!」
公爵令嬢アリシアは王子の言葉に微笑んだ。「殿下、美しい夢をありがとうございました」そして己の胸にナイフを突き立てた。
血に染まったパーティ会場は、王子にとって一生忘れられない景色となった。冤罪によって婚約者を自害させた愚王として生きていくことになる。
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
亜綺羅もも
ファンタジー
旧題:「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。今更戻って来いと言われても旦那が許してくれません!
いきなり異世界に召喚された江藤里奈(18)。
突然のことに戸惑っていたが、彼女と一緒に召喚された結城姫奈の顔を見て愕然とする。
里奈は姫奈にイジメられて引きこもりをしていたのだ。
そんな二人と同じく召喚された下柳勝也。
三人はメロディア国王から魔族王を倒してほしいと相談される。
だがその話し合いの最中、里奈のことをとことんまでバカにする姫奈。
とうとう周囲の人間も里奈のことをバカにし始め、極めつけには彼女のスキルが【マイホーム】という名前だったことで完全に見下されるのであった。
いたたまれなくなった里奈はその場を飛び出し、目的もなく町の外を歩く。
町の住人が近寄ってはいけないという崖があり、里奈はそこに行きついた時、不意に落下してしまう。
落下した先には邪龍ヴォイドドラゴンがおり、彼は里奈のことを助けてくれる。
そこからどうするか迷っていた里奈は、スキルである【マイホーム】を使用してみることにした。
すると【マイホーム】にはとんでもない能力が秘められていることが判明し、彼女の人生が大きく変化していくのであった。
ヴォイドドラゴンは里奈からイドというあだ名をつけられ彼女と一緒に生活をし、そして里奈の旦那となる。
姫奈は冒険に出るも、自身の力を過信しすぎて大ピンチに陥っていた。
そんなある日、現在の里奈の話を聞いた姫奈は、彼女のもとに押しかけるのであった……
これは里奈がイドとのんびり幸せに暮らしていく、そんな物語。
※ざまぁまで時間かかります。
ファンタジー部門ランキング一位
HOTランキング 一位
総合ランキング一位
ありがとうございます!
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。